■主催:大阪キック T.B.NATION
■協力:多田キックボクシングジム
■名称:第32回T.B.NATION CUP!アマチュアキックボクシング大会
■日時:2024年6月23日(日)
■会場:アクティブ・スクウェア・大東
■住所:大阪府大東市深野3-28-3(深野北小学校跡地)
第32回となるT.B.NATION CUP!アマチュアキックボクシング大会において、今回ではタイトルマッチは行われなかった。その分、他選手の注目が集まりハイレベルな試合が展開された。一般クラスで唯一行われたAクラスではDEEP☆KICKなどのリングでプロとしてキャリアを積んでいる山中と、プロデビューを予定されている市南が対戦し、山中が勝利し、プロ選手としての意地を見せた。T.B.NATION CUP!ではプロであっても3勝以下の場合は大会参加を認めており、それらは一度プロになってから、アマチュアのリングに戻れないとなると、プロは壁が厚く険しく、そこでキャリアが止まってしまう恐れがあるが、T.B.NATION CUP!は3勝以下の選手はAクラスの強い選手と言う位置づけであり、初心に帰り、実力をつけたいと思っている選手に門戸を開いている。
ジュニアAクラスを見ると、勝っている選手は全員が首相撲の攻防を心がけており、改めてキックボクシングに於いて首相撲の重要性が再認識させられた。
第33回T.B.NATION CUP!は9月1日に開催が予定されており、次回も選手育成の場としてのリングとして期待したい。
大会入賞者
一般クラス
Dクラス優秀選手賞:戸敷瑠未奈(TEAM♡RUMINA)
Dクラス優秀選手賞:桝原憂太郎( 猛者連八幡支部キクリンジム)
ジュニアクラス
Aクラス優秀選手賞:太田優(TEAM BLOW)
Bクラス優秀選手賞:里見魁(TEAM S-joint)
Cクラス優秀選手賞:古賀博斗(大阪キック T.B.NATION)
Dクラス優秀選手賞:岩永陣(SMOKER GYM)
技能賞:味波大翔(フリー)
敢闘賞:武政道仁(MOKER GYM)
敢闘賞:南望愛(KOKUSHIGYM)
敢闘賞:新城勝義(SMOKER GYM)
一般Aクラス 1分30秒2R
第8試合 -55kg
×市南寛太(直心会)
〇山中涼惺(大阪キック T.B.NATION)
判定0-2
1ラウンドはパンチの差し合いとなるが、パンチでは山中が印象に残り、市南もローを返すが、山中は組んでからの膝蹴りでボディを削る。山中がハイミドルを繰り出すと、市南もミドルを返すなど、互いに手数を返す。2ラウンドでも山中がパンチで攻めるが、市南の打ち合いで返し、右フックをクリーンヒットさせる。それでも山中は攻めを変えず前に出てから、コーナー、ロープを市南に背をさせる。市南も返すが、判定で山中が勝利する。
一般Aクラス 1分30秒2R
第18試合 -30kg
×西沢麗叶(Team 男塾)
〇麻生大晴(TAISEジム)
判定1-2
1ラウンドからミドルレンジからのパンチ、ミドルの応酬となるが、麻生が組んでからの膝蹴りを見せる。2ラウンドも打ち合いとなり、接戦を展開するが、麻生が組んでから膝蹴りでポイントを奪うが、西沢も手数を返して互角の打ち合いを見せる。判定ではスプリット判定となるが、首相撲からの膝蹴りでポイントを奪った麻生が勝利。
第17試合 -55kg
〇太田優(TEAM BLOW)
×中野銀仁(総合格闘技道場 reliable)
1R KO(右バックスピンキック)
1ラウンドは互いに距離を取るが、それはリーチで上回る太田が有利でロングレンジからの思いっきりの良い蹴りを繰り出し、首相撲でも崩しを使い、中野をロープ、コーナーに詰めるなど、大田がペースを握っており、ラストは右バックスピンキックを繰り出すと、それが中野にクリーンヒットし、ダウン。ダメージが大きく太田の勝利。会心のKO勝利を飾る。
第16試合 -45kg
×小作博翔(大阪キック T.B.NATION)
〇高井優翔(Team 男塾)
判定0-3
1ラウンドは互いに打ち合い、組んでから膝を使うが、高井が前に出ており、印象では高井に分がある。2ラウンドはパンチ、ミドルでは拮抗するが、高井は距離を詰めてから首相撲で小作に膝蹴りを入れるなど、組みの攻防と有利。判定では高井が勝利。
第15試合 -40kg
×寳村桃摩(TEAM S-joint)
〇田中慶(総合格闘技道場 reliable)
判定0-2
1ラウンドはパンチ、ミドルを使うが、田中は首相撲に持ち込んでから膝蹴りを使い、組みを有効に使う展開。2ラウンドは寳村もパンチを繰り出し、打撃で活路を開きたいが、田中は首相撲に持ち込んでから、田中がペースを握る展開は揺るがず、判定では田中が勝利。
