ジュニア選手にオススメです。
心臓震盪(しんとう)とは、胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止してしまう状態です。胸骨が未発達な幼年期ほど発生率は高く、胸部に衝撃が加わることによりおこるのですが、あまりよく知られておりません。胸骨や除骨が折れるとか、心臓の筋肉が損傷するような強い衝撃ではなく、子供が投げた野球のボールが当たる程度の衝撃でも起こることがあります。
心臓の真上あたりが危険な部位です。心臓震盪は衝撃力によって心臓が停止するのではなく、心臓の動きの中で、ある特定のタイミングで衝撃が加わった時に、致死的不整脈が発生することが原因と考えられます。