2024年3月3日AJKN 2024 SERIES AJKN.6 ~戦~ レポート

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■主催:AJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)
■名称:AJKN 2024 SERIES AJKN.6 ~戦~
■日時:2024年3月3日(日)
■会場:ソフィア・堺
■住所:大阪府堺市中区深井清水町1426

AJKN和田代表は世界への道筋を考えており、海外勢の招聘を行い国際タイトルの設立も考えており、その一つとして、今大会でダブルメインイベントとしてAJKNを代表する日本人ファイターがブラジルからの刺客を迎え撃ったが結果は1勝1敗とイーブンであった。これらのAJKNファイターが海外勢と拳を交えることは、確実に経験とそれを糧に更なる厳しい練習へとなれば、次のレベルアップに繋がると言えるだろう。
ダブルメインイベントで勝利した近藤は応援してくれたファンに感謝の言葉を述べ、前回の試合も苦戦しており、今回の試合で自身の強さを見せたかったが、相手も手ごわく、上手く見せられなかったことを悔やむ言葉を見せたが、応援に来てくれた60人ぐらいのファンが力になり、途中で(打撃を受けた)目が痛かったが、応援の言葉が力になったと、これからも、もっと頑張るとAJKN日本スーパーライト級王者として、ファンのためにも更に頑張るとコメントした。
そして今回はMVP賞として、メインイベントで勝利した近藤、第11試合の勝利者森本が獲得し、これらもAJKNが選手へのモチベーションアップのためへと思いへの行為である。
そしてオープニングファイトでは、大阪AJKN対名古屋BRIGHTの対抗戦3本勝負が行われたが、AJKN勢が全敗し、それを受けてAJKN日本アマチュア-65kg王者小路が勝利者インタビューで和田代表へ、自身のタイトルを懸けて、BRIGHT勢との対戦を直談判し、和田代表もそれを承諾した。
AJKNは興行として6回目(厳密には5.5もあり)と若い団体であり、和田代表もまだ若い主催者である。興行は主催者の色が大きく反映し、選手も同じくそれに習う。エキシビションマッチで、殴られ屋ウルスくんと一般観客の参加を呼び掛けも、それは和田代表が観客にも観るだけでなく、実際に体験して欲しいとの思いであり、小路のようにAJKNのベルトを持っている選手が矜持を持ってから、AJKNの強さを証明したいなど、発言が出るのも、主催者の人柄に起因する。これらのAJKNが更なる発展を行い、AJKN日本アマチュアなどにおいても選手育成、そして青少年育成も含め大阪、関西地域における貢献に期待したい。

メインイベント2 スーパーファイト AJKN日本スーパーライト級(-65kg) 3分3R 延長1R

〇近藤拳成(TEAM 3K/AJKN日本スーパーライト級王者)
×カミロ・カストロ(Brazilian Thai Chile)
判定2-1(30-29、29-30、30-27)

1ラウンドから近藤は圧を掛けてからインローを入れパンチで攻めるとカミロもパンチ、ロー、ミドル、ハイと手数を返すが、近藤は圧を掛け続ける展開。2ラウンドも同じく近藤は圧を掛け、カミロがバックスピンキックを繰り出しても空を切らせ、近藤は圧を掛けてからパンチでボディも織り交ぜるが、カミロもパンチ、組んでから膝蹴りを返し手数を返す展開。最終ラウンドも近藤はパンチで圧を掛け続け、カミロがパンチ、組んでから膝蹴りを返しても圧を掛け続ける。途中に近藤の左目上付近が腫れているが圧を掛け続け、カミロが奇襲技でバックスピンキックを繰り出しても空を切らせる。判定では圧を掛け続けた近藤が勝利。

