2023年6月11日BODYMAKERpresents GLADIATOR 022 in OSAKAレポート

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■主催:GLADIATOR事務局
■名称:BODYMAKERpresents GLADIATOR 022 in OSAKA
■日時:2023年6月11日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25

空位となっているGLADIATORフェザー級王座の準決勝に河名、チハヤフルの2名の日本人選手が出場したが、両名ともパン、ダギースレンと言った強豪外国人選手に敗れ、ここでフェザー級のベルトが海外に流れる事が確定した。
GLADIATORバンタム級GP1回戦は竹本が得意のグラウンドで一本勝ちを収め、タイトルホルダーである神田はダイレクトリマッチとなるテムーレンへ前回の敗戦の雪辱を晴らす為にベルトを懸けて挑んだが、スプリット判定で敗れた。勝利者インタビューでパンがコメントした通りに、これらもGLADIATORが公平な判定をした結果であり、一部の団体では日本人やホームの選手に対して、公平ではない判定を行う例があるが、これらを行わないGLADIATORは競技としてのMMAを行っていると言えるだろう。
また、ライト級暫定王者である佐々木がキ・ウォンビンのベルト返上に伴い、正規王者となり、自身のキャリアの半数が対外国人選手であり、GLADIATOR王者の強さを見せる為に防衛戦で海外選手と戦いたいと国際戦を希望した。GLADIATORでは強豪外国人選手とGLADIATORトップクラスが凌ぎを削っており、これらの相乗効果でMMA界全体の底上げに繋がる事に期待したい。

第21試合 GLADIATOR64kg契約 5分2R

×今村豊(POLARGYM OSAKA/宇留野道場)
〇フェルナンド(SMOKER GYM/PITBULL BROTHERS)
1R一本勝ち(腕十字)

互いにパンチ、ローで攻め合うが、今村がフックの連打を見せると、フェルナンドは組んでから足を刈り、グラウンドへ持ち込むとサイドを奪い、肘、鉄槌をコツコツと浴びせ、十字を狙い、スタンドへ戻る今村へフェルナンドはバックで喰らい付き、再度グランドでもバックをキープしながらパウンドを入れ、4の字フックでガッチリと組み続いて腕十字へと移行し、一本を取る。卓越したグラウンドスキルでフェルナンドが勝利。

第20試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

×秋田良隆(KINGGYM KOBE)
〇田中壱季(ENCOUNTER)
2R一本勝ち(三角締め)

田中が左ミドル、秋田は右ローを返す。秋田がパンチから前に出て組んで来るが、ケージでの攻防となり、秋田がグラウンドへ持ち込むが、田中もすぐに立ち上がり、再度ケージでの攻防となる。ブレイクが入り、ケージ中央で再開となると田中がパンチで前に出ると、秋田もパンチを返し、ケージでの攻防となる。秋田はテイクダウンを狙うが、田中もバックエルボーを返し、秋田がバックを取りグラウンドへ持ち込むが、田中がトップを取ったところで1ラウンド終了となる。最終ラウンドは田中が左ミドルからパンチで出るが、秋田が組んでからケージの攻防になると田中はボディへ膝蹴りを入れ、足を踏みつける。秋田がテイクダウンでグラウンドになりトップを奪うが、田中が下から三角、腕十字を狙い秋田も耐えるが、田中が極め、一本勝ちを収める。

第19試合 GLADIATORフライ級 5分2R

〇古賀珠楠(総合格闘技スタジオSTYLE)
×廣瀬裕斗(Hida Training Lab)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

