■主催:GLADIATOR事務局
■名称:BODYMAKERpresents GLADIATOR 021 in OSAKA
■日時:2023年3月26日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25
前大会に続き、強豪海外選手を招聘して国際戦が行われたが、それらの海外選手の実力は確かなものであり、GLADIATORタイトルホルダーであるNavE、神田が敗れ、タイトルマッチとして行われたフライ級のベルトが海外へと渡ってしまう事態となった。
しかし、それは裏を返せば、GLADIATOR櫻井会長が本物の実力者をGLADIATORへのケージへ招いている証拠であり、今回の様な強豪海外選手をGLADIATORファイターと対戦させる事で、関西MMA界の底上げに繋がり、ひいては全国、世界へと照準を絞る事が出来ると言えるだろう。また、ファイトボーナスとして、40万円ボーナスをテムーレンとニャムジャルガル、20万円ボーナスを中務が獲得。これらも選手のモチベーションを上げようとGLADIATORの計らいであり、今後のGLADIATORの動向に注目したいと言える大会であった。
第18試合 GLADIATORストロー級 5分2R
×田中優樹(総合格闘技道場Reliable)
〇木村旬志(ゼロ戦クラブ)
1R KO(左ハイ)
スタンドで展開し、互いにミドル、インローを放つ。木村が前に出て、田中が下がった瞬間、左ハイをクリーンヒット、田中がマットに沈み、追撃に入ろうする木村。そこをレフェリーが試合をストップ。KOで木村が勝利。
第17試合 GLADIATORバンタム級 5分2R
×今村豊(宇留野道場)
〇谷口武(修斗GYM神戸)
2R一本勝ち(ネックチョーク)
今村は前に出るが、谷口がパンチで攻めると、今村は片足タックルでテイクダウンを狙うが、谷口も耐えてから、そのまま谷口をケージへ押し込む。谷口は首を抱え、今村は片足を組んでいる状態で膠着するが、今村がケージ中央へ抱えてテイクダウンを狙うが、谷口もそれを許さず、一瞬ネックチョークで極めを狙うが、パウンドに切り替える。今村はそのまま組んでケージへ押し込むが、そこで谷口も膝蹴りを放つ、ケージ際で膠着してから、今村が下になると、谷口がパウンドを浴びせ、そこで1ラウンドが終了。最終ラウンドは谷口がパンチ、ミドル、今村もミドルを返すなど互いに打撃を出すが、今村にローブローが入り、回復のインターバルが取られる。再開後に谷口がパンチで攻めると、今村はタックルで組み付こうとするが、態勢を崩され谷口がパウンド、続いてネックチョークを極め、レフェリーが試合をストップ。谷口が一本勝ちを収める。
第16試合 GLADIATORバンタム級 5分2R
×藤原克也(SMOKER GYM)
〇秋田良隆(KINGGYM KOBE)
1R一本勝ち(腕十字)
開始はスタンドで藤原は思いっ切りの良い右ローを放ち、左フックから右ハイへ繋がると、両者がパンチで激しく打ち合いを見せる。ケージ際で組みの攻防となり、藤原は秋田の足の甲を踏みつける。秋田も足を掛けてから、テイクダウンを取り下から腕十字を狙うと、藤原も空いている左でパウンドを入れるが、秋田も十字で喰らい付きながら、藤原の態勢を崩す。藤原は耐えるが、レフェリーが危険と判断し、そこで試合はストップ。一本勝ちで秋田の勝利。
第15試合 GLADIATORフライ級タイトルマッチ 5分3R
×NavE(N★TRUST/第3代GLADIATORフライ級王者)
〇ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(ASM association/モンゴル/MGL-1 FCフライ級王者)
1R KO(左フック)
開始、パンチの交差となるがニャムジャルガルの右ストレートの返しの左フックがNavEにクリーンヒットし、マットに沈める。秒殺でニャムジャルガルがKO勝利となる。勝利者インタビューで勝てたことを喜び、関係者へ感謝の言葉を述べ、チャンピオンになれたことが本当に嬉しく思う。とコメントした。
第14試合 GLADIATORバンタム級 5分3R
