2024年2月25日株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 11レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:株式会社WAON presents DEEP☆KICK ZERO 11
■日時:2024年2月25日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

セミファイナルで勝利した津留は、大前の計量オーバーでも全然勝てると思い、試合を受け-60gのベルトを絶対に取ると、ベルトへの意気込みを語り、デビューから応援してくれる後援者の誕生日であり、自身の勝利を誕生日プレゼントとして贈った。
メインで勝利した和田はファンへ感謝し勝利したが試合内容に反省を述べ、中澤の強さを称え、現王者である石田とのタイトルマッチに向けて、勝ちに拘って練習すると勝利したが、それにおごらず「勝って兜の緒を締めよ」の精神を見せ、王者へ「しっかり練習して、今まで一番、最高に仕上げて来るんで、石田選手も練習してきてください」とコメントした。
アマチュア日韓交流戦では、DEEP☆KICK ZERO 10と違いで1勝2敗と負け越したが、海外の選手とグローブを合わせる事で、新しい事が必ず分かると思われ、それを糧に次の試合に向ければ、それは絶対に無駄でないと思われる。他のプロ試合でも第2試合の礼司、山中戦など盛り上げる試合を行っており、次の世代が育っていることが伺え、DEEP☆KICKが関西のキックボクシング界を盛り上げる事に期待したい。

メインイベント DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

〇和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)
×中澤友(ビンチェレあべの)
判定3-0(30-26、30-26、30-26)
※和田が-65kg次期挑戦者に決定する。

1ラウンド開始から和田が右ミドルを何度も中澤の腕に浴びせ、中澤も前蹴り、サイドキックを返すが、和田がハイでダウンを奪うなど、和田が優勢。2ラウンドは和田がリング中央で陣取り圧力掛けるが、中澤がサイドに動きながら攻めるが、和田は強烈な右ミドルを浴びせると、中澤もハイを繰り出し、浅くだがヒットを奪う。最終ラウンドも和田は圧を掛けながら前に出てパンチと強烈な右ミドルを何度も浴びせる。中澤もバックキックを繰り出し、ミドル、ハイを繰り出すが、劣勢は否めないがラウンド終盤では互いに一歩も退かない打ち合いで手数を止めない展開を見せるが、試合全般を支配した和田が勝利する。

セミファイナル DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R

×大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
〇津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM)
1R TKO(レフェリーストップ)
※大前が2.75kgオーバー。協議の結果、減点2とグローブハンデを与え試合を行う。

大前が計量オーバーで、大前が勝利した場合はノーコンテストの形で行われる。試合は大前が前に出て来るが、津留は左ジャブで突きながら、膝蹴りを浴びせ、津留がコーナーを背にして、大前が前に出て来るところに津留が右を合わせてからダウンを奪い、大前が立ち上がれない、そこでレフェリーが試合をストップさせ、TKOで津留が勝利。

第3試合 DEEP☆KICK-59kg契約 3分3R

〇三輪力斗(真正会 大前道場)
×和斗(NJKF大和ジム)
判定3-0(30-29、30-29、29-28)

1ラウンドは三輪がロー、ミドルを使い、左ストレートも伸ばすが、和斗もパンチ、ローを返す。2ラウンドも三輪は左ロー、左ミドルで有効に浴びせ、和斗もパンチで攻めると、三輪も打ち返し、蹴りで三輪が印象を取る。最終ラウンドは和斗が前に出てからパンチで攻めるが、打ち合いで偶発的なバッティングで三輪が右目を負傷し、ドクターチェックが入るが、試合続行は不可能となり、そこまでの判定で三輪が勝利するが、本人は最後まで戦えなかったことが不本意なのか笑みは無かった。

第2試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R

△礼司(楠誠会館)
△山中涼惺(大阪キック T.B.NATION)
判定0-1(28-29、28-28、28-28)

1ラウンド開始に山中は左で当て礼司から早々にダウンを奪うが、礼司もミドル、前蹴り、組みを使ってから立て直しをさせ、山中も相手にそこまでダメージ無いのを見ると強引に攻めに行かない。2ラウンドでは礼司が際どいスリップダウンを奪う場面があるが、互いにギアを上げてからパンチ、ロー、ミドルで打ち合いを激しく展開する。最終ラウンドも打ち合いとなり、互いにヒットを奪い合う展開だが、試合終盤には礼司が山口をロープに詰めてからパンチを浴びせるなど、ダウンを奪われてから盛り返しを見せたが、山口も逆転を許さず、ドロー。若いファイターの意地が見られた試合であった。

