■主催:WARDOG CAGE FIGHT実行委員会
■名称:MARRLIONAPPARELpresents WARDOG CAGE FIGHT 49
■日時:2024年7月28日(日)
■会場:世界館
■住所:大阪府大阪市港区波除6-5-15
田中は勝利インタビューでは、自身の勝利を喜び決勝に向けて意気込みを語り、最後は「今日は酒を飲もうぉ、テキーラ飲もうぉ」とおどけながら、勝利の美酒を楽しむとコメントを締めた。WARDOG新代表となった今村代表が挨拶では、WARDOGの最古参である自身が、これからのWARDOGの選手を育成するとコメントし、大阪、近畿地域におけるMMA界発展に貢献に果たすWARDOGに期待したい。
ダブルメインイベント バンタム級王者決定トーナメント 5分3R
〇田中壱季(ENCOUNTER)
×けいタッチ(TEAMSFIDARE)
2R TKO(レフェリーストップ)
※田中がバンタム級王者決定戦決勝へ進出する。
開始から組み合いとなり、ケージ際の攻防からけいタッチがタックルを仕掛けるが、田中はケージを使いながらテイクダウンをさせず、けいタッチが投げを試みても、腰が重い田中は耐えるが、けいタッチが首を抱えてからグラウンドへ入ると、けいタッチはガードポジションのトップを取り、田中もケージを使いスタンドへ戻ろうとすると、けいタッチが執拗に組んでから、パウンドを見せるが、その隙を突いてから、田中が投げでサイドバックからパウンドを入れるが、けいタッチも組んでから体勢を入れ替え、パウンドを見せると、田中はスタンドへ戻り、首投げを試みるけいタッチを潰してバックからパウンドを入れるが、けいタッチも素早く正対に戻し、タックルで組んで来てから、最後は田中が組んでからけいタッチをケージに押し込んで1ラウンドが終了。2ラウンドもけいタッチはタックルを仕掛けるが、田中はタックルを切り、ケージも使いながらパウンド、肘を落とすが、それでもけいタッチは組んで来るので、田中は切りつつパウンドを落とすが、それがけいタッチの後頭部に入ってしまい、仕切り直してスタンドから再開となり、組んで来るけいタッチに田中はケージを使いながら捌き、グラウンドで下になるけいタッチに上からパウンドを浴びせ、サイド、サイドバックを奪いながらパウンドを浴びせ続けるとレフェリーが試合をストップ。TKOで田中が勝利する。
ダブルメインイベント バンタム級王者決定トーナメント 5分3R
〇ライダーHIRO(総合格闘技宇留野道場)
×パクヨンジュン(MMA Story)
2R一本勝ち(ツイスター)
※ライダーHIROがバンタム級王者決定戦決勝へ進出する。
1ラウンド開始はパンチを互いに見せ、パクが左ストレートを浴びせると、ライダーHIROはシングルレッグからグラウンドへ持ち込むが、逆にパクにバックを取られてしまう、ライダーHIROも切り返してからスタンドへ戻り、ケージ際の攻防からグラウンドでマウント取るがパクに返されながらも下からの腕十字を取りに行くと、パクはライダーHIROを持ち上げてから力技で外し、ライダーHIROもバックを取りに行くが、互いに激しくポジションを奪い合いながら、スタンドに戻るとライダーHIROがスタンドバックを取り、グラウンドでは下になりながらもパクからストレートバーを狙うなど、グラウンドでは攻守が入れ替わりながらの激戦で1ラウンドが終了する。2ラウンドでは、ライダーHIROがシングルレッグを狙うが、パクは切りながらパンチを浴びせ、スタンドへ戻るライダーHIROへ追撃のパンチを入れると、ライダーHIROも再度タックルを仕掛けながらも、パクに切られてバックを取られてから、腕十字を狙われるが、ライダーHIROも外し、スタンドからグラウンド状態のパクへ上からパウンドを浴びせ、逃げるパクのバックを取りながらパウンド、スリーパーホールドを狙い、パクも足掻くがライダーHIROは4の字フックで固めながら、ラストはツイスターを極めてからライダーHIROが一本勝ちを収める。攻守が激しい良い試合であった。
第6試合フライ級 5分2R
△真鍋陸(TOURI)
△江木伸成(LEOS)
判定0-0(19-19、19-19、19-19)
