2024年5月19日九州プロキックボクシングvol.19レポート

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■主催:九州プロキックボクシング実行委員会
■名称:九州プロキックボクシングvol.19
■日時:2024年5月19日(日)
■会場:アクロス福岡イベントホール
■住所:福岡県福岡市天神1-1-1 アクロス福岡B2F

記事・写真提供:九州プロキックボクシング実行委員会

5月19日(日)アクロス福岡イベントホールでKPKB vol.19が開催され、2つのタイトルマッチ、日韓スペシャルマッチなど全13試合の熱戦が繰り広げられた。メイン、セミファイナルの2試合は日韓スペシャルマッチ。バンタム級の日畑達也はまだ10代の韓国”超新星”パク・スホと対戦。アグレッシブに前に出るパク・スホに、老獪なテクニックでかわしローキックでダメージを与える日畑。しかしパク・スホの勢いは止まらず、ガードの上からハイキックを思いきり蹴り込んでいく。3R判定では決着がつかず、延長戦へ突入するところで日畑はダメージが深く棄権。勝利したパク・スホにはKPKBフライ級王者の石郷慶人が次回大会での対戦をアピールした。
ライト級ではRIZINでも勝利した力斗と、前回初参戦で見事KO勝利したジョン・ギハンのハードヒッター対決。1Rから強烈なカーフキックとパンチを打ち込む力斗。1度ダウンを奪うが、タフなジョン・ギハンを決めきれない。最後まで逆転を狙うジョン・ギハンだったが、結果は力斗の判定勝ち。KOを宣言していた力斗は笑顔なく勝利者コールを受けた。スーパーライト級ワンマッチではKrushでも活躍する山浦迅也が連続参戦。元王者である康弘を相手に、得意の足技で主導権を握り判定勝ち。山浦迅也は「次は8月タイトルマッチお願いします」とコメントし、3大会連続参戦を希望した。女子バンタム級タイトルマッチは王者小澤聡子に恵音が挑戦。強気な発言をしていた恵音が言葉通り挑発的なファイトスタイルで序盤は圧倒する。しかし小澤も得意のローキックとパンチで泥臭く追い上げ延長戦へ。疲れも見えていた恵音だったが持ち前の根性で延長を攻めきり、第3代バンタム級女王と輝いた。前回金的によりストップしたSOULと玲隆のスーパーフェザー級王座決定戦は、今回も度重なる組みつきによる注意、警告、金的と噛み合わない戦いが続いた。その中でもダウンを奪ったSOULが判定勝ち。涙のベルト獲得となった。その他再起を図ったSATORU成合は雄大との壮絶な打撃戦にKO負け。広島から来たK-1GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST勢は川森悠人とユウセイが共に完勝。一志、TOMOHIROは強烈なKO勝ちで会場を沸かせた。次回大会は8月11日、アクロス福岡で行われる。同日アマチュア大会も開催予定で、出場申込は公式WEBサイトより案内される。

メインイベント KPKBバンタム級スペシャルファイト 3分3R 延長1R

×日畑達也(FKD Fighting Sports Gym)
〇パク・スホ(金泉サンホ体育館)
判定0–0(29-29、29-29、29-29)延長(日畑棄権により)

セミファイナル KPKBライト級スペシャルファイト 3分3R 延長1R

〇力斗(TEAM PREPARED)
×ジョン・ギハン(RAON)
判定3-0(30–27、30-27、29–28)

第11試合 KPKBスーパーライト級ワンマッチ 3分3R 延長1R

×康弘(達磨GYM)
〇山浦迅也(北斗会館)
判定0-3(29–30、28–30、28-30)

第10試合 KPKB girls fightバンタム級タイトルマッチ 3分3R 延長1R

×小澤聡子(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)
〇恵音(TEAM PREPARED/挑戦者)
判定 0–1(29–29、29-29、28–29)延長0-3(9-10、9-10、9-10)
※恵音が第3代KPKB女子バンタム級王者となる。

第9試合 第4代KPKBスーパーフェザー級王座決定戦 3分3R 延長1R

〇SOUL(BLADE.)
×玲隆(KICK LAB)
判定3-0(30-28、30-28、30-28)
※SOULが第4代KPKBスーパーフェザー級王者となる。

第8試合 KPKBスーパーライト級ワンマッチ 3分3R 延長1R

△栗原陵(MSKC)
△絢太(team MISAKI)
判定1-1(30-29、29-30、29-29)

第7試合 KPKBスーパーフェザー級ワンマッチ 3分3R 延長1R

×SATORU成合(RAOU JAPAN)
〇雄大(JACK GYM)
2R KO

第6試合 KPKBフェザー級ワンマッチ 3分3R

×相浦聖那(ANCHORAGE)
〇川森悠人(K-1GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST)
判定0-3(27-30、27-30、27-30)

第5試合 KPKBスーパーバンタム級ワンマッチ 3分3R

〇一志(拳心会)
×中島唯翔(MSKC)
2R KO
※翔龍怪我の為、中島唯翔に選手変更となる。

第4試合 KPKBバンタム級ワンマッチ 3分3R

×呼良(K-1ジム福岡チームbeginning)
〇ユウセイ(K-1GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST)
判定0-3(29-30、29-30、27-30)

第3試合 KPKBウェルター級ワンマッチ 3分3R

×野口空(野口道場)
〇TOMOHIRO(team MISAKI)
2R KO

第2試合 KPKBスーパーフェザー級ワンマッチ 3分3R

△中川真一(BLAST)
△健志(KICK LAB)
判定1-1(30-29、29-30、29-29)

第1試合 KPKBバンタム級ワンマッチ 3分3R

〇寛人(GREED)
×小川泰寛(K-1ジム福岡チームbeginning)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)

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