2025年11月16日DEEP☆KICK ZERO 25レポート

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■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK ZERO 25
■日時:2025年11月16日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

記事・写真:池田博紀

リングに-60kg王者健真がリングに上がり、過去に上野と対戦した際は判定で勝利しており、次は圧倒的な差を見せてKOするとKO宣言をした。それに対して井上はタイトルマッチに向けて練習して、健真をボコボコにして、どっちが上かを分からせるとコメント。両者は過去2戦しており1勝1敗、3度目の対戦でどちらが勝利するのか、DEEP☆KICK-60kgベルトはどう動くのか楽しみである。

メインイベント DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

〇上野コウキ(直心会)
×津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM)
3R TKO(レフェリーストップ)
※上野がDEEP☆KICK-60kgタイトル挑戦権を獲得する。

開始、上野はミドル、津留はインローを攻める。互いにカーフも蹴るなど蹴りの展開となり、上野がパンチで前に出ても、津留は膝蹴りを返す。徐々に上野が攻勢を強め前進してから圧を掛けるが、津留もステップを使い、カーフを返しながら動く。途中上野が津留をコーナーに詰めるが、そこも津留はエスケープする。2ラウンド、上野は圧を掛け前に出る展開で、津留は動きながらカーフを返す。パンチでは互いにヒットを奪うが、上野は接近戦では膝蹴りも入れる。最終ラウンド、上野はパンチ、ローを入れ、津留もこれまで変わり、前進してから打ち合うが、左ハイがクリーンヒットし、ロープまで吹っ飛んだ津留に、上野が左跳び膝蹴りで飛び込み、津留がダウン。一気に詰めに入る上野がパンチの連打を入れ、再度左ハイでダウンを奪う。立ち上がる津留だが、上野がロープに詰めてからパンチ、左ハイを浴びせ、レフェリーが危険と判断し、試合をストップ。TKOで上野が勝利する。

セミファイナル DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R

△大稚YAMATO(NJKF大和ジム)
△ファーモンコン・タエンバーンサエ(ジョウジム)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)

開始からファーモンコンはロー、大稚はミドルを放つ。蹴りの間合いとなるが、パンチの打ち合いになると大稚が前に出る。ファーモンコンもパンチ、膝へ繋げ、大稚は速いローを返し、スイングの強いパンチを繰り出す。2ラウンド、ファーモンコンは強いミドルを繰り出し、大稚は威力を感じさせるパンチを何発も出し、ローも入れるが、ファーモンコンは強いミドルを放つ。最終ラウンド、大稚はパンチ、ローで前進して圧を掛けるが、ファーモンコンはミドルを返し、クリンチも上手に使うなど巧みさを感じさせ、膝蹴りも入れる。それでも大稚は終始圧を掛け続け、パンチ、膝蹴りで攻める。判定はドローとなる。

第4試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R

×嘉武士(健心塾)
〇聡一郎(道化倶楽部)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始は嘉武士がインロー、総一郎もロー、ミドルを返し、互いに距離を取るが、パンチに打ちが徐々に増え、嘉武士のパンチがヒットしダウンを奪う。嘉武士も詰めに来るが、聡一朗も打ち合いに応じ、右をクリーンヒットさせ嘉武士がダウン。ダメージが大きくレフェリーが試合させ、TKOで総一郎が勝利する。

第3試合 DEEP☆KICK-70kg契約 3分3R

△GUN(BKジム)
△迫飛河(FASCINATE FIGHT TEAM)
判定0-1(28-28、27-28、28-28)

迫がミドル、ローなど長いリーチを活かした攻めを見せる。ハイも繰り出すが、GUNも空振りさせるが、迫は顔面前蹴りを浴びせ、パンチ、ハイを繰り出し、パンチでGUNからダウンを奪う。迫は跳び膝蹴りを繰り出し、攻めるがGUNもパンチを打ち返し、前蹴りも浴びせてから、GUNが前に出るなどダメージを感じさせない動きを見せる。2ラウンド、GUNはパンチ、ローで攻めてから前に出るなど盛り返しを見せる。迫もスピン系をフェイントに使いハイを繰り出すが、GUNもヒットさせないが、迫は手数を打ち返す。このラウンドはGUNが優勢。最終ラウンド、迫が前に出てからパンチで攻めると、GUNも打ち合いに応じローを返し、パンチを入れる。迫もパンチ、前蹴りを繰り出すなど、互いに打ち合いとなり、GUNが前に出る。判定はドローとなる。

