2022年12月25日DEEP☆KICK 64レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK 64
■日時:2022年12月25日(日)
■会場:テクスピア大阪
■住所:大阪府泉大津市旭町22-45

3大タイトルマッチが行われ、それぞれが最強の挑戦者を迎え撃ったが、全ての試合で王者が勝利し、タイトルホルダーとしての強さを見せた。
木村は次にRISEのベルトを狙っており、「呼んでください。いや呼べ」と述べ、間違いなく(ベルトは)取れる。俺が一番強いからと自信を見せ、最後にメリークリスマスで締めた。
KENTAはクリスマスの中、応援に来てくれたファンに心からの感謝を述べ、自身の事より、本日が三宅会長の誕生日であり、会長へ誕生日を祝い、自身の勝利という最高のプレゼントを贈った。
宮崎は応援に来てくれたファン、対戦相手に感謝の言葉を述べ、DEEP☆KICK王者として他団体で試合して、ちゃんと結果を残せず、強いことを証明できていないので、来年はしっかりと証明するとコメント。
これらの王者がDEEP☆KICKのベルトの価値を上げ、次に他団体王者との対戦など、DEEP☆KICKだけでなく、関西キックボクシング界の発展に繋がることを大いに期待したい。

トリプルメインイベント3 DEEP☆KICK-65kgタイトルマッチ 3分3R

〇木村ケルベロス颯太(NJKF心将塾)
×竹内皇貴(チームドラゴン)
2R TKO(レフェリーストップ)
※木村が初防衛に成功する。

パンチ、ミドル、ローで互いに攻めるが、木村は攻め、竹内もローを返すが、木村がパンチの手数で若干優勢で1ラウンドが終了。2ラウンドは打ち合いにギアが入ったのか、木村はパンチ、膝蹴り、カーフなど攻め、パンチでヒットを奪う。竹内も打ち返すが、木村がスイッチしてから右フックが竹内を捉え、竹内はダウン。立ち上がる竹内はダメージ回復で逃げず、前に出るが木村はパンチ、ロー、膝蹴りで返し、前に出て来る竹内のパンチにカウンターで右ストレートを浴びせ、竹内がダウン。そこでレフェリーストップとなり、TKOで木村が勝利。

トリプルメインイベント2 DEEP☆KICK-63kgタイトルマッチ 3分3R

〇KENTA (HAYATO GYM)
×足利也真登(FightClubRush)
判定3-0(30-29、30-28、30-29)
※KENTAが初防衛に成功する。

打ち合いでは足利はボディも織り交ぜながらパンチで攻め、ロー、カーフと下も浴びせるが、KENTAもパンチを打ち返し、右ミドルも浴びせるなど、互いに攻めるなど互角の展開。2ラウンドも激しく打ち合いとなり、互いにパンチで積極的に攻め、足利はローなどで蹴り、KENTAはミドルを浴びせ、詰めてパンチを浴びせる場面もある。最終ラウンドの打ち合いでは、KENTAがパンチ、膝蹴り、ミドル、ハイを繰り出し、徐々に足利が劣勢になる。足利も最後まで打ち返すが、KENTAがペースを握って有利となる。判定でKENTAが勝利。

トリプルメインイベント1 DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R

〇宮崎就斗(TARGET)
×KING龍蔵(ROYAL KINGS)
1R TKO(レフェリーストップ)
※宮崎が2度目の防衛に成功する。

KING龍蔵はステップを使いながら、パンチ、ローを繰り出し、宮崎もミドルを返して、蹴りの間合いとなるが、宮崎が左ハイでクリーンヒットさせ、KING龍蔵がダウン。立ち上がるKING龍蔵に対して、宮崎は詰めに入り、前に出てから打ち合い、コーナーに詰めてからパンチをラッシュで浴びせると、KING龍蔵がダウン。そこでレフェリーは試合をストップさせ、TKOで宮崎が勝利。

