■主催：大阪キック T.B.NATION
■協力：多田キックボクシングジム
■名称：第36回T.B.NATION CUP！アマチュアキックボクシング大会
■日時：2025年5月25日（日）
■会場：アクティブ･スクウェア･大東
■住所：大阪府大東市深野3-28-3（深野北小学校跡地）
記事・写真：池田博紀
今回で36回を重ねるT.B.NATION CUP！アマチュアキックボクシング大会では、ワンディートーナメント形式でチャンピオンを決定しており、多くの選手がベルトを求めて参戦した。勝利したチャンピオンは勝利者インタビューで関係者へ感謝の言葉、今後の目標を語った。中には浜田の様に今回のベルトが10本目となるチャンピオンもおり、それらのベルトは成長しプロ転向時に有利なアドバンテージとなるだろう。そして敗北してベルトを逃し悔し涙を流す選手もいたが、その涙はきっと次の機会で活かせる涙になり、より一層練習の励みとなれば、次のステップへ繋がると言える。
T.B.NATION CUP！はアマチュアの大会だがリングの上で試合ができ、タイトルマッチでは照明演出やスモークを炊き、入場曲を流すことも出来るなど、プロに匹敵する演出を行っており、これらも選手のモチベーション向上に繋がるだろう。T.B.NATION CUP！が果たす大阪アマチュアキックボクシング貢献に期待したい。
大会入賞者
一般クラス
Cクラス優秀選手賞：疋田泰史（大阪キック T.B.NATION）
Dクラス優秀選手賞：鈴木啓大（フリー）
ジュニアクラス
MVP：山本瑛心（誠輪館 柏原支部）
Aクラス優秀選手賞：小中葵央（Team CRONOS）
Cクラス優秀選手賞：中尾奏斗（武拳会）
Dクラス優優秀選手賞：本多粋虎（フリー）
敢闘賞：増田郁人（大阪キック T.B.NATION）
敢闘賞：田中香望（総合格闘技道場 reliable）
T.B.NATION CUP！ 50kg級トーナメント決勝戦 2分2R 延長1分1R
×坂井祐翔（誠輪館 柏原支部）
〇山本夢輝（理心塾K`sGYM）
判定0-4（19-20、19-20、19-19、19-20、19-20）
※山本が50kg級王者となる。
全ラウンドを通して接近戦からの打ち合いから首相撲へ続いてからの攻防となる。坂井が崩す場面もあるが、首相撲では山本が一枚上手で膝蹴りを繰り出す。途中に坂井へローブローが入る場面があるが、互いに至近距離でパンチ、ミドルを繰り出し、首相撲の攻防となり、山本が首相撲で優勢。判定では山本が勝利し、50kg級トーナメントを制する。
第8試合 -50kg級トーナメント準決勝2
×岩崎桜雅（理心塾K`sGYM）
〇坂井祐翔（誠輪館 柏原支部）
判定0-5
第7試合 -50kg級トーナメント準決勝1
〇山本夢輝（理心塾K`sGYM）
×葛原大海（LEGEND GYM）
判定5-0
第1試合 -50kg級トーナメント1回戦1
×山脇仁汰（PSKムエタイ大阪）
〇坂井祐翔（誠輪館 柏原支部）
判定2-3
T.B.NATION CUP！ 40kg級トーナメント決勝戦 2分2R 延長1分1R
×中野琉生（K-STYLE）
〇浜田徠雅（LEGEND GYM）
判定0-5（18-20、19-20、19-20、18-20、18-20）
※浜田が40kg級王者となる。
ミドルレンジで打ち合いとなるが、浜田が前蹴り、ミドルを浴びせ、組んでからの崩しと接近戦での膝蹴りを有効に使い攻める。中野もバックスピン系のフェイントを入れてからパンチを繰り出し、打ち合いでは手数を出すが、浜田が膝蹴りを何度も浴びせるなど、膝蹴りを上手に使うのが印象に残る。判定は浜田が勝利。40kg級トーナメントを制する。
第14試合 40kg級トーナメント準決勝2
×金森愛玲菜（大阪キックT.B.NATION）
〇中野琉生（K-STYLE）
判定0-5
第13試合 40kg級トーナメント準決勝1
×山田皇征（総合格闘技道場 reliable）
〇浜田徠雅（LEGEND GYM）
判定0-5
第6試合 40kg級トーナメント1回戦2
