■主催:PROGRESS実行委員会
■名称:Breakthrough Combat 01
■日時:2024年10月30日(水)
■会場:非公開
■住所:非公開
写真提供:PROGRESS実行委員会
長谷川氏が立ち上げた「Breakthrough Combat(ブレイクスルー・コンバット)」の旗揚げ戦が行われ、このケージはステップアップを目指す選手の為の戦う場を提供する事を目的としている。今大会では強豪モンゴル勢選手2名が参戦し、日本人選手を破った。この様な海外強豪選手を招聘し、日本人選手と鎬を削る事で競技レベルの向上が期待し、次のステージに上がるために必要な経験が積める事が出来るだろう。
第6試合 MMA バンタム級 5分3R
×吉野光(フリー/日本)
〇シンバートル・バットエルデネ(シャンダスMMA/モンゴル)
判定0-3(28-29、27-30、27-30)
吉野が打撃から一気にタックルに入りテイクダウンを奪い、ハーフを取りシンバートルが左腕で吉野の首をロックしても、吉野もロックを外すと抑え込み、スタンドに戻っても吉野はタックルでテイクダウンを狙い、組み合いになってから投げも試みるなど、組みでの勝負を挑むと、シンバートルもリフトで抱えてからグラウンドへ持ち込むなどフィジカルの強さを見せる。スタンドの展開では互いにパンチを繰り出し、シンバートルがタックルで組み付いたところで1ラウンドが終了。2ラウンド、吉野が左ミドルを繰り出すと、シンバートルも組んで来ると、吉野も投げようとするが、シンバートルが上を取っても、吉野が体勢を入れ替えて上を取り返す。しかし、シンバートルもサイドを奪い返して肘を落とし、バックを取ってから、立ち上がろうとする吉野を抑え込むなど、フィジカルが強い。吉野も腕を取り、スタンドへ戻るが、シンバートルは投げを繰り出すなど、組みでテイクダウンからサイドを奪い、吉野も回転して逃れ、スタンドへ戻り左ハイを繰り出すが、シンバートルがテイクダウンを奪い2ラウンドが終了。最終ラウンド、吉野が左ミドルを繰り出し、シンバートルは組んで来てから、吉野もアームロックを狙うが、スタンド中央で打撃になると、シンバートルは組み付いて来るが、吉野もグラウンドにてハーフで抑え込んでも、シンバートルはブリッジで返すなど、フィジカルの強さが目立つ。スタンドで組んで来るシンバートルに対して、吉野はケージを使って防ごうとするが、グラウンドになりクローズガードで守りを固め、スタンドへ戻すが、そこでもシンバートルはシングルレッグからのテイクダウンを奪い、吉野はケージを使いながら細かいパウンドを入れるが、スタンドで戻し互いに打撃を見せてから試合終了のゴング。判定はシンバートルが勝利。
第5試合 グラップリング Progress暫定ウェルター級選手権試合 5分3R
〇森戸新士(Leos &藤田柔術/日本/王者)
×泉武志(Fighter’s Flow/日本/挑戦者)
1R一本勝ち(三角締め)
※森戸がProgress暫定ウェルター級王座防衛に成功する。
開始から小泉が崩すが、森戸は引き込みでポイントを譲りながら、シッティングガードで近づき、泉をグラウンドへ誘うが、泉も慎重に距離を取るが、森戸が掴んでから一気にグラウンドへ移り、下から十字を狙い、続いて三角へ移行してから泉も回転して外そうとするが、森戸はそれを許さず、三角締めで一本を奪う。森戸がProgress暫定ウェルター級王者の防衛に成功する。
第4試合 MMA 58kg契約 5分3R
×風我(K-Clann/日本)
〇オトゴンバートル・ボルドバートル(シャンダスMMA/モンゴル)
判定0-3(27-30、28-29、27-30)
開始はオトゴンバートルが右ミドル、バックスピンキック、右ハイなど蹴りを使ってくる。風我も三ケ月蹴りを返し、タックルを仕掛けてケージ際の攻防となり、風我は肩パンチ、膝蹴りを繰り出すと、オトゴンバートルも投げを繰り出す。風我もスタンドに戻し、サークリングしながらパンチ、ローを繰り出すが、オトゴンバートルも右を返す。風我も組み付くが、オトゴンバートルは捌き、圧を掛けて前に出て来るが、風我はサークリングで動き1ラウンド終了。2ラウンド、風我は三ケ月蹴り、インローを繰り出し、オトゴンバートルが圧を掛けてもステップで止まらないが、オトゴンバートルもパンチで一気に出て来る。オトゴンバートルがパンチを浴びせ、風我がダウンしオトゴンバートルは追撃に入るが、風我も三角を狙う。