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2024年10月27日MARRLIONAPPARELpresents WARDOG CAGE FIGHT 50 1stRoundレポート

■主催:WARDOG CAGE FIGHT実行委員会
■名称:MARRLIONAPPARELpresents WARDOG CAGE FIGHT 50 1stRound
■日時:2024年10月27日(日)
■会場:世界館
■住所:大阪府大阪市港区波除6-5-15

メインイベントで組まれたライト級タイトルマッチのカードは前回も組まれたが、その際は偶発的なローブローでワタナベが試合続行不可能となり、ノーコンテストとなり、互いに消化不良な結果となった。しかし、今回では八木が爽快なTKOでベルトを奪取し、ウェルター級王者に続き、2階級制覇を果たした。勝利者インタビューでは、これは通過点に過ぎず、このベルトの価値を高めたいと語った。
WARDOG CAGE FIGHTの試合は選手が相手を倒そうとする気概が高く、それが高いKO率に繋がっていると思われる。そして新人育成にも力をいれており、今後のWARDOG CAGE FIGHTに注目したい。

メインイベント ライト級タイトルマッチ 5分5R

〇八木敬志(猛者連)
×ワタナベ関羽マサノリ(総合格闘技道場ALIVE)
4R TKO(レフェリーストップ)
※八木がWARDOG CAGE FIGHTライト級王者となる。

1ラウンドはスタンドの打撃からケージ際の攻防となり、互いに膝蹴りを見せるが、八木はグラウンドで袈裟固めを取りに行くと、ワタナベも完全な抑え込みをさせず1ラウンドが終了。2ラウンドもスタンドの打撃でパンチを見せるが、ワタナベはグラウンドでサイドを奪い、バックも取るが、八木も返してからシングルレッグ、ダブルレッグでテイクダウンを狙い、サイドも奪いに行くなど互いに攻守を入れ替えてから2ラウンドが終了。3ラウンドは打撃戦となり、パンチを主体としながら互いにローを織り交ぜてから、八木が左で前に飛び込みながら放つが、ワタナベも打ち返す展開であり、ラウンド終盤では八木がケージ際の攻防に持ち込むが、そこで3ラウンドが終了。4ラウンド開始ではワタナベが出血しており、ドクターチェックが入るが試合は続行され、スタンドの展開にてパンチ、ローで攻め合うが、決着は八木の右がまともに入り、ワタナベが後方に倒れダウン。そこを見逃さず八木が追撃のパウンドに入ると、レフェリーが割って入り試合は終了。TKOで八木が勝利する。

セミファイナル フライ級挑戦者決定戦 5分3R

-真鍋陸(TOURI)
-マルザヘンペーソク(MIBURO)
※試合中止。

第10試合 第3代ストロー級王者決定トーナメント1回戦 5分3R

〇武蔵(All My Homies)
×塩川玲斗(修武館)
判定3-0(30-27、29-28、29-28)
※武蔵が王者決定トーナメント準決勝へ進出する。

1ラウンドはスタンドでは武蔵が右ハイを浅くだがヒットさせ、その後も打撃で攻めるが、グラウンドになると、塩川がハーフを奪い、トップをキープするなど、互いに攻守を入れ替えて攻め合う。2ラウンドはグラウンドが主体となり、塩川がトップを取るが、武蔵も下から腕十字、アンクルを狙い攻め返し、互いに塩川は上から、武蔵は下からパウンドで入れる展開で2ラウンドが終了。最終ラウンドは打撃からケージ際の攻防となり、グラウンドに移行すると塩川がトップを取るが、サイドなども奪い、トップからパウンドも見せると武蔵も下から三角、腕絡みなど下からも攻め、ラストはマウントを奪ってから試合が終了。判定は武蔵が勝利。

第9試合 第3代ストロー級王者決定トーナメント1回戦 5分3R

〇川添太貴(POLARGYM OSAKA)
×船波巧(blooM)
1R一本勝ち(肩固め)
※川添が王者決定トーナメント準決勝へ進出する。

開始はスタンドの打撃となるが、川添が組んでから崩しに入り、グラウンドに入ると船波が上を取るが、すぐに川添がポジションを奪い返してから、サイドを奪いポジションをキープしながら肩固めへ移行し極めると、川添が一本勝ちで勝利する。

第8試合バンタム級 5分2R

×それゆけ けいタッチ(TEAMSFIDARE)
〇パクヨンジュン(MOAI GYM)
1R TKO(レフェリーストップ)

スタンドではパクヨンジュンがローなど打撃を見せるが、それゆけ けいタッチは組んでからケージ際の攻防をし、グラウンドへ持ち込むとハーフ、スタンドバックなどポジションを奪うが、パクヨンジュンは正対に戻し、スタンドの打撃戦に持ち込むと、互いにパンチで打ち合うが、パクヨンジュンがパンチを浴びせ、それゆけ けいタッチが前のめりにダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。TKOでパクヨンジュンが勝利。

第7試合フライ級 5分2R

〇前原泰輝(All My Homies)
×岩本尚(blooM)
1R TKO(レフェリーストップ)

スタンドの打撃にてパンチで打ち合うが、岩本が組んで来ると、前原もケージを使ってからテイクダウンをさせず、パンチで岩本を崩れさせると、前原はバックを取りパウンドで攻めると、岩本もスタンドへ戻し、そこからパンチの打ち合いとなるが、前原のパンチが有効でヒットを浴びせると岩本がダウンし、レフェリーが試合をストップ。TKOで前原が勝利。

