■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK 68
■日時:2023年12月10日(日)
■会場:テクスピア大阪
■住所:大阪府泉大津市旭町22-45
大会日時
2023年12月10日(日)
開場:11:45
開始:12:00
大会注目点
12月10日(日)泉大津市・テクスピア大阪で行われる『DEEP☆KICK 68』の第1弾対戦カードとして、DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ、そしてDEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント決勝と2つのベルトを懸けた戦いをダブルメインイベントとして開催することが発表された。
まずはDEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ、第2代王者として2度の防衛に成功している宮崎就斗(TARGET)に8月より始まった挑戦者決定トーナメントを制し挑戦権を得たKING龍蔵(ROYAL KINGS)が挑む。両者が相対するのは今回が2度目。1度目は昨年12月、-57.5kgタイトルマッチで王者・宮崎vs挑戦者・KING龍蔵として奇しくも今回同様のカードが組まれ、その際は宮崎が王者の威厳を見せつけ1RKOで防衛に成功している。
宮崎はプロ戦績48戦26勝20敗2分9KOを誇る大ベテランであり、2021年1月に暫定王者からDEEP☆KICK-57.5kg第2代王者となると前述の通り2度の防衛に成功、長らく-57.5kg王座の椅子を守り抜いている。攻守ともにハイレベルな技術が魅力で、2度の防衛戦では昨年3月に麻太郎(NJKF健心塾)から2RKO、前述の昨年12月のKING龍蔵からは1RKOと防衛戦は全てKO勝利を収めており、8月「RISE171」では白石 舜(TEAM TEPPEN)との延長にもつれ込む激闘を制するなど調子も万全、3度目の防衛戦もKOでねじ伏せにいく。
対するKING龍蔵、プロ戦績は14戦8勝4敗2分1KOを誇りダウン奪取率の高いパンチと根性溢れるファイトスタイルが魅力的な選手。事実、前述の宮崎戦で涙を飲むもKING龍蔵は悔しさをバネに更に飛躍、3月に吉村凌仁郎(Proud heart)、8月トーナメント準決勝では麻太郎(NJKF健心塾)、9月の決勝ではFUJIMON♡(京都亀岡キックボクシングジム)と、そのすべての試合でダウンを奪い見事3連勝、FUJIMON♡戦では自身初のKO勝利も記録し2度目のタイトルマッチ、そして宮崎へのリベンジ戦に漕ぎつけた。前回とは一味も二味も違う、進化したKING龍蔵を見せつけられるか。
1度目の対戦時はベテランvsルーキー、確かな技術をもった宮崎に勢いのあるKING龍蔵が挑むといった形だったが2度目は違う。2度の防衛を乗り越え戦績以上の技術そして厚みを帯び真の王者に相応しい姿となった宮崎、そして勢いだけじゃない倒す力と倒れない根性に更に磨きをかけたKING龍蔵、このぶつかり合いは1度目の試合のレベルは軽く超えてくるだろう。圧倒的な力を再び宮崎が魅せるか、KING龍蔵がリベンジとベルト奪取を果たすか、再びの激突・タイトルマッチに期待してほしい。
続くは昨年3月に新設され早くも第3代王者を決める戦いとなるDEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメントの決勝戦、9月の準決勝を共に勝ち抜いた安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)とKING陸斗(ROYAL KINGS)が激突する。
安尾はKrushを主戦場に戦うK-1ファイターでプロ戦績5戦3勝2敗1KO、多彩かつハイスピードなパンチ・蹴りと好戦的なファイトスタイルが魅力な選手だ。昨年7月のデビューから2連勝を飾るも、2023年は2連敗中と苦しい状況だったが、K-1新体制の名の元に9月、今回のトーナメント準決勝に出場すると龍太郎(VALIENTE)を相手に1Rから圧巻の攻めを見せ、3Rにはダウンを奪い見事判定勝利し決勝に駒を進めた。次の1戦に勝てば自身初のベルト奪取となる安尾、DEEP☆KICKのベルトを手土産に持って帰れるのか。
対するKING陸斗、巧みなリングワークとカウンターパンチを武器に今年4月にプロデビューすると瞬く間に連勝を伸ばしていき現在プロ4戦4勝と負けなしを誇る期待の新鋭。8月「DEEP☆KICK ZERO 08」にて行われた1DAYトーナメント優勝で今トーナメント出場権を自力で奪うと9月の準決勝では優勝候補とされていたJIN(楠誠会館)を相手に圧巻の技術を披露し見事判定勝利、ベルトまであと1歩と迫った。プロデビュー僅か半年でタイトルマッチに上り詰めたKING陸斗、無敗のままデビュー1年未満で王座戴冠という偉業を達成することが出来るのか。
