2022年12月25日DEEP☆KICK 64 -55kg挑戦者決定トーナメント決勝、-51kg第2代王座トーナメント開催決定。

700

■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK 64
■日時:2022年12月25日(日)
■会場:テクスピア大阪
■住所:大阪府泉大津市旭町22-45

大会日時

2022年12月25日(日)
開場:12:15
開始:12:45

大会注目点

12月25日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 64』の追加カードとして、DEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメント決勝の開催に加えDEEP☆KICK-51kg第2代王者のイスを懸けた王座決定トーナメントの開催が発表された。
まず発表されたのは9月「DEEP☆KICK 63」より開催されたDEEP☆KICK-55kg第6代王者の翔磨 (多田ジム)へのタイトルマッチ挑戦権を懸けた挑戦者決定トーナメントの決勝戦、9月の準決勝を勝ち上がってきた鷹介(魁塾)と力哉(BKジム)が激突する。この2名は2017年「DEEP☆KICK 34」で対戦経験があり、その際は鷹介が2R55秒でTKO勝利を飾っている。
鷹介は威力あるパンチを武器にアグレッシブに打ち合いを繰り広げるインファイター。9月の準決勝では6月「DEEP☆KICK 62」でも対戦し3RTKO勝利を飾ったFUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)と再び対戦、早々の2度目の対戦となるも鷹介は着実にパンチ・ローをヒットさせていき判定勝利、2戦連続の勝利を勝ち取り決勝への進出を決めた。だが鷹介は「僕はまだまだこんなもんじゃない、次の決勝・タイトルマッチで相手をぶっ倒して王者になる」とマイクで豪語、現在3連勝中と波に乗っている鷹介が5年ぶりの対戦を再びKO勝利で飾れるのか。
対する力哉はパンチを軸に果敢に前に出て打ち合いを広げるこちらもインファイター。9月の準決勝では玲翔(NJKF Vigor Kickboxing Gym)と対戦、3Rに強烈な左ボディでダウンを奪うと再びの左ボディでレフェリーストップ、インパクトのある3RTKO勝利で決勝へと駒を進めた。決勝の鷹介、そしてその先にいる翔磨にも2年前に負けた経験がありリベンジづくしのトーナメントとなる力哉、「5年越しのリベンジで盛り上がる試合にする」と語る通り、リベンジとベルト獲得を同時に果たすことが出来るのか。
互いにパンチの打ち合いを好んでいる選手なだけに見ごたえ抜群の試合になることは間違いなし。鷹介が再びマットに打ち沈めるか、力哉が5年越しのリベンジを果たすのか、この対戦の先にある翔磨とのタイトルマッチ挑戦を勝ち取るのは果たしてどちらだ?!
次に発表されたのは3月「DEEP☆KICK 60」でDEEP☆KICK-51kg初代王者となった塚本望夢(NJKFteamBonds)が返上したベルトを懸けたDEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメントの開催が発表された。対戦カードは抽選の結果、DEEP☆KICK-53kg5位のタネ♡ヨシキ(直心会) vs -53kg6位の一樹(Reborn kickboxing gym)、-51kg2位のKING TSUBASA(ROYAL KINGS) vs 同級3位のJIN CHOKE-DEE(楠誠会館)の4名2試合が決定された。
まずはタネvs一樹、この両者は2018年「BORDER-KICKBOXING」と今年1月「DEEP☆KICK ZERO 02」で2度対峙しており今回が3度目の対戦となるカード。過去の結果は2戦ともにタネが勝利を収めている。
タネは入場から試合までイケイケなスタイルを貫き通すアグレッシブファイター。DEEP☆KICKでは昨年開催のDEEP☆KICK-51kg初代王者決定トーナメントにも参戦したがその後王者となる塚本に無念の1RTKO負け、今回が2度目のベルトを懸けたトーナメント出場となる。10月「KAKUMEI KICKBOXING NIGHT FIGHT」ではイム・ソンミン(韓国)との日韓戦を行うと2Rに右ハイでダウンを奪い最後はパンチラッシュで2RTKO勝利を奪い調子も好調、次こそはトーナメントでタネ旋風を巻き起こせるか。
対する一樹は元MA日本スーパーフライ級王者、関西軽量級を代表する選手としてプロ19戦7勝12敗4KOの戦績を残しているがここ数試合ではなかなか結果がついてこない。DEEP☆KICKでも2020年「DEEP☆KICK 42」でのハオロンヤバチョーベース(NJKF YABA-CHO BACE)への勝利を最後に勝利がなく苦しい期間が続いている。そんな中舞い込んできた王座決定トーナメント、もう辛い思いは十分経験した、ジム移籍でリフレッシュした一樹が3度目となるタネ戦へのリベンジを境に連勝街道を進み2本目のベルト獲得達成となるか。
1度目はタネのKO勝利、2度目は大会ベストバウトの打ち合いを見せこちらもタネの判定勝利、そして迎えた3戦目は王座決定トーナメント準決勝。2度あることは3度あるとタネがベルトに王手をかけるか、一樹が3度目の正直で幾年越しのリベンジを果たし駒を進めるか、互いを完全に知り尽くした両者の意地のぶつかり合い、そして戦略戦にも期待してほしい。