打撃の距離で、古賀が速いパンチを見せ、廣瀬はローも織り交ぜた攻撃を見せステップで動いて攻める。廣瀬が組んで来るが、古賀もケージに押し込んでから、足を刈りテイクダウンを奪ってから、ハーフを取り鉄槌を入れると、廣瀬もスタンドへ戻し、右ハイを見せるが、それは古賀も避け、パンチで廣瀬からヒットを奪う。廣瀬も切れ味のある右ハイを繰り出すが、古賀はパンチを打ち返す。廣瀬が前に出ても、古賀はステップを使い、パンチを放ち組んで来る廣瀬を投げでテイクダウンを奪ったところで1ラウンドが終了。最終ラウンド、廣瀬は左ローを見せるが、古賀もパンチを返しヒットを奪う。廣瀬がタックルを仕掛けても切ってから、スタンドへ戻しケージ中央の打ち合いでは、古賀がパンチでヒットを奪い、ケージ際でも組んでから足を刈ってから、トップ、マウント、バックと有利なポジションを奪うが、廣瀬もスタンドへ戻すと、右ストレート、右ハイ、右ローを繰り出す。古賀もパンチを返し、ケージ中央で打ち合いを展開するが、古賀が組んでからグランドへ持ち込むと、パウンドを入れ、廣瀬がスタンドへ戻しハイを繰り出し、ケージでの攻防で試合が終了。試合全般を有利に進めた古賀が勝利。

第18試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

〇桑本征希(SMOKER GYM)
×天草ストロンガー四郎(ソフトコンタクト)
2R TKO(レフェリーストップ)

互いにパンチから、天草はロー、桑本はハイを放ち。思いっ切りの良い打撃を見せる。桑本のサイドキックを掴み天草がテイクダウンからハーフを取り、鉄槌を入れバックを奪い、桑本も強引に立つが、そこで天草がテイクダウンを再度奪う。ハーフを取り天草はパウンド、バックを取るが、桑本もバックエルボーを返し、スタンドに戻ろうとするが、天草は執拗に組みの攻防に持ち込み、タックルを仕掛けるが、桑本も切り替えし打撃になるとパンチ、膝蹴りを放ち、パンチで前に出る桑本へ天草はタックルを仕掛け、テイクダウンを奪いハーフをキープしてからパウンドで削りそこで1ラウンド終了。最終ラウンドは桑本が左ハイ、左ロー、ストレートなど強打で攻める。天草もジャブ、ミドルを返し桑本のパンチに片足タックルを合わせるが、桑本は外して右ハイで態勢が崩れた天草へハーフ、サイドからパウンド、肘の連打を浴びせ、レフェリーが試合をストップ。TKOで桑本が勝利。

第17試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

〇藤原克也(SMOKER GYM)
×別所竜弥(NESTFIT MMA)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始、パンチの打ち合いから別所が組むが、藤原はケージ中央に戻すと打撃戦となり、藤原は右ローを別所がパンチを浴びせ、崩れた藤原をケージへ押し込み、パンチを入れ、グラウンドになると藤原がトップを取るが、別所もすぐスタンドへ戻る。藤原が左フック、右ストレートを見せ、パンチの打ち合いになり、別所が崩れ、グラウンドになると藤原がトップ、バックからパウンド、ラストはマウントからパウンドを浴びせ続け、レフェリーが試合をストップ。TKOで藤原が勝利。

第16試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

〇ハンセン玲雄(総合格闘技道場reliable)
×徳野一心一馬(U.B.F/第4代WARDOGフェザー級王者)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始、ハンセンが左ミドルを見せ、徳野がパンチを出すと、再度ハンセンが左ミドルを放ち、前に出る徳野にパンチをヒット、崩れた徳野にパンチで攻め、ハンセンはケージを背にした徳野へパンチのラッシュ、徳野が崩れたところに追撃のパウンドを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。TKOでハンセンが勝利。

第15試合 GLADIATORバンタム級GP1回戦・バンタム級タイトルマッチ 5分3R

第15試合 GLADIATORバンタム級GP1回戦・バンタム級タイトルマッチ 5分3R
×神田T-800周一(パラエストラ広島/第6代GLADIATORバンタム級王者)
〇テムーレン・アルギルマー(Shiqen Beelii/モンゴル)
判定1-2(27-29、28-28、27-29)
※マスト判定は神田。
※テムーレンがGLADIATORバンタム級GP準決勝へ進出。