メインイベント1 スーパーファイト AJKN日本ウェルター級(-67.5kg)3分3R 延長1R

×狂介(M-BLOW/初代Wclutchウェルター級王者)
〇ヤコブ・フォン・ゼンガー(Brazilian Thai Chile)
1R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンド狂介はジャブを使いながら、ワンツー、ローを繰り出すが、ヤコブは重いフック、ミドルを使い、狂介をフックで捉え膝蹴りを浴びせダウンを奪う。立ち上がる狂介は逃げに回らず、前に出るがヤコブの左フックを浴びて再度ダウン。それでも狂介は前に出てから打ち合いに挑むが、ヤコブはパンチで返し、組んでからの膝蹴りを浴びせてからダウン。TKOでヤコブが勝利、海外勢の強さを見せた。

セミファイナル2 AJKN OFG日本ミドル級(-70kg)タイトルマッチ 3分3R 延長1R

〇桜井 力(COMRADE)
×斉藤 政太(DFC teamOKAYAMA/岡山大会ブレイキンダウンルールトーナメント優勝)
1R TKO(レフェリーストップ)
※桜井がAJKN OFG日本ミドル級(-70kg)王者となる。

1ラウンド斉藤はサイドに動きながら、ロー、三日月蹴りを放ち、パンチで前に出るが、桜井はそこにパンチを合わせ、斉藤がダウンし、レフェリーがカウントを取るが、ダメージが大きく、レフェリーが試合をストップ。TKOで桜井が勝利。

セミファイナル1 AJKN日本ヘビー級王座決定戦 3分3R 延長1R

×暴君つよし(COMRADE)
〇山下 豊(BOSS GYM/初代X-FIGHTヘビー級王者)
判定0-1(28-29、29-29、29-29)、延長0-3(7-10、7-10、7-10)
※山下がAJKN日本ヘビー級王者となる。

1ラウンドはミドルレンジからのパンチ主体で打ち合いながら、ローも使うが山下が右ローの数で上回り、暴君つよしもボディブローを織り交ぜてフックで打ち合う。2ラウンドも同じくパンチ主体で打ち合いながら、ローも織り交ぜ、互いにパンチで交差する。最終ラウンドは互いに消耗しており、苦しいが山下は何度も右ローを浴びせ膝蹴りも入れ、両者ともパンチで打ち合いの手数を止めず最後まで打ち合う。判定はドローで延長戦へ。消耗しているが、山下がパンチから膝蹴り、ローで攻め、暴君つよしをロープに詰めてからパンチ、膝蹴りを浴びせスタンディングダウンを奪い、再度暴君つよしをロープに詰めてからパンチ、膝蹴りを浴びせると、暴君つよしもブロックを固めるが、レフェリーがスタンディングダウンを取り、暴君つよしがファイティングポーズを取るが、そこで試合終了。判定は2回のダウンを奪った山下が勝利。

第11試合 AJKNスーパーライト級(-65kg)挑戦者決定戦 3分3R 延長1R

×龍(WORLD TREE GYM)
〇森本 現暉(猛者連 精華支部華一門)
判定0-3(29-30、29-29、29-30)
※森本がAJKNスーパーライト級(-65kg)挑戦権を獲得する。

1ラウンドからパンチの距離で打ち合いながら、ロー、膝蹴りを浴びせリング中央で展開する。龍は森本から左ストレートを浴びても、余裕の笑みを出してパンチで打ち合い、打ち合いの最中にノーガードを見せてから高い戦意を見せ、森本がバックハンドブローを繰り出すが、それは龍もかわす。2ラウンドもパンチの距離で打ち合い、森本が何度も左ストレートを浴びせると、龍も左アッパーを連打で繰り出し、森本の左ストレートを浴びてから、笑顔でジェスチャーにて「もう一度殴れ」と自身の顎を叩きながら挑発を見せるが、森本がワンツーで圧を掛け、膝蹴りも織り交ぜてから、龍をロープに詰めるなど、均衡が崩れ森本に分がある。最終ラウンドもショートレンジからのパンチの乱打戦となるが、森本はボディへ膝蹴りも入れ、打ち合いになっても龍を後退させるなど、森本に印象が残るが、龍も最後まで打ち合いの姿勢を変えず手数で打ち合う。判定に入ると森本が勝利。AJKNスーパーライト級タイトル挑戦権を獲得する。

