2024年2月25日株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 10レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 10
■日時:2024年2月25日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

セミファイナル前にRIZINへ出場する櫻井芯(TeamFIST)、松山瞬(TEAM TEPPEN)、上村雄音(BKジム)、野田蒼(月心会チーム侍)、蛇鬼将矢(teamJYAKI/TOP GUN GYM)、憂也(魁塾)らがリングで挨拶し、試合への意気込みを語ったが、蛇鬼が憂也にオープンフィンガーグローブでの対戦を持ち掛け、優也がそれに応じる場面も見せ、最後は試合のポスターへ選手がサインを行いプレゼントするファンサービスも行った。
-63kg挑戦者決定トーナメント決勝は親しい仲である、TETSUと古宮が激突するが、互いにプロとしてベルトの為に戦うと決意を示し、TETSUは「今のチャンピオンには、僕も晴君も二人とも、どちらも絶対に勝てるんで、決勝がタイトルマッチだと思って挑みます」とコメントし、現王者である足利も挨拶し、両者のファイトを称え「挑戦者の気持ちで、僕もいるんで」と挑戦者の気持ちで迎え撃つと語り、「これからも頑張ってね!」と笑顔で、王者らしく余裕のコメントを見せた。
アマチュア日韓交流戦では日本勢が全勝を収め、これらの海外との交流で技術面や精神面でアマチュア選手が、プロになった時に経験を活かすことが出来るだろう。これらもDEEP☆KICKに注目したい。

メインイベント DEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×久保田有哉(TARGET)
〇TETSU(月心会チーム侍)
1R TKO(レフェリーストップ)
※TETSUが-63kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

1ラウンド、互いにパンチ、ローで打ち合いTETSUは接近戦では膝蹴り、組んでからの膝蹴りを見せ、TETSUが右を当てダウンを奪い、立ち上がる久保田と打ち合ってから次は左ハイをクリーンヒットさせダウンを再度奪い。それを見たレフェリーが試合をストップ。TKOでTETSUが勝利。

セミファイナル DEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×杉山遼平(TeamFIST)
〇古宮晴(昇龍會)
2R TKO(レフェリーストップ)
※古宮が-63kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

1ラウンドから古宮はロー、カーフで杉山の足を削り、前蹴り、ハイキックも繰り出すなど優勢だが、杉山も前に出ながらハイを繰り出し、パンチで互いに打ち合う。2ラウンドでも古宮はカーフで足を削り、右ハイもヒットさせる。杉山もパンチを返すが、ロープに詰められてからパンチ、膝でダウンを喫する。立ち上がる杉山は前に出るが、次は古宮のカーフを浴びてダウン。ダメージが大きく、レフェリーが試合をストップ。TKOで古宮が勝利する。

第3試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R

-GUMP(TEAM TEPPEN)
-ブラックハイエナ(エキスパートジム)
※ブラックハイエナの怪我によるドクターストップのため試合中止。

第2試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R

×水流添正太(NJKF道場373)
〇岸佑樹(NJKF健心塾)
判定1-2(29-30、30-29、29-30)

1ラウンドは岸のパンチが印象に残り、水流添もローを繰り出すが、ラウンド後半では岸もロー、ミドルを使うなど優勢に進める。2ラウンドでは互いにパンチ、ローでの削り合いとなり、岸の手数が若干上回る。最終ラウンドは水流添が前に出て来るが、岸も打ち合いに応じてからの乱打戦で互いにヒットを奪い合うなど、激しい攻防を繰り広げる。判定はスプリット判定で岸が勝利する。

第1試合 DEEP☆KICK-52kg契約 3分3R

〇HOTARU(Continue)
×TOODY NAOMI(TEAM3K)
2R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドはHOTARUがパンチで打ち合い、ミドルを使うがNAOMIもステップを使いながら打ち返す展開。2ラウンドでHOTARUがNAOMIをコーナーに詰めて、パンチ、右ミドルを浴びせてから逃げ道を潰し、ラストはNAOMIをロープに詰めてからのパンチのラッシュを浴びせ、NAOMIがダウン。ダメージが大きくレフェリーが試合をストップ。TKOでHOTARUが勝利。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第6試合 アマチュア日韓交流戦-68kg契約 1分30秒2R