スタンド展開となり、テムーレンは右ローを放つが、神田も左ハイを見せる。テムーレンが左を伸ばして攻めるが、神田もそれは避ける。神田はハイ、ローで攻め、パンチでは互いにクリーンヒットを許さない。ケージの攻防でテムーレンは膝蹴りを入れるが、神田はバックキックを見せタックルを仕掛けるが、逆にテムーレンが三角締めを狙い、神田は外してからトップを奪うが、テムーレンは切り替えしてスタンドへ戻る。テムーレンは右フックを見せ、神田はステップを使いながらパンチの打ち合いに応じ、神田はローも浴びせる。組み合いでは互いに膝蹴りを見せ、テムーレンが片足タックルを仕掛け、グラウンドへ持ち込むが、そこで1ラウンド終了のゴングが鳴る。2ラウンド、テムーレンはスイッチするが、神田はロー、カーフで削る。テムーレンもパンチで前に出るが、神田も組むとテムーレンはボディロックからグラウンドへ持ち込み、サイド、バックを奪いパウンドを入れて来る。神田もハーフを取り返し、スタンドへ戻るテムーレンに組み付き、バックを奪うが、テムーレンも正対し、スタンドに戻る。神田も左ハイ、バックハンドブロー、パンチから組み付く展開、ミドルを入れ、組み付くがテムーレンがトップを取りパウンドを入れて2ラウンドが終了。最終ラウンド、スタンドの打撃から、神田が片足タックルから組み付き、バックを取り、ハーフ、サイドに移るとテムーレンが回転して逃れるが、その際に足でケージを掴んでおり、イエローカードで減点1が与えられる。スタンドから再開し、互いにパンチ、ローで攻めるが、神田は左ハイを浅くだがヒットさせる。テムーレンはパンチで出るが、神田も打ち返し、タックルを仕掛けるが、テムーレンがサイドを奪い、バックを取るが、神田もサイドへ返し、スタンドへ戻ろうとするテムーレンへタックルを取りに行くが、テムーレンもサイドを奪い、そこで試合終了のゴングが鳴る。スプリット判定でテムーレンが勝利し、ベルトを獲得する。

第14試合 GLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R

×河名マスト(ロータス世田谷)
〇パン・ジェヒョク(KOREAN TOP TEAM/韓国)
判定1-2(28-29、29-28、28-29)

互いにパンチを見せるが、河名が片足タックルを試みるが、パンはバネがあり、フィジカルで耐える。パンは強いパンチで攻め、川名がボディロックからテイクダウン奪い、バックを奪うが、パンはスタンドへ戻り、ケージで正対してから組みの攻防となる。河名はスタンドで肘も見せ、パンチで互いに攻める。パンが弓を射るポーズからストレートを伸ばしてくるなど、スタンドの打撃戦の展開となる。河名はフックから飛び込んで組むが、パンは打撃戦で組みに付き合わない。河名がテイクダウンを奪っても、パンはすぐにスタンドへ戻るなど、そのフィジカルの強さを見せて1ラウンドが終了。2ラウンドは互いにジャブで突き合いながら、河名は打撃で出ながら、片足タックルを仕掛けるが、パンはテイクダウンを許さないなど、フィジカルの強さで耐える。パンが右ストレートなど見せるが、河名も左フックを返す。ケージ中央でパンチの打ち合うとなるが、パンはロー、バックハンドブローも浴びせ、河名はパンチを出しながら前に出てから組むが、パンは組み合いに付き合わず、スタンドの打撃戦など自分の自信があるフィールドに持ち込むなど、2ラウンドはスタンドの打撃戦となる。最終ラウンドはパンが左ボディストレートで入り、河名もパンチ、右ローを返す。パンの身体が流れ態勢が崩れてから、河名は組むが、パンはスタンド勝負に戻す。パンは口から出血しているが、打撃戦は変わらず、互いにパンチが交差する。河名は組む場面があるが、パンのフィジカルでテイクダウンへ繋げず、打撃戦で攻め、ステップを使いながらケージを使う。ジェヒョクの2段蹴りから河名が組んでからグラウンドへ持ち込むが、パンはスタンドへ戻し、片足タックル、グラウンドとなるが、そこから展開を作れず、河名も鉄槌で叩き、スタンドに戻し、組んでくるパンに膝蹴りを入れ、互いにラストはパンチで打ち合い、その中で河名はミドルも入れる打ち合いの打撃戦を見せる。スプリット判定でパンが勝利。