第6試合ウェルター級 5分2R

×前田慶次(BONSAI TEAM豊明)
〇やっぱトムやねん(TEAMSFIDARE)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から5秒でやっぱトムやねんがパンチで前田をTKOで下し、カメラで撮影する暇が無い瞬殺で、やっぱトムやねんが会心のTKO勝利。

第5試合ウェルター級 5分2R

×輝也(BONSAI TEAM豊明)
〇浅野こうき(REBOOT)
判定0-3(18-20、18-20、18-20)

浅野が開始からタックルでテイクダウンを奪うとサイド、バックからスリーパーホールド、マウントなどポジションを奪い、パウンドを入れるなど浅野が優勢。輝也も返そうとするが、浅野がペースを握って1ラウンド終了。
2ラウンドも浅野がタックルを仕掛けてからパウンド、肩固め、バックからスリーパーホールドなどグラウンドで優勢に進め、試合終了間際では腕十字を狙うが、輝也もそこは取らせず、外すとサイドからパウンドで攻めるが、そこで試合終了のゴングが鳴り、判定ではグラウンドで圧倒した浅野が勝利する。

第4試合フェザー級 5分2R

×そのまんまたなか(TEAMSFIDARE)
〇大搗汰晟(POLARGYMOSAKA)
2R TKO(レフェリーストップ)

スタンドでは、そのまんまたなかがサークリングしながらローなどを繰り出し、大搗が中央に構えてから、互いに出方を見るが、大搗がタックルを仕掛けトップを奪うと、パウンドで攻めるが、そのまんまたなかもシングルレッグで返してテイクダウンを奪い、大搗もギロチンチョークを狙うが、浅くて極めは取れない。そして互いに密着してからパウンドを細かく出し合うが、そこから展開を作れず、そのまんまたなかは立ち上がり、アリイノキ状態からパウンドを狙うが、大搗も足を使ってから防ぎ、そこで1ラウンドが終了。
最終ラウンドはスタンドでは大搗が圧を掛けてから前に出て、左ミドル、ハイなどを繰り出す。そのまんまたなかはサークリングしながら返すが、大搗の右ジャブが入り、ラストは大搗のパンチが入り、崩れたそのまんまたなかに大搗がパウンドを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。TKOで大搗が勝利。

特別試合 MMA甲子園バンダム級 3分2R

〇井田徠
×志水大空
1R一本勝ち(腕十字)

組み合いなってからグラウンドへ移行すると井田がマウント、バックなど有利なポジションを奪い、マウントからパウンドを浴びせる。志水もポジションを奪い返すが、井田は下から三角を狙い、続いて腕十字へ移り、志水から一本を極める。井田が一本勝ち。

第3試合ミドル級 NGF 5分1R

×ガブリエル・イナルド(TreeBJJ)
〇山村舵弥(ISHITSUNA MMA)
1R TKO(レフェリーストップ)

山村が打撃で攻めるが、イナルドはグラウンドへ展開を移すと、山村にトップを奪われ、イナルドも無理にグラウンドの展開にせずにスタンドへ戻る。イナルドは首相撲を使うが、山村も崩されず、組んでからケージへ押し込み、グラウンドへ持ち込むと山村がトップ、ハーフを奪い、イナルドも足で突き放す場面もあるが、山村は有利なポジショニングでマウントを奪ってからパウンドを浴びせ続け、レフェリーが試合をストップ。TKOで山村が勝利。

第2試合ライト級 NGF 5分1R

〇永井康勢(M3A FITPlus)
×土屋孝貴(総合格闘技YJ)
判定3-0(10-9、10-9、10-9)

開始から永井が土屋のパンチを搔い潜ってからダブルレッグからのテイクダウンでグラウンドへ持ち込みマウントを奪い、そこから細かいパウンドを浴びせる。土屋もガードポジションに戻し、足を使ってから突き放し、スタンドへ戻すが、そこから永井がダブルレッグを仕掛けテイクダウンを奪うなど、テイクダウンをグラウンドの展開でポイントを確実に奪う。判定に入ると永井が勝利。

第1試合バンタム級 NGF 5分1R

×奥野真利(POLARGYMOSAKA)
〇小笠原孝成(ISHITSUNA MMA)
1R TKO(レフェリーストップ)

奥野は開始から組んでからタックルを仕掛けるが、小笠原もテイクダウンを許さず、バック、がぶり、ハーフを奪いそこから細かいパウンドを浴びせる。奥野もケージを使いスタンドへ戻し、組むが再度グラウンドになると、小笠原にマウントを奪われ、パウンドを浴びされる。ラストは小笠原がパンチを浴びせ、奥野が崩れてダウンし、小笠原が追撃のパウンドを浴びせに行くが、レフェリーが試合をストップ。TKOで小笠原の勝利。

オープニングファイト 28kgリミット 5分1R

〇宮浦琉(POLARGYM OSAKA)
×あさひ(blooM)
1R一本勝ち(腕十字)

開始のスタンドでは打撃から、宮浦が組んでから足を刈ってからグラウンドへ移行し、ハーフ、マウントとポジションを奪うが、あさひも返してからトップを奪い返すと、宮浦も下から三角を狙い、極めは取れないがバックを奪うなど、ポジショニングで有利に進める。あさひがトップを奪うと、宮浦はケージを使いながらスタンドへ戻し、シングルレッグでグラウンド、ガードポジションのトップからマウントを奪い、そこから腕十字に移行し、腕が伸びるとレフェリーが試合をストップ。宮浦が一本勝ちで勝利する。

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