2021年11月7日NJKF2021 west 5thレポート

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■主催:NJKF誠至会、誠至会プロフェッショナル
■認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
■名称:NJKF2021 west 5th
■日時:2021年11月7日(日)
■会場:堺市産業振興センター
■住所:大阪府堺市北区長曽根町183-5

メインイベントではICOフェザー級王者元山に対して、泉が確実にロー、ミドルでポイントを奪い、首相撲でも崩しを有効に使うなどして、判定で勝利した。
オープニングファイトで行われたNEXT☆LEVEL関西王座決定戦、タイトルマッチではベルトをかけるに相応しいハイレベルな試合が行われ、プロ部門も引き分け無しの白熱した内容で、観客を大いに盛り上げる大会であった。

メインイベント 交流戦 56kg契約 3分3R ※ヒジあり

〇泉丈成(NJKF誠至会 / NJKFスーパーバンタム級2位)
×元山祐希(INNOVATION武勇会/ICOフェザー級王者)
判定3-0(30-29、29-28、30-29)

泉はロー、ミドルをヒットさせ、元山が前に出て来ても、組んでから崩しでスリップダウンを奪う。2ラウンドでもロー、ミドルでポイントを奪いながら、接近戦では組んでから崩しを使う。元山は前に出て来るが、泉はロープ、コーナー際でも首相撲を使いながら、要所を抑える。判定で泉が勝利。

セミファイナル 57kg契約 3分3R

×真琴(NJKF誠輪ジム)
〇魁志(NJKF VIGOR KICKBOXING GYM)
判定0-3(28-30、28-30、29-30)

序盤はミドルレンジで展開し、接近戦になったら首相撲へと繋がる。真琴が飛び膝蹴りを放つが、魁志もヒットを許さない。2ラウンドはミドルレンジ主体で展開し、魁志が若干、上回る。3ラウンドは互いに手数を止めず、距離が詰まると組んでからの攻防となるが、打ち合いでは魁志にポイントを取る。判定で魁志が勝利。

第5試合 交流戦 63kg契約 3分3R ※ヒジあり

〇桜華(小浜道場 絆)
×KENGO(NJKF TEAM武心会)
1R KO(右膝蹴り)

開始から桜華は前に出てから、重いパンチで攻める。KENGOをロープに詰めてから浴びせ、ラストは右膝蹴りを入れるとKENGOがダウン。10カウント以内に立ち上がれずKOで桜華の勝利。

第4試合 64kg契約 3分3R

×KAZU(NJKF健心塾)
〇光太郎(NJKF誠至会)
判定0-3(26-30、26-30、27-30)
※KAZUが契約体重700gオーバーで減点1

互いにスピードある攻防で手数を止めずに打ち合いとなる。2ラウンドでは打ち合いの中で光太郎がストップ後の攻撃で警告が与えられるが、その後の展開で光太郎がラッシュを浴びせダウンを奪う。3ラウンドでは打ち合いで優勢になった光太郎が攻めるが、KAZUも耐えながら返す。ラストはフルスイングで打ち合う。判定で光太郎が勝利。

第3試合 68kg契約 3分3R

〇祖父江泰司(NJKF理心塾)
×悠煌(NJKF西田キックボクシングジム)
3R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドからパンチ、ロー、ミドルとミドルレンジで展開し、悠煌が右ストレートでダウンを奪う。2ラウンドは祖父江が前に出ながら詰めると首相撲の展開となる。悠煌も首相撲で返しながら一進一退。3ラウンドでは悠煌は首相撲から崩しでスリップダウンを奪う。祖父江も膝蹴り、ミドルを返し、ラストは右ハイキックをクリーンヒットさせ、立ち上がろうとする悠煌だが、ダメージを見たレフェリーは試合をストップ。TKOで祖父江が勝利。

第2試合 52kg契約 3分3R

×清志(NJKF KTF)
〇隼斗(NJKF西田キックボクシングジム)
判定0-3(29-30、28-29、28-30)

序盤は互いにジャブ、ローで出方を見ながら削るが、1ラウンド終盤では激しく打ち合う。2ラウンドでは清志がバックハンドブローを放つが、隼人は避ける。強打で打ち合うなど削り合う。3ラウンドでは隼人が前に出て打ち合うが、清志も手数を返し、バックスピンキックを2回放つ。ラストでも激しく打ち合いとなる。判定で隼人が勝利。

