2022年5月29日NJKF2022 west 3rdレポート

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■主催:NJKF誠至会、誠至会プロフェッショナル
■認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
■名称:NJKF2022 west 3rd
■日時:2022年5月29日(日)
■会場:堺市産業振興センター
■住所:大阪府堺市北区長曽根町183-5

メインイベントでは、甲斐が1Rで快勝を収め、勝利者インタビューでは、初めてのタイ人で、不安があったが自分のスタイルを貫き通して倒すことが出来た。これからも上を目指すので、応援をお願いします。とファンに、更に上を目指すと宣言した。オープニングファイトではNEXT☆LEVEL関西ジュニア王座決定戦が行われ、次世代を担うファイターのフレッシュな試合が行われた。

メインイベント 55kg契約 3分3R ※ヒジあり

〇甲斐元太郎(NJKF理心塾/前NJKFバンタム級王者)
×ジョムラウィー・kcrony gym(タイ国/元タイ9ch&パタヤスタジアム認定バンタム級王者)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始は甲斐が左ミドルを放つが、ジョムラウィーは首相撲になると甲斐を崩すなど、タイ人ならではの巧みさを見せる。しかし、甲斐がパンチで攻め、コーナーに詰めてからパンチを浴びせると、レフェリーがスタンディングダウンを取る。再開後は詰めに入る甲斐に対して、ジョムラウィーは組んで凌ごうとするが、甲斐はお構いなしでパンチを浴びせると、レフェリーが試合をストップ。TKOで甲斐が勝利し、コーナーポストに上り歓喜し勝利を喜ぶ。

セミファイナル 交流戦 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり

〇泉丈成(NJKF誠至会/NJKFスーパーバンタム級2位)
×田淵神太(拳聖塾/MAバンタム級王者・第2代アクセルバンタム級王者・ABW初代バンタム級王者)
3R TKO(ドクターストップ)

泉は左ミドル、左ローで攻め、田淵はパンチで前に出る。接近戦になると組んでからの攻防となるが、1ラウンドは泉が若干優勢。2ラウンドではミドルレンジからのパンチ、ミドル、ローで応戦となるが、首相撲の展開になると泉が崩すが、田淵もパンチを返す。最終ラウンドでは泉は左ローを入れるが、接近戦では田淵に肘打ちを浴びせ、田淵が左目下をカットし出血。ドクターチェックが入るが、試合続行は不可能。TKOで泉が勝利。

第9試合 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり

×雄一(NJKF TRASH/NJKFスーパーバンタム級4位)
〇真琴(NJKF誠輪ジム)
判定0-2(29-30、30-30、28-29)

1ラウンドは雄一がロー、ミドルを入れるが、真琴も打ち返し、組んでから攻めて肘を見せる。2ラウンドも雄一はパンチ、ミドルを放つが、真琴はパンチ、ローで返しながら、首相撲を優勢に進めるなど、攻勢点を取る。最終ラウンドは互いに前に出ながら打ち合いを展開し、組んでからの攻防を繰り広げる。判定で真琴が勝利。

第8試合 交流戦 58kg契約 3分3R

〇笹木一磨(NJKF理心塾/NJKFフェザー級3位)
×郁弥(山口道場)
2R TKO(レフェリーストップ)

パンチ、ローで展開し、笹木のローで郁弥の足が流れる場面はあるが、1ラウンドは互角の展開。2ラウンドでも打ち合うが、笹木がパンチをヒットさせ、レフェリーがスタンディングダウンを取る。再開後に詰めに入った笹木が攻めに入り、郁弥をコーナーに詰めてパンチを浴びせると、郁弥が崩れレフェリーが試合をストップ。TKOで笹木が勝利。

第7試合 交流戦 フライ級 3分3R

〇寺西大輝(NJKF田頭道場)
×小寺雄太(谷山ジム)
判定2-0(30-29、29-29、29-28)

