■主催:AJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)
■名称:KS-SELECTION presents AJKN.3~頂~
■日時:2023年1月15日(日)
■会場:堺市産業振興センター
■住所:大阪府堺市北区長曽根町183-5
オープニングファイトから内容の濃いカードを組んでおり、AJKNの和田代表が考えるキックボクシングを通じての青少年育成を目的として、競技に真摯に取り組み、この舞台から全国区で活躍し、ひいてはプロとしての道を提示するリングとして価値があると言えるだろう。更にアマチュア部門では、BEAST、DFCとの交流戦を予定しており、そこからの相互効果に大いに期待したい。
プロ部門も接戦となるカードが多く揃っており、白熱した試合が展開された。これらも和田代表は実力が拮抗し、面白いカードを思慮して組んでいるのが伺える。そして、興行の合間に、朝倉未来の物真似の朝食みるく、RISEファイター小只選手、DEEP☆KICK-53kg王者長谷川選手、初代DEEP☆KICK-51kg王者塚本選手など、豪華メンツが揃い挨拶し、格闘技以外でも西村日加留議員が挨拶するなど、AJKNがこれまで大阪の地で確実に活動し実績を残していると言えだろう。そして、全イベント終了後に、尾崎選手の入場を歌ったアーティストが、リングに上がり、歌を披露し、観客が帰らずリングに集まり、楽しんでいるのが印象に残り、和田代表など、若いプロモーターが活躍できる時代だと感じた。
メインイベント3 AJKN OFG日本ヘビー級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇伊藤 蓮(team蓮/KARATE ALL JAPAN2016・17・18フルコンタクト空手王者、adidas KARATE GRANDPRIX2021 KARATE+王者)
×YABU(Free/元S-1ヘビー級王者、元RKS MMAヘビー級王者、元SB日本2位)
1R TKO(レフェリーストップ)
開始から伊藤がまるで自身のバックボーンであるフルコンタクト空手の様な超接近戦の間合いでブルドーザーの様に前進し、そこから空手仕込みの右ローを浴びせると、YABUは堪らずダウン。立ち上がるYABUだが、最後の詰めに入った伊藤は前進ファイトで前に出てから、再度右ローを浴びせ、YABUからダウンを奪う。ダメージを見たレフェリーはそこでストップさせ、TKOで伊藤が勝利し、AJKN OFG日本ヘビー級タイトルを獲得。
勝利者インタビューで伊藤は、自身がメチャクチャ強いと、自画自賛しつつ、対戦相手、仲間たちに感謝し。子供たちに勝てなくても、諦めるな、俺が最後まで付き合い、前に立つ。そして、いつか自分を背負ってくれ。と王者として相応しいコメントをし、最後に妻に感謝の言葉を述べ、愛しているとリングで語った。
メインイベント2 AJKN日本フェザー級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇國枝 悠太(Never maind/9+ nine plus lab.)