〇中野琉生（K-STYLE）
×田中颯（総合格闘技道場 reliable）
判定3-2
第5試合 40kg級トーナメント1回戦1
×阪本彪（TOKEN KICKBOXING GYM）
〇山田皇征（総合格闘技道場 reliable）
判定1-4
T.B.NATION CUP！ 30kg級トーナメント決勝戦 2分2R 延長1分1R
〇麻生大晴（TAISE・GYM）
×奥田海音（kyoto SEIKENKAI）
判定5-0（20-18、20-18、20-18、20-18、20-18）
※麻生が30kg級王者となる。
全ラウンドを通して麻生が圧を掛けてからジリジリと詰め、奥田がサークリングする展開。麻生は首相撲からの崩しを使い、奥田も前に出る場面もあるが、ほぼ麻生の圧で奥田はロープを背にする場面が多々あり、麻生の方に印象が残る展開で、組んでも崩しなど使うなど麻生が優勢。判定ではフルマークで麻生が勝利、30kg級トーナメントを制する。
第12試合 30kg級トーナメント準決勝2
×畑碧愛（TOKEN KICKBOXING GYM）
〇麻生大晴（TAISE・GYM）
判定0-5
第11試合 30kg級トーナメント準決勝1
×中村潤奏（PSKムエタイ大阪）
〇奥田海音（kyoto SEIKENKAI）
判定0-5
第4試合 30kg級トーナメント1回戦2
〇麻生大晴（TAISE・GYM）
×西出琉翔（TOKEN KICKBOXING GYM）
判定5-0
第3試合 30kg級1回戦1
〇中村潤奏（PSKムエタイ大阪）
×畑潤也（TOKEN KICKBOXING GYM）
判定4-1
T.B.NATION CUP！ 25kg級トーナメント決勝戦 2分2R 延長1分1R
〇高橋成太郎（SRK藏田道場）
×古賀博斗（大阪キックT.B.NATION）
判定2-2（19-20、20-19、20-18、19-20、19-19）、延長5-0（10-9、10-9、10-9、10-9、10-9）
※高橋が25kg級王者となる。
展開は互いに距離を詰めてパンチ、ミドルを繰り出してから、首相撲の攻防となる展開。やや高橋が優勢かと思われるが、古賀もキッチリと手数を返す展開。判定はドローとなり、マスト判定となる延長ラウンドへ縺れ込む。
延長ラウンドは互いに前に出てからの打ち合いで乱打戦となるが、高橋は組んでからの崩しを使い、古賀は首相撲からの膝蹴りを入れる。両者が出し切るかの様に打ち合いの手数を止めないが、判定に入ると高橋が勝利。高橋が25kg級トーナメントを制した。
第10試合 -25kg級トーナメント準決勝2
×根本錦（TEAM BREED）
〇高橋成太郎（SRK藏田道場）
判定1-4
第9試合 -25kg級トーナメント準決勝1
×松本一希（TEAM BREED）
〇古賀博斗（大阪キックT.B.NATION）
判定1-4
第2試合 -25kg級トーナメント1回戦1
〇高橋成太郎（SRK藏田道場）
×奥田波音（kyoto SEIKENKAI）
ジュニアAクラス 1分30秒2R
第48試合 -45kg
×門脇崇泰（kyoto SEIKENKAI）
〇山本瑛心（誠輪館 柏原支部）
KO
第47試合 -30kg
×檜田優陽（KIWAMI Kick Boxing Team）
〇西前充喜（フリー）
判定1-2
第46試合 -25kg
〇小中葵央（Team CRONOS）
×栗山斗喜空（K-STYLE）
判定3-0
ジュニアBクラス 1分30秒2R
第45試合 -25kg
〇森碧琉（M.G）
×奥丞太朗（フリー）
判定3-0
ジュニアCクラス 1分2R
第44試合 -30kg
×福原煌大（大阪キック T.B.NATION）
〇古南朔（総合格闘技道場 reliable）
判定0-3
第43試合 -25kg
〇畑中俐輝（RKS顕修塾）
×仲埜将生（総合格闘技道場 reliable）
判定3-0
ジュニアDクラス 1分2R
第42試合 -35kg
〇本多粋虎（フリー）
×刀祢寛大（武拳会）
KO
ジュニアCクラス 1分2R
