■主催:KWORLD3
■名称:第1回小学生KOカップワンディモンスタートーナメント
■日時:2024年3月10日(日)
■会場:KWORLD3
■住所:大阪府大阪市西成区潮路1-7-5 玉出レジャービル7F&8F
KWORLD3でトレーナーを務める竹本氏が主催者となり開催された第1回小学生KOカップワンディモンスタートーナメントは、そのタイトルであるモンスターの名に恥じぬ内容であり、将来のボクシング界を担う小学生を対象として行われ、ハイレベルな試合が行われた。昨今のボクシング界ではジュニア時期より経験を重ねた選手がプロでデビューしてからも活躍をしている。今大会では安全性を重視してダウンのタイミングは早く取り、選手の安全を考えており、ボクシングを通じての努力する大切さを学ぶ青少年育成の観点から見ると、全選手が試合前に挨拶、試合が終わってから、対戦相手、相手セコンド陣営、レフェリー、ジャッジにお礼の挨拶をしており、その中では一番K’Sボクシングジムの選手が素晴らしく、選手の応援ではジムメイトが大きな声で応援し、ある選手が試合開始前の挨拶の声が小さいと、その挨拶をキチンとする様に、ジムメイトが指摘すると、選手はすぐに大きな挨拶を行うなど、青少年育成に力を入れているのが伺えた。
これらの他ジムとの交流を行える大会は、技術面のみならず、挨拶などにおいても選手は学べることが大いにあると選手が分かれば、人間的な成長に繋がると言えるだろう。
大会入賞者
MVP:山岡 乙葉(セイワ)
技能賞:利光 星(大貞)
敢闘賞:平井 辰樹(大成)、十川 嵐(斉藤)
小学生5~6年 50kg級
第78試合 決勝
〇奥田 輝星(市野)
×中川 哩(藪田)
判定2-1
1ラウンドから互いにステップを使いながら、打ち合いを展開する。2ラウンドは奥田が時計回りにサークリングするが、打ち合いになると互いに前に出てから展開。やや中川が優勢。最終ラウンドは奥田がステップを使いながらも、ショートレンジの打ち合いになると退かずに応戦し、互いにヒットを奪う。判定はスプリット判定で奥田が勝利。小学生5~6年 50kg級を奥田が制する。
第41試合 準決勝
〇中川 哩(藪田)
×白川 力(ABC)
判定3-0
小学生5~6年 45kg級
第77試合 決勝
×佐伯 大和(姫路木下)
〇山岡 乙葉(セイワ)
判定0-3
1ラウンドは、ほぼリング中央のミドルレンジで打ち合いを見せ互いにヒットを奪う。2ラウンドも真っ向からの打ち合いとなり、互いに譲らない展開を見せる。最終ラウンドもリング中央からの真っ向勝負となり、互いにヒットを奪うが、やや山岡が有利。判定は山岡が勝利し、小学生5~6年 45kg級の優勝を収める。
第58試合 準決勝
×山﨑 銀次郎(レイール)
〇山岡 乙葉(セイワ)
判定1-2
第57試合 準決勝
〇佐伯 大和(姫路木下)
×廣崎 優斗(藪田)
判定0-3
第36試合 1回戦
〇廣崎 優斗(藪田)
×安本 拓志(市野)
RSC
第35試合 1回戦
×橋本 人成(KW3)
〇山岡 乙葉(セイワ)
判定2-1
第34試合 1回戦
×棄権
〇山﨑 銀次郎(レイール)
※山崎が不戦勝。
小学生5~6年 40kg級
第76試合 決勝
〇十川 嵐(斉藤)
×市野 獅龍(市野)
判定2-1
1ラウンドはミドルレンジ、ショートレンジで打ち合いとなり、十川は気合の掛け声を出しながら自身を鼓舞させる。打ち合いでスリップ気味だが、レフェリーはダウンと判断し、市野が十川からダウンを奪う。2ラウンドは、互いに気合の掛け声を出しながら打ち合うが、十川の左フックがヒットするなど十川に印象が残る。最終ラウンドは十川がボディブローも織り交ぜるが、市野もストレートを伸ばし、ラストでは終始打ち合いを繰り広げる。判定ではスプリット判定で十川が勝利。小学生5~6年 40kg級を優勝する。
第56試合 準決勝
×岩崎 瑞生(大成)
〇市野 獅龍(市野)
RSC
第55試合 準決勝
〇十川 嵐(斉藤)
×藤本 朝陽(K’s)
判定3-0
第33試合 1回戦
×姜 陽斗(春木)
〇市野 獅龍(市野)
TKO
第32試合 1回戦
〇岩崎 瑞生(大成)
×棄権
※岩崎の不戦勝。
第31試合 1回戦
×多賀 心菜(レイール)
〇藤本 朝陽(K’s)
判定0-3
第30試合 1回戦
〇十川 嵐(斉藤)
×香月 來翔 (江坂)
判定3-0.