×岡村 郁生(ワイズボディージム)
1R TKO(レフェリーストップ)
互いにパンチが交差し、國枝はロー、首相撲から膝蹴りで攻め、岡村もパンチ、ローを返す。勝負は、岡村が左を浴びせると、國枝はニヤリと余裕の笑みを浮かべたかと思うと、パンチで攻め右ストレートをクリーンヒットさせ、岡村がロープ際まで後退し、そこでダウン。ダメージを見たレフェリーは試合をストップ。TKOで國枝が勝利。AJKN日本フェザー級タイトルを獲得する。勝利者インタビューで國枝は、これがK-1ファイターです。と自信あるコメントし、一昨年も去年も勝ち星がKOであり、今年一発目がKOで勝てて良かったとコメントし、自身までの試合が面白くなかったので、キックボクシングを嫌いにならないで、キックボクシングを見て下さい。と自身の試合が一番面白いと溢れるコメントをした。
メインイベント1 AJKN日本ウェルター級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇大輝(ハリケーンジム)
×井原 浩之(ハーデスワークアウトジム)
判定3-0(30-28、30-28、30-28)
開始から大輝は飛び膝蹴りで入り、速いフックで攻めるが、井原は右ミドルを中心にして応戦する。2ラウンドも大輝はスピードあるパンチ中心にしながらボディブローも織り交ぜ、ミドルも入れる。井原は右ミドルなど蹴りで打ち合うが、手数で大輝が有利。最終ラウンドでも大輝のパンチが入り、井原も左右のミドル、前蹴り、膝蹴りで返すが、大輝のパンチがポイントを取っており、激しい展開となるが、パンチで有効打を取った大輝が判定で勝利。AJKN日本ウェルター級タイトルを獲得する。勝利者インタビューで、大輝は試合内容を謝罪、鍛え直して、もう一回勝負するんでお願いします。この階級で3連勝しているので、自身への挑戦権をかけたトーナメントの開催を希望し、自身へ挑む最強の挑戦者との対戦を希望した。
セミファイナル3 AJKN日本ライトヘビー級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇ワーグナー(ブラジリアンタイ小牧/RKSライトヘビー級王者)
×NORI(BLOW GYM)
1R TKO(セコンドタオル投入)
ワーグナーが右ローから入ると、一気に前に出てから強打で前に出て来る。パンチでNORIを捉え、NORIがダウン。立ち上がるNORIだが、詰めに入ったワーグナーはパンチを浴びせ、再びNORIがダウンすると、セコンドがこれまでとタオルを投入。TKOでワーグナーが勝利し、AJKN日本ライトヘビー級タイトルを獲得する。
セミファイナル2 AJKN日本スーパーライト級タイトルマッチ 尾﨑昌士引退試合 3分3R 延長1R
×尾﨑 昌士(M-BLOW/王者)
〇山下 聖一郎(Hiroshima bulldog/挑戦者)
判定0-2(28-28、28-29、28-29)
前日計量で山下は400gオーバーしたが、尾崎の意向で減点、グローブハンデ無しで実地され、開始時点で警告が与えられ、あと1回警告で減点と言う状態で試合は開催された。山下は前に出てから打ち合いに持ち込むが、尾崎はパンチを返し、右ハイを多用し、組んでからの崩し、バックハンドブローなどを繰り出す。2ラウンドはパンチ、ローで展開し、尾崎は肩口を狙った右ミドル、右ハイを繰り出し、互いにショートレンジから打ち合いから組んでの攻防となるなど、接戦となるが、山下がパンチでダウンを奪う。3ラウンドもショートレンジの打ち合いとなるが、山下が右瞼上をカットしドクターチェックが入るが試合は続行。山下はパンチ、ローで攻めると、尾崎もパンチで打ち返し、右ハイ、バックハンドブローを放つなど、最後まで振り絞る様に打ち合いを展開する。判定で山下が勝利し、AJKN日本スーパーライト級タイトルを獲得する。
※現時点でAJKNは山下の計量オーバーにつき正規王者として認めるか協議中となっている。
セミファイナル1 W clutch日本ライト級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇丸山 晃毅(VICTORY GYM)
×EIJI(DFC IWAKUNI)
2R TKO(レフェリーストップ)
