2023年

2024年2月25日株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 10・11 -65kg挑戦者決定トーナメント決勝戦、-63kg挑戦者決定トーナメント開催決定。

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■主催：DEEP☆KICK実行委員会
■名称：株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 10・11
■日時：2024年2月25日（日）
■会場：176box
■住所：大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

大会日時

2024年2月25日（日）
DEEP☆KICK ZERO 10
開場：10:50
開始：11:00

DEEP☆KICK ZERO 11
開場：15:00
開始：15:10

大会注目点

2024年新年1発目の興行となるは若手選手育成の舞台として開催している「DEEP☆KICK ZERO」大会、2月25日（日）豊中市・176BOXにて第1部『株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 10』、第2部『株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 11』の2部構成での開催が決定。その第1弾対戦カードとして、DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に加えDEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメントの開催が発表された。
まずは第1部「株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 10」、9月にDEEP☆KICK-63kg第5代王者に輝いた足利也真登（FightClubRush）への挑戦権を懸けたトーナメントの開催が決定。出場するは同級3位の久保田有哉（TARGET） vs 同級6位のTETSU（月心会チーム侍）、同級5位の杉山遼平（TeamFIST） vs K-1からの刺客・古宮晴（昇龍會）の4名2試合が決定した。
まずは久保田、現在プロ戦績は12戦4勝6敗2分3KOを誇りじわじわと圧をかけながら打ち合いに向かうファイター。DEEP☆KICKでは3月に篤椰（NJKFteamBonds）を相手に強烈な顔面前蹴りで2RTKO勝利を飾り、6月より開催された-63kg王座決定トーナメント出場権を獲得するもその後チャンピオンとなる足利也真登（FightClubRush.）に判定負けを喫する。直近では12月「RISE WEST.21」にて涼（ハーデスワークアウトジム）と対戦するもドローとなり、中々次の1勝とならない。そんな中巡ってきたトーナメント出場、足利へのリベンジを果たすためにまずは決勝へとコマを進めたい。
対するはTETSU、Krushを主戦場に活躍するK-1ファイターでプロ戦績は18戦13勝5敗3KOを誇り「滾るスピードスター」の異名の元、威力あるパンチ・蹴りを存分に振るい打ち合いに向かうアグレッシブファイター。DEEP☆KICKには12月に久方ぶりの参戦を果たすと篤椰を相手に1R・3Rに1度ずつダウンを奪い判定勝利、確かなインパクトを残し今トーナメント出場権を獲得している。しかしその試合の際も倒しきれなかったことに納得がいかない表情を見せたTETSU、次戦となるトーナメント準決勝では次こそはとKO勝利を狙いに来るだろう。
続くは杉山、現在プロでの試合は2戦のみだが戦績は2戦2勝2KOを誇り、プロ2戦共にDEEP☆KICKの地での試合となる。1戦目は昨年7月に現在DEEP☆KICK-65kg第4代王者である石田迅（LEGENDGYM）を相手に1R53秒TKO勝利でプロデビューを飾ると、2戦目は3月に光太郎（NJKF誠至会）を相手に1R1分5秒でTKO勝利。両試合共に1RKO、KOタイムも1分前後と圧倒的な爆発力を誇る今後が大いに期待される倒し屋だ。そして異例のトーナメント抜擢、約1年ぶりの試合となるが三度となるKO勝利でトーナメントを駆け上がることが出来るか。