第13試合 GLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R

第13試合 GLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
×チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)
〇ダギースレン・チャグナードルジ(Shandas Devjeeモンゴル/MGL-1フェザー級王者)
※チャグナードルジがGLADIATORフェザー級王座決定トーナメント決勝へ進出。

互いに思いっ切りの良い打撃を見せる。チハヤフルが左ミドルを入れるが、ダギースレンもスーパーマンパンチ、右ボディストレートなどを見せ、ダギースレンは打撃で前に出る。チハヤフルはケージをステップで使いながら、前に出るダギースレンにタックルを仕掛け、ケージでの攻防から投げで、グラウンドへ持ち込むが、ダギースレンも腰が重く、トップを奪い、チハヤフルもクローズガードからガッチリと組んでから守りを固め、腕十字を狙うが、ダギースレンはスタンドへ戻り、グラウンド状態のチハヤフルへローを入れ、そこで1ラウンド終了。チハヤフルが左ミドル、そこから組んでからテイクダウンを奪い、マウントを取り、返そうとするダギースレンにバックを取るなど、チハヤフルがグラウンドで有利だが、ダギースレンも体幹が強く、トップを奪い返すと、チハヤフルも下から腕十字を仕掛け、互いに鉄槌を入れるところで2ラウンド終了。最終ラウンドはミドル、オーバーハンドのパンチでチハヤフルも攻め、ケージをステップで使いながら、片足タックルを仕掛けるが、ダギースレンは耐えてパンチで返し、互いにスタンドの打撃戦となる。ダギースレンは右を多用し、チハヤフルは片足タックルで仕掛けるが、グラウンドでダギースレンはバックを奪い、スリーパーホールドを狙うが、チハヤフルは正対に戻し、パスガードでマウントを奪い、パウンドで攻め、バックも奪うが、ダギースレンもトップを取り返し、バックからスリーパーホールドを狙い、最後まで分からないグラウンドの攻防を見せて、そこで試合終了のゴング。スプリット判定でダギースレンが勝利。

第12試合 GLADIATORバンタム級GP1回戦 5分3R

〇竹本啓哉(ALIVE)
×ジェイソン・マルガリョ(DYincredible Fighting and Fitness Center/フィリピン)
1R一本勝ち(横三角締め)
※竹本がGLADIATORバンタム級GP準決勝へ進出。

1ラウンドは竹本がバックハンドブローを繰り出し、マルガリョもパンチを見せるが、竹本は片足タックル、耐えるマルガリョに対して、ボディロックから投げでテイクダウンを奪う。竹本はハーフからアームバーを狙い、マルガリョも返そうとするが、竹本は腕十字を取りに行き腕が伸びるが、マルガリョも耐えると、竹本は鉄槌を入れ、反転で逃れる様とするマルガリョへアームロック、横三角で攻めるとマルガリョがタップ。竹本の変幻自在なグランドの攻めで勝利。

第11試合 PROGRESSフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝 5分2R

〇森戸新士(LEOS JIU JITSU ACADEMY/藤田柔術)
×網藤雄太(SPARK)
判定4-3
※森戸がPROGRESSフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定トーナメント決勝へ進出。