EIJIは前に出てパンチで攻めるが、丸山はブロックが固く首相撲を上手に使いながら、前に出て来るEIJIを逆にロープに詰めて攻め、右ミドルを浴びせるなど、冷静に試合を運ぶ。2ラウンドもEIJIは前に出て来るが、丸山はここでも首相撲で対応し、コーナーで態勢を入れ替えEIJIにパンチを浴びせ、丸山がダウンを奪う。立ち上げるEIJIに詰めに入った丸山はパンチを浴びせ、レフェリーがスタンディングダウンを取り、ラストはEIJIをロープに詰めてパンチを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。TKOで丸山が勝利。
第9試合 AJKN KICK 76.5kg契約 3分3R
〇春野 剛士(Lenteplaats/元RKSミドル級王者)
×小西 陵太(一神會館)
2R TKO(3ノックダウン)
春野はパンチ、ロー、ミドル、カーフと多彩に攻め、小西は前に出ながらパンチ、ローで攻めるが、パンチの距離で打ち合いとなり互いに攻める。2ラウンドも小西は前に出るが、春野は打ち合いのパンチでダウンを奪う、立ち上がる小西は逃げずに打ち合いに応じるが、春野はパンチ、ミドル、ローで攻め再度パンチでダウンを取り、それでも立ち上がり小西は逃げないが、詰めに入った春野はパンチを浴びせ、小西がダウン。3ノックダウンシステムにてTKOで春野が勝利。
第8試合 AJKN KICK 80Kg契約 3分3R
×ダニエル・ゴメス(ブラジリアンタイ/AJKN日本クルーザー級4位)
〇大道 翔貴(TEAM TED/元GLADIATOR初代フェザー級王者)
判定0-2(29-30、30-30、29-30)
リング中央で対峙し、ゴメスは右ローを放つが、大道も返し、1ラウンドは決定打無し。2ラウンドもリング中央で展開するが、ショートレンジになると互いに重いパンチを互いに繰り出す。最終ラウンドも拮抗した展開だが、ゴメスの右ローに、大道が左を合わせ、打ち合いでは重量級の迫力あるパンチを交差する。判定で大道が勝利。
第7試合 AJKN日本ウェルター級ランキング戦 3分3R 延長1R
〇狂介(M-BLOW/AJKN日本ウェルター級6位)
×TOSHIYA(Bulldog中村軍団/AJKN日本ウェルター級9位)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)
狂介は鋭いパンチで攻め、ミドルを浴びせると、TOSHIYAもカーフキックを返すが、流れは狂介に傾きつつある。2ラウンドも狂介はフックで攻め、ミドルを浴びせ、TOSHIYAもカーフ、パンチを返すなど打ち合いとなる。最終ラウンドも狂介はフックで前に出てから優勢、TOSHIYAも膝蹴り、ミドルなど蹴りを返すが、パンチの打ち合いでは狂介が有利、胴廻し回転蹴りを放つなど、ペースを握っている。判定で狂介が勝利。
第6試合 AJKN KICK 65Kg契約 3分3R
〇中納 佑介(TBF/9+ nine plus lab.)
×大高 悠偉(Free/K-1アマチュアAクラス準優勝)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)
ミドルレンジで展開するが、中納がスーパーマンパンチでヒットさせ、大高もパンチを返しヒットを奪うが、中納は右ストレートをヒットさせるなど互角の展開。2ラウンドも互いにヒットを奪うが、中納はボディブローを使い、ブロックされるがハイを繰り出し、組んでから崩すなど優勢となる。最終ラウンドではショートレンジで打ち合い、中納が左ミドルを浴びせ、大高もミドルを返し、パンチで打ち合うが、組んでから膝蹴りを繰り出すが、互いに組みが目立ち、大高がつかみでイエローカードが与えられる。判定ではフルマークで中納が勝利。
泉野幸徳 引退エキシビションマッチ 1分3R
-泉野 幸徳(ハリケーンジム)
-1Rしんのん(ハリケーンジム)
-2Rまるちゃん(ハリケーンジム)
-3R泉野 絢斗(ハリケーンジム)
エキシビションにて勝敗無し
1ラウンド、2ラウンド共にミドルレンジで打ち合いを展開し、パンチ、ミドル、ローで応酬する。最終ラウンドで息子となると、真正面から受け父親として格闘家として教えるかのごとく、フルコンタクト空手ルールで打ち合いを見せる。この様な活躍した選手に最後の晴れ舞台を用意する、AJKNの心意気を大いに価値があると言えるだろう。