1ラウンドは江木がタックルを仕掛けるが、真鍋もテイクダウンを許さず、江木がグラウンドで状態でも距離を置いてから近づかず、スタンド勝負へ持ち込むが、江木のタックルを切り、真鍋がガードポジションのトップを奪い、細かいパウンドを入れると江木もラバーガード、三角締め、続いてオモプラッタを狙うが真鍋も極めさせず、すぐにガードポジションのトップを奪い返すが、江木はラバーガードを使い、膠着してしまい真鍋はスタンドへ戻り、江木はシッティングガードでグラウンドを誘うが、真鍋は乗ってこない。スタンドの打撃では江木は組まれても自信があるので、思いっ切りの良い蹴りを放ち、タックルも仕掛けるが、距離があるので、真鍋に切られてしまう。グラウンドになり真鍋がガードポジションのトップを取っても、江木のグラウンドの守りが固いが、互いに膠着してから1ラウンドが終了。最終ラウンドも江木はグラウンドで展開したいが、真鍋は付き合わず、江木がタックルを狙い、真鍋は切りながらトップを取るが、江木が下からの腕十字を狙うと、真鍋も極めさせない。真鍋がスタンドへ戻り、江木がグラウンドで待っても、真鍋は江木の足をローで蹴るなど、江木の本領であるグラウンドへ付き合わず、仮に付き合っても、ガードポジションのトップからの細かいパウンドに留めてから、無理な攻めはしない。江木もシッティングガードで近づくなど見せるが、判定に入ると互いに決め手に欠いており、ドローとなる。
第5試合フライ級 5分2R
〇マルザヘンペーソク(MIBURO)
×前原泰輝(All My Homies)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)
開始は互いにパンチを見せるが、マルザヘンペーソクはシングルレッグを仕掛け、前原も切りながらパウンドを返すが、マルザヘンペーソクはスタンドバック、バックを奪いバッククラブ、4の字フックで固めながら、バックからのパウンドを浴びせ、スリーパーホールドを極めてからマルザヘンペーソクが一本勝ちを収める。
第4試合フライ級 5分2R
×舩波巧(blooM)
〇武蔵(All My Homies)
1R一本勝ち(アンクルホールド)
開始は舩波が打撃で前に出るが、すぐにケージ際の攻防なりながらグラウンドでは舩波がハーフを奪うと武蔵もブリッジで返そうとするが、舩波もそれを許さず逆にマウントを奪いパウンドを入れると、武蔵はTKシザースを使い、下からのアンクルホールドの体勢に持ち込む。舩波もローリング、スタンドなどポジションを変えながら外そうとするが、武蔵は執拗の足の極めを狙い続け、遂に武蔵が極め、一本勝ちを収める。
第3試合フェザー級 NGF 5分1R
〇花園大輝(POLARGYMOSAKA)
×コウ(All My Homies)
1R一本勝ち(三角締め)
ショートレンジからの打撃戦となるが花園が思いっきりの良い左ミドルを何度もコウへ浴びせ、組み合いになると膝蹴りも繰り出す。しかしコウも組みながら足を刈ってからグラウンドへ持ち込む。だが、花園は下からの三角締めへ技を移行し、コウも耐えながら片手でパウンドを入れるが、花園の極めで一本勝ちを収める。
第2試合ウェルター級 NGF 5分1R
〇石原匠(総合格闘技宇留野道場)
×やっぱトムやねん(TEAMSFIDARE)
判定3-0(10-9、10-9、10-9)
開始はやっぱトムやねんがパンチで前に出るが、石原は組んでからテイクダウンを奪い、グラウンドへ持ち込みサイドから細かいパウンドを入れる。スタンドへ戻ると石原はすぐに組んでからケージ際の攻防となり、やっぱトムやねんがケージから離れると石原はタックルを仕掛けるが、それはやっぱトムやねんはタックルを切りつつ、パウンドを入れると、石原は組み付いてからテイクダウンを奪い、ハーフ、マウントを奪ってからパウンドを浴びせ、そこで試合が終了。グラウンドで優位な石原が勝利。
第1試合バンタム級 NGF 5分1R
×横見瀬大州(blooM)
〇土屋諒太(POLARGYMOSAKA)
判定1-2(10-9、9-10、9-10)
開始はスタンドで互いにパンチでヒットを奪うと横見瀬はダブルレッグでテイクダウンを狙うが土屋はケージを使いながらテイクダウンを防ぐ。ケージ中央のスタンドではロー、カーフを互いに見せ、横見瀬はタックルで組んで来ると、土屋もグラウンドで展開せず、スタンドではパンチをヒットさせ、横見瀬は再三に渡りタックルを仕掛けるが、土屋もタックルを切ってから、ラストは切りつつ細かいパウンドを片手ながら入れる。判定ではスプリット判定で土屋が勝利する。
オープニングファイト -35kg 5分1R
〇前田英吉(ENCOUNTER)
×林幸多(POLARGYMOSAKA)
1R一本勝ち(腕十字)
開始から前田が組んでからテイクダウンを奪い、ハーフを取ると林もブリッジで返しそうとするが、逆にマウントを奪われ、前田はそこから腕十字に移行してから一本勝ちを収める。