×神田T-800周一(パラエストラ広島/第6代GLADIATORバンタム級王者)
〇テムーレン・アルギルマー(Shiqen Beelii/モンゴル)
1R TKO(パウンド)
開始、テムーレンがパンチを見せると、神田もバックスピンキックを返す。両者パンチの差し合いから神田はインローを見せ、右ハイも放つ。神田がスーパーマンパンチで入るが、テムーレンはスクランブルでグラウンドへ持ち込み、上を取り、腕十字を狙うなど攻めが続く、神田も回転して十字を外すが、テムーレンはバックを奪い、バックスタンドになると神田も腕を取りキムラを狙い引き込むが、再度バックスタンドになり、テムーレンが後ろから膝蹴りを細かく入れる。神田は正面に合わせたいが、テムーレンもバックから執拗なので有利な態勢を作れない。ラウンド終盤にテムーレンがリフトで神田を抱えてマットへ叩きつけ、そこにパウンドを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。TKOでテムーレンの勝利。勝利者インタビューで今回の試合に勝てた事を喜び、コーチにお子さんが生まれた事、母の誕生日におめでとう、今日が幸せな日だとコメントした。
第13試合 GLADIATOR 55kg契約 5分3R
〇中務修良(NOMAD ENJOYGYM/第2代WARDOGストロー級王者)
×エイドリアン・バトト・ジェマー(エロルデボクシングジム・サウスボックス チェックマット・マニラ/フィリピン)
1R一本勝ち(ヒールホールド)
開始からエイドリアンは切れ味のある打撃を見せるが、中務も打撃を返しながら、タックルでテイクダウンを奪う。上を取っている中務がパウンドなどを見せ攻めるが、エイドリアンも立ち上がり中務をケージへ押し込んでから、グラウンドに入る。中務もグラウンドで態勢を入れ替えてからヒールを狙うと、エイドリアンもヒールを狙うなど、互いに足を取りに行く展開となるが、最後は中務がヒールホールドを極めてからタップを奪い、中務が一本勝ち。
勝利した中務は関係者に感謝の言葉を述べ、実は肋骨を骨折していたことを明かし、対戦相手の強さを称え、もっと強くなって試合して頑張るとコメントした。
第12試合 PROGRESS フォークスタイルグラップリング ウェルター級 5分2R
〇世羅智茂(CARPE DIEM)
×大嶋聡承(今成柔術)
判定8-4
スタンドで組み手争いとなるが、世羅が片足タックルでテイクダウンを奪い、2ポイントを取る。グラウンドでは下になる大嶋も立ち上がりスクランブルで1ポイントを取る。スタンドで大嶋が片足タックルを仕掛けるが、逆に世羅が片足タックルでテイクダウンを奪い、2ポイントを取る。グラウンドは組み手争いになるが、大嶋が立ち上がり1ポイントを取る。ラストは大嶋がタックルからバックを取ろうとするが、そこで1ラウンド終了のゴング。最終ラウンドもスタンドの展開から、世羅がタックルを仕掛けるが、大嶋も距離を取りテイクダウンを取らせず、逆に仕掛けようとするが、すぐに組み手争いになる。世羅が片足タックルでテイクダウンに成功し、2ポイントが入る。グラウンドでも決定的な展開を作れず、大嶋も立ち上がり1ポイントを取る。大嶋が片足タックルを仕掛けるが、世羅は切ってから、逆にテイクダウンを奪い、更に2ポイント入る。グラウンドでは膠着し、大嶋はスタンドに戻り1ポイントが入るが、ポイント差が大きく、タックルなど仕掛けるが、世羅に切られてしまうなど、世羅が有利。ラストは大嶋がタックルを仕掛けるが、世羅が切ってからスタンド勝負を制して、世良の大差の判定で勝利。
第11試合 PROGRESS フォークスタイルグラップリング バンタム級 5分2R
〇前田吉朗(ENCOUNTER)
×江木伸成(藤田柔術/LEOS JIU JITSU ACADEMY)
判定8-5