1ラウンドから打ち合いとなるが、寺西が左ミドルを浴びせ、打ち合いでも若干優勢の展開。2ラウンドも打ち合いとなり、互いにヒットを奪うが、寺西にローブローが入り回復のインターバルが取られる。再開後は互いに攻め合う展開となる。最終ラウンドも同じく激しく打ち合うが、ここでも寺西にローブローが入ってしまう。このラウンドでは寺西のパンチがヒットするが、小寺も気持ちを見せるかのごとく打ち合いを見せる。判定では寺西が勝利。

第6試合 交流戦 ライト級 3分3R

〇上野コウキ(直心会)
×内本築(NJKF team Bonds)
1R TKO(レフェリーストップ)

序盤から上野が左ハイを浅く入れスリップダウンを奪い、パンチで攻め内本をコーナーに詰めてから上野が右ストレートをクリーンヒットさせると内本がダウンし、レフェリーがダメージを見て、試合をストップ。上野がTKO勝利。

第5試合 フェザー級 3分3R

×岩KING(NJKF心将塾)
〇坂本直樹(NJKF道場373)
判定1-2(29-30、29-28、29-30)

開始からパンチ、ローで激しく打ち合いとなり、1ラウンド終盤ではショートレンジで激しく攻め合う。2ラウンドもパンチ主体で打ち合いとなり、一進一退で互いに攻める展開。最終ラウンドも互いに退かない打ち合いの乱打戦で展開するなど、削り合う打ち合いとなる。スプリット判定で坂本が勝利。

第4試合 交流戦 69kg契約 3分3R

×祖父江泰司(NJKF理心塾)
〇田邊雅弥(Blaze)
1R TKO(レフェリーストップ)

互いにローで削り合うが、田邊が祖父江にロープを背負わせるなど、圧を掛ける。試合は一瞬でロープに詰めた田邊が右膝蹴りを顔面に浴びせ、フォローのパンチを浴びせ祖父江はコーナーに詰められダウン。レフェリーが試合をストップ。TKOで田邊の勝利。

第3試合 交流戦 61kg契約 3分3R

×光太郎(NJKF誠至会)
〇松崎亮磨(大阪キック T.B.NATION)
判定0-2(29-29、29-30、29-30)

互いにミドルレンジで鋭い蹴りを見せ合う。松崎はハイなど打点が高い蹴りを見せるが、光太郎もローを返す。しかし、松崎にローブローが2回入り、光太郎に口頭注意が与えられる。松崎のダメージが大きいが試合は続行。2ラウンドでは松崎が左ストレートでヒットを奪い、前蹴り、ハイを見せる。光太郎もパンチ、ローを積極的に返す。3ラウンドでは光太郎もパンチでヒットを奪うが、松崎もブロックされるがハイを返し、光太郎の攻めに対してボディワークで避ける技術を見せ、互いに攻め合う。判定は松崎が勝利。

第2試合 フライ級 3分3R

×髙木雅己(NJKF誠至会)
〇水流添正太(NJKF道場373)
判定0-3(27-28、27-28、27-29)

序盤からパンチ、ミドル、ローとミドルレンジで展開するが、手数で高木が上回り、2ランドでも高木が左ストレートでヒットを奪うが、水流添も前に出てから打ち合いに応じる。最終ラウンドでは開始から水流添が右フックでダウンを奪う。立ち上がる高木、そして互いに強打で打ち合いとなり、激しい展開となるが、水流添が再度パンチでダウンを奪うなど、このダウンが決定打となり、判定に入ると水流添が勝利。

第1試合 交流戦 スーパーライト級 3分3R

△龍聖(NJKF健心塾)
△寛弥(BOSS GYM)
判定1-1(29-30、30-29、29-29)

打ち合いから首相撲で互いに膝蹴りで攻め合い、2ラウンドも首相撲で攻め合う。最終ラウンドは打ち合いで、龍聖はミドルを浴びせるが、寛弥も前に出てから攻める。接近戦になると首相撲の展開で。互角の展開。判定はドローとなる。