第5試合 AJKN KICK 日本ウェルター級 3分3R
×福原 宏大(猛者連滋賀支部)
〇大垣 龍吾(中村軍団三原支部)
1R TKO(レフェリーストップ)
開始、大垣の右ローに福原が左を合わせて、大垣が際どいスリップダウンをするが、ノーダウン。次は福原の左フックに大垣がカーフキックを合わせ、福原がスリップダウン。福原は前に出てから大垣をコーナー、ロープに詰めるが、大垣は流れを持っていかさず、福原の左に大垣は右フックを合わせ、福原がダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。TKOで大垣が勝利。
第4試合 AJKN日本フェザー級ランキング戦 3分3R 延長1R
〇岡本 暁一郎(正道会館KCIEL)
×鈴木 祈星(TEAM TED)
判定3-0(30-27、30-27、30-26)
開始は距離を取るが、岡本は左フックを使いながらパンチで攻め、鈴木はステップを使いながら対応する。しかし、鈴木の左に岡本は左フックで合わせからダウンを奪う。鈴木は立ち上がり、詰めに入る岡本だが、鈴木も右フック、右ストレートと強打で打ち返し、岡本が前に出ても三日月蹴りを放つなど、1ラウンドを耐える。鈴木は右ローを返し、首相撲からの崩しを使うが、岡本は前に出ながらインロー、ローを使いパンチで打ち合いとなる。最終ラウンドも打ち合いとなるが、岡本は気合の掛け声を出しながら、鈴木をコーナー、ロープに詰めてからパンチを浴びせ、鈴木もステップを使いながらパンチで打ち合うが、岡本が優勢。判定では大差のポイントで岡本が勝利。
第3試合 68kg契約 3分3R
第3試合 68kg契約 3分3R
〇たいせい(FLD)
×鯉汰楼(TEAM女神)
1R KO(パンチ)
たいせいはインロー、ミドルで攻めるが、鯉汰楼が前に出て来くるがロープ際のパンチの打ち合いで、たいせいがパンチでダウンを奪う。鯉汰楼は立ち上がるが、ラストはロープ際の打ち合いで鯉汰楼が右ストレートを繰り出すが、たいせいがカウンターの右を合わせ鯉汰楼がダウン。鯉汰楼はテンカウントで立ち上がれず、たいせいがKOで勝利。
第2試合 ヘビー級契約 3分3R
〇輝也(let it be)
×末永 涼馬(DFC IWAKUNI)
判定3-0(30-28、30-28、30-28)
開始から末永はノーガードでデフェンスを考えない攻めを見せる。輝也がパンチでヒットを奪っても、笑みを浮かべノーダメージをアピールし、挑発する様な仕草をする。輝也はローも浴びせるが、末永は圧を掛けてからロープ、コーナーに詰めてパンチで攻める。輝也はステップを使いながら攻め、パンチでは互いにヒットを奪う展開。末永は終始、パンチを浴びても余裕をアピールする。輝也も冷静に対応しながら攻め、ヒット数で上回った輝也が判定で勝利。
第1試合 ユース57kgタイトルマッチ セミプロルール 2分2R 延長1R
×Ryugo(DFC IWAKUNI/大和王者、BEAST王者)
〇細濱 辰(K-STYLE/第5代T.B.NATION CUP 55kg王者)
判定0-3(19-20、19-20、18-20)
全ラウンドを通してミドルレンジで展開する。1ラウンドは手数で細濱が有利だが、Ryugoも打ち返しながら、前蹴りを浴びせる。互いにパンチ主体で打ち合いながら、ミドル、ローで攻める。最終ラウンドも同じく終始打ち合いを展開する。判定で細濱が勝利。ユース57kgタイトルを獲得する。
オープニングファイトファイト第12試合 AJKNアマチュアキック -65kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇安部 篤輝(若獅子会館TEAM-MATSUBARA/王者)
×能登 倖之介(サムライジム/挑戦者)
判定0-0(19-19、19-19、19-19)延長判定(10-9、9-10、10-9)
開始、能登が強打のパンチで攻めるが、安部も打ち返し、前蹴りを浴びせながら、打ち合いに応じて両者がヒットを奪う。最終ラウンドも互いに前に出ながらパンチ主体で打ち合いとなり、能登にローブローが入り回復のインターバルが取られる。両者ショートレンジで組まずにパンチの打ち合いを繰り広げ、判定はドロー。延長ラウンドへ入る。完全決着となる延長ラウンドは全ラウンドと同じくショートレンジで打ち合いを繰り広げ、気持ちの入った両者がぶつかり合う。延長判定で安部がスプリット判定で勝利。安部がAJKNアマチュアキック -65kgタイトルを獲得する。