第14試合 -35kg
〇梶澤明主(拳心会館)
×山田皇征(総合格闘技道場 reliable)
判定3-0
1ラウンドは梶澤が打ち合いから距離を詰めて首相撲で膝蹴り、崩しを使いポイントを奪う。2ラウンドも同じく、梶澤は詰めてからの首相撲で展開を作り、バックスピンキックも繰り出すなど、完全にペースに乗っている。判定では首相撲を有利に使った梶澤が勝利。
第13試合 -35kg
〇田中颯(総合格闘技道場 reliable)
×大野輝心(澤下道場)
判定3-0
1ラウンドでは田中は圧を掛けてから前に出るが、大野はステップを使いながら展開。様子見となり互いに手数は少なめのラウンド。2ラウンドでは田中は首相撲を使い、ボディを膝で削り、崩しを使うなど組みの攻防でポイントを稼ぐ。判定では首相撲を有利に使った田中が勝利する。
第12試合 -30kg
〇井田雄紳(フリー)
×武政桜仁(SMOKER GYM)
判定3-0
1ラウンドは互いにパンチの手数を繰り出しながら、激しい打ち合いを見せる。2ラウンドもパンチ主体で打ち合うが、井田が武政にロープを背にさせるなど、前に出る印象を残す。判定では前に出る攻勢点で井田が勝利。
第11試合 -25kg
×富山敬晴(月心会チーム侍)
〇西前充喜(TEAM FIST)
判定0-3
1ラウンドは打ち合いながら互いに首相撲になると崩しを使うなど、攻め合いを見せる。2ラウンドも互いに組んでからの崩しを使い、打ち合いでもパンチ、ミドルを見せるなど、互いに打ち合うが、西前の前進がやや目立ち、首相撲になると西前が膝蹴りを入れ、崩しは互いに使う。判定では首相撲でやや有利で、2ラウンドの前に出る印象で、西前が勝利。
第10試合 -25kg
〇小中葵央(Team CRONOS)
×松山和(SMOKER GYM)
判定3-0
開始からパンチ、ミドルで打ち合いとなるが、小中は組んでからの崩しを使い、前に出てから攻めるので、攻勢点で印象が残るが、松山も打ち返す姿勢を崩さない。2ラウンドも互いに手数で打ち合うが、小中は組んでからの崩しを使い、優勢点を確実に奪う。判定に入ると小中が勝利する。
第9試合 -30kg
×西沢麗叶(Team 男塾)
〇内谷澪(KOKUSHIGYM)
判定0-3
開始から互いにパンチ、ミドル、ローで応酬しながら打ち合うが、内谷は首相撲からの膝蹴りを西沢へ浴びせる。2ラウンドでは変わらず打ち合いとなるが、徐々に内谷は組んでから崩しての膝蹴りに加え、前進による攻勢点が目立ち、西沢を後退させるなどポイントを奪う。判定で内谷が勝利。
ジュニアBクラス 1分30秒2R
第55試合 -25kg
〇田中空彪(RKS顕修塾)
×筒井來絆(TEAM FIST)
判定3-0
第54試合 -45kg
〇里見魁(TEAM S-joint)
×針尾大雅(KOKUSHIGYM)
判定3-0
第53試合 -40kg
〇味波はると(フリー)
×田中帆侍(KOKUSHIGYM)
判定3-0
第52試合 -35kg
△筒井莉愛(TEAM FIST)
△月田輝星(NJKF心将塾)
判定1-0
第51試合 -35kg
〇金森愛玲菜(大阪キック T.B.NATION)
×須藤夏希(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定3-0
第50試合 -30kg
×小西信玄(SMOKER GYM)
〇山本大夢(KIWAMI KICK BOXING TEAM)
判定0-3
第49試合 -25kg
×石原光(TEAM FIST)
〇油井夢斗(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定0-2
第48試合 -45kg
×小西獅旺(SMOKER GYM)
〇里見魁(TEAM S-joint)
判定0-3
第47試合 -50kg
〇田中凛空(RKS顕修塾)
×上田雄聖(KOKUSHIGYM)
判定2-0
第46試合 -30kg
×松山蓮(SMOKER GYM)
〇森原夢良(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定1-2
第45試合 -25kg
〇田中空彪(RKS顕修塾)
×中島蒼(TEAM FIST)
判定3-0
ジュニアCクラス 1分2R
第44試合 -30kg
〇山戸優士郎(SMOKER GYM)
×南桜雅(KOKUSHIGYM)
判定3-0
第43試合 -25kg
〇古賀博斗(大阪キック T.B.NATION)
×松山和(SMOKER GYM)
判定3-0