第10試合 AJKN KICK-62kg契約 3分3R 延長1R

〇丸山 晃毅(VICTORY GYM)
×岡村 郁生(ワイズボディージム)
1R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンド開始から丸山は軽快なインロー、ミドル、前蹴り、ハイキックなど切れ味がありスピードある蹴り技を使うと岡村はボディフックも交えたフックで攻めるが、丸山が岡村をロープに詰めるとパンチ、膝蹴り、右ハイを繰り出しダメージを与え、ラストは右膝蹴りでボディを抉ると岡村が堪らずダウン。TKOで丸山が勝利。

第9試合 AJKN KICK-93kg契約 3分3R 延長1R

×YABU(心武館)
〇朝太(NARIAGARI)
判定0-3(27-30、27-30、28-30)

1ラウンドから互いにパンチ、インロー、アウトローで削るが、朝太はロープに詰めてからパンチをまとめると、YABUもブロックを固めてから凌ぎ、スイッチをしてからボディストレートを見せる。2ラウンドもパンチ、ローとなるが、朝太の右ローの手数が目立ち、YABUもボディストレートを繰り出し、朝太が攻めても、グローブで「こいこい」とアピールする。最終ラウンドも朝太は右ローをYABUの奥足へ何度も浴びせ、YABUは左ミドルを返し、パンチで打ち合うが、朝太の右ローでポイントを奪われる。YABUも最後まで「こいこい」と打ち合いの姿勢を崩さず、両者がパンチで打ち合うが、判定はローを有効に使った朝太が勝利。

エキシビションマッチ

-殴られ屋ウルスくん
-AJKN
※エキシビションマッチにより勝敗なし。

殴られ屋ウルスくんと観客から参加者を集い、AJKNで活躍するプロ選手も参加。殴られ屋ウルスくんは打たれても笑顔の余裕を見せるが、最後のAJKNキッズファイターの攻撃を浴びると、殴られ屋ウルスくんがダウンし、見事AJKN勢が勝利。一般観客も交え、楽しくエキシビションマッチが行われた。

第8試合 AJKNライト級(-63kg)3分3R 延長1R

〇乱太郎(猛者連愛媛支部teamOGRE)
×NAOKI(FREE)
2R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンド乱太郎はパンチで詰めてから膝蹴りを浴びせ、NAOKIも返すが乱太郎はコーナーに詰めてからパンチと膝蹴りをまとめ、手数で圧倒的に乱太郎が有利でワンツーの左ストレートからボディへ膝蹴りを入れ、カーフキックで足を流し、NAOKIをコーナー、ロープに詰めてからパンチ、膝蹴りを浴びせてからスタンディングダウンを奪う。2ラウンドも乱太郎が有利で、NAOKIをロープ詰めてパンチ、膝蹴りでラッシュを浴びせてから、NAOKIがダウン。ダメージが大きくレフェリーが試合をストップ。乱太郎が付け入る隙を一切与えず勝利する。

第7試合 AJKN日本スーパーライト級(-65kg)3分3R 延長1R

〇ヤーマン(サムライジム)
×寛弥(BOSS GYM)
判定1-1(29-29、30-29、28-29)、延長2-1(9-10、10-9、10-9)

1ラウンド互いにパンチ、ローを中心に打ち合い、ミドル、膝蹴りも使う展開で互角な打ち合い。2ラウンドもパンチ、ロー、組んでからの膝蹴りで攻め合うが、寛弥の右ローの手数があるが、ヤーマンもバックキックを繰り出すなど、打ち合いの応酬となる。最終ラウンドもパンチ、ローの打ち合いで、互いにパンチでヒットを奪うなど、拮抗した展開となり、判定はドローで延長戦へ入る。マスト判定なので互いにポイントを取りにパンチで打ち合いながら膝蹴り、ローで攻め合うが、ヤーマンのローが手数で上回り、ほぼ互角だがスプリット判定でヤーマンが勝利。拮抗した激戦であった。