セミファイナル DEEP☆KICK-55kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

〇鷹介(魁塾)
×力哉(BKジム)
判定3-0(30-28、30-27、30-28)
※鷹介が-55kg次期挑戦者に決定する。

開始から力哉は足を使いながらパンチで攻めるが、鷹介が前に出てからパンチで攻め、コーナー、ロープに詰めるなどヒット数では鷹介が有利。2ラウンドも力哉はステップワークを使い、パンチ、ローで攻めるが、鷹介はパンチで主導権を握るなど、印象に残る。最終ラウンドでは力哉はポイント的に前に出るしかなく、激しい打ち合いとなるが、鷹介は右ストレートでヒットを何度も奪うなど、パンチでは鷹介が一枚上手。力哉も攻めるが、鷹介のペースは揺るがない。判定で鷹介が勝利。

第9試合 スペシャルエキシビジョン -LEGEND MATCH- 2分2R

-階勇弥(Determination)
-fire仭士(more kickboxing studio)
※エキシビジョンのため判定は無し。

エキシビションマッチの為に体を作っていると伺える迫力ある一戦。fire仭士はパワフルなパンチで攻め、階はミドルを中心に応戦。fire仭士は自身を鼓舞しつつ、打って来いと誘ようにグローブでパフォーマンスを見せ、階は胴廻し回転蹴りを放つ。この様なレジェンドが闘う姿を見せるのは、これから格闘技界を担おう若い世代に伝えられる確実な物があると言えるだろう。

第8試合 DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×タネ♡ヨシキ(直心会)
〇一樹(Reborn kickboxing gym)
2R TKO(セコンドタオル投入)
※一樹が-51kg王座決定トーナメント決勝に進出する。

開始から速いコンビネーションで打ち合う削り合いを見せるなど、ハイスピードの攻防を展開、2ラウンドではタネ♡ヨシキが飛び膝蹴りで入り、前に出てから攻めるが、一樹も打ち返し、カーフキックを浴びせる。このカーフが効いており、更に追撃を受けてタネ♡ヨシキがダウン。立ち上がろうとするが、足へのダメージが大きく引きずっており、セコンドがこれ以上の続行へ不可能と判断。タオルが投入され、TKOで一樹が勝利。

第7試合 DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

〇KING TSUBASA(ROYAL KINGS)
×JIN CHOKE-DEE(楠誠会館)
1R TKO(レフェリーストップ)
※KING TSUBASAが-51kg王座決定トーナメント決勝に進出する。

開始から互いに様子を見るかの如く静かな立ち上がり、JIN CHOKE-DEEは距離を取りパンチ、カーフを伸ばしてくるが、KING TSUBASAは手を回すなど、余裕を見せる。勝負は一瞬、パンチの打ち合いになると、KING TSUBASAがクリーンヒットを奪い、JIN CHOKE-DEEがマットに沈み、レフェリーは試合をストップ。TKOでKING TSUBASAが勝利。

第6試合 DEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×KAZUNORI(T-KIX GYM)
〇KING剛(ROYAL KINGS)
2R TKO(レフェリーストップ)
※KING剛が-53kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

KING剛が圧を掛けながら、前に出て来るが、KAZUNORIも打ち返すが、KING剛が圧を掛けコーナー、ロープをKAZUNORIに背をさせ、コーナーに詰めてからパンチのラッシュを浴びせ、スタンディングダウンを奪うなど計2回ダウンを取る。続く2ラウンドではKING剛は変わらず圧力を掛けて前に出て攻め、ラストはストレートでクリーンヒットを奪い、KAZUNORIがダウン。レフェリーストップとなり、TKOでKING剛が勝利。

第5試合 DEEP☆KICK-53kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

〇上村雄音(BKジム)
×山川敏弘(Maynish KICKBOXING)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
※上村雄音が-53kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

上村がパンチをボディも入れながら攻める。山川も返すが、上村がパンチで詰めるなど、有利な展開。2ラウンドは上村がステップワークを使いながら攻め、山川も攻めようとするが、劣勢を否めない。ペースに乗った上村が勢いづく。最終ラウンドでは山川は決死で前に出て攻めるが、上村は主導権を譲らず、ステップワークを使いながら、パンチの打ち合いで有利な展開。判定では上村が勝利。

第4試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R

×麻太郎(NJKF健心塾)
〇濱田祐生(山口道場)
判定0-3(28-30、29-30、28-30)

ミドルレンジで展開するが、濱田が終盤にハイキックを繰り出し、パンチでもヒットを奪うなど序盤から若干有利な展開。2ラウンドでは濱田が攻めるが、麻太郎も手数を返すなど、このラウンドは互角の展開となる。最終ラウンドはショートレンジで互いに気力に満ちた打ち合いを見せ、濱田が浅くだがハイキックをヒットさせ、パンチも浴びせるが、麻太郎もパンチを打ち返す。この打ち合いを終始見せる。判定では濱田が勝利。