オトゴンバートルは無理にグラウンドに固執せずにスタンドに戻り、風我もスタンドに戻ってからシングルレッグを狙うが、オトゴンバートルはテイクダウンを許さない。風我はスイッチを多用しており、ミドルなどボディへ入れ、シングルレッグでグラウンドを狙うが、オトゴンバートルも耐え、スタンドでの展開が続く、ケージ際の攻防で体勢を入れ替えながら2ラウンドが終了。最終ラウンド、ケージ中央でジャブを出し合いながら、蹴りを使うが、オトゴンバートルも強いパンチで前に出てから、ミドル、ローで圧を掛け、風我も左を返し、インローも入れるが、オトゴンバートルがタックルでテイクダウンを奪い、バックを奪いに行くが、風我もスタンドへ戻し、インロー、関節蹴りを繰り出すが、オトゴンバートルも右ハイを浅くヒットさせ、風我もパンチからタックルに入るが、オトゴンバートルは捌き、風我のバックハンドブローを空振りさせ、そこに組み付きスタンドバックを取り、そこで試合が終了。判定でオトゴンバートルが勝利。
第3試合 グラップリング Progress 72kg契約 5分2R
〇中原由貴(マッハ道場&MAJESTIC/日本)
×中川晧貴(reliable/日本)
判定2-1
序盤は組み手争いから中原がタックルを仕掛けるが、中川も腰が重くケージを上手く使いながらテイクダウンを許さない。中原は左腕を中川の脇に差して攻めるが、中川もケージ地中央に戻して、組み手争いに移行する。そして中原はダブルレッグを取り行くが、中川も腕を着いて背中を着けずポイントを取らせない、腕十字を狙う動きを見せて1ラウンドが終了。最終ラウンド、中原がダブルレッグを取りに行く、2回目でテイクダウンを成功させ2ポイントを奪う。中原はパスガードを試みハーフまで行くが、中川も守りが固くケージに背を着けてからスタンドへ戻りポイントが入るが、そこで試合終了のゴングがなる。テイクダウンを奪った中原が勝利。
第2試合 MMA フライ級 5分3R
〇久保健太(GSB多治見&ASHURA/日本)
×チョ・ジュンゴン(The Gym Lab/韓国)
判定0-3(27-30、28-29、28-29)
チョが鋭い左ミドル、カーフキック、ハイなど繰り出し、久保もパンチを返すが、チョがパンチをヒットさせ、一瞬久保が崩れる。チョはスイッチを使い、左ハイを見せるなど、積極性があるが、久保も左右のミドルを繰り出す。スタンドの展開が続き、パンチ、インロー、ミドルで攻防を繰り広げ、久保はケージ中央に陣取り、チョがステップを使いながら戦う展開となる。2ラウンドは久保がパンチで前進し、右を当てると、チョは組んでケージに押し込むが、久保はケージ中央に戻してから、逆にチョをケージに押し込むと、そこでケージ際の攻防となる。ケージ中央でスタンドの展開になると、ステップを使うチョに久保はパンチで追うと、チョも左ハイ、パンチを返す。チョが左ハイを出すと、そこに久保も右をカウンターで合わせるなど、スタンドでの攻防が終わらない。久保は途中に左瞼から出血してから2ラウンドが終了。最終ラウンド、スタンドの展開からチョがタックルでテイクダウンを奪い、久保もクローズガードを取るが、チョもグラウンドに拘らず、スタンドに戻る。チョは左膝を入れるが、久保も組み付いてケージに押し込みグラウンドへ持ち込むが、チョもすぐにスタンドへ戻り、打撃の展開となる。久保も前に出てパンチを返すが、手数ではチョが上回り、スイッチで切り替えながら膝蹴りも入れるが、久保もパンチでヒットを取り前に出てから攻めるが、それにチョもシングルレッグで合わせハーフを取るが、久保も足で突き放し、そこでゴングが鳴る。判定に入るとチョが勝利する。
第1試合 グラップリング Progressミドル級 5分2R
〇有松息吹(藤田柔術/日本)
×林源平(和術慧舟會IggyHandsGym/日本)
判定2-0
開始は有松が足を払おうとし、次は組み付くが林もそこは許さずスタンドの展開で組み手争いとなる。有松はケージに押し込み、スタンドバックを取りそうにもなるが、林もバックを取らせず、組み手争いが続くが、有松が組み付き投げでテイクダウンを成功させ2ポイントを奪い、グラウンドで抑え込み、そこで1ラウンドが終了。最終ラウンド、スタンドの組み手争いから有松がケージに押し込むが、林もケージ中央に戻してから組み手争いとなる。有松は右腕を林の脇に入れて崩しを狙うが、林も前に出てからダブルレックを狙い、有松も切ってからアナコンダを取りに行くが浅く、次に林はシンググルレッグを取りに行くが、ポイントに繋がらず、試合が終了。投げでポイントを取った有松が勝利。