スタンドの争いから、森戸が片足タックルで網藤からテイクダウンを奪い、網藤もスタンドへ戻るが、森戸が再度テイクダウンを奪うなど、2ポイントが森戸に入る。網藤スタンドになっても森戸はバックを奪い、グラウンドに持ち込むと、バック、マウントと有利なポジションを奪い、腕十字を仕掛けるが、網藤も外してスタンドへ戻り、網藤に1ポイントが入る。スタンドでは組み手争いになるが、森戸はギロチンチョークを狙い、続いて片足タックルでテイクダウンを奪い森戸に2ポイントが入り、網藤も下から三角を狙うが、森戸は外してマウントを奪い、三角を狙い網藤も返すが、森戸がトップを返してから1ラウンドが終了。最終ラウンド、網藤がケージ際で片足タックルを仕掛けるが、森戸もスタンドへ素早く戻る。スタンド争いになり、森戸が片足タックルを仕掛けるが、網藤もそれを潰すなど、拮抗した争いとなる、森戸は執拗に片足タックルを仕掛けるが、網藤は再度、潰すなど、テイクダウンを許さない。スタンドの攻防戦となり、残り僅かで網藤が片足タックルテイクダウンを成功さると、森戸も下から三角、足を狙い、そこで試合が終了。判定で森戸が勝利。

第10試合 PROGRESSフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝 5分2R

〇世羅智茂(CARPE DIEM)
×加賀谷庸一朗(創道塾)
2R一本勝ち(肩固め)
※世羅がPROGRESSフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定トーナメント決勝へ進出。

スタンドの攻防となり、加賀谷が足払いも見せるが、世羅も躱してから手四つで組みに行く。加賀谷もアームドラックでグラウンドに持ち込むが、世羅もすかさずスタンドへ戻る。組み手争いになるが、世羅が首投げを仕掛けるが、加賀谷がトップ取り、2ポイントが入る。世羅も下から足を取りに行くが、加賀谷は距離を取り、シッティングガードの世羅に飛び込んでからパスガードに行くが、世羅はノースサウスで抑え込み、2ポイントが入る。サイドに移り、腕十字を狙うが加賀谷も防ぎ、続いて世羅はバックを奪い2ポイントを奪い、そこで1ラウンド終了となる。最終ラウンドは世羅が片足タックルからテイクダウンを成功させ、2ポイントを奪う。加賀谷もラバーガードを取るが、世羅はサイドを奪い、加賀谷もブリッジで返そうとするが、世羅はそれを許さず、続いて肩固めで攻め、加賀谷がタップ。一本勝ちで世羅が勝利。

第9試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

〇溝口司(矢田道場)
×江田塾長こうすけ(MIBURO)
1R TKO(レフェリーストップ)

江田が軽い右ローを繰り出すと、溝口は鋭いパンチを見せる。江田がタックルを仕掛けても、溝口は切ってから、スタンド勝負を仕掛け、スイッチをして構えを変えながら圧を掛けてから江田にケージを背負わせ、左ハイも見せる。ケージ中央に移ると、江田が中央に構え、溝口がサークリングしながら、右アッパーを含めてパンチで攻め、切れ味のある左ハイを見せるなど、溝口が高い打撃能力を見せる。江田も溝口の右に合わせて片足タックルを仕掛けるが、溝口は切ってからグラウンド展開に持ち込ませず、右ローを何度も浴びせ、ガードを下げるなど挑発もする余裕もある。江田も右の連打を見せるが、溝口はバックステップで躱し、こいこいと手で招くなど、スタンドの自信を見せる。江田も片足タックルでグラウンドへ持ち込みに成功するが、溝口も足で蹴ってから距離を作り、すかさずスタンドへ戻る。スタンドでは互いに牽制で様子を見てから、溝口が左ハイを繰り出しても、それは江田もブロック。パンチの打ち合いになると、江田の右がヒットし、溝口の腰が落ちるが、溝口も打ち返してから、逆にパンチでクリーンヒットを奪い、マットに倒れる江田にパウンドで追撃し、レフェリーが試合をストップ。TKOで溝口が勝利。

第8試合 GLADIATORフライ級 5分2R

〇江木伸成(藤田柔術/LEOS JIUJITSU ACADEMY)
×空(TOP KING)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