小学生5~6年 35kg級
第74試合 決勝
〇利光 星(大貞)
×重留 悠人(レイール)
判定3-0
1ラウンドは重留がリング中央に陣取り、利光がサークリングする展開で、重留が圧をかけても、利光は足を使ってからロープに詰まらない。2ラウンドも重留は圧をかけてから前に出るが、利光のアウトボクシングは徹底しており、互いに決定打を許さない。最終ラウンドも同じ展開だが、利光がラウンド終了間近に重留にクリーンヒットを合わせてからダウンを奪うなど、利光の技術が光った試合であり、判定で利光が勝利し小学生5~6年 35kg級を優勝する。
第66試合 準決勝
〇重留 悠人(レイール)
×丸井 愛叶(藪田)
判定3-0
第65試合 準決勝
〇利光 星(大貞)
×近藤 遙人(大貞)
判定3-0
第51試合 2回戦
〇重留 悠人(レイール)
×中原 輝(ABC)
判定3-0
第50試合 2回戦
×上田 遙斗(Ks’)
〇利光 星(大貞)
第21試合 1回戦
×小池 儀(市野)
〇中原 輝(ABC)
判定0-3
第20試合 1回戦
〇丸井 愛叶(藪田)
×早野 翔(K’s)
判定3-0
第19試合 1回戦
×田中 翔(市野)
〇利光 星(大貞)
判定0-3
第18試合 1回戦
〇上田 遙斗(Ks’)
×松谷 駿太(KW3)
判定3-0
第17試合 1回戦
×岩﨑 斗哉(藪田)
〇近藤 遙人(大貞)
判定1-2
小学生5~6年 32kg級
第75試合 決勝
〇山本 快晴(藪田)
×矢野 翔斗(春木)
判定3-0
1ラウンドは互いに打ち合いを見せるが、お互い決定打を許さず互角の展開。2ラウンドでは互いに前に出てから打ち合いとなり、ヒットを奪い合うが山本はアッパーも繰り出す。最終ラウンドも前に出る両者だが、ヒット数では山本が有利。判定では山本が勝利し、小学生5~6年 32kg級を制する。
第64試合 準決勝
〇矢野 翔斗(春木)
×村松 佑星(SFマキ)
判定2-1
第63試合 準決勝
×吉田 晴(K’s)
〇山本 快晴(藪田)
判定3-0
第49試合 2回戦
×平井 大雅(大成)
〇村松 佑星(SFマキ)
判定2-1
第48試合 2回戦
〇矢野 翔斗(春木)
×横山 琉哉(カズ)
判定3-0
第47試合 2回戦
×橘 蒼真(レイール)
〇山本 快晴(藪田)
判定0-3
第46試合 2回戦
〇吉田 晴(K’s)
×赤澤 獅(KW3)
判定2-1
第16試合 1回戦
〇村松 佑星(SFマキ)
×前川 陽希(レイール)
判定3-0
第15試合 1回戦
〇平井 大雅(大成)
×名和 コタロウ(藪田)
判定3-0
第14試合 1回戦
×橋本 怜央(SFマキ)
〇横山 琉哉(カズ)
判定0-3
第13試合 1回戦
〇矢野 翔斗(春木)
×和田 京士(市野)
判定3-0
第12試合 1回戦
×中海 太(春木)
〇山本 快晴(藪田)
判定1-2
第11試合 1回戦
〇赤澤 獅(KW3)
×辻本 之丞(SFマキ)
判定3-0
第10試合 1回戦
×南 風駕(ディアマンテ)
〇吉田 晴(K’s)
判定0-3
小学生3~4年 40kg級
第73試合 決勝
〇中島 代尊(KW3)
×高嶺 愛歩(大成)
判定3-0
