2022年

2022年9月25日DEEP☆KICK 63ダブルセミファイナルは2階級の挑戦者決定トーナメント決勝。慎太郎vs竹内、藤井vsKING龍蔵が対戦。

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■主催：DEEP☆KICK実行委員会
■名称：DEEP☆KICK 63
■日時：2022年9月25日（日）
■会場：テクスピア大阪
■住所：大阪府泉大津市旭町22-45

大会日時

2022年9月25日（日）
DEEP☆KICK 63
開場：11:30
開始：11:45

大会注目点

9月25日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 63』の追加カードとして、DEEP☆KICK-65kg及び-57.5kgの挑戦者決定トーナメント決勝をダブルセミファイナルで開催することが発表された。
まずはダブルセミファイナル1として行われるのはDEEP☆KICK-65kg第3代王者の木村ケルベロス颯太（NJKF心将塾）へのタイトルマッチ挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント決勝、7月「DEEP☆KICK ZERO 03」で行われた準決勝をそれぞれKO勝利で勝ち上がってきた慎太郎（NJKFteamBonds）と竹内皇貴（チームドラゴン）が激突する。
慎太郎はプロ戦績15戦8勝4敗3分3KOの戦績を誇っており、高身長からの威力あるパンチと3R通しての戦術的な戦いが魅力的な試合巧者。7月「DEEP☆KICK ZERO 03」で行われた準決勝では浅居悠太（TeamU.E）と対戦、1Rにパンチ・膝をボディに集めダウンを奪うと2R早々にダメージの残る浅居にとどめの右で2R8秒TKO勝利を飾り決勝へと進出を果たした。今回のトーナメント出場にあたり当時戦っていた-70kgから5kg階級を落としての挑戦だったが問題はなし、次戦についても「アグレッシブに前に来るファイターなんでしっかり迎え撃って早い段階でKOします。遠路はるばるベルトを狙いにきてるようですが手ぶらで帰ってもらいます。」と自信満々、自身3度目のタイトルマッチ挑戦権獲得に向けて有言実行を果たせるのか。
対する竹内はプロ戦績23戦14勝9敗のベテラン選手で、慎太郎が語る通り強いプレッシャーをかけながら前に前にと打ち出るアグレッシブファイター。決して後ろに引かない姿から「不退王」と呼ばれており、7月「DEEP☆KICK ZERO 03」にて行われた準決勝、中澤友（ビンチェレあべの）の試合でも1Rから終始前進を止めずミドル・ローで中澤を追い続けると3R試合終了間際にはコーナーに詰めてからの強烈な飛び膝蹴りでTKO勝利を奪取、正に名の示す通りの実力を見せつけた。あと1つで挑戦権獲得も竹内は「ここからあとふたつ（2試合）勝ち抜いて絶対に東京にベルトを持って帰る」と慎太郎、そしてその先にある木村の持つベルトを早くも見据えている。現在4連勝中と絶好調、不退王が本当の王と成るため勢いそのままに初タイトルを狙う。
身長差は8cmとリーチでは慎太郎に分があるもそれを埋める突破力を竹内は兼ね備えている。何より互いに判定での決着など考えていないだろう、慎太郎の重い攻撃と竹内の強いプレッシャーをどのように活かしてくるのか、両者の作戦にも注目したい1戦だ。ここの1勝を勝ち取り木村への挑戦権を獲得するのは果たしてどちらだ？！
続いてダブルセミファイナル2で行われるのは今年3月「DEEP☆KICK 60」にて見事KO勝利で防衛を達成したDEEP☆KICK-57.5kg第2代王者の宮崎就斗（TARGET）への挑戦権を懸けた挑戦者決定トーナメント決勝戦、6月「DEEP☆KICK61」及び「DEEP☆KICK 62」で行われた準決勝を勝ち抜いてきた藤井海人（EXARES）とKING龍蔵（ROYAL KINGS）が対戦する。
藤井は空手をバックボーンにバックスピンキックやバックハンドブローなどの変則技を多彩に使いこなす若手期待のホープ。現在プロ戦績4戦2勝2敗、3月「DEEP☆KICK 59」にてDEEP☆KICKランカーの嶋秀太（NJKF田頭道場）から判定勝利を奪い今トーナメント出場を果たすと、準決勝ではShin（Team FIST）と対戦。開始からジリジリと蹴りを放ちダメージを与えていくと1R後半にはバックハンドブローで先制ダウンを奪い判定勝利、決勝へと駒を進めた。次が5戦目、決勝を勝ち上がればプロ6戦目でタイトルマッチ挑戦という異例のスピード出世を果たすこととなるも藤井は意に介さない、支えてくれる仲間に結果で恩返しすると冷静ながらも熱く決勝に備えている。
対するKING龍蔵は現役高校生ながらもプロ9戦4勝3敗2分を誇っており、攻守ともにバランスの取れた熱血ファイター。2020年11月のデビューからハイペースに試合をこなし順調に勝ち星を重ねてきたが今年3月時点では無念の3連敗とどん底に。しかし今トーナメント出場にあたり階級を上げての準決勝では濱田祐生（山口道場）から2Rに右のパンチでダウンを奪い見事判定勝利、連敗もストップし決勝へと進んできた。現在高校3年生とこの先にあるタイトルマッチでベルトを奪えば高校生チャンピオンと成りうる正にラストチャンス、今回の決勝についても「俺の優勝で決まり」と語っており物怖じは一切なし、大胆不敵に決勝の時を待つ。
両者ともにタイトルマッチ経験はなく、どちらが勝ってもベルト初挑戦となる1戦、だからこそ決勝戦はより気持ちの強いほうが流れを持っていくだろう。フレッシュながらも初のベルト挑戦権を懸けた熱い激闘を楽しみにしてほしい。
他にはOPファイト、NEXT☆LEVEL提供試合として岸佑樹（NJKF健心塾） vs 河原琉空（Remake）、富田琉生（TeamFreeStyle） vs 瀧澤秀晴（TeamFIST）、岩崎銀次郎（魁塾中川道場） vs 永野凱理（02GYM）の3戦も発表された。

引用：DEEP☆KICK実行委員会