■主催:九州プロキックボクシング実行委員会
■名称:九州プロキックボクシングvol.18
■日時:2024年2月18日(月・祝)
■会場:アクロス福岡イベントホール
■住所:福岡県福岡市天神1-1-1 アクロス福岡B2F
記事・写真提供:九州プロキックボクシング実行委員会
2月12日(月・祝)アクロス福岡イベントホールでKPKB vol.18が開催され、6つのタイトルマッチを含む全15試合の熱戦が繰り広げられた。
メインはインターナショナルフェザー級王座として銀次とパク・スンチャンの対戦。試合はタイ修行で磨いてきた打撃で銀次が1Rから圧倒。カーフキックからパンチへ繋げ、最後はパク・スンチャンの得意とするハイキックでKO勝利。KPKBフェザー級王座に続き、インターナショナル王座でも初代王者となった。
KPKBライト級タイトルマッチでは王者歩夢にKrushでも活躍する山浦迅也が挑戦。お互い空手がバックボーンにあり、多彩で強烈な蹴りの応酬となったが、歩夢が僅差でベルトを守った。急遽ピンチヒッターとして準備期間の短い中参戦した山浦迅也は「また福岡にやり返しに行きたい」とコメントし、継続参戦を希望した。
KPKBウェルター級タイトルマッチは王者佑悟と挑戦者トーナメントを勝ち上がったKO-TA BRAVELYの対決。前戦で衝撃的なKO勝ちをしたKO-TA BRAVELYが、この試合でも強打を炸裂。佑悟はダウンを重ねながらも反撃を試みるが、2Rで力尽き王座陥落。無敗の王者KO-TA BRAVELYが誕生した。
KPKBフェザー級タイトルマッチは朝久裕貴、江川優生、芦澤竜誠など数々の強豪から勝利を奪ってきた桝本翔也が挑戦。アグレッシブに襲いかかるも、王者瀬戸口礼のノーモーション左ストレートが幾度となくヒットし、ペースを握れず判定負け。
KPKBスーパーライト級王座決定戦は序盤から吉川諒が試合を支配。逆転KO勝ちを狙うダルビッシュ黒木を押し切り、判定勝利でベルトを巻いた。
KPKBスーパーフェザー級王座決定戦はSOULと玲隆で行われたが、SOULが金的によるダメージから回復できず、2R途中までの判定で引き分けという結果に。王者は空位のままとなった。
また、高校2年生でデビューとなった山口秀虎はグッドルッキング武内と壮絶な打ち合いを競り勝ち、初戦から会場を爆発させた。地元熊本から番組が取材にくるなど、その将来に期待が持てる結果を残した。
次回大会は5月19日、アクロス福岡で行われ、国際戦やタイトルマッチが並ぶ予定だ。同日アマチュア大会も開催予定で、出場申込は公式WEBサイトより案内される。
第15試合 KPKBインターナショナルフェザー級王座決定戦 3分3R 延長1R
〇銀次(VAINQUEUR GYM)
×パク・スンチャン(チームサイコピットブルス)
1R KO
※銀次が初代KPKBインターナショナルフェザー級王者となる。
第14試合 KPKBライト級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇歩夢(ゴリラジム/王者)
×山浦迅也(北斗会館/挑戦者)
判定3-0
※歩夢が王座防衛に成功する。
第13試合 KPKBウェルター級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
×佑悟(Lion GYM/王者)
〇KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM/挑戦者)
2R KO
※KO-TA BRAVELYが新王者となる。
第12試合 KPKBフェザー級タイトルマッチ 3分3R 延長1R
〇瀬戸口礼(薩摩ジム/王者)
×桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
判定3-0
※瀬戸口が王座防衛に成功する。
第11試合 KPKBスーパーライト級王座決定戦 3分3R 延長1R
×ダルビッシュ黒木(DAR)
〇吉川諒(VAINQUEUR GYM)
判定0-3
※吉川が新王者となる。
第10試合 KPKBスーパーフェザー級王座決定戦 3分3R 延長1R
△SOUL(BLADE.)
△玲隆(KICK LAB)
2R 負傷判定(0-1)
第9試合 KPKBスーパーライト級ワンマッチ 3分3R
×絢太(teamMISAKI)
〇ジョン・ギハン(RAON)
3R KO