2025年2月26日Breakthrough Combat03レポート

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■主催:PROGRESS実行委員会
■名称:Breakthrough Combat 03
■日時:2025年2月26日(水)
■会場:非公開
■住所:非公開

記事:池田博紀、写真提供:PROGRESS実行委員会

Breakthrough Combat03はYouTubeにて無料配信にて試合を公開しており、誰でも気軽に見る事ができ、国内の実力者が揃っておりハイレベルな試合を頼んでみる事が出来る。メインイベント勝利し、王者となった須藤は勝利者インタビューにて「純粋に嬉しいです」と素直なコメントし、ベルトは強い選手と戦うための通行手形と述べ、ベルトを獲った事に満足せず、今後は海外の強い選手と戦いたいと、長谷川氏へ直訴をした。
Breakthrough Combatは海外の強い選手を招聘し、国内ファイターと凌ぎを削っており、今後、海外と渡り合える日本ジファイターの育成に期待したい。

第8試合 グラップリングProgressフェザー級王座決定戦 5分3R

×竹内稔(CARPE DIEM/元Progressフェザー級王者)
○須藤拓真(X-TREME EBINA/修斗バンタム級世界5位)
2R一本勝ち(三角固め)
※須藤がProgressフェザー級王者となる。

開始は竹内がタックルでテイクダウンを奪い、須藤もすぐスクランブルで立ち上がるが、竹内が再度タックルでテイクダウンを奪い、竹内が4ポイント、須藤が1ポイントを取る。竹内がトップを取り、須藤も下から腕十字を狙うなど、下から展開を狙いラストに須藤が立ち上がりスクランブルで1ポイント入り、竹内がタックルを狙ってから1ラウンドが終了。2ラウンド、須藤がテイクダウンを奪い2ポイント入り、トップを取り互いに足を狙い、竹内が立ち上がりタックルを狙ってからリバーサルで2ポイント入り、上から攻めるが、互いに足を取り行くが、竹内は一旦立ち上がってから、再度グラウンド戦に入る。しかし、須藤が下から三角締めを極め、一本勝ち。須藤が王者となる。

第7試合 MMAフライ級 5分3R

×上田将年(G-face TEAM緒方道場)
○イ・ジュンヨン(韓国)
判定0-3 (27-30、27-30、27-30)

開始は距離を取り出方を見る展開。上田は右ハイを見せるが、イも避けるなど冷静に対処し、ミドル、ローを返す。上田がケージ中央に陣取り、イがサイドに動く展開で、ラストで上田が前に出てから1ラウンドが終了。2ラウンド、上田がハイミドルを蹴り、イはローを返す。イが前に出てからローを繰り出し、上田もインロー、パンチで攻めると、イもインロー、ローなどを蹴り返し、三ケ月蹴り、ハイミドルも放つなど、スタンドで展開するがイの手数が優勢。最終ラウンド、イはインロー、ローで削り、上田もカーフを返し、前に出るが、そこにイもミドルを合わせる。上田は前に出るが、イもパンチを返し、上田も組む場面もあるが、イは突き放してからスタンド展開を譲らず、パンチで前に出るなど、攻勢点でイに分がある。グラウンド展開を作らずスタンド勝負となるが、判定はイが勝利。

第6試合 MMAバンタム級 5分3R

×竹本啓哉(ALIVE/元GLADIATORバンタム級王者)
○トレント・ガーダム(オーストラリア/HEATジム)
判定3-0 (28-29、28-29、28-29)

開始はパンチで差し合いを見せ、ガーダムは左ボディを放つ。ケージ中央で打撃戦となり、竹本はシングルレッグからグラウンドへ持ち込み、バックを奪いエルボーとパウンドを入れるなど、竹本優勢で1ラウンドが終了。2ラウンド、ガーダムがパンチで攻め、竹本も応じて打ち合いとなり、タックルを狙う竹本にガーダムはテイクダウンを許さず、パンチを返す。竹本もパンチで打ち合い、カーフを入れるが、ガーダムもパンチでヒットを奪い、ローを入れる。竹本はグランドで仕掛けるが、ガーダムがハーフを奪うなど、2ラウンドはガーダムに印象が残る。最終ラウンド、ケージ中央で同じく打撃戦となり、ガーダムのパンチに竹本はタックルを狙い、グラウンドへ引き込むが、ガーダムにハーフを奪われ、エルボー、パウンドを落とされるなど、ガーダムが優勢。判定はガーダムが勝利。