1ラウンドから正面からのミドルレンジで思いっきりの良いスイングで打ち合うが、中島が右をクリーンヒットさせ高嶺からダウンを奪うが、ダウンを取られた高嶺も、攻めの姿勢を崩さず打ち合いを挑む。2ラウンドは高嶺が前に出てから打ち合うが、中島はワンツーで返して右ストレートでヒットを奪うなど中島が有利だが、高嶺も手数で攻める。最終ラウンドは高嶺が前に出てからショートレンジの打ち合いに持ち込みインファイトとなると、互いに退かずに打ち合いを見せる。判定は中島が勝利し、小学生3~4年 40kg級を優勝する。
第38試合 準決勝
×駒田 来玖(市野)
〇高嶺 愛歩(大成)
RSC
第37試合 準決勝
〇中島 代尊(KW3)
×前川 隼人(市野)
判定3-0
小学生3~4年 30kg級
第72試合 決勝
×田中 一翔(市野)
〇吉田 仁晴(K’s)
判定0-3
1ラウンド互いに前に出てから打ち合いの展開となる。2ラウンドも打ち合いとなるが、吉田は左ボディブロー、オーバーハンドで被せるように右を使い、ロープを背にしても足を使ってから出るなど吉田に印象が残る。田中がフックで前に出て来ると吉田も打ち合いに応じてから、互いに手数で攻める。判定は吉田が勝利し、小学生3~4年 30kg級を優勝する。
第62試合 準決勝
×小川 桔平(レイール)
〇吉田 仁晴(K’s)
判定0-3
第61試合 準決勝
×澤西 煌(KW3)
〇田中 一翔(市野)
判定1-2
第45試合 3回戦
〇吉田 仁晴(K’s)
×橘 寧々(レイール)
判定2-1
第44試合 2回戦
〇小川 桔平(レイール)
×石橋 優雅(姫路木下)
判定3-0
第43試合 2回戦
〇田中 一翔(市野)
×矢崎 健真(藪田)
判定2-1
第42試合 2回戦
×上大田 大虎(ディアマンテ)
〇澤西 煌(KW3)
判定0-3
第9試合 2回戦
×江草 桜心(斉藤)
〇橘 寧々(レイール)
判定0-3
第8試合 1回戦
〇澤西 煌(KW3)
×横山 煌大(カズ)
判定3-0
第7試合 1回戦
×大阪谷 修人(ABC)
〇吉田 仁晴(K’s)
判定0-3
第6試合 1回戦
×梨岡 隆仁(ディアマンテ)
〇石橋 優雅(姫路木下)
判定3-0
第5試合 1回戦
〇小川 桔平(レイール)
×和田 芹也(市野)
判定3-0
第4試合 1回戦
×溝手 海斗(レイール)
〇矢崎 健真(藪田)
判定3-0
第3試合 1回戦
×北山 陽翔(ABC)
〇田中 一翔(市野)
RSC
第2試合 1回戦
〇上大田 大虎(ディアマンテ)
×二階堂 心維(市野)
判定2-1
第1試合 1回戦
〇江草 桜心(斉藤)
×野澤 結美(大成)
判定
小学生1~2年 30kg級
第71試合 決勝
×中島 一登(KW3)
〇熊崎 弦(藪田)
判定0-3
1ラウンドから熊崎は思いっきりの良いパンチを繰り出し、中島をロープに詰めてからラッシュでパンチをまとめるなど、熊崎が優勢。2ラウンドは中島も前に出ようとするが、熊崎がペースを握っており、中島は下がってしまい熊崎に印象が残る。最終ラウンドは中島もダッキングをしながら前に出てから手数を繰り出すが、熊崎は右ジャブで突き、ワンツーで応戦し、乱打戦で打ち合いを繰り広げる。判定は熊崎が勝利し、小学生1~2年 30kg級を制する。
第54試合 準決勝
×岩田 蓮(藪田)
〇熊崎 弦(藪田)
判定0-3
第53試合 準決勝
〇中島 一登(KW3)
×八野 燈真(K’s)
判定2-1
第29試合 1回戦
〇熊崎 弦(藪田)
×野田 夢斗(大成)
判定3-0
第28試合 1回戦
×志冨田 明陽(セイワ)
〇岩田 蓮(藪田)