開始から江木が2ポイントロス覚悟の引き込みでグラウンドへ持ち込み、ラバーガード、フットチョークなどを狙い、次は前田の足を取りに行くが、そこは前田も逆にヒールを狙うなど、互いに攻め合う。前田がリフトで抱えてからケージまで江木を持って行き、そこからマットに叩きつける。下になる江木はフットチョークを再度狙い、前田も前転で外そうとするなど、グラウンドで激しい攻防を繰り広げる。前田がスタンドに戻るが、江木はグラウンド状態で近づき、前田はジャンピングパスガードを狙が、江木は足を取りに行くと、前田も足を取るが、そこで江木がリバーサルで2ポイントを取り、そこでラウンドが終了。最終ラウンドも早々に江木が引き込もうとするが、前田は付き合わず、スタンドで展開する。江木は再度引き込みで、グラウンドに持ち込もうとするが、ポイントをロスし前田はスタンド状態と言う状況になるが、グラウンド状態から前田に近づき、グラウンド展開で活路を開こうとするが、江木は立ち上がり1ポイント入り、すかさず引き込みでグラウンドへ持ち込むが、2ポイントが前田に入る。その後江木は立ち上がり、1ポイントを取るが、前田がタックルでテイクダウンを奪い、2ポイントが前田に入る。江木は足を取りに行くが、それ引き込みになり前田に更に2ポイントが入る。下になる江木に前田がパウンドの素振りを見せるなど、会場を盛り上げようとする。江木は下からラバーガードなどを狙うが、前田がスタンドに戻り、江木もスタンドに戻るので、1ポイントが入る。再度グラウンドになる江木へ前田は側転などを見せ、回転しながら江木に迫るが、江木は足を取ると極めに行き、そこで試合終了。ポイントで前田が勝利。勝利した前田はインタビューで、パウンドがあれば最初の30秒で終わらせた、全盛期なら15秒でと会場を笑わかせ、勝った選手、負けた選手を愛して欲しいと、観客に訴え、格闘家として様々な経験を得た上で出来る発言を前田は行った。
第10試合 GLADIATORバンタム級 5分3R
〇ゆうと(OSC/第2代WARDOGバンタム級王者)
×キム・ウィジョン(JBジム/韓国/ICKFフェザー級王者)
判定3-0(29-28、30-27、30-27)
キムは手を前に出す素振りを見せると、ゆうとは圧を掛けながらローを単発で見せる。ゆうとがカーフを蹴ると、キムも冴えたパンチを見せ、次はキムが前に出て来てから、ゆうとはステップを使ってから、前後左右に動きを見せる。打撃の差し合いから、キムがテイクダウンを狙いに組んで来てからケージでの攻防で互いに膝蹴りで攻めるが、そこでゆうとの膝蹴りがキムのローブローに入り回復のインターバルが取られる。スタンドの打撃ではゆうとは切れ味のあるフックを見せ、キムはスイッチをしながら前に出り、パンチの差し合いとなるが、ゆうとのカーフキックが入る等、打撃の手数ではゆうとが有利。ステップを使うゆうとだが、ラウンド終盤ではタックルを仕掛けてグラウンドへ持ち込み、スリーパーホールドを狙うが、キムがトップを取り返したところで1ラウンドが終了。2ラウンドもゆうとのカーフは有効だが、キムもパンチを伸ばしてくる。ゆうとはステップを使いながら的を絞らせないが、キムもロングレンジのパンチ、ミドルを見せタックルからテイクダウンを奪い、サイドを奪うと肘を落としてくる。ゆうとも足を使いながらスタンドに戻るが、そこにキムが切れ味のあるパンチで攻めて来て、ゆうともパンチを返し、互いに組んでからケージ際の攻防となる。スタンドでケージ中央でも展開となると、ゆうとはグローブをクルクル回し、パンチを打つぞと見せながら攻め、カーフキックを有効に使う。キムもタックルでテイクダウンを奪うが、そこで2ラウンド終了のゴング。最終ラウンドはゆうとが速いジャブとカーフキックを浴びせ、キムはゆうとのパンチを掻い潜りながら、タックルでテイクダウンを奪い、クローズガードでガッチリ組むゆうとに対して、キムは肘、パウンドを落とすが、ゆうとも腕がらみなどを狙うが、態勢が作れないが、ケージを使いながら立ち、膝蹴りを放つが、それがキムのローブローに入る。回復のインターバルが取られ、再開後にスタンドの打撃ではゆうとのパンチの切れ味が鋭く、ゆうとは「こいこい」と誘い、キムも応じるが、打撃の展開でゆうとのカーフが入ると、打撃を嫌がったのか、片足タックルを狙うが、それを潰したゆうとがパンチで猛攻を見せる。試合ラストにテイクダウンを狙うキムにパンチを浴びせたところで試合終了。判定では打撃で主導権を握ったゆうとが勝利。
第9試合 GLADIATORフライ級 5分2R
〇中西テツオ(EQUIPO CERO)