もう1戦はDEEP☆KICK-51kgトップランカーであるKING TSUBASAとJIN CHOKE-DEEが選出。2児の父であるTSUBASAと高校生ファイターのJINの歳の差は実に10、背負うものと勢いがぶつかり合う。
TSUBASAはじわじわ前に圧をかけながら早い回転からのパンチ・蹴りが魅力的な選手。昨年開催のDEEP☆KICK-51kg初代王者決定トーナメントにも参戦し空龍(空修会館)と壮絶な打ち合いを繰り広げるも判定負け、今回が2度目の出場となる。8月「Cygames presents RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」では前王者である塚本と対戦、持ち前の気持ちの強さとパンチを繰り出すも無念の判定負け、今回が復帰戦となる。2度目の出場となる今回も気負いなどは一切なし、愛する家族に輝くベルトを持ち換えることが出来るのか。
対するJINは昨年10月にプロデビューを果たすと約1年でプロ7戦6勝1敗とハイペース且つ好成績を残している16歳の高校生ファイター。DEEP☆KICKでも1月「DEEP☆KICK ZERO2」にて清志(NJKF KTF)、6月「DEEP☆KICK 61」にてセネガル駿一(NJKF心将塾)の2名を下し2戦2勝、そのままランキング入りを果たし今トーナメントに選ばれた。先日11月6日「JAPAN CUP KICK vol.4」では溜田蒼馬(Crazy Wolf)とバンダム級タイトルマッチを行うと的確にパンチを当てていき判定勝利、見事ジャパンカップバンタム級チャンピオンとなった。高校生チャンピオンとなったJINが次はDEEP☆KICKの地で高校生にして2冠という偉業を狙う。
互いに鋭く早いパンチ・蹴りを兼ね備えており正に最軽量級らしいスピード感あふれる試合となるだろう。しかし前述の通りここまでのプロ生活はまったく違い、子供の出産で活動休止を含みながらもプロ19戦を戦い脂の乗ってきたTSUBASA、デビュー1年にして数々の試合に挑み勢いそのままに実績を積んできたJIN、正反対ともいえる2人だからこそ出る味のある試合を楽しみにしてほしい。
以上4名により競われるDEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント。近年更に盛り上がりを見せている階級なだけにここでの王者戴冠は次のステップにも確実につながるだろう。12月の準決勝、そして来年頭にも開催されるだろう王座決定戦までの激戦に注目してほしい。
他にはワンマッチ、DEEP☆KICK-57.5kg契約として麻太郎(NJKF健心塾) vs 濱田祐生(山口道場)の対戦が決定。この対戦は当初6月「DEEP☆KICK 63」より始まったDEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝にて対戦予定だったカード、しかし麻太郎の怪我による欠場となり対戦は流れていた。そして時は流れ12月の今大会で相まみえることとなった両者。
麻太郎は攻守ともに技術も高くリーチを活かした展開が魅力的な選手で、当時ランキング1位もトーナメントに出場できず現在同級5位。3月には「DEEP☆KICK 60」にて宮崎就斗(TARGET)とタイトルマッチを行うも無念のTKO負け、今回が9か月ぶりの復帰戦となる。
対する濱田、こちらも攻守のテクニックが高くクレバーな試合運びに定評のある試合巧者、前述のトーナメントでは代打出場のKING龍蔵(ROYAL KINGS)にダウンを奪われ惜敗。しかし9月「DEEP☆KICK 64」ではRAI(テツジム)を下し復調、ここから再びのベルト挑戦を狙う。
ワンマッチとはいえ-57.5kgトップクラスの激突になることは間違いない。DEEP☆KICK随一のテクニシャン対決を見逃すな。
もう1つのワンマッチは千葉の名門・TEPPEN GYMからDEEP☆KICK-63kgランキング1位の大石健作(TEPPEN GYM) vs 名古屋の名門・OISHI GYMから同級3位の奥山雅仁(OISHI GYM)のDEEP☆KICK-63kgランキング戦が決定。
大石は日本拳法をバックボーンにプロ11戦4勝6敗1分4KOと勝利は全てKOというド派手な選手、DEEP☆KICKでもその実力を発揮し3月「DEEP☆KICK 60」にはKENTA (HAYATO GYM)とのDEEP☆KICK-63kg王座決定戦に抜擢されるも結果は判定負け、9か月ぶりの復帰戦が再びDEEP☆KICKの地となる。今回のランキング戦をしっかり押さえ再びベルト獲得へのチャンスを狙う。
対する奥山はプロデビューから4連勝を飾り、7月「DEEP☆KICK ZERO 04」にてDEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメントに出場するも足利也真登(FightClubRush)に判定負け、プロ初敗北を喫してしまう。しかし奥山は止まらない、11月「S-BATTLE 2022 冬の陣」でのウェズリー•ペレイラ(ブラジリアンタイ)からの判定勝ちを含め7戦6勝1敗3KOと復調済み、この流れのままランキング1位の大石狩りを狙う。
DEEP☆KICK-63kgトップランカー2名によるワンマッチ、この勝敗は先の挑戦者決定トーナメントにも響いてくるだろう。今回の勝敗を糧に次のステップに進めるのは果たしてどちらだ?!
以上豪華5本のカードが追加となった『DEEP☆KICK 64』、年内最後となるDEEP☆KICK大会の盛り上がりに期待してほしい。

