■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:TOP☆RUN
■日時:2023年1月29日(日)
■会場:176BOX
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25
記事・写真提供:布施鋼治
2023年1月29日(日)豊中市・176BOXにおいてアマチュア選手のみの大会『TOP☆RUN』が開催された。
メインイベント TOP☆RUN関西ジュニア-55kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○山田貴紀(山口道場)
×細濱辰(K-STYLE)
判定3-0(30-29、29-28、30-28)
※山田が55kg第21代王者に
TOP☆RUNの大トリは山田貴紀(山口道場)と細濱辰(K-STYLE)によるTOP☆RUN関西ジュニア-55㎏級王座決定戦。山田は左ミドルからのワンツーを軸に攻め立てれば、細濱は息のいい左ボディフックで対抗する。一進一退の攻防の中、山田は相手を崩してのヒザ蹴りに攻略の糸口をつかみ、3-0の判定で第21代同級王者に就いた。
セミファイナル TOP☆RUN関西ジュニア-50Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
×佐々木仁紀(BFA-SEED)
○青松大悟(TEAM LIGHT)
判定0-2(28-30、29-29、28-29)
※青松が50kg第23代王者に
佐々木仁紀(BFA-SEED)vs青松大悟(TEAM LIGHT)は1Rを青松、2Rを佐々木が攻勢に出る展開に。続く3R、青松はフックで試合の流れを掴み、2-0のマジョリティ・デシジョンで第23代王者となった。
第14試合 TOP☆RUN関西ジュニア-45kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
×林遼馬(真門teamsol)
○山下洸貴(大阪キック T.B.NATION)
判定0-3(28-30、27-30、28-30)
※山下が45kg第21代王者に
林遼馬(真門teamsol)と山下洸貴(大阪キック T.B.NATION)によるTOP☆RUN関西ジュニア-45kg王座決定戦は背が高く体格的に有利だった山下に凱歌があがった。序盤から山下は前蹴りやワンツーで攻撃の糸口を掴み、右ハイで林を大きく崩す。林はワンツーで応戦しようとするが、山下は右ミドルで確実にポイントを奪いにいく。終わってみれば、3-0で山下が第21代王者に就いた。
第13試合 TOP☆RUN関西ジュニア-40Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○根本日向(TEAM LIGHT)
×鶴山凌汰(ROYAL KINGS)
判定2-0(30-28、29-29、30-28)
※根本が40kg第22代王者に
TOP☆RUN関西ジュニア-40Kg王座決定戦は根本日向(TEAM LIGHT)が2-0で鶴山凌汰(ROYAL KINGS)を撃破して第22代王者に就いた。勝因はカウンターだった。鶴山の攻撃を見透かすかのように左のクロスなどでダメージをじわじわと与えていく。3Rになっても、その流れは変わらず鶴山のアタックに右フックを合わせ、組むと回してのヒザでジャッジに好印象を与えた。TOP☆RUNのレベルの高さを如実に表す一戦だった。
第12試合 TOP☆RUN関西ジュニア-35Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○大西悠翔(月心会チーム侍)
×富山温陽(月心会チーム侍)
判定2-1(30-29、29-30、29-28)
※大西が35kg第23代王者に
TOP☆RUN関西ジュニア-35Kg王座決定戦は大西悠翔(月心会チーム侍)vs富山温陽(月心会チーム侍)という月心会チーム侍同士の一騎討ちとなった。大西が右ハイを放てば、大西は回して倒すなど一進一退の攻防が続く。続く2Rはワンツーや右ミドルで富山が攻勢に出たかと見えたが、3Rになると大西はワンツーで富山のバランスを崩す展開に。終わってみれば、2-1という際どい判定で大西に凱歌があがり第23代王者に就いた。
第11試合 TOP☆RUN関西ジュニア-30Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○三宅湊士(Determination)
×道端隆仁(小野道場)
判定2-0(30-29、29-29、29-28)
※三宅が30kg第23代王者に
TOP☆RUN関西ジュニア-30Kg王座決定戦は三宅湊士(Determination)と道端隆仁(小野道場)の一騎討ちに。ほぼイーブンという流れの中で迎えた第2R、三宅は道端の空振りを誘ったうえで攻撃を繰り出す。ストレートが有効だ。3Rになると道端が入ってきたところにカウンターの左フックを決め、2-0の判定で第23代王者に就いた。
第10試合 Jr.25kg以下日本統一戦関西代表者決定戦 1分30秒3R 延長1R
×近藤琉聖(立志会館)
○今井丈一郎(BLACK☆Jr TATSUTO GYM)
判定0-3(28-30、29-30、28-30)
※今井がJr.25kg以下日本統一戦関西代表者に決定
Jr.25kg以下日本統一戦関西代表者決定戦 は今井丈一郎(BLACK☆Jr TATSUTO GYM)と近藤琉聖(立志会館)の一騎討ちで争われた。1R、近藤は徐々にピッチを上げていくが、2Rになると、今井はきれいに右ストレートを決め近藤をグラつかせる。3Rになっても、今井はワンツーからの前蹴り、さらには回してからのヒザ蹴りで近藤を攻略。自分から距離を作る抜群の試合運びでJr.25kg以下日本統一戦関西代表者に決定した。この日タイトルマッチの勝者は来る2月12日に中四国の勝者とNJKF西日本大会で統一戦を行う。
第9試合 -50kg契約 1分30秒2R
○小林龍弥(祥空館)
×杉生虎雅(NJKF心将塾)
判定3-0(20-17、20-17、20-17)
第8試合 -50kg契約 1分30秒2R
×氏田竜希(Remake)
○小野力光(小野道場)
判定0-3(18-20、19-20、18-20)
第7試合 -56kg契約 1分30秒2R
○河埜留奈(TEPPEN GYM)
×上野沙希(NJKF心将塾)
判定3-0(20-18、20-17、20-18)
徳島で生まれ育った河埜留奈(TEPPEN GYM)は学生時代にTEAM TEPPENに入門を直訴。同ジムの那須川弘幸代表から「高校を卒業してから来なさい」と諭されると、本当に高校卒業後に入門してきたという、やる気満々のプロ志望者だ。
この日は地元関西の上野沙希(NJKF心将塾)との一戦となったが、持ち前のパワーを行かしたプッシュしてからの攻撃で試合のペースを掴む。そして1R終盤には右ストレートでダウンを奪う。2Rになっても河埜の勢いは止まらず、ワンツーやローを次々と繰り出し勝負を決めた。
まだ粗削りな部分もあるが、体幹もしっかりしているだけに今後に期待したい。年内にプロデビューできるか?
第6試合 -40kg契約 1分30秒2R
○山田十魂(山口道場)
×梶谷斗真(NJKFteamBonds)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)
第5試合 -35kg契約 1分30秒2R
△高木修(楠誠会館)
△石井幸汰郎(W-BEAST GYM)
判定1-1(20-19、19-19、19-20)
第4試合 -54kg契約 1分30秒2R
〇結城美凪(TeamFreeStyle)
×柴田明奈(NJKF Vigor Kickboxing Gym)
1R TKO(レフェリーストップ)
第3試合 -57.5kg契約 1分30秒2R
×藤野将臣(藤野塾)
〇光武ゆいら(NJKF健心塾)
1R TKO(レフェリーストップ)
第2試合 -35kg契約 1分30秒2R
×宮崎龍也(一心会)
○片岡來聖(TEAM LIGHT)
判定0-3(19-20、19-20、19-20)
第1試合 -34kg契約 1分30秒2R
〇柚山望大(魁塾 中川道場)
×永野凱理(02GYM)
1R TKO(レフェリーストップ)