×宮川日向(SMOKER GYM)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)
開始、スタンドの打撃では互いにパンチの打ち合いとなり、中西が態勢を崩しグラウンドになると宮川もパウンドを入れようとするが、中西も組んでからテイクダウンを奪いサイドポジションを取り、ハーフガードになりパウンドを入れながらバックマウント、バックから四の字フックをさせながらスリーパーホールドを極め、中西が一本勝ちを収める。
第8試合 GLADIATORフェザー級 5分2R
×フェルナンド(PITBULL BROTHERS/SMOKER GYM)
〇藤岡陸(GSB多治見)
判定0-3(18-20、18-20、19-19)
※マスト判定で藤岡。
開始は互いにジャブで牽制しながら、パンチの差し合いを見せる。藤岡が右ミドルを放つと、フェルナンドはキャッチしながら、パンチを放ちつつケージへ押し込むが、藤岡が体勢を入れ替えると、フェルナンドも抱きついて、リフトの状態となる。フェルナンドが足をマットに着けてからは、互いに膝蹴りを見せるが、膠着してブレイクが掛かる。スタンドのパンチになると、藤岡がヒットを奪うと、フェルナンドもパンチを放ちながら、片足タックルでテイクダウンを狙うが、藤岡もケージを使いながら耐え、パンチを入れ互いにケージで態勢を入れ替えながらの攻防となる。フェルナンド再度抱えられる態勢になり、藤岡の左腕に絡みながら、左肘で藤岡にコツコツ入れ、藤岡も細かいパンチを返す。スタンドの打撃では藤岡がパンチでヒットを奪うと、フェルナンドもミドル、ローを返す。ラストはフェルナンドがタックルを仕掛けケージに押し込んでから、そこでラウンド終了のゴング。
最終ラウンドも藤岡のパンチが冴えており、フェルナンドはタックルを仕掛けるが、藤岡も潰してパウンドを入れ、スタンドに戻ると組んでから膝蹴りを浴びせる。フェルナンドも細かい膝を返し、3回目の抱えられる態勢になるが、すぐにマットに足を着きグラウンドになるが、藤岡はグラウンド展開に付き合わず、グラウンド状態にフェルナンドの足をローで蹴りながら、イノキアリ状態となり、ブレイクが入りスタンドへと戻る。スタンドでは、藤岡のパンチが有利だが、フェルナンドもミドル、前蹴りで攻め、組んでからケージ際の攻防となる。フェルナンドは抱えられる態勢に持ち込むが、展開を作れずブレイクが入る。スタンドになり藤岡はパンチ、フェルナンドはローなどを返すが、フェルナンドが片足タックル、両足タックルなどテイクダウンを狙うが、藤岡が捲り返して、トップからパウンドを入れるが、すぐにイノキアリ状態となり、フェルナンドがグランドへ来いと誘うが、藤岡はスタンド勝負を狙っており、それには乗らない。スタンドではフェルナンドは打撃からテイクダウンを取りたいが、藤岡はそれらに耐えてからグランドになっても、展開が作れない。ラストにもフェルナンドがテイクダウンを狙い、そこで試合終了。判定は打撃で優位に進めた藤岡が勝利。
第7試合 GLADIATORウェルター級 5分2R
×橋本健吾(総合格闘技道場Reliable)
〇阿部光太(TRIBE TOKYO MMA)
1R KO(右ストレート)
開始から橋本がフルスイングのフックで前に出るが、阿部が右ストレートを打ち返し、クリーンヒットで橋本がマットに沈み、追撃に入ろうするが、レフェリーが試合をストップ。KOで阿部が快勝を収める。
第6試合 PROGRESS フォークスタイルグラップリング バンタム級 5分2R
×ハシャーンフヒト(hassern GYM)
〇花澤大介(STUDIO Will)
判定2-4
ケージ中央にてスタンドでの組み手、首相撲の攻防を展開するが、ハシャーンフヒトが2ポイントロス覚悟で引き込みグラウンドへ持ち込んでクローズガードからラバーガードなど展開を狙うが、花澤もガッチリと上をキープする。しかし、ラウンド終盤に花澤がブリッジで返してからリバーサルで2ポイントを奪いラウンド終了。最終ラウンドもケージ際、ケージ中央のスタンド攻防で互いに流れを持って行こうとする。ハシャーンフヒトが片足タックルを狙うとする場面もあるが、花澤もそれを許さない。すると次にハシャーンフヒトは再度ポイントロスを覚悟に引き込んでからグラウンドへ持ち込む。ハシャーンフヒトは首を抱えギロチンチョークを狙うかとするが、花澤もスイープを試みるなど、グラウンドで攻防を繰り広げる。ラストにハシャーンフヒトが三角締め、腕十字などを狙うが、体勢を十分に作り切れず、そこで試合終了。判定で花澤が勝利。