開始に空がパンチを見せると、江木も左ミドルを返す。空が右フック、左ミドルで前に出るが、江木は蹴り足を掴んでからグラウンドへ持ち込み、ヒールホールドを狙ってくる。空もパウンドなどを入れて反撃したいが、江木がガッチリと態勢を作っており、極めさせない様に抵抗し、江木がバックを取ると、空もトップを取り返しパウンドを浴びせる。しかし、江木もヒールホールド狙いは変えず、そこで1ラウンド終了のゴングが鳴る。最終ラウンドは互いにミドルを見せ、江木がハイ、サイドキックを放つが、距離を互いに取っており、ヒットには繋がらないが、江木が左ミドルを出すと、空も左ローを見せると、江木は蹴り足を掴んでからグラウンド展開から1ラウンドと同じくヒールで足を狙っていく、空もパウンドを入れるが、江木はヒールを諦めない。ラストは互いに足にパウンドを浴びせ、江木はヒールを狙い続けて試合終了。グラウンド展開有利に進めた江木が判定で勝利。

第7試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

×木村総一郎(パラエストラ加古川)
〇藤岡陸(GSB多治見)
判定1-2(19-19、19-19、19-19)
※マスト判定で藤岡。

互いにスタンドでパンチを見せるが、木村は左インローも入れて来る。木村がテイクダウンを取り、トップを奪いハーフ、ノースサウスなどからアームロックを狙うが、藤岡もスタンドへ戻り正対に対峙すると互いに膝蹴りをボディへ入れる。スタンドの打撃では互いにフルスイングのパンチを見せ、片足タックルを狙うが、両者共テイクダウンを奪えない。最終ラウンドは打撃の攻防では、パンチでヒットを互いに奪い、木村がフックを打ってから組みの攻防となる。グラウンドでは藤岡がトップを取り、パウンドを入れ、バックも奪うが、木村もスタンドへ戻り、打撃戦になると、藤岡がパンチで攻めるが、木村も強い右を返し、タックルを仕掛けるが、藤岡は組みの攻防をせずに、パンチ、ミドルで攻め手数で有利。木村もパンチを返し、テイクダウンを狙いタックルを仕掛けるが、藤岡は打撃戦に持ち込み、打ち合いで有利。判定はマスト判定で藤岡が勝利。

第6試合 GLADIATORライト級 5分2R

×後藤丈季(京都 政拳会)
〇水野翔(総合格闘技スタジオSTYLE)
判定1-2(19-19、19-19、20-18)
※マスト判定で水野。

開始は後藤が右アッパーを入れるが、水野はタックルで喰らい付くが、後藤も腰が重く、テイクダウンを許さず、スタンドの組みから踏みつけ、膝蹴りを水野の太ももに入れる。水野は後藤の腕を取ってからアームロックを取ろうとするが、態勢が不十分で極めまで持って行けないが、続いてタックルに入りテイクダウンを取りパウンドを入れると、後藤はケージを使ってスタンドに戻るが、ラストでは水野がマウント、ガードポジションのトップからパウンドを入れ、続いて足を極めに入ろうとしたところで1ラウンド終了のゴングが鳴る。最終ラウンドは後藤が思いっ切りの良い打撃を見せるが、組みの攻防となると、スタンド状態で水野はアームロックを取ろうとするが、1ラウンドと同じく態勢が不十分、後藤がグラウンドでマウントを取るが、水野はマウントを返してから、片足タックルで組み付きテイクダウンを取ると、ハーフガード、サイド、ノースサウスなどからアームロックを狙うが後藤も極めさせず、ラストはトップを奪い返し、パウンドを浴びせるなど、最後まで分からない攻防をする。判定はマスト判定で水野が勝利。

