2025年5月25日九州プロキックボクシングvol.23レポート

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■主催:九州プロキックボクシング実行委員会
■名称:九州プロキックボクシングvol.23
■日時:2025年5月25日(日)
■会場:アクロス福岡イベントホール
■住所:福岡県福岡市天神1-1-1 アクロス福岡B2F

記事・写真提供:九州プロキックボクシング実行委員会

KPKBは九州地方の選手を中央である東京へ通用する選手を育成し、世界レベルで闘える九州選手にスポットを当てる事を目指している。メインではKPKBインターナショナルヘビー級王座決定戦として、九州王者vs韓国王者が激突したが、イ・ヒシンが試合を有利に進めてから、KPKBインターナショナルヘビー級王者に輝いた。この様にKPKBでは国際タイトルを設立して、九州選手と海外強豪選手の凌ぎを削るカードを組んでいる。そして、今回はDEEP☆KICK実行委員長の林代表も来場し、次回KPKBの8月大会でKPKB vs DEEP☆KICKの対抗戦を行うことを発表するなど、関西でNo.1キックボクシング団体と言えるDEEP☆KICKとKPKBの交流は、九州地方と関西地方キックボクシング界発展に繋がると言えるだろう。次回大会は8月24日西鉄ホールで開催され、九州のキックボクシング界の熱気に注目したい。

第12試合 KPKBインターナショナルヘビー級王座決定戦 3分3R 延長1R

×RUI(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBヘビー級王者/日本)
〇イ・ヒシン(チームサイコピットブルス/KOREAN BEASTヘビー級王者/韓国)
判定0ー3(28-29、28-30、28-30)
※イ・ヒシンがKPKBインターナショナル・ヘビー級王者となる。

メインのKPKBインターナショナルヘビー級王座決定戦は九州王者vs韓国王者の対決。
RUIがいつも通り長いリーチを武器に蹴りやパンチをヒットさせるも、イ・ヒシンはそれに動じない。大きな身体とは裏腹に軽快なステップから繰り出すパンチ、膝蹴りが徐々にRUIを苦しめる。RUIも何とか盛り返そうとするが、イ・ヒシンの気持ちは折れず、優勢のままゴング。判定勝ちでイ・ヒシンがKPKBインターナショナルヘビー級初代王者に輝いた。

第11試合 KPKBインターナショナルバンタム級タイトルマッチ 3分3R 延長1R

×ジョン・ヒョヌ(Baekryeon Chaigym/王者/韓国)
〇ジュライ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
1R KO
※ジュライ・ウォーワンチャイがKPKBインターナショナル・バンタム級王者となる。

KPKBインターナショナルバンタム級タイトルマッチは王者ジョン・ヒョヌにキックボクシング初挑戦のジュライ・ウォーワンチャイ。
試合は1Rからジュライの左ミドル、膝蹴りに動きが止まるジョン・ヒョヌ。反撃のパンチを繰り出すも、ジュライの勢いが止まらない。防戦一方となったところでレフェリーが止め、衝撃の1RKO勝ちでジュライ・ウォーワンチャイが王座奪取に成功した。

第10試合 KPKBフェザー級王座決定戦 3分3R 延長1R

×直也(米子ジム)
〇川森悠人(K–1GYM BLOWS)
判定0ー3(29-30、28-30、27-30)
※川森がKPKBフェザー級王者となる。

KPKBフェザー級王座決定戦は鳥取の直也と広島の川森悠人の対決に。川森得意の左ミドル、左ストレートを度々ヒットさせるが、タフな直也は構わず前に出続ける。膝蹴りを何度突き刺しても向かってくる直也に川森は困惑しながらも、最後まで有効打はもらわない。判定勝ちで川森が新王者となった。

第9試合 KPKBスーパーライト級王座決定戦 3分3R 延長1R

×歩叶(VLOS)
〇山浦迅也(北斗会館)
判定0-3(26-30、26-30、25-30)
※山浦がKPKBスーパーライト級王者となる。

KPKBスーパーライト級王座決定戦は山浦迅也が序盤から得意の蹴りにパンチを上手く混ぜて主導権を握る。歩叶も鋭いハイキックや右ストレートで襲いかかるも、山浦はヒラリとかわし自分の攻撃だけを当てていく。判定勝ちで山浦が新王者となり、涙のベルト奪取となった。

第8試合 KPKBバンタム級スペシャルファイト 3分3R 延長1R

〇石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)
×吉田亮汰朗(BK GYM)
2R KO

スペシャルファイトでKPKB vs DEEP☆KICKとして2試合。
まずは石郷慶人vs吉田亮汰朗の一戦は、体格で勝る吉田をスピードで翻弄する石郷。得意の三日月、ロー、ハイと打ち分け、圧倒して2RKO勝ち。初バンタム級となったが文句なしの内容で会場を熱狂させた。

第7試合 KPKB 56㎏契約スペシャルファイト 3分3R 延長1R

〇紫苑(KIZUNA本部道場/KPKBスーパーバンタム級王者)
×KING龍蔵(ROYAL KINGS)
1R KO

KPKBスーパーバンタム級王者の紫苑は元DEEP☆KICK57.5kg王者のKING龍蔵との対決。
「地元で恥かかしたる」と煽られていた紫苑は1Rから狩る気満々の動き。スピードのあるKING龍蔵の攻撃を、持ち前の反応速度でかわす紫苑。ダウンを奪った紫苑は攻撃をまとめ、1RKO勝ちで観客の声援に応えた。

第6試合 KPKBスーパーウェルター級スペシャルファイト 3分3R 延長1R

×川内参星(JACK GYM/KPKBスーパーウェルター級王者)
〇幸輝(インタージム)
2R KO

KPKBスーパーウェルター級王者の川内参星は前王者の幸輝とノンタイトルながら試練の一戦。試合は1Rからハードパンチをヒットさせた幸輝がダウンを奪う。
仕留めにかかったところで、今度は逆に川内のパンチがヒットし、ダウンを奪い返す。大逆転勝利かと思われたが幸輝は冷静さを取り戻し、2R序盤で攻撃をまとめKO勝ち。王者川内は痛い1敗を喫した。

第5試合 KPKBバンタム級ワンマッチ 3分3R

〇有馬大翔(K-1ジム福岡チームbeginning)
×玲志(拳心会)
3R KO

第4試合 KPKBバンタム級ワンマッチ 3分3R

×赤城零桜(疾風会)
〇中島唯翔(MSKC)
判定0-3(27-30、27-30、27-30)

第3試合 KPKBスーパーライト級ワンマッチ 3分3R

△絢太(team美咲)
△那稀(拳心会)
判定1-0(30-29、29-29、29-29)

第2試合 KPKBフェザー級ワンマッチ 3分3R

×長迫亮我(m-3 SPORT)
〇上村玲音(Matahari Gym)
判定1-2(28-30、28-30、30-29)

第1試合 KPKBバンタム級ワンマッチ 3分3R

〇和美(ヒデズキック福岡)
×水本悠我(優志塾平安道場)
判定2-0(29-28、29-28、29ー29)

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