判定1-2
第27試合 1回戦
〇八野 燈真(K’s)
×棄権
※八野の不戦勝。
第26試合 1回戦
〇中島 一登(KW3)
×中村 渚(市野)
判定3-0
小学生1~2年 25kg級
第70試合 決勝
×松井 琉煌(藪田)
〇平井 辰樹(大成)
判定0-3
1ラウンドは平井が積極的に左を使いながら、手数で松井を上回る。2ラウンドも平井がワンツーを使い、ストレートも伸ばし松井をロープに背負わせるが、松井も足を使ってから詰まらず、打ち返すが平井が優勢。最終ラウンドは平井が右ストレートを有効に使い、松井から2回ダウンを奪うなど、打ち合いで終始優勢に進めてから判定で勝利。小学生1~2年 25kg級トーナメントを平井が優勝する。
第60試合 準決勝
〇平井 辰樹(大成)
×平井 迅(市野)
RSC
第59試合 準決勝
×澤西 珀(KW3)
〇松井 琉煌(藪田)
判定0-3
第52試合 2回戦
×矢崎 ケンツ(藪田)
〇平井 辰樹(大成)
判定0-3
第25試合 1回戦
×中島 一惺(ABC)
〇平井 辰樹(大成)
判定0-3
第24試合 1回戦
〇平井 迅(市野)
×棄権
※平井が不戦勝。
第23試合 1回戦
×石橋 優聖(姫路木下)
〇松井 琉煌(藪田)
判定0-3
第22試合 1回戦
〇澤西 珀(KW3)
×岩田 蓮(藪田)
判定3-0
小学生3~4年 女子トーナメント
第69試合 決勝
×十川 彩(斉藤)
〇橘 寧々(レイール)
判定0-3
1ラウンドは互いにジャブを中心に探り合いとなるが、ワンツーを使い始めると十川はボディも入れる。2ラウンドは互いにワンツーを中心に打ち合い、十川はボディジャブも使うが、橘がタイミングを合わせてから、十川からスタンディングダウンを奪う。最終ラウンドは互角の打ち合いとなるが、橘は左ストレートを伸ばし、十川も右ジャブを当てる。判定では橘勝利し、女子トーナメントを優勝する。
第40試合 準決勝
×野沢 ゆみ(大成)
〇橘 寧々(レイール)
判定0-3
第39 準決勝
×戸敷 モナ(フリー)
〇十川 彩(斉藤)
判定0-3
女子ワンマッチ
第68試合
×矢崎 凛華(藪田)
〇今井 希海(KW3)
判定0-3
1ラウンド、互いに手数を出しながら、矢崎が今井をロープに詰めるが、今井も打ち返してから矢崎をロープに詰めるなど、互いに攻め合う。2ラウンドは互いに消耗しており、ショートレンジからの打ち合いを見せるが、今井は接近戦からボディをまとめてから浴びせるなど、手数で今井に攻勢点がある。最終ラウンドは今井が前に出てから攻め、矢崎は打ち返すが、クリンチになると今井は、お構いなしにボディへ乱打を浴びせるなど、このラウンドでも今井が攻勢点で印象を残し、判定では今井が勝利する。
女子ワンマッチ 35kg
第67試合
×駒田 徠々(市野)
〇橋本 紬(ABC)
判定0-3
橋本はワンツーにボディストレートも織り交ぜてから、駒田をロープに詰めるなど、1ラウンドから橋本が有利、2ラウンドは真っ向から打ち合いとなり、駒田も手数を出すが、橋本はワンツーにボディストレートを入れ、ヒットを浴びせ駒田からスタンディングダウンを奪う。最終ラウンドでも、駒田は真っ向からの打ち合いを挑むが、橋本は変わらずワンツーを打ち、ボディストレートも織り交ぜてから打ち合いでは橋本が優勢で駒田からスタンディングダウンを奪うなど、全ラウンドを通じて橋本が有利で判定で勝利する。