第5試合 GLADIATORライト級 5分2R

〇八木敬志(猛者連本部)
×直島弘昌(修斗GYM神戸)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

スタンドの打ち合いから、八木が詰めて膝蹴りからケージでの攻防となり、グラウンドに移ると直島がマウントを奪うが、八木もブリッジで返して、ハーフガードを奪い返す。八木は続いてバックを取り4の字フックでガッシリと組むなど、有利なポジションを奪うが、直島もラストでガードポジションのトップを奪い返したところで1ラウンド終了のゴングが鳴る。最終ラウンドは互いに打撃を見せてから、八木がタックルで組み付き、ケージでの攻防に持ち込み、グラウンドに移るとバックを奪い、パウンドを細かく入れる。直島もポジションを奪い返し、両者がスタンドに戻ると八木がパンチ、膝蹴りで攻めるが、八木が膝蹴りを蹴った際にマットに背を着いてしまい、直島がパウンドを打とうとしたところで試合終了のゴング。グラウンド全般を試合した八木が判定で勝利。

第4試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

〇吉田開威(空手道剛柔流 朋武館)
×安枝匠(格闘技 吉田道場)
1R TKO(レフェリーストップ)

吉田は切れ味のある右ローを見せ、ボディへのパンチでも鋭さを感じさせる。安枝は打撃から組みを仕掛けようとするが、吉田はそれを許さず、ステップ等を駆使して組みの攻防の持ち込みさせない。吉田が右ロー、バックキックを繰り出すなど、打撃面で優位に立ち、安枝のタックルもステップで躱し、パンチを浴びせる。安枝も片足タックルで組み付くが、吉田も切ってからスタンドへ戻るなどスタンド勝負以外する気がなく、ダイレクトに左ストレートを放ち、安枝をケージに詰めてから、パンチを浴びせ、組みたい安枝のタックルを切り、左ハイ、前蹴り、バックキックなど完全に打撃のペースを握っている。安枝がタックルで組み付く場面があるが、吉田は切りながら鉄槌をコツコツと入れ、スタンドに戻るとケージに詰めてから安枝に膝蹴りを入れ、パンチを浴びせるとレフェリーが試合をストップ。吉田が抜群の打撃力を見せTKO勝利。

第3試合 GLADIATORストロー級 5分2R

×田中優樹(総合格闘技道場Reliable)
〇武尊(UBF福岡)
1R一本勝ち(ギロチンチョーク)

互いにローを放ちつつ出方を互いに見るが、武尊が右ミドルを入れ、その後も打撃で先制し合うが、距離が遠いので互いにヒットを繋がらないが、武尊は打撃で前に出る印象を取りつつ、パンチで前に出てからケージ際で組みの攻防となり、武尊が首投げを試みるが、田中も正対して組むと、武尊は組んでからの膝蹴りをボディへ浴びせ、田中が蹴り足を掴むと、武尊はギロチンチョークへ切り替えてから引き込みでグラウンドへ持ち込みギロチンチョークを極め、田中がタップ。武尊が一本勝ちを収める。

第2試合 オープニングファイト フライ級 5分1R

〇MASATERU(矢田道場)
×塩谷尚也(N★TRUST)
1R TKO(レフェリーストップ)

打撃で塩谷がパンチを見せて牽制し、MASATERUが軽くローを見せるが、MASATERUは左ミドルを浴びせ、続いてパンチを放ち左がクリーンヒット、塩谷がマットに崩れMASATERUは容赦ない追撃のパウンドを浴びせレフェリーが試合をストップ。TKOでMASATERUが快勝を収める。

第1試合 オープニングファイト フェザー級 5分1R

〇野口蒼太(SMOKER GYM)
×西村剛(総合格闘技道場コブラ会)
判定3-0(10-9、10-9、10-9)

開始、西村が右ローからタックルを仕掛けるが、野口もタックルを切りると西村が執拗に喰らい付き、ケージ際の攻防に移る。西村が投げようとするが、態勢が不十分で、グラウンドでは、野口がガードポジションのトップを取ると、西村はクローズガードから野口の頭を抱えるが、野口も鉄槌を落とし、西村が下から展開を作れず、野口が肘、パウンドをコツコツと入れてからポイントを確実に奪う。判定で野口が勝利。

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