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2021年9月23日DEEP☆KICK 55レポート

■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK 55
■日時:2021年9月23日(木・祝)
■会場:テクスピア大阪
■住所:大阪府泉大津市旭町22-45

DEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント出場権を得らえるフレッシュマン1DAYトーナメントは塚本のテクニックとバランスの良さが光り、出場権を獲得。これらの様なトーナメントは若手にチャンスを得られるものであり、今後もこの様なトーナメントを作り、若い選手に活躍できる場が出来ることは大いに意義があると言えるだろう。
長島の引退セレモニーでは、DEEP☆KICKより記念のパネルが贈られ、多くの関係者が集まった。長島はNJKF日本タイトル、K-1 MAX日本トーナメントのタイトルを獲得、Dynamite!!まで出場出来て、夢を成しえたと自身の選手人生を振り返り、それまで支えてくれた関係者に感謝の言葉を述べ。グローブとコスプレを置くと宣言し、自身が獲得したNJKF日本タイトルの時と同じく、観客からネギが投げ込まれ、リングにネギが舞い、長島はリングへ別れを告げた。

メインイベント STYLE高等学院presents DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント決勝 2分3R 延長1R

〇塚本望夢(teamBonds)
×斗哉(昇龍會)
判定3-0(29-27、30-27、29-27)
※塚本がDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント出場権を獲得

塚本がパンチ、ロー、ボディブローで攻め、スーパーマンパンチで斗哉からダウンを奪う。2ラウンド序盤で、斗哉のパンチが入り、一瞬塚本はリングに着くが、塚本はすぐに立ち上がりダメージが無いとアピール、際どかったがスリップダウンとして、試合は続行。打ち合いとなるが、塚本は飛び膝りを放つ。最終ラウンド、塚本はステップワークを使いながら打ち合う。斗哉は胴廻し回転蹴りを放つが、それは不発。塚本はボディブローを入れながら、互いに打ち合う。判定で塚本が勝利。トーナメントを制覇した。

セミファイナル 長島☆自演乙☆雄一郎引退エキシビジョンマッチ 2分3R

-長島☆自演乙☆雄一郎(02GYM/魁塾)
-麻原将平(パウンドフォーパウンド)・左右田泰臣(LIBERTAD)・中村優作(フリー)
※エキシビジョンマッチのため勝敗無し

1ラウンド、麻原は回転の速いパンチで攻める。長島もパンチを返すが、麻原は胴廻し回転蹴りを放つ、ラストは互いに気合の掛け声を出しながら、打ち合う。2ラウンドは終始、パンチで両者が打ち合う。途中に笑顔を見せるなど、長島と左右田が最後の打ち合いを楽しむかの様に拳を交わす。最後のトリを務める中村はオープンフィンガーグローブで入場し、長島が笑顔で指摘、ボクシンググローブで変えて始まったが、中村がタックルでテイクダウンを奪うなど、面白い見せ場を作る。打ち合いでは全ラウンドと同じく、最後の打ち合いを観客に見せ、楽しむごとかの様に打ち合い、会場から拍手が送られる。

第5試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R

×長谷川英翔(誠剛館)
〇堅神(パラエストラ加古川)
判定2-0(29-28、29-29、29-28)

1ラウンドの打ち合いは、ほぼ互角で打ち合う。2ラウンドでは、堅神が詰めてからパンチの上下を入れるなど有利な展開。長谷川もブロックを固めるなどするが、手数で堅神に印象が残る。最終ラウンドはパンチ主体で激しく打ち合うが、堅神がヒット数で上回る。判定に入ると堅神が勝利。

第4試合 DEEP☆KICK-59kg契約 3分3R

×SHIN(TeamFIST)
〇REN(WIZARD)
1R TKO(レフェリーストップ)

SHINはパンチ、膝蹴りを、RENはボディブローを織り交ぜたパンチなど互いにパンチ主体で打ち合うが、ショートレンジからのパンチでRENがダウンを奪う。詰めに入ったRENはSHINに対して、右ストレートをヒットさせ、パンチのラッシュを浴びせるとレフェリーが試合をストップ。RENがTKO勝利。

第3試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R

×小玉義基(Maynish KICKBOXING)
〇吉田亮汰朗(BKジム)
判定0-3(28-30、28-29、28-30)

1ラウンド、蹴りの間合いでパンチ、ミドル、ローで互いに攻める。若干、小玉のローの手数がある。ミドルレンジでは小玉のローが入るが、ショートレンジでのパンチの打ち合いでは吉田が優勢な展開。最終ラウンドは小玉のロー、ミドル、パンチを繰り出すが、吉田は左ストレートをヒットさせるなど、打ち合いで吉田が上回る。判定で吉田が勝利。

第2試合 STYLE高等学院presents DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント準決勝 2分3R 延長1R

〇斗哉(昇龍會)
×志水琳乃介(魁塾 中川道場)
判定3-0(29-28、29-28、29-28)
※斗哉がメインイベント フレッシュマン1DAYトーナメント決勝に進出

1ラウンドからギアを上げてから打ち合うが、掴みがあり両者にイエローカードが与えられる。2ラウンドは斗哉が左ハイを繰り出すと、志水もハイを返す。ギアをMAXにして打ち合うが、志水にバッティングが入り、回復のインターバルが取られる。最終ラウンドは清水がハイを繰り出すが、斗哉はスウェーで避け、バックハンドブローもデフェンスする。斗哉の蹴り足を掴んでから足払いを志水が出してしまい、警告が与えられる。打ち合いでは斗哉の手数が上回り、判定に入ると斗哉が勝利。

第1試合 STYLE高等学院presents DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント準決勝 2分3R 延長1R

〇塚本望夢(teamBonds)
×Taisei(KGMキックボクシングジム)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
※塚本がメインイベント フレッシュマン1DAYトーナメント決勝に進出

1ラウンドから塚本は前蹴り、ボディブローを織り交ぜたパンチを入れる。Taiseiもパンチ、ミドル、ローを返すが、塚本が優勢。2ラウンドでは塚本が右ストレートをクリーンヒットさせ、前蹴り、右ハイ、バックスピンキックを繰り出すなど、完全にペースを掴んでいる。Taiseiは掴みがあり、口頭注意が与えられる。2ラウンド終了時点のジャッジ3名が塚本を支持、最終ラウンドでは塚本はステップワークを使い、右ストレート、飛び膝を繰り出すなどペースを譲らず、Taiseiは中に入れない。判定はフルーマークで塚本が勝利。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第1試合 -65kg契約 1分3R

×電王おじさん(NJKF心将塾)
〇中元優成(teamBonds)
判定1-2(29-30、30-29、28-30)

ミドルレンジで展開するが2ラウンドに入ると互いにギアを上げてから打ち合う。最終ラウンドはパンチの乱打戦で激しく打ち合い、電王おじさんが組んで膝蹴り、中元は攻めてロープやコーナーに詰める。判定で中元が勝利。

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