オープニングファイト
NEXT☆LEVELタイトルマッチ(NEXT☆LEVEL提供試合)

NEXT☆LEVEL関西ジュニア-55kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇新井真惺 (大阪キックT.B.NATION)
×大田龍弥(NJKF VIGOR KICKBOXING GYM)
判定3-0(30-28、30-27、30-26)

開始から新井はガードを下げステップワークを使い、パンチで有利。ロープに詰めてからパンチを浴びせダウンを奪う。その後も新井はパンチで優勢。大田も首相撲を使うが、組んでからの攻防では互角。2ラウンドも同じ展開だが、新井が首相撲で崩すが、大田も打ち返し、互角の打ち合い。最終ラウンド、新井はガードを下げ、攻撃的なスタイルを取り、互いにパンチ、ミドル、ローで攻めるが、新井は首相撲からの崩しを有効的に使う。ラストになると互いにパンチで激しく打ち合う。判定はダウンを奪い、首相撲を有効に使った新井が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア-50Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇山田貴紀 (山口道場)
×山崎海來 (真門team sol)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)

打ち合いから組みの攻防となると、首相撲で山田がコントロールしており、有利な展開。2ラウンドは互いに前に出てから打ち合いとなり、パンチ、ローで打ち合う。接近戦になると首相撲の攻防となる。最終ラウンドもパンチ、ロー、ミドルで応酬するが、首相撲では、山田が膝蹴りなどで有利な展開。判定で山田が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア-45kgタイトルマッチ 1分30秒3R 延長1R

×海渡一慶(NJKF VIGOR KICKBOXING GYM)
〇山中涼惺 (大阪キック T.B.NATION)
反則勝ち

開始からローで応酬し、パンチ、ミドルで削り合う打ち合いを展開。だが1ラウンドで3回、山中にローブローが入り回復のインターバルが取られ、海渡へ減点1が与えられる。試合展開はパンチ、ローとミドルレンジで打ち合うが、海渡が鼻からの出血でドクターチェックが入るが、試合は続行。2ラウンドもパンチ、ミドル、ローで打ち合いとなるが、4回目のローブローが山中に入り、回復のインターバルと、海渡へ2枚目のイエローカードで減点1。最終ラウンドも同じくパンチ、ロー、ミドルで打ち合うが、ここでもローブローが山中に入る。5回目のローブローとなり、海渡へレッドカード。山中の反則勝ちとなる。ハイレベルな展開を見せただけに、残念な結果となる。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア-40Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×上窪聖 (昇龍會)
〇高木礼司 (楠誠会館)
判定0-2(28-29、29-29、28-30)

序盤、上窪はステップワークを使い、ロングレンジで展開する。上窪が首相撲で崩す。上窪が前に出てから中に入ろうとするが、途中で掴みからの攻撃で口頭注意が与えられる。高木は上背を活かしてからの攻めで有利、上窪もステップを使いながら、中に入ろうするが、高木はミドルを浴びせ、高木は上背を活かした攻めを使う。判定で高木が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア-35Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇林功太郎(山口道場)
×鶴山将汰 (ROYAL KINGS)
判定3-0(30-28、30-28、30-28)

林がステップワークを使い、動きながらパンチ、ロー、ミドルなどミドルレンジで展開する鶴山も前に出てから打ち合うが、林が前蹴りなどを合わせてスリップダウンを奪うなど、試合展開を林が握る。林の優勢が揺るがず判定で林が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア-30Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×小西谷琉 (ROYAL KINGS)
〇森蒼空翔 (真門team sol)
判定0-3(29-30、28-30、27-30)

開始から打ち合いとなり、互いに退かない姿勢で打ち合い、組んでからも互いに膝蹴りを出す。2ラウンドでは小西にローブローが入り、回復のインターバルが取られるが、このラウンドでは森蒼が、首相撲で崩しなど若干、優勢。最終ラウンドは打ち合いとなりヒットを奪い合い、組んでからの攻防となる。判定で森蒼が勝利。

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