互いに初となるベルト挑戦、9月の勝利者マイクでKING陸斗が「12月は安尾選手を完封してベルト巻きます」と放つと安尾は「12月に向けて自分の技術を高めていきたい、同じ言葉で完封して僕がベルトを巻くので期待してください」と返した。互いにまだ若さや可愛らしさが見える年齢だが12月にはどちらかが王者となる。安尾がK-1ファイターの強さを見せつけるのか、KING陸斗が無敗のままベルトを巻くのか、覚悟のぶつかり合いに注目だ。
続くは6月、1RKOでDEEP☆KICK-65kg第4代王者に輝いた-65kg王者・石田迅(LEGENDGYM)の初防衛戦への出場権をかけたDEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメントの開催が決定。出場するは同級2位の和田哲平(FFT) vs 福岡からの刺客・絢太(teamMISAKI)、同級5位の竹市一樹(MA二刃会) vs 6位の中澤友(ビンチェレあべの)の4名2試合が決定した。
まずは和田、4歳から始めたという空手をバックボーンに威力抜群の蹴りでプロ4戦3勝1敗2KOを誇る実力者。昨年9月にプロデビューすると現在同級1位の田邉雅弥(Blaze)を相手に強烈なカーフキックで2RKO勝利を奪い、8月には翔(フリー)を相手に3RKOとDEEP☆KICKではKO続きとなっている。そして初となるDEEP☆KICKトーナメント出場、ここでもKOの連続で先の王座挑戦に漕ぎつけることが出来るのか。
対するは絢太、長身サウスポーからの威力抜群のパンチを武器にK-1・Krush・KPKBなど様々な大会に出場しプロ20戦11勝9敗7KOを誇る福岡の猛者。9月には「格闘技のおもちゃ箱ACF92nd~タイヤファイトジャパントーナメント2023~」に約2年ぶりの試合出場を果たすと顕吾(颯修館)を相手に左ストレートで2R48秒KO勝利を収めた、初のDEEP☆KICKでもその剛腕を振るうことが出来るのか。
続くは竹市vs中澤、この1戦は昨年3月にも対戦経験がありその際は中澤が左ハイで3RKO勝利を収めている。竹市はジャパンカップスーパーライト級王者のタイトルを持ちプロ戦績は47戦18勝24敗4分を誇り、今トーナメントの中で圧倒的な戦歴を持つベテラン選手で何よりも前に前にと打ち出る姿勢が魅力的なファイター。9月には財津大樹(TEAM BEYOND)から判定勝利、DEEP☆KICK初勝利を挙げた。この勢いのまま次はトーナメント制覇、まずは中澤へのリベンジを狙う。
対する中澤、テコンドーをバックボーンにKOを量産する倒し屋でDEEP☆KICKには1年ぶりの出場となる。2021年には-65kg王座決定トーナメント決勝に上り詰め木村ケルベロス颯太(NJKF心将塾)と1Rからダウンを奪い合う激戦を魅せるも判定負け、昨年7月には挑戦者決定トーナメントに出場するも竹内皇貴(チームドラゴン)にTKO負けとあと1歩が届かない。そして3度目の挑戦、次こそはトーナメントを駆け上がることが出来るのか。
以上4選手で行われるDEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント、今トーナメントも個性的な実力者が揃い踏みとなった。果たしてトーナメントを制し王者・石田へのタイトルマッチ挑戦権を獲得するのは誰だ、是非注目してほしい。
他にはDEEP☆KICK-63kg契約にて同級7位の篤椰(NJKFteamBonds) vs K-1ファイターで「滾るスピードスター」の異名を持つTETSU(月心会チーム侍)の1戦も決定した。
年内最後の興行となる「DEEP☆KICK 68」、今大会も最高の盛り上がりに是非期待してほしい。
大会カード
DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
宮崎就斗(TARGET)
KING龍蔵(ROYAL KINGS)
DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)
KING陸斗(ROYAL KINGS)
DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
和田哲平(FFT)
絢太(teamMISAKI)
DEEP☆KICK-65kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R
竹市一樹(MA二刃会)
中澤友(ビンチェレあべの)
DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
篤椰(NJKFteamBonds)
TETSU(月心会チーム侍)
大会チケット
VIP席 15,000円、S席 8,000円、1階A席 7,000円、2階A席 6,000円、スタンディング 5,000円
※当日券は1,000円UP
下記にて販売を行っております。
DEEP☆KICK実行委員会
TEL:06-6754-8588
出場選手/所属ジム
大会詳細
2023年12月10日DEEP☆KICK 68スケジュールをご覧ください。
URL:https://fighters-spirits.com/magazine/archives/28512
■お問い合わせ
DEEP☆KICK実行委員会
TEL:06-6754-8588
URL:https://www.deep-kick.com/