第5試合 アマチュア ライト級 3分2R
×北原蓮(修斗GYM神戸)
〇佐藤フミヤ(剛毅會)
判定1-2(18-20、20-18、19-19)
※マスト判定で佐藤。
スタンド展開となり、北原がテイクダウンを狙おうとするが、佐藤もテイクダウンを許さず、前蹴り、ミドルで攻め圧力を掛けてから、前に出る展開。2ラウンドも佐藤が圧を掛けながら前に出るが、北原もパンチで打ち返す。佐藤は前蹴り、ミドルを放つが、パンチの打ち合いで北原がヒットを奪うと、佐藤も打ち返して互いにヒットを奪い合う。判定は1-1だが、マスト判定で佐藤に入り、1-2で佐藤がスプリット判定で勝利。
第4試合 アマチュア バンタム級 3分2R
〇飴山聖也(ENCOUNTER)
×平本丈(剛毅會)
1R KO(パンチ)
開始、平本は足さばきでスイッチを使うが、飴山が片足タックルでテイクダウンを狙い、平本も腰が重いが、飴山がスタンドでバックを奪うと裏投げでグラウンドへ持ち込むと、バックからスリーパーホールドを狙うが、平本もと極めさせずスタンドへ戻る。そこで平本のヘッドギアがズレた為、一時中断となる。再開すると平本は三日月蹴り、ミドルを放つが、飴山は前に出てからタックルでテイクダウンを狙うが、平本はそれに耐え、ステップを使ってからケージを動くが、ケージ際で前に出る飴山が左パンチをクリーンヒットさせると、平本がダウン。すかさず飴山が追撃に入ろうとするが、レフェリーがそこで試合をストップ。KOで飴山が勝利。
第3試合 オープニングファイトバンタム級 5分1R
×藤井丈虎(SMOKER GYM)
〇吉田開威(空手道剛柔流 朋武館)
判定0-3(9-10、9-10、9-10)
開始に、吉田が蹴りを放つタイミングで藤井も蹴りを放ち、吉田がバランスを崩しグラウンドになり、藤井もパウンドで攻めようとするが、吉田はすぐにスタンドへ戻り、追撃を防ぐ
スタンドでは互いにローで削るが、吉田がミドル、バックスピンキックなど思いっ切りの良い打撃を見せると、パンチの打ち合いでは藤井もフルスイングで打つ。吉田も三日月蹴りを浴びせ、ボディも攻める。藤井も前に出てからパンチを見せるが、吉田も打ち返すなど、互いに打撃のペースを握ろうとする。しかし、吉田がカーフ、ハイなど多彩に足技を使い、パンチを浴びせると藤井がグラウンドになり、吉田がパウンドで攻めようとすると、藤井も片足タックルでガードポジションのトップを奪う。吉田もスタンドへ戻ろうとすると藤井も腰に喰らい付きハーフバックのスタンド状態になるが、そこから吉田が膝蹴りを浴びせ、藤井が離れたところで試合が終了。打撃でペースを握った吉田が判定で勝利。
第2試合 オープニングファイトバンタム級 5分1R
×武田純忠(SMOKER GYM)
〇有田一貴(MIBURO)
判定0-3(9-10、9-10、9-10)
有田はミドル、カーフなど蹴りを多用して攻める。ケージ際の攻防となり、離れた瞬間に武田もパンチを返し、有田も組んでからのケージ際の攻防へ持ち込む。有田は肩パンチを入れながら膝を使い、武田も膝を返すなど、組んでからの打撃の攻防となる。有田が組みも攻防からテイクダウンを奪い、グラウンドへ持ち込みハーフガードを奪い、上をキープする。武田も返そうとするが、有田が上を取り、細かくパウンドを入れ、ラストに大きいパウンドを見せてから、そこで試合が終了。有利に試合を進めた有田が判定で勝利。
第1試合 オープニングファイトフライ級 5分1R
〇古賀珠楠(総合格闘技スタジオSTYLE)
×那須裕次郎(修斗ジムASH)
1R KO(パンチ)
スタンドで展開し、互いにパンチ、ローを見せるが、勝負は一瞬で古賀が左ストレートを伸ばすと、那須にクリーンヒットし那須がマットに沈み、古賀が追撃のパウンドを入れに行くと、レフェリーが試合をストップ。KOで古賀の勝利。