第42試合 -50kg
×油井天夢(猛者連八幡支部キクリンジム)
〇里見聖(TEAM S-joint)
判定0-3
第41試合 -45kg
×森本暁哉(team GOLD DRAGON)
〇奥田愛來(kyoto SEIKENKAI)
判定0-3
第40試合 -40kg
〇味波はると(フリー)
×藪風誠(KOKUSHIGYM)
判定3-0
第39試合 -40kg
×秋山栞大(RKS顕修塾)
〇南望愛(KOKUSHIGYM)
判定0-3
第38試合 -35kg
×近山奏多(猛者連八幡支部キクリンジム)
〇田中仁翔(KOKUSHIGYM)
判定0-3
第37試合 -30kg
×塩野奏也(大阪キック T.B.NATION)
〇田中俊空(RKS顕修塾)
KO
第36試合 -30kg
×大西颯太(フリー)
〇藪龍誠(KOKUSHIGYM)
判定0-3
第35試合 -25kg
〇田中虎空牙(RKS顕修塾)
×上田啓真(KOKUSHIGYM)
判定2-1
第34試合 -25kg
〇塩村星絆(大阪キック T.B.NATION)
×奥田波音(kyoto SEIKENKAI)
判定3-0
第33試合 -30kg
〇武政道仁(SMOKER GYM)
×南桜雅(KOKUSHIGYM)
判定3-0
第32試合 -25kg
〇古賀博斗(大阪キック T.B.NATION)
×新留琉惟(KING GYM)
判定3-0
ジュニアDクラス 1分2R
第31試合 -35kg
〇岩永陣(SMOKER GYM)
×新留結翔(KING GYM)
判定3-0
第30試合 -25kg
×福本琉心(大阪キック T.B.NATION)
〇渡邊弘陸(KIWAMI KICK BOXING TEAM)
KO
第29試合 -55kg
〇北村連一(kick box style京橋)
×河野琉輝(Hacker GYM)
KO
第28試合 -50kg
〇徳丸貴大(大阪キック T.B.NATION)
×前倉咲実(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定2-0
第27試合 -30kg
〇若尾夜桜(武拳会)
×福原煌大(大阪キック T.B.NATION)
判定2-0
第26試合 -30kg
×沢田虎太郎(KING GYM)
〇斉藤聖恋(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定0-3
第25試合 -30kg
×真田凌悟(KING GYM)
〇岡理響(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定0-3
第24試合 -30kg
〇坂口岳永(KIWAMI KICK BOXING TEAM)
×河野煌汰(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定3-0
第23試合 -30kg
×中井廉也(NJKF心将塾)
〇岡田耀斗(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定0-3
第22試合 -25kg
〇小西澄羽(武拳会)
×渡邊弘已(KIWAMI KICK BOXING TEAM)
判定3-0
第21試合 -25kg
△中尾奏斗(武拳会)
△辻井雅翔(猛者連八幡支部キクリンジム)
判定1-1
第20試合 -35kg
〇岩永陣(SMOKER GYM)
×安部瑠美奈(猛者連八幡支部キクリンジム)
KO
第19試合 -25kg
×福本琉心(大阪キック T.B.NATION)
〇安部竜生(猛者連八幡支部キクリンジム)
KO
一般Bクラス 1分30秒2R
第7試合 -70kg
×山縣渓翔(月心会 大久保)
〇中田章裕(team GOLD DRAGON)
判定0-3
一般Cクラス 1分2R
第6試合 -60kg
×廣田優希(フリー)
〇馬渕瞬(大阪キック T.B.NATION)
判定1-2
一般Dクラス 1分2R
第5試合 -70kg
〇桝原憂太郎(猛者連八幡支部キクリンジム)
×湟打将史(大阪キック T.B.NATION)
判定3-0
第4試合 -75kg
×斧口輝(猛者連八幡支部キクリンジム)
〇小林誉(フリー)
判定0-3
第3試合 -60kg
〇藤岡大地(フリー)
×村瀬瑠偉(フリー)
判定3-0
第2試合 -60kg
〇疋田泰史(大阪キック T.B.NATION)
×城所潤樹(TEAM S-joint)
判定3-0
第1試合 -50kg
〇山口りりか(猛者連八幡支部キクリンジム)
×戸敷瑠未奈(TEAM♡RUMINA)
判定0-3