■主催:DEEP☆KICK実行委員会
■名称:DEEP☆KICK 58
■日時:2021年11月28日(日)
■会場:テクスピア大阪
■住所:大阪府泉大津市旭町22-45
メインイベントは王者である藪中をTKOで下した稲井は、勝利者インタビューにて対戦相手の藪中に感謝の言葉を述べ、来年はRISEのベルトも目指すと2冠制覇を宣言。DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝を制した麻太郎は2連敗しており、プレッシャーもあったが、勝てて良かった。応援してくれている皆のおかげで勝てた。これで3回目だが、次で宮崎に勝利しベルトを取ったらRISEに上がらせて欲しいと自身をアピール。
DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメントにてFUJIMON♡と対戦が決定している翔磨がリングに上がり、前回がドローで終わっているので、倒したいと述べ、長谷川は館長がDEEP☆KICKのベルトを持っていたので、それを取りに行きたいと意気込みを語った。
DEEP☆KICK初参戦の大前は勝利者インタビューで普段は理学療法士として働いており、身体の使い方を勉強しており、それらで自身をどこまで高められるか挑戦しており、もう一つは格闘技のイメージを良くしたい。2つの目標を持っており、それを成し遂げたいと自身の夢をファンの前で語った。
メインイベント DEEP☆KICK-70kgタイトルマッチ 3分3R
×籔中謙佑(KUMAGYM)
〇稲井良弥(TARGET)
1R TKO(レフェリーストップ)
※稲井が-70kg第4代王者
1ラウンド開始から、稲井はローで攻め籔中はドッシリと構えるが、稲井が左フックをクリーンヒットさせグラつく籔中に右ハイを繰り出しラッシュで攻めると籔中がダウン。立ち上がる籔中に最後の詰めに入った稲井が籔中にロープを背負わせてから、パンチのラッシュで攻め立てると籔中がダウン。レフェリーストップが試合をストップ。稲井がTKOで勝利しベルトを獲得した。
セミファイナル DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R
〇麻太郎(NJKF健心塾)
×村上真基(ROYAL KINGS)
2R TKO(レフェリーストップ)
※麻太郎が-57.5kg次期挑戦者に決定
1ラウンドは麻太郎が長いリーチを活かした、ロー、ミドル、前蹴りと使い接近戦では口伝から膝蹴りを入れる。村上も中に入ろうするが、パンチの打ち合いになると麻太郎がヒットを奪い、レフェリーがスタンディングダウンを取り、試合続行となるが1ラウンドが終了。2ラウンドでは村上はローで攻めるが、勝敗は一瞬で麻太郎が右飛び膝蹴りを浴びせると村上はダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。麻太郎がTKO勝利。
第5試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
×駿(FASCINATE FIGHT TEAM)
〇大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
判定0-3(28-30、28-30、29-30)
1ラウンドの立ち上がりは、大前はガードを高く構え、前蹴り、ローと蹴り主体で攻め、駿はパンチで攻める。駿がクリンチで口頭注意が与えられる。序盤は互角の展開となる。2ラウンドでは大前がクリンチで口頭注意。駿はイエローカードが与えられる。試合展開は大前が駿をコーナー、ロープに詰めると両者の額が密着するぐらいのショートレンジなると大前がパンチで攻めるなど、大前が圧を掛ける。駿もパンチを打ち返すが、このラウンドは大前が優勢。3ラウンドでは大前は前に出てから、駿をコーナーに詰めるとパンチを浴びせる。駿もパンチを打ち返すが、手数では大前が有利で、終盤では膝蹴りもボディへ浴びせる。判定で大前が勝利した。
第4試合 DEEP☆KICK-55kgランキング戦 3分3R 延長1R
×KING龍蔵(ROYAL KINGS)
〇長谷川英翔(誠剛館)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)延長0-3(9-10、9-10、9-10)
※長谷川がDEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント出場権を獲得
1ラウンドから長谷川はスピードを活かした攻めを見せるが、KING龍蔵もリング中央にドッシリと構えてから攻める。長谷川はサークリングしながら攻め、KING龍蔵も返す展開。2ラウンドでも長谷川はステップワークを駆使し、早い手数と接近戦から膝蹴りを入れると、KING龍蔵も圧を掛けながら、ボディブローを織り交ぜながらパンチを返す。長谷川のクリンチが多く口頭注意が与えられる。3ラウンドも長谷川はステップワークを使うが、KING龍蔵は前に出るが、ローブローが入り回復のインターバルが取られる。長谷川はパンチ、膝蹴りを使うが、クリンチでイエローカードが与えられる。KING龍蔵はボディブローを入れながら、パンチで攻める。途中、再度KING龍蔵にローブローが入り回復のインターバルとなる。判定はドローで延長戦へ。両者、真っ向からパンチで打ち合うが、長谷川は膝蹴りも入れながら打ち合う。互いに消耗しているが、打ち合いの手数を止めない。判定では長谷川が勝利。ランキング戦を制し、DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント出場権を獲得した。
第3試合 DEEP☆KICK-66kg契約 3分3R
△竹市一樹(MA二刃会)
△MASAKI(多田ジム)
判定0-1(29-29、29-30、29-29)
1ラウンドは互いにパンチ、ミドル、ローで展開し削り合う。2ラウンドも互いにリング中央で打ち合いを展開し、互角なヒット数を奪い合う。3ラウンドも同じく互いにヒットを奪い、一進一退で互角の展開。ジャッジの一人はMASAKIを支持したが、残りはドロー。引き分けとなる。
第2試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
〇濱田祐生(山口道場)
×嶋秀太(NJKF田頭道場)
※嶋の反則負け、濱田の勝利
序盤は様子見なのか、濱田はロー、嶋はパンチと攻めるが決定打は無し。2ラウンドでは濱田はパンチ、ローで攻めると、嶋はパンチ、前蹴りを使うが、クリンチで互いに口頭注意。続いて嶋が更にクリンチでイエローカードが与えられる。2ラウンドでは濱田の攻勢が目立つ。3ラウンドは濱田がパンチ、ロー、左ハイを放つなど優勢に進め膝蹴りも入れるが、嶋がコーナーなどで詰められて、劣勢になりクリンチを多発。レッドカードが計3回与えられ、反則負けとなる。
第1試合 DEEP☆KICK-45kg契約 3分3R
〇坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)
×上村蘭唯華(真門伊藤道場)
判定3-0(30-28、30-28、30-29)
坂田はガッチリとガードを高く構えてから、カーフ、ミドルと蹴り主体で攻めるのに対して、上村は回転の速いパンチで攻める。2ラウンドでは坂田はカーフ、ハイ、パンチで攻め左フックをヒットさせる。上村もパンチ主体で上下を攻めるが、このラウンドは坂田が優勢。3ラウンドではショートレンジからのパンチの打ち合いとなるが、上村がマウスピースを2回吐き出してしまい口頭注意が与えられる。試合展開はパンチ主体で坂田はカーフ、上村は前蹴りを織り交ぜてから打ち合う。判定で坂田が勝利。
NEXT☆LEVEL提供試合
オープニングファイト第1試合 -45kg契約 2分2R
×若林弥由(月心会チーム侍)
〇原谷帆華(NJKF健心塾)
判定0-3(19-20、19-20、19-20)
開始は互いにミドルレンジで距離を取り、パンチ、ミドルで応酬し互角の展開。2ラウンドでもミドルレンジからパンチ、ロー、ミドルで打ち合うが、パンチからの接近戦で互いにクリンチが多発し、レフェリーから警告が与えられる。ほぼ互角だが、若干原谷が上回り判定で勝利。