2023年8月20日DEEP☆KICK ZERO 08レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK ZERO 08
■日時:2023年8月20日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝へ進出したKING龍蔵は、勝利者インタビューではSNSで挑発的な事を発言したのは、麻太郎の実績を認めていた裏返しであり、感謝の言葉を述べ、最後は王者である宮崎へ自分はもっと強くなれる覚悟しておけと、ベルトへ懸ける意気込みを見せた。-51kg フレッシュマン1DAYトーナメントはKING陸斗が制して、-51kg王座決定トーナメント進出権を獲得した。KING陸斗は勝利できたのは、関係者のお陰であると感謝の言葉を述べ、DEEP☆KICKベルトを無敗で獲得し、そしてRISEなど大きな舞台を目指すと今後の目標を語った。TOP☆RUN関西王座決定戦も行われ、これらのアマチュアで経験と実績を重ねた選手がプロへデビューへと繋がれば、高い技術力を持った選手が、必ずDEEP☆KICKのリングを盛り上げると言えるだろう。

メインイベント DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント決勝 2分3R

〇KING陸斗(ROYAL KINGS)
×樹斗(MONSTER JAPAN)
判定2-1(30-29、29-30、30-29)
※KING陸斗が1DAYトーナメント優勝する。
※KING陸斗が-51kg王座決定トーナメント進出権を獲得する。

1ラウンドからKING陸斗はステップワークを使いながら打ち合いに応じ、樹斗は前に出ながら攻め、ボディブローを入れるなど互いに打ち合いを展開する。2ラウンドもKING陸斗はステップで出入りを行いながら攻め、樹斗をロープに詰める場面もあるが、樹斗も前に出ながら打ち合う。途中、ホールドで互いに口頭注意が与えられる。最終ラウンド前の公開採点では1-1のイーブンであり、KING陸斗はステップを使わず、前に出る打ち合いに切り替えを行い、前に出る樹斗と真っ向からの打ち合いとなる。KING陸斗はバックキックを繰り出し、互いに乱打戦で打ち合う。判定はスプリット判定で、KING陸斗が勝利する。

セミファイナル DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

〇KING龍蔵(ROYAL KINGS)
×麻太郎(NJKF健心塾)
判定3-0(29-26、29-26、30-26)
※KING龍蔵が-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出する。

開始はミドル、ローで出方を互いに見る展開。途中にKING龍蔵にローブローが入り、回復のインターバルが取られるが、再開後は麻太郎がパンチでヒットを取るが、KING龍蔵もボディブローを浴びせるなど、互角の打ち合いを見せる。2ラウンドはKING龍蔵がパンチで麻太郎をロープに詰めて右ストレートをヒットさせダウンを奪う。麻太郎もパンチを返し、右ハイ、飛び膝蹴りなどを繰り出すが、KING龍蔵はボディブローを織り交ぜながらパンチで攻める。最終ラウンドは開始からバッティングで麻太郎に回復のインターバル、次はKING龍蔵にローブローで回復のインターバルが取られる。展開はパンチの打ち合いではKING龍蔵が優勢だが、麻太郎もパンチを返し、カーフを入れるが、KING龍蔵はパンチでボディブローを入れながら攻め、打ち合いで左フックを浴びせ麻太郎からダウンを奪う。立ち上がる麻太郎も最後まで打ち合い、ラストは乱打戦になるが、判定は2度のダウンを奪ったKING龍蔵が勝利。

第9試合 DEEP☆KICK-65kg契約 3分3R

〇和田哲平(FFT)
×翔(フリー)
3R TKO(セコンドタオル投入)

1ラウンドはミドルレンジで互いにパンチ、ミドルで打ち合う。和田が右ハイを繰り出し、右ストレートでもヒットを奪う。2ラウンドでは和田は右ミドル、右膝蹴りで翔のボディを抉るなど、和田が優勢に進める。3ラウンドも和田は膝蹴りでボディを攻めるなど、和田が優勢、ラストは翔をロープに詰めてからラッシュを浴びせ、レフェリーがダウンを取るが、翔のセコンドがタオルを投入。TKOで和田が勝利。

第8試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R

〇岩KING(NJKF心将塾)
×翔太郎(猛志会)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)
※偶発的なローブローにより翔太郎が続行不可能に、2R13秒までの判定となる。

開始からショートレンジでのパンチの打ち合いを見せる。翔太郎が前に出るが、岩KINGも打ち返す。途中、翔太郎にバッティングが入り、回復のインターバルが取られる。再開後に岩KINGの膝蹴りが入るが、掴んでから膝蹴りを2回出してしまい、口頭注意が与えられる。岩KINGがハイを繰り出し、ミドル、ボディストレートなど攻めるが、翔太郎もパンチ、ミドルを返し、互いに打ち合う。2ラウンド開始早々に翔太郎にローブローが入り、回復のインターバルが取られるが、試合続行が不可能。そこまでの判定となり、岩KINGが勝利する。