第3試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R

〇大石健作(TEPPEN GYM)
×奥山雅仁(OISHI GYM)
判定3-0(30-29、30-28、30-29)

1ラウンドはロングレンジでパンチから蹴りで攻めあう。途中奥山にローブローが入り回復のインターバルが取られるが、両者は攻め合う展開。大石が前に出て距離を詰めると、奥山はクリンチして流れを断つ。2ラウンドからはミドルレンジとなり、互いにギアが入る。奥山にローブローが入り、回復のインターバルと大石に口頭注意が与えられる。そして次は大石にローブローが入り回復のインターバルで試合をストップする。しかし、互いに攻めの勢いは衰えず、攻め合う。最終ラウンドは奥山が掴んでからの足払い、大石はホールドで口頭注意が与えられる場面もあるが、全ラウンドを通して打ち合いとなり、大石がパンチ、ロー、ミドルで攻め、奥山も返し、切れ味のあるハイキックも繰り出す。ラストはショートレンジで激しく打ち合いを展開する。判定で大石が勝利する。

第2試合 DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R

×竹市一樹 (MA二刃会)
〇石田迅(LEGENDGYM)
1R TKO(レフェリーストップ)

ミドルレンジからの打ち合いでパンチ、蹴りで展開する。竹市のストレートがヒットする場面もあるが、石田がパンチを浴びせダウンを奪う。立ち上がる竹市だが、石田がパンチを浴びせると竹市はダウン。ダメージを見たレフェリーは試合をストップ。TKOで石田が勝利。

第1試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R

〇駿希(BKジム)
×虎太朗(キックボクシングジム3K)
2R TKO(レフェリーストップ)

ミドルレンジからの打ち合いでは、駿希がジャンピング膝蹴りなどで攻め、右ストレートをヒットさせるなど、序盤から有利。虎太朗も打ち返す。途中の両者がローブローで回復インターバルが取られる場面もある。2ラウンド、虎太朗はパンチ、カーフなどで攻めるが、駿希はパンチでボディブローも混ぜてから上下で攻め、最後は右フックをクリーンヒットさせ、虎太朗はダウン。立ち上がろうとするが、レフェリーはそこで試合をストップ。駿希がTKO勝利。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第4試合 -66kg契約 1分30秒2R

×伊藤陽二(真門伊藤道場)
〇田原繁(02GYM)
判定0-3(19-20、18-20、19-20)

伊藤が前に出てから両者打ち合いとなるが、田原の右ジャブが多数入るなど、田原がポイント取る展開。最終ラウンド、田原はガード低めで1ラウンドと同じく右ジャブで伊藤を突きパンチで攻める。伊藤もパンチで前に出るが、流れを変えることが出来ない。判定で田原が勝利。

オープニングファイト第3試合 -65kg契約 1分2R

×久保倖人(NJKF健心塾)
〇仲村詠太(Reversal gym osaka)
判定0-3(19-20、18-20、19-20)

ミドルレンジからパンチ、ロー、ミドルで打ち合いが、ポイント的には仲村が有利。最終ラウンドは同じく打ち合うが、このラウンドの両者は互角に打ち合いを展開する。判定は仲村が勝利。

オープニングファイト第2試合 -40kg契約 1分30秒2R

〇伊藤乃衣(真門伊藤道場)
×中當湖雛 (楠誠会館)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)

互いにミドルレンジのパンチから詰めてから組んでからの攻防となり、組みの攻防は互角だが、伊藤のパンチの手数で上回るなど、パンチで伊藤が中當からポイントを奪う。判定で伊藤が勝利。

オープニングファイト第1試合 -50kg契約 1分2R

△下川敦士(02GYM)
△森井心和(more kickboxing studio)
判定1-1(20-19、19-19、19-20)

ショートレンジからのパンチ主体で打ち合いながら、ミドルなど蹴りも使い一進一退で展開する。互いにパンチの手数でヒットを奪い合う。最終ラウンドも変わらず、打ち合いの姿勢を変えず激しく打ち合いを見せる。判定はドローとなる。

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