2023年

2023年3月12日DEEP☆KICK 65 2階級での挑戦者決定トーナメント決勝、全対戦カードが決定。

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■主催：DEEP☆KICK実行委員会
■名称：DEEP☆KICK 65
■日時：2023年3月12日（日）
■会場：テクスピア大阪
■住所：大阪府泉大津市旭町22-45

大会日時

2023年3月12日（日）
開場：12:15
開始：12:45

大会注目点

3月12日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 65』の全対戦カードが決定、DEEP☆KICK-60kg、-53kgの2階級における挑戦者決定トーナメント決勝の開催や試合順が発表された。
まずはDEEP☆KICK-60kg第8代王者・大樹（HAWK GYM）への挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント決勝、上野コウキ（直心会）とライヤマン（ナックルズGYM）が激突する。両者は1月「DEEP☆KICK ZERO 05」にて上野は大前洸貴（INFINITY KICK BOXING GYM）、ライヤマンは岩郷泰成（EXARES）とトーナメント準決勝を行う予定だったが両試合共に相手の欠場により不戦勝、偶然が重なり今回トーナメント決勝にて激突となる経緯がある。
上野はNJKF・KAKUMEI・DEEP☆KICKなど多数団体に出場しており、現在プロ戦績11戦5勝6敗1分4KOと非常に高いKO率で各地を暴れまわっている倒し屋。DEEP☆KICKでもその実力をいかんなく発揮しており一昨年1月「DEEP☆KICK 50」では岩郷泰成を、昨年9月「DEEP☆KICK 63」では駿（Reborn kickboxing gym）を相手に両試合共に1RTKO勝利、2020年「DEEP☆KICK 44」での勝利を含めるとDEEP☆KICKの地で3戦3勝2KO、直近は連続1RKOとDEEP☆KICKに最高の相性を見せている。前述の通り不戦勝となった上野は1月のリングに登場すると「打ち合いになると思うので、楽しみにしていてください」とコメント。先にいる大樹に挑戦するため、まずはライヤマンを殴り倒すことが出来るのか。
対するライヤマン、KOSスーパーフェザー級王者に加えDREAMGATEスーパーフェザー級・ライト級の2階級王者と多数のベルトを保持する実力者でプロ戦績は25戦15勝8敗。こちらもMMAやムエタイルール、オープンフィンガーマッチなど多数の舞台に出場し実績を残しており、2021年9月「BOM ～ The Battle Of MuayThai～-ouroboros 2021-」では真吾（レンジャージム）から2RTKO勝利、2019年12月「DIVINER presents TWOFC Vol 0」にて村上真基 (ROYAL KINGS)から1RTKO勝利とこちらも直近試合はKO勝利で収めている。こちらも1月にリングに登場すると「今日は不戦勝で決勝に進出することになりました。決勝は頑張ります」と簡潔にコメント、先月には32歳の誕生日を迎えたライヤマンが自身4本目となるベルト獲得のため、まずは挑戦権を獲得できるのか。
共に1月は消化不良に終わってしまうも流れは抜群、共に連続KO勝利と次戦も迫力抜群の試合が期待される。挑戦者決定戦に選ばれようやくの試合となる3月、両者のとうっ憤と共に勢いそのままにぶつかり合う激しい激闘を楽しみにしてほしい。
次はDEEP☆KICK-53kg第4代王者・長谷川海翔（誠剛館）への挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメント決勝、準決勝を勝利し勝ち上がってきた上村雄音（BKジム）とKING剛（ROYAL KINGS）が対決する。
上村は空手・ボクシングをバックボーンにサウスポースタイルから独特なリズムでパンチを中心に攻勢に出るアグレッシブなファイターで現在プロ戦績は4戦4勝と負けなしを誇る。12月「DEEP☆KICK 64」での準決勝では山川敏弘（Maynish KICKBOXING）と対戦すると持ち前のアグレッシブさをいかんなく発揮。早い踏み込みでボディやフックを軸にヒットさせていくとそこから膝やハイキックなどを織り交ぜていき山川を圧倒、3者共に30-27のフルマークで決勝進出を決めた。勝利後のマイクでは「次はド派手なKOでタイトルマッチに行く」と宣言、無敗のままチャンピオン挑戦、そして先にあるベルトを巻くことが出来るのか。
