2019年3月21日KING.3レポート

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■主催:KING EXCEED
■名称:KING.3
■日時:2019年3月21日(木)
■会場:博多南地域交流センター・さざんぴあ博多
■住所:福岡県福岡市博多区南本町2-3-1

2019年3月21日KING.3レポート

かつてリアルディール3強として勇名を馳せた井手が、自身がプロモートするKING.3で現役に復帰。対するは宮崎の雄、鹿島。鹿島はその長い手足から、相手の顔面を捉える打点の高い膝蹴り、切れ味のあるハイキックを武器とする。
ブランクがある井手だったが、現役時代のパンチの切れ味は衰えておらず、開始からエンジン全開で前に出て、鹿島を3R左ローで葬った。
会場は満員で大いに盛り上がり、また途中で観客から笑みが零れるなど、主催者である井手の性格がイベントに現れたアットホームな雰囲気であった。

メインイベント -71kg 3分3R

〇井手泰晴(KING EXCEED)
×鹿島昭男(ダイアタイガージム)
3R KO(左ローキック)

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開始から井手はパンチで前に出る、対する鹿島はミドル、膝蹴りを返すが、井手は前に出て接近戦からの上下のパンチと左ローを浴びせる。鹿島も左ローを返すが、長いリーチが接近戦で不利となり、井手の攻勢が有利に出る。
2Rは鹿島もパンチ、ボディと顔面への膝蹴りを繰り出し、得意のハイキックを放つが、それはブロックされる。井手は前進ファイトで距離を詰め、鹿島をロープ、コーナー際を背にさせて上下のパンチと左ローを浴びせると、左ローで遂に鹿島がダウン。詰めに入った井手が左ローを浴びせ、再度ダウンを奪うが鹿島は立ち上がり、2R終了のゴングが鳴っているので、ゴングに救われて、なんとか生き残る。井手は鼻上部付近をカットしており、インターバルでドクターチェックが入るが試合は続行。
3R互いに打ち合いとなるが、鹿島も決死でパンチ、膝蹴り、左ハイで攻めるが、井手のパンチから繋げる徹底した左ローを浴びてダウン。立ち上がるが最後の詰めに入った井手の猛攻を浴び、左ローでダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。KOで井手が勝利。

セミファイナル -70kg 3分3R

×ゆうへい(チーム激突)
〇ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム)
判定0-3(29-30、29-30、28-30)

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互いに蹴りの間合いで展開すると、パンチの打ち合いで両者ヒットを奪うが、決定打は許さない展開。2Rはパンチの打ち合いでは、ねぎ魔神がヒット数で上回るが、ゆうへいも打ち返す展開。3Rはパンチの乱打戦で打ち合いとなる。ねぎ魔人は膝蹴りを浴びせるが、互いにパンチでヒットを奪う。ゆうへいがバックハンドブローを繰り出すが、それは空を切る。判定でねぎ魔人の勝利。

第2試合 -62kg 3分3R

〇ゾンビ(KING EXCEED)
×幸一郎(ELEPHAS)
判定3-0(30-29、30-29、29-28)

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序盤は、互いにパンチ主体で展開、2Rでもパンチで打ち合いとなるが、ゾンビが膝蹴りをボディに浴びせる。打ち合いでは互いに退かない展開となる。3Rもパンチ主体の展開、ゾンビが膝蹴りを入れるが、幸一郎もパンチ、ミドルを返す。判定でゾンビが勝利。

第1試合 -60kg 3分3R

×コロ助(KING EXCEED)
〇翔(リアルディール)
判定0-3(28-29、29-30、28-30)

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翔がスピードあるパンチからのロー、膝蹴りで攻めると、コロ助もパンチ、膝蹴りを返すが、翔の手数で有利な展開。2Rは翔がロープ際に追い込んで、パンチ、ローで攻めるが、コロ助は膝蹴りをボディに入れ、パンチを返すなど互角の展開。3Rは乱打戦で展開、翔はロープに詰めてから上下のパンチを入れるが、コロ助はフック、膝蹴りで返す。判定で翔が勝利。

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