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2024年12月25日Breakthrough Combat02レポート

■主催:PROGRESS実行委員会
■名称:Breakthrough Combat 02
■日時:2024年12月25日(水)
■会場:非公開
■住所:非公開

レポート:池田博紀、写真提供:PROGRESS実行委員会

長谷川氏の第2回目となるBreakthrough Combat(ブレイクスルー・コンバット)02がクリスマスの夜に無料のYouTubeで配信され、ハイレベルな選手が熱い試合を行った。試合数も6試合と短く、自宅でスマフォやタブレットで楽しく試合を見る事が出来る試みは高く評価したい。メインイベントはベテランMMAファイター北岡を、暫定王者である森戸が卓越したグラウンドで一本勝ちを収め、他も試合も激しく、今後もBreakthrough Combat(ブレイクスルー・コンバット)には注目である。

第6試合 グラップリング Progress 暫定ウェルター級選手権試合 5分3R

〇森戸新士(Leos &藤田柔術/日本/王者)
×北岡悟(パンクラスイズム横浜/日本/挑戦者)
1R一般勝ち(腕十字)
※森戸がProgress 暫定ウェルター級王座を防衛に成功する。

立ち上がりは北岡がMMAばりジャブの様な右の牽制を見せるが、森戸は距離を詰め、北岡は変則的な無防備の様なスタイルを取り、森戸も引き込もうするが、北岡はスタンドへ戻り、その後も森戸は引き込みから足を取りに行くが、北岡はスタンドから移らず、ケージ際で森戸が引き込みを使うが、北岡はそれを阻みスタンドの展開から許さないが、森戸が引き込むが、そこから展開が作れず、2ポイントが北岡に入る。しかし、森戸も足を極めに行き、バックを奪うと2ポイントが入り、バッククラブの体勢になり、北岡も外したいが、森戸の執拗に喰らい付いており、北岡も立ち上がろうとするが、森戸が後三角、ラストは腕十字も同時に狙い、北岡がタップ。森戸が一本勝ちで勝利する。

第5試合 MMA バンタム級 5分3R

〇吉野光(フリー/日本)
×川北晏生(TRIBE TOKYO MMA/日本)
判定3-0 (30-27、29-28、30-27)

スタンドで吉野が投げを見せ、ケージ際の攻防からグラウンドへ持ち込み、ハーフガードを奪い、立ち上がろうとする川北に膝蹴りを入れ、再度グラウンドへ持ち込む。川北もスタンド戻すが、吉野がバックスタンドを奪い執拗に攻めるなど、吉野の攻めが光る。川北も正対に戻してから、スタンドで打ち合うが、吉野がパンチでの攻めが優勢で、川北をケージに押し込み、スタンドの打ち合いでは互いにパンチで打ち合いを見せる。だが吉野は左瞼付近から出血しており、そこで1ラウンドが終了。2ラウンド、開始から吉野がパンチを振るってから前に出てから攻めるが、川北も組んでからケージ際の攻防で肘を浴びせるが、吉野はケージに押し込み、強引な投げを繰り出すと、川北もシングルレッグを取りに行くなど、攻守を返す攻めを見せ、吉野がアームロックを狙うが、それは強引過ぎて、川北も極めを許さない。スタンドに戻っても、ケージ際の攻防からスタンドの打撃では吉野がパンチ、ボディへ蹴りなど、前に出る印象が残り、パンチで川北が崩れるが、川北もタックルで組み付き、そこで2ラウンドが終了。最終ラウンド、打撃戦では吉野が前に出てから、次はシングルレッグからテイクダウンを奪うが、川北もスタンドへ戻し、バックスタンドから正対に戻し、吉野へ膝蹴りをボディへ入れ、肘など見せるが、スタンドでは吉野のパンチが冴え、川北もミドル、パンチを返すが、打撃では吉野がペースを握っており、川北もシングルレッグを取りに行くが、吉野はケージを使ってからテイクダウンを許さない。ケージ際の攻防では、川北もコツコツと膝蹴りを入れてから、流れを変えたいが吉野は足技で投げを狙うなど、積極性では吉野に分があり、ブレイクが入ってからスタンドでは、パンチからタックルを仕掛け、川北も立ち上がるが、次は投げでテイクダウンを奪い、それでも川北は立ち上がり、ラストは川北もタックルを見せるが、テイクダウンは取れず、スタンドの打撃を見せて試合終了gのゴングが鳴る。判定は全体的に主導権を握った吉野が勝利。

