2022年2月6日NJKF 2022 west 1stレポート

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■主催:NJKF誠至会、誠至会プロフェッショナル
■認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
■名称:NJKF2022 west 1st
■日時:2022年2月6日(日)
■会場:堺市産業振興センター
■住所:大阪府堺市北区長曽根町183-5

メインイベントはTKOでチャンスックを下し、S1ウェルター世界チャンピオンとなった中野は次戦にRISEの試合が決まっており、それに勝てばタイトルマッチとなるので、1年以内にRISEのベルトも取り、NJKFを代表して他団体のリングに上がるとコメントした。
同じくメインイベントで勝利しNJKFバンタム級のベルトを獲得した志賀は初めての大阪のリングでタイトルマッチのために確実に勝てる戦い方をしてしまった試合だったが、これからはチャンピオンとして盛り上げる様に頑張るとコメントし、支えてくれているヨートレーナーへ感謝を述べた。
第6試合で飛び膝蹴りで快勝し、3月にはDEEP☆KICK 60にてDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメント決勝を控えている塚本はNJKFのベルトも取りたいと2冠への意欲を見せた。

メインイベント.2 S1ウェルター級世界王座決定戦 3分5R ※ヒジあり

〇中野椋太(NJKF誠至会/S1ジャパン65kg級王者)
×チャンスック・バーテックスジム(タイ国)
3R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドから互いに重いローを入れ合うが、中野がパンチで圧を掛けながら、前に出るなど中野の攻勢が目立つ。2ラウンドも中野が左フックを放ち、パンチ、ローで圧を掛けながら、チャンスックをロープ、コーナーに詰める。チャンスックもミドルなどを返すが、手数で中野が有利。3ラウンドはチャンスックも前に出てからパンチ、肘で攻めるが、中野のパンチ、肘など手数で上回り、ローを浴びせ遂にチャンスックがダウン。立ち上がるが中野が詰めに入りローを浴びせ、チャンスックが2回目のダウン。レフェリーがカウントを取るが、ダメージを見て試合をストップ。TKOにて中野が勝利。

メインイベント.1 NJKFバンタム級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり

×甲斐元太郎(NJKF理心塾/NJKFバンタム級暫定王者)
〇志賀将大(NJKFエスジム/NJKFバンタム級1位)
判定0-3(48-49、47-48、46-50)

1ラウンドからパンチ、ローで入ってから首相撲で互いに膝蹴りを攻め合うなど、開始からギアを入れてから激しい展開となる。2ラウンドも甲斐はインロー、パンチ、志賀はミドル、首相撲の膝蹴りで攻防となる。3ラウンドも甲斐はパンチ、インローなどミドルレンジで攻めるが、志賀が接近戦に持ち込み首相撲の展開に移る。4ラウンドも志賀は甲斐のパンチの打ち合いに応じず、首相撲へ持ち込み崩しを使う。甲斐はパンチで攻め、途中バックハンドブローも放つが、志賀の首相撲の展開で単発に終わるなど、志賀が優勢。5ラウンドも甲斐はパンチで攻め、志賀は首相撲で応戦。途中バッティングで甲斐にドクターチェックが入るが、試合は続行。終盤では乱打戦となり、甲斐はパンチ、ロー、志賀はミドルで打ち合う。判定は首相撲で展開を作った志賀が勝利。

セミファイナル 交流戦 ウェルター級 3分5R ※ヒジあり

〇北野克樹(NJKF誠至会/WPMFインターナショナル スーパーライト級王者、WBCムエタイ 日本統一スーパーライト級王者)
×滝口幸成(キング・ムエ/WMCインターコンチネンタル ウェルター級王者)
5R TKO(レフェリーストップ)

