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2018年6月10日第1回JPBA Official 1stBOX Sparing Fightレポート

2018年6月10日第1回JPBA Official 1stBOX Sparing Fight

■主催:日本プロボクシング協会・西部地区
■名称:第1回JPBA Official 1stBOX Sparing Fight
■日時:2018年6月10日(日)
■会場:三松スポーツボクシングジム
■住所:福岡県春日市春日原南町4-37-89

2018年6月10日第1回JPBA Official 1stBOX Sparing Fight

日本プロボクシング協会・西部地区による第1回目となるJPBA Official 1stBOX Sparing Fightが福岡にて開催された。安全性を重視し、リングの上に立ち競い合う経験を積むことをコンセプトとしており、クリーンヒットが入れば、即座にダウンを取り、怪我をしない安全を第一としている。
今大会では10試合が行われ、階級もランダムで近い階級同士で対戦が組まれており、年齢も15歳~68歳と幅広い年齢層の選手が出場し、全試合が白熱したボクシングを楽しむ試合が展開された。

第10試合 マススパーリング 1分×2R

-帆足 高明(ダッシュ東保ボクシングジム/クルーザ級/68歳)
-萬徳 拓矢(橋口ボクシングジム/ミドル級/28歳)
マススパーリングの為、勝敗無し

今大会の最年長の帆足の相手を務めたのは、ミドル級の萬徳。試合はマススパーリングで行われた。萬徳はデフェンスに回り、敢えて帆足に打たせるスタイルを取り、帆足も積極的に攻めた。インターバルでは、関レフェリーが萬徳にアドバイスを行うなど、経験の場を積む今大会のコンセプトと言える試合となり、試合終了すると観客は両選手を称えた。

第9試合 2分×2R

×永野 勝克(ダッシュ東保ボクシングジム/バンダム級/16歳)
〇金谷 宏之(関ボクシングジム/フライ級/53歳)
2R TKO

1R、2Rに渡り、金谷が高いデフェンスを発揮し、永野に有効打を許さず、逆に各ラウンドで2回ダウンを奪うなど、金谷のハイレベルなボクシングを見せTKOで金谷が勝利。

第8試合 2分×2R

×安西 マリア(ダッシュ東保ボクシングジム/フライ級/20歳)
〇渡邊 千春(関ボクシングジム/ライト級/26歳)
1R TKO

今大会で唯一の女子の試合となり、互いに打ち合うが渡邊が1ラウンドで3回ダウンを奪い、渡邊のTKO勝利となったが、残り1ラウンドはマススパーリングとして行われ、渡邊はデフェンスに徹し、安西はガンガン打ちに来るが、渡邊もボディワークを使う。経験を積む場として行われた2ラウンドなど、まさに1stBOXに相応しい試合となった。

第7試合 2分×2R

〇大上 芙旨(関門JAPANボクシングジム/ウェルター級/20歳)
×吉田 倖弥(ダッシュ東保ボクシングジム/ミドル級/17歳)
判定3-0

開始から激しい打ち合いを展開するが、吉田が暴言や威嚇する言動が出た為に、関レフェリーが教育として指導を行い、言動ではなく闘志を胸に秘めて、スポーツマンシップに則る様に注意を与える。試合内容は大上がダウンを再々奪うなど、判定で大上が勝利。

第6試合 2分×2R

〇山崎 重敏(関ボクシングジム/フェザー級/54歳)
×別府 秀樹(三松スポーツボクシングジム/フェザー級/55歳)
判定3-0

互いにジャブを多用するが、山崎が1ラウンドでダウンを奪う。別府も前に出て積極的に打ちに出るが、山崎のデフェンスは固く、山崎の優勢は揺るがない。途中で別府が酸欠気味になったので、レフェリーが回復のインターバルを取る場面があったが、別府も最後まで戦う。判定で山崎が勝利。

第5試合 2分×2R

〇逆瀬川 斗有(橋口ボクシングジム/ライト級/20歳)
×井上 結人(ダッシュ東保ボクシングジム/ライト級/17歳)
判定3-0

互いに手数を出す乱打戦となるが、1ラウンドで逆瀬川が2回ダウンを奪う。その後も乱打戦で打ち合いを展開する両者。判定で逆瀬川が勝利。

第4試合 2分×2R

×東 泰章(関門JAPANボクシングジム/ウェルター級/49歳)
〇萬徳 拓矢(橋口ボクシングジム/ミドル級/28歳)
判定0-3

序盤では、ミドルレンジで打ち合いを互角に展開するが、2ラウンドに入ると、萬徳が2回ダウンを奪う。判定で萬徳が勝利。

第3試合 2分×2R

×山下 研(長崎ハヤシダボクシングジム/ライト級/20歳)
〇佐伯 剛志(黒崎KANAOボクシングジム/ウェルター級/40歳)
判定0-3

ショートレンジでの打ち合いとなり、山下がダウンを奪うが、2ラウンドでの乱打戦で佐伯もダウンを奪う。激しい打ち合いとなるが、判定で佐伯が勝利。

第2試合 2分×2R

〇金谷 宏之(関ボクシングジム/フライ級/53歳)
×溝辺 誠(黒崎KANAOボクシングジム/フェザー級/36歳)
判定3-0

全ラウンドで金谷が高いデフェンス技術を見せる。互いに手数を出すが、各ラウンドで金谷が1回ずつダウンを奪うなど、判定で金谷が勝利。

第1試合 2分×2R

〇山下 優河(橋口ボクシングジム/フェザー級/16歳)
×前田 葉樹(ウエスタン延岡ボクシングジム/フェザー級/15歳)
判定2-1

1ラウンド目では山下がストレートでダウンを奪うが、前田も2ラウンド目でダウンを奪い返す。ジャッジの支持が分かれたが、判定で山下が勝利。

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