対するKING剛、元KOSスーパーバンダム級王者・元MAバンダム級王者でプロ戦績32戦18勝12敗2分を誇っており、こちらもサウスポースタイルで圧をかけ続けながら近い距離での打ち合いを好む関西軽量級を代表する選手。12月「DEEP☆KICK 64」での準決勝では、前王座決定トーナメントでは決勝にも進出したKAZUNORI（T-KIX GYM）と対戦、左のオーバーハンドフックを武器に終始プレッシャーをかけながらパンチ・蹴りを放ち1Rに2度ダウンを奪うと、2Rにはロー・ボディと丁寧に下を意識づけてから最後はカウンターのストレートで三度目のダウン奪取、2RTKO勝利で決勝進出を奪い取った。長谷川は前王座決定トーナメント準決勝で初のKO負けを味わった相手、ここで上村を倒しリベンジの機を掴みに行く。
プロ4戦ながらも全勝を誇る23歳の上村とプロ32戦を誇り2つのタイトルを持つ36歳のKING剛、正に勢いのまま突っ走る上村とベテランの風格を醸し出すKING剛の対戦というところ。タイプとしてもパンチでの打ち合いが魅力的な両者なだけに、激しい試合になることも間違いない。この試合の先にある長谷川とのタイトルマッチに進むのはどちらか、勢いと貫録の激突に期待してほしい。
他にはDEEP☆KICK-57.5kg契約のワンマッチとしてFUJIMON♡（京都亀岡キックボクシングジム）と桃翔（T-KIX GYM）の1戦も決定。
FUJIMON♡は言わずも知れたDEEP☆KICK盛り上げ隊長として入場でも試合でも会場を沸かすエンターテイナーだがここ数年は勝利がなかなか掴めていない。昨年9月「DEEP☆KICK 63」にてDEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメントに出場を果たし6月「DEEP☆KICK 62」にて敗戦を喫した鷹介（魁塾）と早々の再戦となるも無念の判定負け、1勝がなかなか遠い。だからこそここからの奮起に期待が高まる、2023年再び最前線に打ち出るために今回久方ぶりの勝利を手にすることが出来るのか。
対するは静岡から大阪に殴りこんできた桃翔、ボクシングをバックボーンに現在プロ戦績は14戦7勝7敗、過去にはRISING ROOKIES CUP 2014フェザー級優勝に加えRISE 2015フェザー級新人王を獲得している。昨年2月には「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd」に出場し伊藤勇大（OISHI GYM）と対戦するとジャブ・ストレートを的確にヒットさせていき2RTKO勝利を奪取、クレバーに確かな実力を見せつけた。DEEP☆KICKには初出場となる、ここでインパクトを残して更なる飛躍を狙う。
共にこの1勝は次につながる勝利となるだろう。互いにプロ戦績も十二分、アグレッシブにトリッキーな技を繰り出すFUJIMON♡とクレバーにボクシング軸のパンチを放つ桃翔、次に向けて自分の持ち味を存分に生かすのはどちらだ？！
他にもDEEP☆KICK-53kg契約にて元KOSスーパーフライ級王者の松岡宏宜（H･K･Agym） vs DEEP☆KICKの地でまずは1勝が欲しいNJKFランカーの清志（NJKF KTF）の1戦や、DEEP☆KICK-63kg契約にて久方ぶりの復帰となるDEEP☆KICK-57.5kg8位の篤椰（NJKFteamBonds) vs 1月「DEEP☆KICK ZERO 05」にて翔（フリー）と対戦するもドローに終わり次こそはと燃えている久保田有哉（TARGET）の1戦も決定。更にDEEP☆KICK-63kg契約にて光太郎（NJKF誠至会） vs 杉山遼平（TeamFIST）、DEEP☆KICK-54kg契約にて雄希（テツジム関西） vs 獅子丸（ONE LINK）とプロ本戦計4試合も発表。OPファイト3試合も発表され、これにてOP3試合と本選12試合の全試合が決定した。
2023年1度目となるDEEP☆KICKナンバーシリーズ、2階級のベルトを懸けた戦いに2階級の挑戦権を懸けた戦いと今回も豪華カードが目白押し。開催までもう1か月を切った、DEEP☆KICKが打ち出す最高の激戦を楽しみにしてほしい。