第6試合 AJKN日本フェザー級(-57.5kg)3分3R 延長1R

×木塚 勝樹(M-BLOW)
〇けんたろう(OSC)
判定0-3(29-30、29-30、28-30)

1ラウンドはけんたろうが強烈な右前蹴りを放ち、パンチ、ロー、ミドル、ハイミドル、ハイキックなど活きの良い攻め方で攻める。木塚もパンチ、ロー、ミドル、ハイを返すなど、互いに攻め合う展開。2ラウンドも拮抗とした打ち合いとなり、けんたろうが木塚をロープに詰めても、木塚はパンチを打ち返すなど流れが分からない。最終ラウンドも打ち合いを繰り広げ、けんたろうは顔面前蹴りを浴びせるが、木塚も打ち返すなど、最後まで打ち合う。判定でけんたろうが勝利する。

第5試合 AJKN日本ウェルター級(-67.5kg)3分3R 延長1R

〇吉岡 由樹(ハリケーンジム)
×宮川 孝治(K-STYLE)
1R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンド序盤は互いにジャブ、ローで出方を見るが、宮川が前に出でジャブを打ったところに、吉岡が左ストレートをカウンターで合わせ宮川がダウン。立ち上がる宮川は前に出るが、吉岡は熱くながらず、冷静に攻めてから左ハイをヒットさせ、再度宮川がダウン。それを見たレフェリーが試合をストップさせ、TKOで吉岡が勝利。

第4試合 AJKN KICK -52kg契約 3分3R 延長1R

〇永野 翔空(M-BLOW)
×菅原 正豊(DFC team津山)
1R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンド、菅原はステップを使いサークリングするが、永野は前に出てからパンチ、ローで攻め右ハイもヒットさせる。菅原もパンチで返すが、永野はステップを使う菅原をコーナーに詰めてからパンチ、右ハイで攻めダウンを奪う。立ち上がる菅原は前に出るが、永野がパンチを浴びせ2回目のダウンを奪い、ラストに詰めに入った永野はパンチ、右ハイで攻め、レフェリーが試合をストップ。TKOで永野が勝利。

第3試合 AJKN日本スーパーフェザー級(-60kg)3分3R 延長1R

〇蘭魔流(COMRADE)
×夜叉楼(TEAM女神)
判定3-0(29-27、30-25、30-25)

1ラウンドは蘭魔流が回転の速いパンチ、ローで攻め夜叉楼をロープに詰めてからのラッシュを浴びせスタンディングダウンを奪う。その後も蘭魔流は攻めるが、夜叉楼も打ち返してから1ラウンドが終了。2ラウンドは蘭魔流がアウトロー、インローで夜叉楼の足を攻めるが、夜叉楼もパンチで退かずに打ち合いに挑むが、蘭魔流のインローを浴びて体勢が崩れて、ダメージがあると分かると、蘭魔流は一気にパンチで攻め立て、夜叉楼にインローを連打で浴びせると、夜叉楼がダウンするなど、蘭魔流が有利。最終ラウンドは夜叉楼がパンチで攻め、蘭魔流はインロー中心に打ち合うが、互いに消耗しており、攻めきれない。蘭魔流もインローで確実に、夜叉楼にダメージを与えるが、夜叉楼もパンチでヒットを奪い、右を何度も浴びせる。最後まで打ち合いってからゴングが鳴り。判定では2回のダウンを奪った蘭魔流が勝利。

第2試合 AJKN KICK -70Kg契約 3分3R 延長1R

×市川 塊(Forever GYM)
〇ようた(OSC)
判定0-3(27-30、28-30、28-30)

1ラウンド、ようたはジャブを中心にタイミング重視のリズミカルなパンチで攻め、ローも入れるが、市川はカーフ、ローなどでようたの足を削りにいく。2ラウンドもようたはタイミングの回転の速いパンチで攻め、前蹴り、ミドル、膝蹴りも繰り出すなど、手数で圧倒する。最終ラウンドようたはワンツー、膝蹴りで最後まで攻め、市川をコーナーに詰めるが、市川もスイングの大きい威力のあるパンチを振るってから返すが、ヒット数ではようたが有利。判定はようたが勝利する。

