■主催：DEEP☆KICK実行委員会
■名称：DEEP☆KICK ZERO 09
■日時：2023年8月20日（日）
■会場：176box
■住所：大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25
初代RISE QUEENバンタム級王者聖愛がリング上で挨拶し、自身のプロキャリアもDEEP☆KICKから始まり、もっと影響力を持ってから、DEEP☆KICKの良さを広めたいとコメントした。DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝で対戦するKING龍蔵は、この内容（FUJIMON♡の試合内容）だと俺は厳しそうと煽ると、FUJIMON♡は次の決勝では究極完成体を見せるとコメント、KING龍蔵は「じゃあ、完成形を見せて貰います」と、ノリが良いコメントで挨拶を締めた。DEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメントをKO勝利で制した中田は、-53kg王座決定トーナメント1回戦は上村選手とやりたいですと、直談判し、アグレッシブな試合同様、向こう見ずの若者に許された気の強さを見せた。今回は若手メインの興行であり、フレッシュマン1DAYトーナメントに出場した選手らはアマチュアで経験を重ねており、それらで浅いプロキャリアでも高いテクニック等を発揮できている。NEXT☆LEVEL提供試合も数試合が行われ、アマチュア選手でもプロ選手と同じリングで多くの観客が見る中で行うことが出来るのは、選手育成の意味合いで大きな意義があると言えるだろう。
メインイベント DEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメント決勝 2分3R
×山﨑天輔（バリエンテ）
〇中田史斗（究道会館）
2R TKO（レフェリーストップ）
※中田史斗が1DAYトーナメント優勝する。
※中田史斗が-53kg王座決定トーナメント進出権を獲得する。
開始から中田がガンガン前に出るが、山崎もパンチ、ミドルを返す。しかし、中田は止まらずに前に出てから攻める。2ラウンドも中田が前に出てからパンチで攻め、山崎も応戦するが、中田がパンチでダウンを奪い、立ち上がった山崎に対して詰めに入り、パンチで攻めダウンを奪いレフェリーが試合をストップ。TKOで中田が勝利。
セミファイナル DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
×櫻井芯（teamFIST）
〇FUJIMON♡（京都亀岡キックボクシングジム）
判定0-3（28-29、28-29、28-30）
※FUJIMON♡が-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。
FUJIMON♡はミドル、ロー、ハイなど蹴りを多用し、櫻井はパンチ、ローで攻めるが、FUJIMON♡がパンチでダウンを奪う。その後は櫻井もパンチにボディブローを織り交ぜて攻めるが、FUJIMON♡も打ち返し、ラストは乱打戦で打ち合いを展開する。判定はダウンを奪ったFUJIMON♡が勝利。
第8試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
〇駿希（BKジム）
×西村孝幸（ビンチェレあべの）
1R TKO（レフェリーストップ）
互いに強打のパンチにて一進一退で攻めるが、駿希が西村をロープに詰めてから攻め、右フックがクリーンヒット。西村がダウンし、マットに沈む。TKOで駿希が勝利。
第7試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
×聖輝（魁塾）
〇ゆいら（NJKF健心塾）
判定0-2（29-30、29-29、28-29）
1ラウンド、ゆいらはローを繰り出すが、聖輝はパンチでヒットを奪い、ボディストレートも入れる。ゆいらもパンチを繰り出すが、聖輝に2回ローブローが入り、ゆいらに口頭注意が与えられる。2ラウンドは聖輝が前に出るが、ゆいらも打ち返し、互いにヒットを奪う。聖輝が左ハイを浅くだがヒットさせるが、互いに手数を止めず打ち合いを展開する。最終ラウンドは強打で打ち合うが、ゆいらにバッティングが入り回復のインターバルが取られる。その後も打ち合いで互いに手数を止めないが、ゆいらは組んでからの膝蹴りをボディへ入れる。判定でゆいらが勝利。
第6試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -43kg契約 1分30秒2R
〇橋本詩月（月心会チーム侍）
×川崎海空（W-BEAST GYM）
判定3-0（20-19、20-19、20-18）
互いのパンチから距離を詰めて膝蹴りで攻め合うが、橋本が前に出る。最終ラウンドは互いに打ち合いから膝蹴りで攻めるが、橋本が前に出てからミドルも織り交ぜて攻め、判定で橋本が勝利。
第5試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -50kg契約 1分30秒2R
×山田潤貴（NJKF KTF）
〇水野夢斗（TEPPEN GYM）
判定0-3（19-20、19-20、19-20）
ミドルレンジでパンチ、ミドル、ローで展開。水野が山田をロープに詰める場面もあるが、山田も手数を返す。最終ラウンドは打ち合いとなり、水野が優勢。途中に水野にバッティングが入るが、水野が山田をコーナーに詰めてから攻める。判定で水野が勝利。
第4試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -35kg契約 1分30秒2R
×那須大雅（Menace Fight Club）
〇高木修（楠誠会館）
判定1-2（19-20、20-19、19-20）
1ラウンドから打ち合いから組みの膝蹴りで展開。高木にローブローが入り回復のインターバルが取られるが、展開はパンチから組みの攻防中心で互角。最終ラウンドもショートレンジの打ち合いから組みの膝蹴りで攻め合う。拮抗した攻防となるが判定で高木が勝利。
第3試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -25kg契約 1分30秒2R
×西前充喜（TeamFIST）
〇岡本浬（バリエンテ）
判定0-2（19-20、19-19、19-20）
ショートレンジでの打ち合いとなるが、岡本がミドル、ハイを織り交ぜながら攻める。最終ラウンドは西前が前に出てから攻めるが、岡本はパンチで打ち合いながら、ミドルとハイを返す。判定では岡本が勝利。
第2試合 DEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメント準決勝 2分3R
×山田貴紀（山口道場）
〇中田史斗（究道会館）
1R TKO（レフェリーストップ）
※中田史斗がフレッシュマン1DAYトーナメント決勝に進出する。
開始からリング中央で中田がパンチを浴びせると山田がダウン。立ち上がろうとする山田だが、ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。秒殺で中田が勝利する。
第1試合 DEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメント準決勝 2分3R
〇山﨑天輔（バリエンテ）
×礼司（楠誠会館）
判定2-1（29-29(マスト判定・青)、29-28、29-29(マスト判定・赤)）
※山﨑天輔がフレッシュマン1DAYトーナメント決勝に進出する。
1ラウンドはパンチ、ロー、ミドルで展開し、互いにパンチでヒットを奪うなど激しい打ち合いを繰り広げる。2ラウンドでは礼司が浅くだが左ハイを入れる。途中、礼司にローブローが入るが、展開では礼司は前蹴り、ローを繰り出すが、山崎も膝蹴りを返し、パンチでは打ち合いを展開する。最終ラウンドは火花が出るような打ち合いとなるが、互いに消耗している。礼司が右ミドルを浴びせ、山崎は膝蹴りを浴びせる。互いにパンチの手数を止めない打ち合いを見せる。判定はマスト判定を含めスプリット判定で山崎が勝利。