2021年9月23日DEEP☆KICK 56レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK 56
■日時:2021年9月23日(木・祝)
■会場:テクスピア大阪
■住所:大阪府泉大津市旭町22-45

メインイベントでは寺山が初防衛に成功し、勝利者インタビューではファン、関係者に感謝を述べ、今回は不調でベストコンディションでは無かったと語ったが、試合は王者として安定した強さを見せた。今後は階級を上げてから、更なる強者との対戦を希望するなど、今後の目標を語った。

メインイベント DEEP☆KICK-53kgタイトルマッチ 3分3R

〇寺山遼冴(TEPPEN GYM)
×勇馬(山口道場)
判定3-0(30-25、30-25、30-25)
※寺山が初防衛に成功

パンチ、ロー、ミドルで試合を組み立てる両者だが、寺山がパンチでダウンを奪うなど、序盤から試合のペースを握る。2ラウンドではバッティングで寺山に回復のインターバルが取られる。試合展開は寺山が優勢は揺るがない。最終ラウンドでも寺山は盤石で、攻めてくる勇馬へ左膝蹴りをボディへ入れダウンを奪う。判定では大差をつけてから寺山が勝利。

セミファイナル DEEP☆KICK-70kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

×龍威地(NJKF ARENA)
〇稲井良弥(TARGET)
1R TKO(レフェリーストップ)
※稲井が-70kg次期挑戦者に決定

序盤は静かな立ち上がりをみせるが、互いにヒットを奪うと一気にギアを入れてから打ち合いとなる稲井のコンビネーションが入ると、そこから浴びせてからスタンディングダウンを奪う。最後の詰めに入る稲井は龍威地へラッシュを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。TKOで稲井が勝利となる。

第7試合 RISE-63kg契約 3分3R

×山畑雄摩(NJKF心将塾)
〇KENTA(HAYATO GYM)
判定0-3(29-30、28-29、27-30)

開始からパンチ、ロー、ミドルの応酬となり、山畑の左ハイをブロックしたKENTAが右ハイを繰り出すと、山畑はスウェーで避ける。拮抗した展開。KENTAが右ミドルを入れると山畑は左インローを返し我慢比べの様な打ち合を見せる。最終ラウンドはパンチ、ロー、ミドルで激しく打ち合うが、KENTAのパンチの印象が残る展開。判定でKENTAが勝利。

第6試合 DEEP☆KICK-65kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

〇木村Cerberus颯太(NJKF心将塾)
×竹市一樹(MA二刃会)
判定3-0(30-29、30-28、30-29)
※木村が-65kg王座決定トーナメント決勝に進出

竹市はパンチでボディブローを入れて来るが、木村はパンチとロー、ミドルなどで攻める。2ラウンドでは互いにパンチでヒットを奪うが、木村の手数が上回り、ローも入れる。最終ラウンドはパンチの乱打戦となり、互いに消耗しているが打ち合いの手数を止めない。竹市は前に出るが、判定は木村が勝利する。

第5試合 DEEP☆KICK-65kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

海月(D.O.T)
中澤友(魁塾/ビンチェレあべの)
※海月の欠場により中止
※中澤が-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

第4試合 DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×郁弥(山口道場)
〇村上真基(ROYAL KINGS)
2R TKO(レフェリーストップ)
※村上が-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

序盤はローで探り合うかの様に距離を取る、途中掴みで両者にイエローカードが与えられるが、ラウンド終盤ではパンチで打ち合いを見せる。掴みで郁弥にレッドカードで減点を与えられるが、両者はパンチ、ローで打ち合い、村上が胴廻し回転蹴りを放つ。勝負は一瞬で村上の左フックが郁弥を捉えると、郁弥がダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。TKOで村上が勝利、トーナメント決勝へ駒を進める。

第3試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R

△佐藤亮(NJKF健心塾)
△RAI(888GYM)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)

1ラウンドは蹴りの間合いで展開する。RAIはカーフを入れると、佐藤も膝蹴り、ミドルを入れる。途中、掴みで両者にイエローカードが与えられるが、ここまで互角で展開する。最終ラウンドに入ると開始からギアを入れてから打ち合いを展開、佐藤がミドル、ローを入れるが、RAIもパンチ、ローを入れるなど互角で打ち合う。判定ではドローとなる。

第2試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R

〇KING龍蔵(ROYAL KINGS)
×小只直弥(888GYM)
判定2-0(29-28、29-29、29-28)

1ラウンドは互いに間合いを測りながら、ロー、ミドルを繰り出すが、KING龍蔵にローブローが入り、回復のインターバルが取られる。KING龍蔵は右ストレート、左フックをヒットさせるが、両者共決定打を中々許さない。パンチ主体の打ち合いになるとKING龍蔵がストレート、フックでヒット奪い有効打を取る。小只もパンチで打ち返すが、KING龍蔵が優勢。最終ラウンドは小只が前に出てから攻めてくるが、KING龍蔵も右ハイ、パンチを返してから打ち合いを展開する。判定でKING龍蔵が勝利。

第1試合 RISE GIRLS POWER提供試合 -46kg契約 3分3R

×未来(Blaze)
〇上村蘭唯華(真門伊藤道場)
判定0-3(28-29、27-30、28-29)

開始はパンチ主体で打ち合い削り合うかの様に打ち合い、互いにパンチがヒットする。2ラウンドでは未来がカーフを削りに来るが、上村はパンチで攻め、未来もパンチを返す。3ラウンドはカーフを攻める未来だが、上村はパンチの打ち合いで有利。互いに打ち合うが、判定で上村が勝利。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第1試合 -63kg契約 1分2R

×藤野将臣(藤野塾)
〇平野巧太(魁塾)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から平野がパンチで攻めると、ラッシュを浴びた藤野がダウン。立ち上がる藤野に対して、詰めに入った平野がコーナーへ追い詰めてからラッシュを浴びせ、藤野がダウン。レフェリーが試合をストップ。TKOで平野が勝利。

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