2021年6月27日BODYMAKERpresents GLADIATOR 014 in OSAKAレポート

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■主催:GLADIATOR事務局
■名称:BODYMAKERpresents GLADIATOR 014 in OSAKA
■日時:2021年6月27日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25

GLADIATOR櫻井代表は挨拶にて、コロナ禍において、興行を行う事を苦悩したが、MMA界発展の流れを止めてはいけないという思いから、今回大会が行われた。試合内容も選手が櫻井代表の思いに応えるかのように、アグレッシブな展開であった。
GLADIATORバンダム級王者である竹本が挨拶し、RIZINバンダム級トーナメントに自分が参戦していないのに、日本最高峰と言われるのを訂正したい、その一歩として第3代GRACHANバンダム級王者手塚との対戦し勝利を上げる事をファンに約束した。
メインイベントに勝利した土井が竹本へ挑戦を表明。竹本は次戦が決まっているが、土井に2度敗北しており、3度目の対戦に「凄く興味がある」と、対戦に意志を示した。
今大会ではDJマルコの敵前逃亡、ケージのドアが開いてしまう事故など、残念な出来事が発生したが、GLADIATORがそれらを乗り越えて、大阪、日本のMMA界の発展に貢献する事を期待したい。

メインイベント フェザー級5分2R

〇土井 ”聖帝”潤(MIBURO)
×中村公彦(総合格闘技 闇愚羅)
2R 一本勝ち(チョークスリーパー)

スタンドでは土井が多少打撃を貰っても、テイクダウンからグランドへ持ち込むと、常に優勢でパウンド、肘を浴びせ、グランドの主導権を握る。ラストは腕を狙う所で1ラウンドが終了。2ラウンドはテイクダウンからグランドへ移行し、バックを奪いチョークスリーパーを極める。卓越した技術を見せた。土井の一本勝ち。

セミファイナル ライト級5分2R

〇天草ストロンガー四郎(チームソフトコンタクト)
×DJマルコ (フリー)
敵前逃亡

DJマルコが計量にも表れず、試合が出来なくなった事を天草や関係者、ファンへの謝罪もせずに結局は音信不通となった。これらを櫻井代表が説明し、GLADIATORとしてもDJマルコに対応をする事、天草は試合が突然無くなり、この日の為に練習を積んだ事をファンに見せる事が出来なくなった。次戦での活躍を見せる事に繋げて欲しい。

第8試合 フェザー級5分2R

〇上田祐起(総合格闘技道場Reliable)
×ゆうと(OSC/WARDOGバンタム級王者)
判定3-0
※ゆうとは計量オーバーでイエローカードによる減点1

スタンドの打撃での打ち合いになり、上田が左ストレートを浴びせ、ゆうとの腰が一瞬崩れる場面が見られるが、その後は互いにヒットを奪う展開。上田にドクターチェックが入る場面があるが、展開的にグランドに入ると膠着で互いに決め手に欠ける。2ラウンドでも同じくスタンドでは激しく打ち合いを見せる。判定で上田が勝利。

第7試合 バンタム級 5分2R

〇井口翔太(修斗GYM神戸)
×丸山幹太(MIBURO)
判定3-0

丸山が何度もテイクダウンからグランドで有利なポジションを奪うが、井口も守りが固い。2ラウンドでは井口もグランドで上のポジションを奪い、スタンドでは打撃が冴えており、有効打で丸山がカットし、ドクターチェックが2度入る。再開後も井口のスタンドで優勢で、丸山もテイクダウンからガードポジションのトップを奪うが、そこでゴング。判定で井口が勝利。

第6試合 フライ級 5分2R

×N.O.V(NOMAD/ENJOY GYM/WARDOGストロー級王者)
〇木村旬志(ゼロ戦クラブ)
1R KO(右膝蹴り)

開始、N.O.Vがテイクダウンを奪いにタックルに入るが、そこに木村が右膝蹴りをカウンターで浴びせ会心の一撃でKO勝利。あまりの見事さに木村が雄叫びをあげる。KOで木村が勝利。

第5試合 ライト級5分2R

〇チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)
×稲葉祥真(修斗ジムASH)
1R 一本勝ち(三角締め)

スタンドでは互いに切れのある打撃を見せるが、チハヤフルはカーフキックも織り交ぜる。グランドになるとチハヤフルは三角締めで攻め、一本を奪う。一本勝ちでチハヤフルが勝利。

第4試合 バンタム級5分2R

〇坪内一将(総合格闘技道場コブラ会)
×道端正司(ストライキングジム アレス)
判定3-0

坪内がスタンドで右ストレートをヒットさせ、道端が崩れグランドの展開になると坪内が有利なポジションからパウンドを入れ、ラストはフロントスリーパーを狙う。2ラウンドでもスタンドからグランドへ移行しても坪内が主導権を握っており、有利な展開。グランドで膠着し、ブレイクが入りスタンドに戻る場面があるが、最後は坪内がタックルに入り、ケージでの攻防となりゴング。判定で坪内が勝利。

第3試合 ウェルター級5分2R

〇井上啓太(GRUND CORE)
×八木敬志(猛者連)
1R 一本勝ち(ヒールホールド)

八木がスタンドでは思いっきりの良い打撃、豪快な投げを見せるが、井上は執拗にヒールホールドを狙い続けるとレフェリーがストップさせ、井上が一本勝ち。

第2試合 フェザー級5分2R

〇延命そら (総合格闘技スタジオSTYLE)
×木村総一郎(パラエストラ加古川)
判定2-1

木村が執拗なテイクダウンでグランドに持ち込み、有利なポジションをキープする。延命も守りが固く決定的な場面は許さない。2ラウンドでも前半は木村がグランドに持ち込み有利だが、後半では延命がスタンドでパンチ、ミドルを浴びせダメージを与え、グランドでもパウンドを浴びせる。判定で延命が勝利。

第1試合 ライト級5分2R

-宋 鬼子(総合格闘技道場コブラ会)
-谷口軍曹(修斗ジムASH)
ノーコンテスト

スタンドで展開し、ケージでの攻防となるが、ここでケージのドアが開いてしまい、両者がケージから落ちてしまうアクシデントが発生。谷口が負傷してしまい、ノーコンテストとなる。櫻井代表は、観客へアクシデントを説明し、両者の試合は再戦場を設ける。互いに実力を出す前の事故なので、次戦に期待したい。

オープニングファイト フェザー級5分1R

×ヒロシ(Brotherfoot teamKZT)
〇谷口武(修斗GYM神戸)
判定0-3

スタンド、ケージの攻防、グランドを通して谷口が有利に進める。ヒロシも下から攻めるが、谷口の優勢は変わらない。判定で谷口が勝利。

オープニングファイト ライト級5分1R

〇西川直希(N★TRUST)
×誠人(TEAM FIST)
1R 一本勝ち(チョークスリーパー)

スタンドで展開するが、西川がテイクダウンを奪い、バックを奪うとチョークスリーパーを極める。西川の一本勝ち。

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