対するは古宮、今回がDEEP☆KICK初出場となりプロ戦績は8戦6勝2敗、過去アマチュア時代にはK-1甲子園2021 -65kg王者・K-1甲子園2020 -65kg準優勝の経歴を持つK-1からの刺客だ。2020年4月にプロデビューすると2021年からはプロ5連勝と波に乗っていたが、8月「Krush.152」にて昇也（士魂村上塾）と延長にもつれ込む激闘を見せるも判定負け、連勝記録をストップし今回が復帰戦となる。初参戦となるDEEP☆KICKでも関係ない、地元大阪での試合と張り切っているだろう。まずは準決勝、クレバーに勝利を掴み取りにくるだろう。
以上4選手で行われるDEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメント、個性あふれる面々が出揃った。まずは準決勝、ここで勝利を手にして2024年4月に開催予定の決勝へとコマを進めるのは果たして誰だ。気迫溢れる激突の連続に期待してほしい。
続くは第2部「株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 11」、メインイベントとして開催されるは12月に行われた-65kg第4代王者である石田迅への挑戦権を懸けたDEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝を共に勝ち上がった和田哲平（FASCINATE FIGHT TEAM）と中澤友（ビンチェレあべの）のトーナメント決勝戦が決定した。
和田はプロ戦績5戦4勝1敗3KOを誇り、空手をバックボーンに威力ある蹴り・パンチでKOを量産する実力者。12月の準決勝では絢太（teamMISAKI）と対戦、サウスポーに構える長身の絢太を相手に三日月蹴りやハイ、ストレートで攻勢に向かうと最後は強烈な右フックで1撃KO、1R1分31秒という早々のKO勝利で決勝への進出を決めた。同日には「RISE174」で同門の牧野騎士（FASCINATE FIGHT TEAM）、1週間後には師である原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）と同門勢ぞろいでKO勝利の連続を勝ち取っており勢いは最高潮。決勝もKO勝利で王者・石田への挑戦権を勝ち取れるか。
対するは中澤、プロ戦績8戦6勝3敗4KOを誇りこちらはテコンドーをバックボーンに多彩且つ威力ある蹴りでKOを量産する異色の倒し屋。12月の準決勝では過去に対戦経験もある竹市一樹（MA二刃会）と対戦、威力あるロー・ハイキックを軸にストレートや前蹴りを駆使し見事判定勝利、約1年半ぶりとなるDEEP☆KICKの地でも勝利を収め決勝へとコマを進めた。過去に2度トーナメント出場経験があるも苦い思い出となっている中澤だがあと1つでトーナメント制覇、そして王座挑戦権獲得までこぎつけた。3度目の正直を果たすことが出来るのか。
空手がバックボーンの和田にテコンドーがバックボーンの中澤と互いに蹴りのスピード・威力が魅力的な選手なだけに中間距離から目が離せない試合となるだろう。何よりは互いにKO率が高いだけにKO決着必須、果たして王者・石田への挑戦権を獲得するのは果たしてどちらか、確かに起こるであろうKO決着の瞬間を見逃すな。
またセミファイナルではDEEP☆KICK-60kgワンマッチとして大前洸貴（INFINITY KICK BOXING GYM）と津留純平（FASCINATE FIGHT TEAM）の対戦が決定。
大前はプロ戦績13戦9勝4敗を誇り、3R通じてクレバーに戦う試合巧者。過去には昨年6月、現王者の大樹（HAWK GYM）にタイトルマッチ挑戦経験があるも判定負け、6月には健真（BLACK☆Jr）、8月「ACCEL vol.56」ではスーパーフェザー級タイトルマッチに挑むも乱太郎（猛者連オーガジム）に判定負けと現在3連敗中、中々10勝目が手に入らない。だが実力は本物だ、ここで勝利を掴み再び再びベルト前線に食い込めるか。
対するは津留、昨年5月にプロデビューを飾るとプロ戦績は現在5戦4勝1敗2KOと今後が更に期待される好ファイター。DEEP☆KICKでは4月に内本築（NJKFteamBonds）と対戦、ダウンの応酬となる激戦を見事制し判定勝利を収め、当時プロ4戦4勝と全勝無敗を誇った。しかし8月「RISE171」で山科直史（極真会館）を相手に判定負けとプロ初敗北を喫した。復帰戦となる今回、ここで勝利しまずはランキング入りを狙う。
2度のタイトルマッチ挑戦経験があるも現在連敗中の大前、先日初敗北を喫し今回が復帰戦の津留と次の1勝が今後のプロ人生において岐路となるであろう両者。何よりここでの勝利は後の挑戦者決定戦にも大きな影響を与えるであろう。果たして次のステップへと進めるのはどちらだ、意地のぶつかり合いを楽しみにしてほしい。