オープニングファイトファイト第11試合 AJKNアマチュアキック -55kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇米村 麗庵(team Light/王者)
×小福田 鉄生(ロイヤルキングス/挑戦者/グリーンボーイJr.スーパーウェルター級王者、KAKUMEI Jr-55kg王者)
判定2-0(20-19、19-19、20-19)
乱打戦で互いにヒットを奪う打ち合いをなる。最終ラウンドも同じく乱打戦でパンチ、ミドル、ロー繰り出しながら、打ち合う。途中、米村にローブローが入り回復のインターバルが取られるが、ショートレンジからの打ち合いと組みの攻防を繰り広げ、米村がガードされるが右ハイキックを繰り出す。接戦となるが判定で米村が勝利。AJKNアマチュアキック -55kgタイトルを獲得する。
オープニングファイトファイト第10試合 AJKNアマチュアキック -50kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
×永野 翔空(M-BLOW)
〇鉢田 歩揮(FFC)
判定0-3(18-20、18-20、18-20)
ミドルレンジからの打ち合いでパンチ、ロー、ミドルで激しい打ち合いを展開する。パンチで互いにヒットを奪う。最終ラウンドも接戦を繰り広げるが、鉢田は組んでから崩しも使い、パンチを浴びせる。永野もパンチを打ち返すが、試合終盤に鉢田が左ストレートをクリーンヒットさせダウンを奪う。このダウンが決定打になり、判定で鉢田が勝利。AJKNアマチュアキック -50kgタイトルを獲得する。
オープニングファイトファイト第9試合 AJKNアマチュアキック -43kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇横溝 太也(VICTORY GYM/王者)
×鶴山 凌汰(ロイヤルキングス/挑戦者/グリーンボーイスーパーバンダム級王者)
判定2-0(20-19、19-19、20-19)
開始、鶴山は動きながら、ロー、肩口の高さへのミドルを放ち、左ストレートで浴びせる。横溝は前に出ながら、接近戦から組みに持ち込むと崩しを使う。最終ラウンド鶴山はステップを使うが、互いにパンチの打ち合いになるとヒット数で横溝が上回る。判定で横溝が勝利。
AJKNアマチュアキック -43kgタイトルを獲得。
オープニングファイトファイト第8試合 AJKNアマチュアキック -35kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇新美 龍我(新美道場/ブリッジ-30・35kg王者、AKC-34kg王者、ストチャレ3階級王者、Windy-36kg王者、knockout-35kg王者、グリーンボーイ-33kg王者、スマッシャーズ-30kg王者、全日本SB-25kg王者、アマチュアムエ-35kg王者)
×北川 大翔(ロイヤルキングス/アクセル-27kg・32kg王者、K-1アマチュア全日本王者、全日本グローブ空手全日本王者)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)
試合展開は新美が首相撲に持ち込み、膝蹴りと崩しを使いながら攻める。北川も打ち返すが、新美は打ち合い応じながら、組みに持ち込むと主導権を握る。最終ラウンドは互いに組んでから攻防と、ショートレンジからのパンチ、ミドル、ローで打ち合いを見せる。判定で新美が勝利。AJKNアマチュアキック -35kgタイトルを新美が獲得する。
オープニングファイトファイト第7試合 AJKNアマチュアキック -33kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇七里 司紋(COMRADE)
×松下 琉翔(R道場/ブリッジ-30kg王者、ストライキングチャレンジ-30kg王者、ビッグバン-28kg王者、アマチュアムエ-30kg王者、Windyムエタイ-29kg王者)
判定2-0(20-19、19-19、20-19)
