2022年7月24日DEEP☆KICK ZERO 03レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK ZERO 03
■日時:2022年7月24日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝となったセミ、メインの試合の勝者は共にKOで飾り、決勝戦へ弾みをつけた。この勢いで両者がぶつかる事で、ファンを魅了する試合になることは間違えないと言えるだろう。

メインイベント DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×中澤友(ビンチェレあべの)
〇竹内皇貴(チームドラゴン)
3R TKO(レフェリーストップ)
※竹内が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

中澤はサイドキック、掛け蹴り、ハイキック、バックキックなど得意の蹴り技で攻める。対する竹内は膝蹴りで効果的に浴びせるなど、互いに攻める展開。2ラウンド、中澤はステップを使いながら、長いリーチを活かした蹴り技で攻め、互いに激しく打ち合いとなり、竹内も手数を返し、ミドル、膝蹴りを入れる。最終ラウンドは竹内が膝蹴りを有効的に使い、組み付きで口頭注意が与えられる場面もあるが、竹内が優勢。中澤も返し、竹内がハイを繰り出すと、すかさずハイを蹴り返すなど、互いに攻め合うが、竹内が中澤をコーナーに詰めてから、跳び膝蹴りを浴びせると、中澤が大の字でリングに沈み、レフェリーが試合をストップ。ド派手なKO勝利で、竹内が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

セミファイナル DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

〇慎太郎(NJKFteamBonds)
×浅居悠太(TeamU.E)
2R TKO(レフェリーストップ)
※慎太郎が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

ミドルレンジで激しく打ち合いとなるが、慎太郎がボディへ膝蹴りを浴びせダメージを与え、1ラウンド終了間際に浅居のボディに膝蹴りでダウンを奪う。2ラウンド開始に慎太郎のパンチが浅居にまともに入り、浅居が崩れ落ちてダウン。ダメージを見たレフェリーが、そこで試合をストップ。TKOで慎太郎が-65kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

第3試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R

〇山川敏弘(Maynish KICKBOXING)
×吉田亮汰朗(BKジム)
2R TKO(レフェリーストップ)

吉田はステップを使うが、山川がパンチでヒットを奪い1ラウンドからペースを握り始める。吉田も前に出る場面もあるが、コーナーで詰められてパンチを断つ為に、組み付きを出してしまい口頭注意が与えられる。2ラウンドも打ち合いとなるが、山川がコーナーに詰めてからボディストレートを浴びせ吉田がダウン。吉田は立ち上がるが、再度コーナーに詰められてからのボディストレートでダウンする。後がない吉田も攻めるが、ラストは山川が右フックを浴びせてから吉田がダウン。3ノックダウンシステムで山川がTKO勝利。

第2試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R

×石田迅(LEGENDGYM)
〇杉山遼平(TeamFIST)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から強打でのフルスイングで打ち合いとなり、判定を考えないバチバチで展開するが、杉山が左膝蹴りをボディに浴びせると、堪らず石田がダウン。立ち上がり、試合は続行で打ち合いとなるが、杉山が左ミドルでボディを攻め、石田が再度ダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。杉山がKOで快勝を収めた。

第1試合 RISE公式戦-51kg契約 3分3R

〇きたりこ(FFT)
×Marina(NJKF健心塾)
3R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドからミドルレンジでパンチ、ロー、ミドルで打ち合いを展開。きたりこがペースを握り始めるが、Marinaも返す展開。互いにブロックされるがハイを繰り出すなど、互いに手数を返す。1ラウンド終盤にきたりこがパンチでスタンディングダウンを奪うなど、序盤から激しく打ち合う。2ラウンドも激しく打ち合うが、きたりこのパンチがヒット数で上回るなど、手数で有利。Marinaも手数を返しバックハンドブローも繰り出すが、消耗しているが見えており苦しい展開。最終ラウンドもきたりこのパンチで優勢に試合を進める。Marinaが組み付きで口頭注意が与えられる。パンチの打ち合いでMarinaをロープに詰めるとパンチでスタンディングダウンを奪い、最後の詰めに入った、きたりこがパンチで攻める。Marinaも打ち返すが、きたりこの右ストレートがクリーンヒット。それを見たレフェリーが試合をストップ。TKOで、きたりこが勝利。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第5試合 NEXT QUEEN-48kgタイトルマッチ 1分30秒3R

〇小川紗南(OISHI GYM)
×川崎海月(NJKF健心塾 泉大津支部)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)
※小川がTOP☆RUN Girls-50kg 第7代王者

ミドルレンジでパンチ、ミドル、ロー、首相撲で応酬するが、小川がボディブローなどを入れるなど、打ち合分ける。2ラウンドも小川がボディブローを織り交ぜながら攻めるが、川崎も首相撲では膝を返す。最終ラウンドは小川が前に出てから攻勢で攻めるなど、小川が優勢で試合を進める。判定で小川が勝利。TOP☆RUN Girls-50kg王座を獲得する。

オープニングファイト第4試合 -36kg契約 1分30秒2R

〇石塚龍史郎(一心会)
×山田十魂(山口道場)
判定3-0(20-19、20-19、20-18)

パンチ主体のミドルレンジの打ち合いで展開。首相撲の膝蹴りで、山田にローブローに入り、回復のインターバルが取られる。その後は距離を取るが、一気に入ってから互いに打ち合う。最終ラウンドは打ち合いから組んでからの攻防。山田も崩しを使うが、膝蹴りが石塚のローブローに回復のインターバルが取られる。打ち合いで展開するが、石塚が判定で勝利。

オープニングファイト第3試合 -43kg契約 1分30秒2R

〇中山清葉(TeamFreeStyle)
×松﨑夢結華(TeamU.E)
判定3-0(20-17、20-17、20-17)

打ち合いから首相撲の膝蹴りで攻め合うが、中山がラッシュを浴びせ、松﨑からスタンディングダウンを奪う。最終ラウンドも中山がパンチ、ミドルで前に出ながら有利に進めるが、首相撲になると互いに膝蹴りで攻めるが、ダウンを奪い、パンチを有効的に使った中山が判定で勝利。

オープニングファイト第2試合 -52kg契約 1分30秒2R

〇大山菜摘(Continue)
×大滝もも(NJKF誠輪ジム)
2R TKO(レフェリーストップ)

ミドルレンジの打ち合いから組んでからの攻防となるが、大山がヒット数で上回り、気合の掛け声と共に前に出る。最終ラウンドも大山が前に出てから攻めに入り、ヒットを奪いバックキックも繰り出す。大滝をロープに詰めてからパンチを浴びせてスタンディングダウンを奪う。大滝はファイティングポーズを取り試合は続行になるが、詰めに入った大山がパンチで攻め、手数を止めない。レフェリーが間に入り試合はストップ。TKOで大山が勝利。

オープニングファイト第1試合 -32kg契約 1分30秒2R

〇北野ひなた(楠誠会館)
×稲田晴子(NJKF拳之会)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)

1ラウンドは打ち合いから組んでの攻防となるが、互角の展開。最終ラウンドに入ると、北野が首相撲で有利に試合を運び、ポイントを奪う。打ち合いは互角だが、この組みを有利に使った北野が判定で勝利。

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