第5試合 MMAフェザー級 5分2R

△寒天マン(NAGOYA TOP TEAM)
△チェ・ハンギ(韓国)
判定0-0 (19-19、19-19、19-19)

開始はパンチの差し合いとなり、互いにカーフ、ローも見せる。途中にチェが出血で独田チェックが入るが試合は続行。再開後も打撃戦を見せ、寒天マンがダブルレッグでテイクダウンを奪い、バックを取りに行くがチェもケージを使ってからスタンドで正対に戻し、逆にポジションを取りに行き、寒天マンからスタンドバックを奪うが、寒天マンも正対に戻し、スタンドの打撃戦となり、1ラウンドが終了。最終ラウンド、寒天マンはフックからダブルレッグを仕掛け、チェもケージ中央に戻して打撃を繰り出すが、寒天マンはタックルでテイクダウンを狙ってくる。打撃戦ではチェが思いっきりの良い打撃を見せ、寒天マンもパンチを見せるが、グラウンド状態でチェはバックを奪い、4の字フックで組むが、寒天マンも正対に戻し逆にハーフを奪うが、チェもバック、ハーフを奪うなど、激しいポジションの奪い合いとなる。

第4試合 MMAフライ級 5分3R

○山崎蒼空(マッハ道場/パンクラス・フライ級9位、ネオブラッド・トーナメント2024同級優勝)
×ベ・ジュンウ(韓国)
2R TKO(レフェリーストップ)

開始からスタンドで展開し、グラウンドへなりそうになっても、スタンドへ続き山崎が小手投げを繰り出すが、ベもグラウンドを許さず、ケージ際の攻防となってから、山崎が首を抱えてからグラウンドへ持ち込む。ベもスタンドへ戻し、投げを狙うが、山崎はスタンドへ戻し、ベもスタンドバックを取る。山崎も正対に戻すとベはシングルレッグを狙いに来るが、山崎は首を抱えギロチンを狙い、グラウンドへ持ち込み、そこで1ラウンド終了。2ラウンド、パンチの打ち合いとなり、山崎はケージにベを押し込み、シングルレッグでテイクダウンを奪い、続いてバックからスリーパーホールド、パウンドを浴びせ続けレフェリーが試合をストップTKOで山崎が勝利。

第3試合 グラップリングProgress 60kg契約 5分2R

○神龍誠(神龍ワールドジム/元DEEP&CFFCフライ級王者)
×エリック・メネギン(ブラジル/Igloo)
判定4-1

開始からエリックは引き込みを使うので、神龍へ2ポイントが入り、エリックはクローズガードから攻めを狙い、バックを取りに行くが、神龍もサイドを取るが、エリックは再びクローズガードへ戻し、ラストにスタンドへ戻りスクランブルでエリックへ1ポイントが入る。最終ラウンドも開始からエリックは引き込みで2ポイントを失っても、グラウンドへ持ち込み、トップの神龍へ三角を狙うが、神龍も極めさせずスタンドへ戻ってから、再度、グラウンドへ勝負を仕掛ける。エリックも三角など下から狙ってくるが、神龍もそれ以上の攻めを許さず、トップをキープしてからラストは神龍もパスガードを試みてから、試合が終了、ポイントで神龍が勝利。

第2試合 グラップリングProgress 68kg契約 5分2R

×中島太一(ロータス世田谷/元パンクラス・バンタム級王者)
○大脇征吾(リバーサルジム横浜グランドスラム)
1R一本勝ち(腕十字)

スタンドで展開し、大脇は引き込みでグラウンドに持ち込み中島へ2ポイントが入り、大脇は三角を狙うが、体勢が不十分で中島はスタンドへ戻り、大脇はグランド状態で誘うと、中島も攻めに入ると、大脇は一気に腕十字を極めに入り、一本勝ちを収める。

第1試合 グラップリングProgress 87.5kg契約 5分2R

○グラント・ボグダノフ(米国/ALMA FIGHT GYM LIFE)
×二ノ宮寛斗(フリー)
1R一本勝ち(腕十字)

開始からグラントがタックルを仕掛けテイクダウンを狙いに行き、二ノ宮もテイクダウンを防ぎ、グラウンドになっているグラントへスタンド状態の二ノ宮が展開を狙うが、グラントは引き込みをするので2ポイントが二ノ宮へ入る。グラントもスタンドへ戻してから、グラウンドへ持ち込み、テイクダウンで2ポイントがグラントへ入り、バックを奪い更に2ポイント、続いて腕十字を極めに入り、腕が伸びてから二ノ宮がタップ。腕十字でグラントが勝利。

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