ショートレンジからパンチ、ミドルで打ち合いながら組んでからの攻防となる。途中、七里がパンチで際どいスリップダウンを奪うなど、激しいパンチの打ち合いを互角に展開する。最終ラウンドはショートレンジのパンチ主体の打ち合いとなり、組みが目立つ場面が増える。判定では七里が勝利し、AJKNアマチュアキック -33kgタイトルを獲得する。
オープニングファイトファイト第6試合 AJKNアマチュアキック 女子-30kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇瀬川 柚子心(寝屋川ジム/AJAKC-U12 -30kg王者)
×新美 莉瑚(新美道場/ブリッジ-25kg王者、AKC-25kg王者、ビックバン-25kg王者、ストチャレ-25kg王者)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)
新美はステップを使い動くが、瀬川が詰めてから打ち合いに持ち込み、組んでから膝蹴りを入れるなど、攻勢点で瀬川がポイントを取る。最終ラウンドは新美も真っ向から打ち合いに挑み打ち合うが、瀬川が打ち合いでペースを握るなど、試合の主導権を瀬川が掴む。判定ではフルマークでポイントを取った瀬川が勝利。AJKNアマチュアキック 女子-30kgタイトルを瀬川が獲得する。
オープニングファイトファイト第5試合 AJKNアマチュアキック-25kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
×矢野 良征(COMRADE/王者)
〇西本 幸栄(VICTORY GYM/挑戦者)
判定0-3(18-20、19-20、18-20)
間合いを取りながら、一気に詰めてから打ち合いとなる。ヒット数で西本が優勢。この展開は最終ラウンドも同じく、間合いを詰めてパンチで打ち合い、組んでから膝に繋げる。西本が優勢に試合を進め、矢野も打ち返すが判定に入ると、西本が勝利。AJKNアマチュアキック-25kgタイトルを西本が獲得。
オープニングファイトファイト第4試合 AJKNアマチュアキック -23Kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R
〇吉井 雷城(寝屋川ジム)
×和田 叶(VICTORY GYM)
判定2-1(20-18、19-20、20-19)
開始からパンチ、ミドルで応酬しながら互いにヒットを奪う。打ち合いから接近戦になると組んでからの膝となるが、手数を止めない打ち合いとなる。判定では吉井が勝利し、AJKNアマチュアキック -23Kgタイトルを獲得する。
オープニングファイトファイト第3試合 AJKN 85kg以下契約 2分2R
△大剛 魂(大剛)
△たつじ(猛者連本部)
判定1-1(20-19、19-20、19-19)
真っ向からのパンチ、ロー主体で削り合うような打ち合いとなる。たつじはミドルも入れるが、大剛もパンチを返し、乱打戦で展開する。最終ラウンドはショートレンジでパンチの打ち合いとなり、ノンストップで互いに削り合いとなり、消耗しながらも手数を出す。判定は三者三様となりドローとなる。
オープニングファイトファイト第2試合 AJKNアマチュアキック 65kg契約 2分2R
×鮫島 庸介(RKS顕修塾)
〇ジャーデル・カスタニヤ(ブラジリアンタイ小牧)
判定1-2(19-20、20-19、19-20)
開始から蹴りの間合いのミドルレンジで展開、カスタニヤが浅くだが左ハイキックをヒットさせ、バックキックも繰り出すが、鮫島もパンチ、ミドル、ローを返すなど、一進一退で展開しパンチで互いにヒットを奪うなど拮抗する。判定ではスプリット判定でカスタニヤが勝利。
オープニングファイトファイト第1試合 AJKNアマチュアキック Jr-55kg契約 2分2R
×総一郎(FLD)
〇REN(TeamTridentPower)
判定1-2(19-20、20-19、19-20)
開始はパンチ、ミドル主体のミドルレンジで展開する。最終ラウンドは互いにパンチで打ち合いになるなど、互角の打ち合いを見せる。途中、総一郎にローブローが入り回復のインターバルが取られるが、再開後のパンチ主体で最後まで打ち合いとなる。判定になるとスプリット判定でRENが勝利。