第4試合 グラップリング Progress 68kg契約 5分2R

〇須藤拓真(X-TREME EBINA/日本)
×中島太一(ロータス世田谷/日本)
1R一本勝ち(膝十字)

開始はスタンドで展開を伺う様な立ち上がりが、須藤はタックルを仕掛けるが、中島もそれを許さず、スタンドで展開に戻るが、その後も須藤はタックルを仕掛け、テイクダウンは中島も許さない。だが、須藤のタックルで組み付き、バックを奪うが、中島もトップを奪い返し、2ポイントが中島に入るが、そこに須藤が膝で膝十字固めを極め、須藤が一本勝ち。電光石火の膝十字で勝利する。

第3試合 MMA ミドル級 5分3R

×イ・イサク(コリアン・トップチーム/韓国)
〇アギラン・タニ(モナキMMA/マレーシア)
2R一本勝ち(スリーパーホールド)

イが圧を掛けるが、アギランは前に出てから攻め、ケージ際での攻防に移り、膝蹴りを見せるが、アギランがテイクダウンを狙い、イも立ち上がるがアギランがバックスタンドを取り、担ぎ上げてから投げるが、イも素早くスタンドへ戻すが、バックスタンドをアギランにキープされるが、イも足を掛けて投げるが、アギランはバックスタンドを奪い、スタンドの打ち合いになるとアギランがヒット数で有利で、イも首相撲から膝蹴りを返すと、アギランもカーフキックを浴びせ、イはフックを振るいながら前に出り、アギランも応戦しながら、組んでからテイクダウンを奪い、マウントを奪いパウンドを入れるが、そこで1ラウンドが終了。2ラウンド、スタンドでパンチを見せ、アギランはタックルから組みを仕掛け、イもスタンドの打ち合いに戻し、パンチでアギランを攻めるが、アギランはタックルで組み付き、バックスタンドを奪い、グラウンドになるとイがバックを奪うが、次はアギランがバックを奪ってからスリーパーホールドを執拗に狙い、イがタップ。アギランが一本勝ちで勝利する。

第2試合 グラップリング Progress 71kg契約 5分2R

×城戸泰介(Leos &藤田柔術/日本)
〇椿飛鳥(トライデントジム/日本)
判定2-8

開始は城戸が引き込みを見せて、3度目の引き込みで椿へ膝十字を狙うなど、城戸が攻めの姿勢を見せるが、椿にポイントが入り、次に城戸はシングルレッグを狙うと椿もケージを使ってからテイクダウンをさせないが、城戸が下になってから、椿が上を取ると更に2ポイントが入るが、城戸は椿の足を取ると膝十字を再度狙うなど、城戸が下からの攻めを見せるが、ポイントは椿に入って1ラウンドが終了。最終ラウンド、このラウンドも城戸は下になって引き込むが、これも椿にポイントが入り、城戸はポイントを失っても、極めを狙う。椿がスタンドに戻り、城戸はスタンドに戻りスクランブルで1ポイントが入り、シングルレッグを狙うが、椿も防ぐと、城戸は引き込みを使うが、これも2ポイントが椿に入る。椿もパスガードを試み、スタンドに戻ろうとすると、城戸も付いていくが、それ以上のアクションを起こせず、ポイント差で椿が勝利する。

第1試合 MMA フライ級 5分3R

〇チェ・スングク(コリアン・ゾンビMMA/韓国)
×古賀優兵(TRIBE TOKYO MMA/日本)
2R TKO(レフェリーストップ)

開始はパンチ、ローで出方を見る展開だが、徐々にギアを上げてから打ち合いを見せ、古賀はバックキック、パンチで前に出てから、パンチでヒットをさせチェの腰が砕けるが、チェも持ち直してからパンチ、ローを返し組みも見せるが、古賀はスタンドから許さず、パンチで前に出るが、チェのカウンターの右を貰い、古賀が崩れチェがバックに付くが、古賀は、それ以上の攻めを防ぎ、スタンドに戻し、そこで1ラウンドが終了。2ラウンドもスタンドで展開するが、チェはパンチ、ローで、古賀はパンチで前に出るが、古賀が崩れて立ち上がろうとした所にパンチを貰い、続くパウンドを浴びてからレフェリーが試合をストップ。TKOでチェが勝利。

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