第1試合 フェザー級 3分3R

〇坂本直樹(NJKF道場373)
×芳井奨平(NJKF TOKEN KICKBOXING GYM)
判定2-0(30-28、29-29、29-28)

序盤からミドルレンジで展開し接近戦から首相撲へ繋がり、一進一退の攻防となる。3ラウンドでは組みの攻防となり、互いに消耗しているが、手数を止めずに打ち合う。判定で坂本が勝利。

オープニングファイト

NEXT☆LEVEL関西一般 -65kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇吉岡龍輝 (及川道場)
×井上隼矢人 (パラエストラ天満)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)

パンチ、ミドル、ローで応酬する。打ち合いのヒット数では吉岡が上回る展開。3ラウンドでも吉岡が手数で上回り有利。判定で吉岡が勝利。

NEXT☆LEVEL関西一般 -60kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇北珠偉 (千空館)
×新谷嘉武士 (NJKF健心塾)
判定3-0(30-29、30-29、29-28)

北は首相撲で展開を作ると、膝蹴りを入れる。新谷も返すが首相撲では北が有利。3ラウンドも北は首相撲で展開するが、ラストは激しく打ち合いを繰り広げる。判定で北が勝利。

NEXT☆LEVEL関西一般 -55kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×水流添正太 (NJKF道場373)
〇遠藤凌夢 (龍生塾ファントム道場)
1R TKO(レフェリーストップ)

打ち合いとなるが、遠藤がヒットを奪うと、水流添をコーナーに詰め浴びせるとレフェリーがスタンディングダウンを取る。再開後に詰めに入った遠藤がラッシュを浴びせる。水流添も打ち返すが、遠藤の勢いは止まらずコーナーに詰めてから浴びせるとレフェリーが試合をストップ。TKOで遠藤が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア -55kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇青松宗祐 (TEAM LIGHT)
×武村楓 (Warrior Osaka)
3R TKO(レフェリーストップ)

開始から青松が前に出てから、ローを浴びせるなど有利。青松がラッシュを浴びせスタンディングダウンを奪う。武村はファイティングポーズを取るが、詰めに入った青松はコーナーに追い込み、ラッシュを浴びせに入るとレフェリーが試合をストップ。青松がTKOで勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア -50Kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇中野泰誠 (大原道場)
×浦田陸翔 (楠誠会館)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から中野が前に出てから攻める。打ち合いでボディを効かせ、ラストはボディブローを浴びせダウンを奪う。浦田のダメージを見たレフェリーが試合をストップ。TKOで中野が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア -45kg タイトルマッチ 1分30秒3R

×大野心寿(MONSTER JAPAN)
〇山田貴紀 (山口道場)
判定0-3(28-29、28-29、29-30)

互角の打ち合いと組みを展開する。乱打戦では一進一退と攻防を広げる。3ラウンドでも同じく打ち合いとなる。判定で山田が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア -40Kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×市南寛太 (直心会)
〇細見樹斗 (MONSTER JAPAN)
判定0-3(27-30、27-30、27-30)

開始から細見がパンチ、前蹴り、ロー、首相撲で有利に展開する。市南もパンチで前に出るが、細見も打ち合いで応じ、打ち合いから首相撲の展開となる。判定で細見が勝利。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア -35Kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×鶴山将汰 (ロイヤルキングス)
〇上窪聖 (昇龍會)
判定0-3(28-30、28-30、29-30)

序盤から上窪の動きが良く、打ち合いから首相撲の攻防となると、崩しで優勢に進める。3ラウンドでは首相撲の投げで口頭注意が与えられるが、全般的に上窪が有利で判定で勝利する。

NEXT☆LEVEL関西ジュニア -30Kg 王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×細見愛斗 (MONSTER JAPAN)
〇林功太郎 (山口道場)
判定0-2(29-29、28-30、27-30)

1ラウンドから打ち合いから首相撲の攻防となる。林がステップワークを使いながら、攻める。ヒット数で林が優勢で、判定で林が勝利する。

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