第2試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R

〇和斗(NJKF大和ジム)
×小路督也(BLOW GYM)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)

序盤は蹴り合いとなり、和斗はミドル、カーフ、小路もカーフ蹴る。和斗は圧を掛けながら、パンチも織り交ぜるが、小路もステップを使いながら応戦するが、パンチの打ち合いに移ると、和斗が左からのフォローの右をヒットさせ小路からダウンを奪う。2ラウンド、和斗がパンチで積極的に前に出てから攻め、小路もパンチを返し、カーフを蹴る。小路はパンチをヒット奪うが、和斗も強いパンチを打ち返すなど打ち合いを展開する。最終ラウンド、小路はインロー、カーフで削るが、和斗はパンチの連打で前に出る姿勢を崩さず、小路もバックハンドブローをヒットさせ、互いにパンチの打ち合いを繰り広げるなど、勝ちに行く姿勢を互いに見せる。ラストはパンチの乱打戦となる。判定はダウンを奪った和斗が勝利する。

第1試合 DEEP☆KICK-47kg契約 2分3R

×山﨑愛琉(TEAM TEPPEN)
〇奥村幸美(OISHI GYM)
判定0-3(28-29、28-30、28-29)

開始、奥村が山﨑をコーナーに詰めてパンチで捲し立てる。山﨑も下がりながらパンチを返し、接近戦では膝を入れ、ミドルも返すなどステップを使いながら応戦する。だが、奥村は前進ファイトで攻め、パンチで前に出る。2ラウンド、奥村は変わらず前に出るが、山﨑も膝蹴りを入れ、パンチで応戦し、膝を何度も浴びせる。それでも奥村は前に出るが、山﨑は足を止めずに動きながら対応する。最終ラウンド、奥村は右ミドルからパンチで前に出てから攻め、バックスピンキックも繰り出すなど勢いに乗っている。山﨑も打ち返すが、全体的に後退をさせられており、奥村の攻勢に印象が残る。判定は奥村が勝利する。

NEXT☆LEVEL提供試合

オープニングファイト第4試合 -55kg契約 1分30秒2R

〇大前愛虎(TEPPEN GYM 大阪)
×平岡一輝(健慎会)
判定3-0(20-18、20-17、20-18)

互いに距離を詰めてから打ち合となり、平岡が前に出るが、そこに大前がパンチを合わせてからダウンを奪う。立ち上がる平岡は退かずに打ち合いの姿勢を見せ、打ち合ってから1ラウンド終了。最終ラウンド、パンチ、ミドルで打ち合いとなり、ショートレンジからパンチ、膝蹴りなど手数を止めない打ち合いを見せる。判定はダウンを奪った大前が勝利する。

オープニングファイト第3試合 -47kg契約 1分30秒2R

〇三宅湊士(Determination)
×森岡統輝(LoTgym)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

三宅がリング中央で構え、一気に距離を詰めて、森岡をコーナーに詰めてからパンチを浴びせる。森岡もパンチ、膝を返すが、三宅が優勢。最終ラウンド、三宅が詰めるが、森岡もパンチを打ち返す。三宅はパンチ、ミドルを浴びせ、ロープ詰めたらパンチのラッシュを見せる。全体的に三宅が優勢で、判定で三宅が勝利する。

オープニングファイト第2試合 -45kg契約 1分30秒2R

×田村旭(BKジム)
〇龍成(月心会チーム侍)
判定0-3(19-20、18-20、19-20)

真正面からの打ち合いとなり、パンチ、ロー、膝を見せて互いに退かない展開となるが、若干、岸田の前に出る姿勢が印象に残る。最終ラウンド、同じく打ち合いとなるが、田村も前に出るが、岸田は打ち合いを挑み、互いに手数を止めない。判定で岸田が勝利する。

オープニングファイト第1試合 -65kg契約 1分30秒2R

〇川崎陽平(INFINITY KICK BOXING GYM)
×古澤裕樹(LoTgym)
2R TKO(レフェリーストップ)

開始から互いに前に出ながらパンチで打ち合いとなり、ショートレンジで展開する。だが、徐々に川崎が古澤をロープに詰めてパンチを浴びせるなど、川崎が優勢。最終ラウンド、古澤が前に出るが、川崎も打ち返し、パンチで打ち合いとなるが、川崎がヒットを奪い、古澤は鼻から出血するなど、川崎優勢が分かる。レフェリーがスタンディングダウンを奪い、そのまま試合をストップ。TKOで川崎が勝利する。

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