〇金子隆樹(月心会チーム侍)
×アン・ソンミン(RAON GYM)
判定3-0(20-17、20-17、20-17)

1ラウンド、金子は距離を詰めてからの首相撲からの膝蹴りで徹底的にアンに膝蹴りを浴びせ、レフェリーがダウンを宣告するなど、首相撲で有利に進める。最終ラウンドは金子がミドル、前蹴りも浴びせ、首相撲になると膝蹴りも浴びせる。アンもパンチを返すが、劣勢は否めず、金子を止める事が出来ない。判定は終始、優勢な金子が勝利。

オープニングファイト第5試合 アマチュア日韓交流戦-60kg契約 1分30秒2R

〇平野巧太(魁塾)
×パク・ジョンビン(エキスパートジム)
判定3-0(20-19、20-19、20-18)

1ラウンド開始から平野は強打のパンチで前に出て攻め、パクはガードを固めながら接近戦では膝、ミドルレンジではローを返すが、平野のパンチが有効で印象に残る。最終ラウンドはパク攻め返し、パンチ、ロー、前蹴りで攻めると平野もパンチで前に出てから、互いに攻め合うなど互角の展開。判定では1ラウンドを優勢に進めた平野の勝利。

オープニングファイト第4試合 アマチュア日韓交流戦-50kg契約 1分30秒2R

〇上田樹那(山口道場)
×ジョン・アヨン(エキスパートジム)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

1ラウンドは互いにパンチ、ミドルなどミドルレンジで打ち合うが、上田は右ハイを繰り出し、ジョンをコーナー、ロープに詰めてからパンチを浴びせるなど、上田が有利で1ラウンドが終了。最終ラウンドは上田が左右のミドルを何度も浴びせるなど、上田がペースを握ってから試合を進める。判定は優勢な上田が勝利。

オープニングファイト第3試合 -42kg契約 1分30秒2R

△小寺愛斗(TEPPEN GYM 大阪)
△金子大虎(月心会チーム侍)
判定1-0(20-19、19-19、19-19)

互いに前に出ながらパンチ、ローで攻め合い、金子はミドル、前蹴りも多用するが、互角の展開。首相撲では金子が膝を出す場面もあるが、互いに崩せない。最終ラウンドもミドルレンジでのパンチ、ロー、ミドルで展開し首相撲では、金子がガッチリと首にロックを組んでから膝を出すが、小寺が崩すと、金子も崩すなど、拮抗した攻防となる。判定はドローとなる。

オープニングファイト第2試合 -22kg契約 1分2R

〇石原光(teamFIST)
×末吉彪(LoTgym)
判定3-0(20-16、20-16、20-16)

1ラウンドから石原はパンチで前に出ながら、ミドルも入れてから前進ファイトで攻める。末吉も打ち合うが石原がコーナーに詰めるなど優勢で、パンチで攻めてダウンを奪う。最終ラウンドも石原が前に出てから前進ファイトで末吉を詰め、パンチで前に出る石原に末吉が組んでから倒れるが、レフェリーはダウンを宣告。その後も石原が有利に打ち合いを進めて、判定で勝利。キッズだけにダウンを取る安全性が重要だと認識させられた一戦である。

オープニングファイト第1試合 -54kg契約 1分2R

〇井端刻也(NJKF健心塾)
×中井聖汰(キングジム)
判定3-0(20-18、20-18、20-17)

1ラウンドから石原がリング中央に陣を取り、中井はサークリングしながらパンチ、ローで展開し、首相撲になると互角の展開。中井は強いフックを繰り出すが、井端も打ち返す展開。最終ラウンドもパンチ、ローで展開するが、井端のパンチが徐々にヒットし、井端がスタンディングダウンを奪う。ポイント的に不利な中井がパンチで前に出て打ち合うが、井端も退かずに打ち合いに応じる。判定ではダウンを奪った井端が勝利。

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