第1試合 DEEP☆KICK-51.5kg契約 3分3R

×陸刃(楠誠会館)
〇佐々木仁紀(BFA-SEED)
判定0-3(28-30、28-30、27-30)

1ラウンドは佐々木がボディブローも織り交ぜながらパンチでヒットを奪い、前蹴り、ミドル、膝蹴りを使うなど手数で優勢。2ラウンドも佐々木は攻めてから、陸刃が鼻から出血しておりドクターチェックが入る。試合は続行となり、佐々木が優勢に進めるが、2ラウンド終盤では陸刃が佐々木をコーナーに詰めてからパンチで攻める場面も作る。最終ラウンドも佐々木のパンチが有効で膝蹴りも使うが、陸刃もガッツを見せてから前に出るファイトを見せる。判定では打ち合いで優勢な佐々木が勝利。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第6試合 アマチュア日韓交流戦-70kg契約 1分30秒2R

×榎木友星(ビンチェレあべの)
〇イ・ホジン(RAON GYM)
判定0-3(18-20、18-20、18-19)

1ラウンドは榎木が前に出てから左ハイも繰り出すが、イも手数で打ち合うなど互いに攻め合う。最終ラウンドも打ち合いながら榎木はハイを繰り出すが、イもパンチで攻めてから、試合終盤にパンチでヒットを奪いレフェリーがスタンディングダウンを奪う。判定ではダウンを奪ったイが勝利する。

オープニングファイト第5試合 アマチュア日韓交流戦-57kg契約 1分30秒2R

〇土橋颯斗(一心会)
×キム・ヨハン(エキスパートジム)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)

1ラウンドは土橋がパンチで攻め、コーナーに詰めると膝も繰り出すが、キムも打ち返して、前蹴りを使う。最終ラウンドも土橋はパンチで積極的に前に出るが、キムもパンチ、ローを返すが、このラウンドはヒット数で土橋が有利で、判定でもジャッジが支持し土橋が勝利する。

オープニングファイト第4試合 アマチュア日韓交流戦-65kg契約 1分30秒2R

×元原麗弥(LoTgym)
〇イ・ウジン(RAON GYM)
判定0-3(19-20、19-20、18-20)

1ラウンド、元原は前に出てから攻めるが、イは前蹴りなどリーチを活かした攻めを使う。最終ラウンドはイが元原をロープ、コーナーに詰めてからパンチを浴びせるなど、積極的にパンチを使ってくる。元原も打ち返すが、イが有利。判定でイが勝利。

オープニングファイト第3試合 -65kg契約 1分30秒2R

〇小路督也(BLOW GYM)
×山口丈瑠(パラエストラ東大阪)
判定3-0(20-19、20-19、20-18)

1ラウンド、互いにパンチ、ローで打ち合いとなるが、小路が前に出るなど若干有利。最終ラウンドは互いに打ち合いの手数を止めずに、終始打ち合いを繰り広げてから試合終了のゴングが鳴る。2ラウンド目は互角だが、1ラウンドのポイントで小路が勝利。

オープニングファイト第2試合 -42kg契約 1分30秒2R

〇甲斐田虎我(BKジム)
×山口嵐(パラエストラ大阪)
判定2-0(20-19、19-19、20-19)

1ラウンドは甲斐田が前に出てから攻め、山口もステップを使いながら打ち合うが、甲斐田が詰めるなど、若干甲斐田が優勢。最終ラウンド、互いに前に出ながら打ち合いとなり、組んでからの攻防となる。このラウンドは互角の展開となるが、判定に入ると甲斐田が勝利。

オープニングファイト第1試合 -42kg契約 1分30秒2R

〇柴田綾芽(楠誠会館)
×井田美守里(フリー)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)

1ラウンドは互いにパンチで打ち合いながら詰めて首相撲となるが、柴田が崩しを使うなど有利な展開。最終ラウンドも互いにパンチで打ち合いながら距離を詰めるが、時折に柴田が前蹴りを織り交ぜるが、首相撲になると展開は互角となる。判定に入ると柴田が勝利。

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