第41試合 -35kg
×川尻蓮（フリー）
〇後藤徠雅（M.G）
判定0-3
ジュニアAクラス 1分30秒2R
第40試合 -30kg
〇檜田優陽（KIWAMI Kick Boxing Team）
×前碧斗（総合格闘技道場 reliable）
判定3-0
ジュニアBクラス 1分30秒2R
第39試合 -30kg
〇畑中陸玖（RKS顕修塾）
×山本悠侑（総合格闘技道場 reliable）
判定3-0
第38試合 -30kg
〇中野巴琉（K-STYLE）
×田名部樹（総合格闘技道場 reliable）
判定2-0
ジュニアCクラス 1分2R
第37試合 -35kg
×田中香望（総合格闘技道場 reliable）
〇後藤凰雅（M.G）
KO
第36試合 -30kg
〇渡邊弘已（KIWAMI Kick Boxing Team）
×井上稜介（THREEAGYM）
判定2-0
ジュニアDクラス 1分2R
第35試合 56kg超級
〇野口玲穏（大阪キック T.B.NATION）
×森田陽翔（大阪キック T.B.NATION）
判定3-0
第34試合
試合中止
ジュニアCクラス 1分2R
第33試合 -30kg
△渡邊弘陸（KIWAMI Kick Boxing Team）
△木谷壮佑（THREEAGYM）
判定1-1
ジュニアDクラス 1分2R
第32試合 -25kg
〇内藤剣佑（キックボクシングジムボコボコ）
×山田大嗣（総合格闘技道場 reliable）
判定3-0
第31試合 -25kg
×後藤凌雅（M.G）
〇勝見理鳥（THREEAGYM）
KO
ジュニアBクラス 1分30秒2R
第30試合 -25kg
〇東山航昊（K-STYLE）
×奥丞太朗（フリー）
判定2-1
ジュニアCクラス 1分2R
第29試合 -30kg
×渡邊弘已（KIWAMI Kick Boxing Team）
〇中尾奏斗（武拳会）
KO
第28試合 -25kg
〇後藤聖雅（M.G）
×仲埜将生（総合格闘技道場 reliable）
判定3-0
ジュニアDクラス 1分2R
第27試合 -35kg
〇本多粋虎（フリー）
×小峰徠夢（THREEAGYM）
判定3-0
一般Dクラス 1分2R
第26試合 -65kg
〇鈴木啓大（フリー）
×溝畑瑛琉（N-FIELD KICK BOXING GYM）
KO
一般Aクラス 1分30秒2R
第25試合 -50kg
〇奥田愛來（kyoto SEIKENKAI）
×新川友季衣（SUN MUAYTHAI KICKBOXING&FITNESS）
判定3-0
一般Bクラス 1分30秒2R
第24試合 -65kg
〇増田郁人（大阪キック T.B.NATION）
×松島城弥（勝蓮塾）
判定3-0
一般Cクラス 1分2R
第23試合 -75kg
×辻村匡人（大阪キック T.B.NATION）
〇内杉大河（千空館）
判定0-3
第22試合 -65kg
〇前川一也（大阪キック T.B.NATION）
×真鍋尚貴（颯修館）
判定3-0
第21試合 -60kg
〇疋田泰史（大阪キック T.B.NATION）
×林聖和（THREEAGYM）
判定3-0
一般Dクラス 1分2R
第20試合 75kg超級
〇渡邊弘希（KIWAMI Kick Boxing Team）
×松山武史（N-FIELD KICK BOXING GYM）
判定3-0
第19試合 -75kg
〇藤本将隆（N-FIELD KICK BOXING GYM）
×出口剛也（Kick Box Style 泉大津）
判定3-0
第18試合 -65kg
△八嶋勇人（大阪キック T.B.NATION）
△小嶺晴弥（Hacker GYM）
判定1-1
第17試合
試合中止
第16試合 -65kg
〇山之内哩（KIWAMI Kick Boxing Team）
×溝畑瑛琉（N-FIELD KICK BOXING GYM）
判定3-0
第15試合 -65kg
〇久我武史（大阪キック T.B.NATION）
×山本亮（Kick Box Style 泉大津）
判定3-0