第1試合 AJKN日本ウェルター級(-67.5kg)3分3R 延長1R

×鯉太楼(TEAM女神)
〇硲 愛心(K-STYLE)
1R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドから硲が前に出てからパンチで鯉太楼を捉えてからコーナーに詰めてからパンチで攻め、右を浴びせてから鯉太楼からダウンを奪う。硲は詰めに入り、強打のフックで攻め、右アッパーを浴びせ再度ダウンを奪い、鯉太楼のダメージは大きくレフェリーが試合をストップ。TKOで硲が快勝を収める。

オープニングファイト第10試合 AJKN日本アマチュア-65kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

〇小路 督也(TEAM BLOW/王者)
×中野 寿哉(FREE/挑戦者)
判定3-0(20-19、20-18、20-19)
※小路がAJKN日本アマチュア-65kg王座防衛に成功する。

1ラウンド中野は高いアームブロックで上へのガードを固めてから、ローで攻め、組んでから膝で攻めるが、小路はパンチでガードの上からでも手数で浴びせ、空いているボディへミドル、ローも浴びせるなど、手数で小路が有利。最終ラウンドは小路がパンチで上下を攻め、ボディへ何度もパンチを浴びせ、組んでから互いに膝蹴りを繰り出し、ラウンド終盤はノンスリップで打ち合いとなり、小路はパンチ、中野はパンチ、ローで攻め合う。判定ではパンチの手数で優勢な小路が勝利する。

オープニングファイト第9試合 AJKN日本アマチュア-50Kg王座決定戦 2分2R 延長1R

〇横溝 太也(VICTORY GYM)
×伊藤 瑛大郎(reliable)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)
※横溝がAJKN日本アマチュア-50Kg王者となる。

1ラウンドから互いにショートレンジからのパンチの応酬で打ち合いを繰り広げる。ミドル、ローを互い使うが、パンチ主体で展開する。最終ラウンドもショートレンジからのパンチで打ち合うが、横溝はアッパーも織り交ぜてヒットを奪う。伊藤も組んでから膝蹴りを返す。最後までパンチ主体で打ち合うが、判定は横溝に軍配が上がる。

オープニングファイト第8試合 AJKN日本アマチュア-35kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

×横溝 羚(VICTORY GYM/王者)
〇梶澤 明主(拳心會館/挑戦者)
判定0-3(19-20、19-20、18-20)
※梶澤がAJKN日本アマチュア-35kg王者となる。

1ラウンド互いに距離を作りながら、梶澤は前蹴り、ミドルからで入り、横溝はパンチから入る。組んでからの膝蹴りになると梶澤が手数で上回り、ラウンド終盤にはバックキックを繰り出す。最終ラウンドは互角の打ち合いとなり、梶澤は左右のローで入り、横溝も打ち合いで手数を出し、ラウンド終盤に互いにバックキックを繰り出す。判定に入ると梶澤が勝利する。

オープニングファイト第7試合 AJKN日本アマチュア-25kg王者決定戦 2分2R 延長1R

〇檜田 優陽(KIWAMI kickboxing Team)
×藤本 大雅(VICTORY GYM)
判定3-0(20-18、20-19、20-19)
※檜田がAJKN日本アマチュア-25kg王者となる。

1ラウンドは互いに前に出てからパンチで打ち合ってから距離が詰まると組んでからの膝蹴りで展開する。パンチの打ち合いでは互角。最終ラウンドは檜田が前蹴りでスリップダウンを奪い、パンチの打ち合いでは互角だが、檜田はミドル、組んでからの膝蹴りなど手数で上回る判定は檜田が勝利する。

オープニングファイト第6試合 AJKN日本アマチュア-43kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

×大北 銀次(BOSS GYM/大阪AJKN)
〇大森 仁(COMRADE/名古屋BRIGHT)
判定0-3(19-20、18-20、18-20)
※大森がAJKN日本アマチュア-43kg王者となる。