第7試合 TOP☆RUN関西一般-65kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇平尾一真(Blaze)
×菊地太一(心武館)
判定3-0(30-27、30-27、30-28)
※平尾一真がTOP☆RUN関西一般-65kg新王者となる。

1ラウンドはパンチから互いにミドル、ローで攻めるが、平尾が組んでからの崩しを使う。2ラウンドも平尾が組んでから崩しを多用し、組みの強さを見せる。最終ラウンドも同じく、打ち合いから平尾が組みに持ち込み、崩しを使う。判定は首相撲で主導権を握った平尾が勝利。

第6試合 TOP☆RUN関西一般-60kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

×米村碧虎(TEAM LIGHT)
〇山中楽斗(及川道場)
判定0-3(28-30、28-30、27-30)
※山中楽斗がTOP☆RUN関西一般-60kg新王者となる。

開始から打ち合いとなるが、山中はミドル、ローを入れる。米村も打ち返し組んでからの攻防となる。2ラウンドも打ち合うが、山中にローブローが入り回復のインターバルが取られる。米村もインローを入れるが、山中がミドル、ローを返すなど山中が有利。最終ランドはパンチで打ち合いながら、米村はインローを入れるが、山中はミドルを浴びせ、試合終盤では首相撲を仕掛ける。判定は山中が勝利。

第5試合 TOP☆RUN関西一般-55kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

〇林裕人(及川道場)
×大田龍弥(Vigor Kickboxing Gym)
判定3-0(30-28、30-27、30-27)
※林裕人がTOP☆RUN関西一般-55kg新王者となる。

ミドルレンジで打ち合うが、林がミドル、ローを入れるなど序盤から林が有利。大田も打ち返すが、林が前蹴り、ミドルを浴びせ大田がロープ、コーナーを背にするなど、林の優勢は揺るがない。判定で林が勝利。

第4試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -55kg契約 1分2R

×阿部穂高(TeamFreeStyle)
〇藤原陸気(N-FIELD)
判定0-3(19-20、19-20、19-20)

ミドルレンジの打ち合いで、互いにパンチで削り合いを見せるが、展開は互角。最終ラウンドは藤原が距離を詰めてからパンチで前に出てから攻め、阿部も打ち返し、膝蹴りを入れる。パンチで打ち合いを繰り広げるが、判定では藤原が勝利。

第3試合 NEXT☆LEVEL提供試合 -21kg契約 1分2R

×福田衣津希(NJKF心将塾)
〇松山和(SMOKER GYM)
判定0-3(18-20、18-20、18-20)

松山が飛び込んでからパンチの打ち合いを仕掛け、福田もパンチ、ミドルを返すが松山に勢いがあり、福田が後退しており、松山に印象が残る。判定では前に出続けた松山が勝利。

第2試合 DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント準決勝 2分3R

〇樹斗(MONSTER JAPAN)
×陸刃(楠誠会館)
判定3-0(30-28、30-27、30-27)
※樹斗がフレッシュマン1DAYトーナメント決勝に進出する。

強打でのパンチの打ち合いとなるが、樹斗がパンチで有利。2ラウンドもパンチで打ち合うが、陸刃が投げで口頭注意が与えられ、再開後に打ち合うが陸刃にバッティングが入り、回復のインターバルが取られる。樹斗がハイを繰り出し、陸刃もハイを返すが、陸刃が失速し始めし、ヒット数でも樹斗が有利。最終ラウンド、陸刃は鼻から出血しているが、互いに退かない打ち合いを繰り広げるが、樹斗がパンチをヒットさせるなど、打ち合いでは樹斗が有利。試合全般を優勢に進めた樹斗が勝利する。

第1試合 DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント準決勝 2分3R

〇KING陸斗(ROYAL KINGS)
×山中涼惺(大阪キック T.B.NATION)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)
※KING陸斗がフレッシュマン1DAYトーナメント決勝に進出する。

互いにミドルレンジで攻防となるが、KING陸斗は左三日月蹴りを多用して、山中のボディを削る。山中も右ストレートを伸ばすが、KING陸斗が左ハイを繰り出すなど、1ラウンドから優勢。2ラウンドから互いにギアを上げてから打ち合いを繰り広げるが、途中、両者にホールドで口頭注意が与えられる。KING陸斗はボディブローを入れ、山中のパンチもボディワークで避ける。山中も右ハイ、バックハンドブローを繰り出すが、ヒットに繋がらないなど、このラウンドもKING陸斗が優勢。最終ラウンドはポイント的に不利な山中が前に出て来るが、KING陸斗も打ち合いに応じる展開となる。全体的にKING陸斗が試合のペースを掴んでおり、判定ではフルマークで勝利する。

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