1Rはパンチ、ロー、ミドルの打ち合いから組みの攻防となるが、接近戦では北野が積極的に肘を狙ってくる。2ラウンドもミドルレンジで打ち合いとなるが、滝口が前蹴りを使ってくる、北野も笑みを浮かべガードを下げて挑発し、気合の掛け声を出して攻めるなど、互いに打ち合う。3ラウンドは北野がロー、ミドル、首相撲、近づいたら肘を狙い、ハイを見せるなど、優勢な展開。4ラウンドで遂に北野の肘打ちが入り、滝口が右瞼上をカット。ドクターチェックが入り、試合は続行となるが北野はリラックスし笑みを浮かべながら、ミドルレンジで打ち合うが、北野がロープ、コーナーに詰めてからパンチ、ローを浴びせるなど北野が優勢。5ラウンドもパンチ、ミドル、ローなどミドルレンジから接近戦では首相撲で展開するが、滝口の出血が激しくなっており、レフェリーが試合をストップ。北野がTKO勝利。

第6試合 フライ級 3分3R ※ヒジあり

〇塚本望夢(NJKF team Bonds)
×寺西大輝(NJKF田頭道場)
1R KO(右飛び膝蹴り)

開始はロー、ミドル、パンチとミドルレンジで展開するが、ロープに近くに詰めると塚本が右飛び膝蹴りをクリーンヒットさせ、フォローのパンチで攻めようするが、既に膝蹴りが効いており寺西がダウン。レフェリーがカウントを取るが、10カウントが鳴り塚本が会心のKO勝利を飾った。

第5試合 交流戦 スーパーフェザー級 3分3R ※ヒジあり

〇魁志(NJKF VIGOR KICKBOXING GYM)
×上野コウキ(直心会)
判定3-0(30-28、30-28、30-28)

1ラウンドはパンチ、ロー、ミドル、首相撲で展開するが、魁志がやや手数で上回る。2ラウンドも同じく打ち合いとなり、一進一退で繰り広げる。3ラウンドは上野が前に出て攻めるが、魁志は首相撲を上手く使いながら、上野の攻勢を封じる展開を見せるなど巧みにペースを握る。判定で魁志が勝利。

第4試合 交流戦 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり

-真琴(NJKF誠輪ジム)
-湧也(BOSS GYM)
※湧也が体調不良で欠場による中止

第3試合 ウェルター級 3分3R

×祖父江泰司(NJKF理心塾)
〇悠YAMATO(NJKF大和ジム)
3R KO(パンチ)

1ラウンドからロー、ミドルで互いに削り合う展開、祖父江はバックキックを放ち、両者ハイを見せるが、それは空を切る。2ラウンドは悠YAMATOもパンチで攻めるが、祖父江もミドル、ロー、首相撲で応戦する。f3ラウンドでもパンチ、ロー、ミドルで展開するが、悠YAMATOがストレートをヒットさせ、それを契機にロープに詰めてからラッシュを浴びせ、レフェリーがスタンディングダウンを取り、カウントを取るが祖父江はファイティングポーズを取れず、悠YAMATOがKO勝利。

第2試合 エキシビションマッチ 2分2R

-泉丈成(NJKF誠至会)
-松崎亮磨(大阪キック T.BNATION)
※エキシビションマッチのため勝敗無し

対戦相手であった光太郎が怪我で欠場となったので、泉と松崎がエキシビションマッチで対戦。1ラウンドはローの応酬となり、互いにハイキックも見せるが、泉に優勢が傾く、2ラウンドは泉がロー、ミドルが浴びせるなど手数で有利だが、松崎も左ハイを浅くだが入れる。エキシビションマッチで白熱した展開を見せた。

第1試合 フライ級 3分3R

〇西田光汰(NJKF西田キックボクシングジム)
×髙木雅己(NJKF誠至会)
判定3-0(30-27、30-27、30-26)

1ラウンドからミドルレンジの打ち合いから組んでからの攻防となり、西田が崩しを使う。高木にローブローが入る場面があるが、再開後に西田がパンチで高木からダウンを奪う。2ラウンドは乱打戦で打ち合いとなり一進一退で展開、パンチで打ち合ってから首相撲となり、互いにヒットを奪う。3ラウンドも同じく打ち合いとなるが、西田が首相撲で膝を入れるなど手数で優勢。パンチ、ミドルで展開するが、判定はフルマークで西田が勝利。

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