引用:DEEP☆KICK実行委員会

大会カード

DEEP☆KICK-65kgタイトルマッチ 3分3R
木村ケルベロス颯太(NJKF心将塾)
竹内皇貴(チームドラゴン)

DEEP☆KICK-63kgタイトルマッチ 3分3R
KENTA (HAYATO GYM)
足利也真登(FightClubRush)

DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就斗(TARGET)
KING龍蔵(ROYAL KINGS)

DEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
鷹介(魁塾)
力哉(BKジム)

DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
タネ♡ヨシキ(直心会)
一樹(Reborn kickboxing gym)

DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
KING TSUBASA(ROYAL KINGS)
JIN CHOKE-DEE(楠誠会館)

DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
麻太郎(NJKF健心塾)
濱田祐生(山口道場)

DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
大石健作(TEPPEN GYM)
奥山雅仁(OISHI GYM)

大会チケット

VIP席 15,000円S席 8,000円A席 6,000円、スタンディング 5,000円
※当日券は1,000円UP

下記にて販売を行っております。

DEEP☆KICK実行委員会
TEL:06-6754-8588

出場選手/所属ジム

大会詳細

2022年12月25日DEEP☆KICK 64スケジュールをご覧ください。
URL:https://fighters-spirits.com/magazine/archives/19621

■お問い合わせ
DEEP☆KICK実行委員会
TEL:06-6754-8588
URL:https://www.deep-kick.com/

格闘技用品ファイターズスピリッツ