1ラウンド開始かギアMAXで打ち合い、組んでからの膝蹴りで展開するが、大北が左ハイでヒットを奪うが、大森は勢いが強いファイトでパンチから前に出る。最終ラウンドは明らかに大森が手数で有利、パンチで大北を後退させ、ミドル、ハイでヒットを奪い組んでからの膝蹴りでも有利、大北もパンチ、ミドルを返すが劣勢の展開。判定では終始有利な大森が勝利。

オープニングファイト第5試合 AJKN日本アマチュア -33kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

〇松田 錬斗(COMRADE/名古屋BRIGHT/王者)
×久田 愛心(G.O.S彦根/大阪AJKN/挑戦者)
判定0-0(19-19、20-19、19-19)、延長3-0(10-9、10-9、10-9)
※松田がAJKN日本アマチュア -33kg王座防衛に成功する。

1ラウンドは打ち合いから組みの膝の攻防となるが、久田がミドルを多用すると松田もパンチで前に出る。2ラウンド、久田は前蹴り、ミドルを使い松田がパンチで攻める。途中に久田が鼻から出血し、ドクターチェックが入るが試合は続行。判定はドローとなり、延長戦へ入る。延長ラウンドは互いに前に出ながらパンチ、ミドルで打ち合うが松田の前に出る勢いが強く、この攻勢点をジャッジが支持しマスト判定で松田が勝利する。

オープニングファイト第4試合 AJKNアマチュア-36kg 2分2R 延長1R

×大野 力翔(TEAM BLOW/大阪AJKN)
〇七里 司紋(COMRADE/名古屋BRIGHT)
判定0-3(18-20、18-20、18-20)

1ラウンド、パンチの打ち合いから距離を詰めて組んでからの攻防となるが、七里の膝蹴りの数が上回り、組みが強い。最終ラウンドもパンチからの組みとなるが、パンチの打ち合いでヒット数は七里が上回り、組んでからの膝蹴りでも七里が有利。判定に入ると七里が勝利。

オープニングファイト第3試合 AJKNセミプロマッチ バンタム級-53kg 2分2R

×獅音(M-BLOW)
〇大坪 丈二(てるてる団)
判定0-3(19-20、18-20、19-20)

1ラウンドから強打のパンチで打ち合いをする両者だが、獅音はバックキックを浴びせると、大坪はパンチで前に出てから攻める。獅音もステップを使いサイドに動くが、大坪は前に出てから強打のパンチを繰り出す。最終ラウンドも強打で打ち合い、獅音もミドルを返すが、大坪は圧を掛けてから前に出て、獅音をコーナーに詰めてからパンチを浴びせるなど、大坪が優勢、大坪は余裕があるのか、舌を出してから両手を広げ、獅音もミドルを浴びせる。判定に入るとパンチの打ち合いを優勢に進めた大坪が勝利。

オープニングファイト第2試合 AJKNアマチュアヘビー級 1分30秒2R

〇ポール(ハリケーンジム)
×吉川 大貴(team LIGHT)
判定3-0(20-19、20-18、20-18)

1ラウンドからパンチ、ローの応酬で削り合うような打ち合いを展開し、ヒットを奪い合う。最終ラウンドもパンチ、ローで打ち合いとなるが、ポールが吉川をロープになどに詰める場面もあり、若干ポールが優勢の展開。判定に入るとポールがジャッジの支持を得て勝利する。

オープニングファイト第1試合 AJKNアマチュア-48kg 1分30秒2R 延長1R

×田中 凛空(RKS顕修塾)
〇菅原 正豊(WORLD TREE GYM)
2R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドは互いに前に出ながらミドルレンジからの打ち合いとなり、接近戦になると組んでからの膝蹴りを繰り出す。最終ラウンドも同じくミドルレンジで展開するが、菅原は右ミドルを浴びせ、パンチでヒットを奪い田中からダウンを奪う。立ち上がる田中だが、菅原は突進してから前蹴りを浴びせ、再度田中がダウン。そこでレフェリーが試合をストップ。TKOで菅原が勝利。

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