2023年12月9日BODYMAKERpresents GLADIATOR 024 in OSAKAレポート

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■主催:GLADIATOR事務局
■名称:BODYMAKERpresents GLADIATOR 024 in OSAKA
■日時:2023年12月9日(土)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25

昨今のGLADIATORは強豪日本人選手、さらにアジアから実力ある外国人選手もGLADIATORのケージに参戦しており、GLADIATORの熱の盛り上がりが、一層と熱くなっている。
メインとなる試合のレベルの高さもそうだが、他の若手の試合もレベルが高くなっており、これらのGLADIATORのケージで育った選手がGLADIATORを代表となる選手となり、それらGLADIATORトップクラス選手が他団体へ参戦し結果を残しているので、若手の成長させることも、関西を代表するMMA団体であるGLADIATORとして期待したい。
ファイトボーナスも櫻井代表が選手のモチベーション向上と、更に格闘技へ打ち込める為との心意気を見せており、竹中大地(30万円)、河名マスト(30万円)、チェ・ドンフン(20万円)、高橋孝徳(20万円)が獲得し、合計100万円とは、GLADIATORが興行で利益を得る事だけを考える団体ではなく、日本トップそして世界に通じる選手を輩出することを目的としていると言えるだろう。

第17試合 GLADIATORフライ級 5分2R

×古賀珠楠(スタジオSTYLE)
〇宮川日向(SMOKERGYM)
2R KO(パンチ)

スタンドで展開し、速い攻撃を両者が見せ、古賀はケージ中央で陣取り、宮川はステップでサークリングする。宮川が前に出る場面があり、ミドルを放ち古賀が蹴り足を掴んでも、すぐに離してからスタンド勝負で挑み、インローを宮川へ浴びせる。パンチの打ち合いでは互いに切れ味のある危険なパンチが交差するなど、スタンドで展開するが、宮川がバックハンドブローを繰り出す時に、古賀が外してから組んで一気にグラウンドへ持ち込みトップを奪うが、宮川もクローズドガードでガッチリ組んでから1ラウンドが終了。最終ラウンド、序盤は古賀が圧を掛けて来るが、宮川のパンチが入り、ボディストレートも入りだすと、徐々に宮川に流れが変わり始め、宮川の左フック等が入り、古賀が崩れ、古賀が組んでも宮川は組みに持ち込ませず、攻勢を強める。古賀も左ハイ、タックルを返すが、宮川はタックルを避け、パンチを浴びせるなど、古賀が劣勢になり、ラストは宮川がパンチを浴びせケージに詰めてから攻め、古賀がダウン。追撃のパウンドを浴びせるとレフェリーが試合をストップ。最終ラウンドは一切のグラウンドなしの、スタンド展開で宮川がKO勝利。

第16試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

×袖裂雄貴(EXARES)
〇福山佳祐(BRAZILIAN・THAI)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)

開始はスタンドの打撃で展開し、互いのパンチを繰り出し相打ちになる場面もあるが、福山の右が入ると、袖裂もパンチ、膝蹴りを返し、打ち合うが福山は速いタックルでテイクダウンから袖裂の足を束ね、マウントを奪うとパウンド、エルボーで削り、腕十字などを狙おうとするが、袖裂もブリッジを使ってスタンドへ戻り、それに対して福山はケージに押し込んでから足を束ねてテイクダウンを奪い、バックからパウンド、スリーパーホールドを極めると袖裂がタップし、福山が一本勝ちを収める。

第15試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

〇水野翔(総合格闘技スタジオSTYLE)
×今村滉(CB IMPACT)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

今村がパンチ、ミドルで前に出て来るが、蹴り合いになり今村が崩れると、水野が一気に組んでから片足を掴んでテイクダウンを取るが、今村もがぶりからアナコンダチョークを狙うと、水野も体勢を変えて抱えてからスタンドへ戻し、腰にクラッチを組んでから膝蹴りを今村の腿へ入れる。今村も左腕で水野の首をロックしており、ギロチンを狙いたいが体勢を作れない。水野は膝蹴り、足の踏み付けで攻め、ケージ際で組んでからの攻防となるが、そこでブレイクが入る。水野が速攻でタックルに入り、テイクダウンを奪うが、今村もケージを上手く使ってからスタンドへ戻して、ケージで組み合いで1ラウンドが終了。最終ラウンドは水野が左ローを入れると、今村がワンツーを繰り出すが、水野はタックルで入り、今村が立ち上がっても、すぐに投げでグラウンドに移行させサイドを奪うと、今村もリバースでハーフを奪い返す。水野がスタンドへ戻し、腰にクラッチを組んでからケージ際で攻防となり、再度足を取りに来るが、今村はがぶりの体勢になり、首を抱えてアナコンダを再度狙いたいが、水野が首を外してから片足タックルで執拗にテイクダウンを奪い、今村はケージを使いながらスタンドに上手く戻るなど、水野のテイクダウンに印象が残るが、今村もしぶとさを見せた。判定ではテイクダウンなどで攻勢点を取った水野が勝利。

第14試合 GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦 5分3R

〇田中有(総合格闘技道場Reliable)
×グスタボ・ショーマン・ウーリッツァー(BRAZILIAN・THAI)
判定3-0(30-27、30-27、30-27)

互いに打撃で見せ、田中は左ハイを見せ、タックルを仕掛けてからケージ際の攻防となり、そこからウーリッツァーからテイクダウンを奪い、グラウンドへ入ると田中がサイド、バックマウントからパウンドなど有利、ウーリッツァーも耐えてからスタンドで正対に戻し、そこで1ラウンドが終了。田中が圧倒する。2ラウンドの開始は、スタンドの打撃となるが、田中が圧を掛けて前に出て、一気にタックルで距離を詰めて組み付いてから、投げでグラウンドへ持ち込み、ウーリッツァーがスタンドへ戻しても、田中が再度グラウンドへ移行させるなど、田中の上手さが光り、ラウンド終盤ではパウンドで攻めるなど、確実にポイントを奪う。最終ラウンドも同じく、田中がグラウンドへ持ち込むとウーリッツァーを圧倒し、バックからバウンドで削り、ウーリッツァーがスタンドへ戻ろうとしても、田中がグラウンドに持ち込んで、ラストはパウンドで浴びせるなど、全ラウンドを支配して田中が判定で勝利。
挑戦権を獲得した田中は勝利者インタビューにて、「しょっぱい試合をしました」と完勝だがフィニッシュ出来なかったことの反省を述べたが、「これがMMAなんで、みんなが応援してくれたから最後まで戦えた」と感謝をし、タイトルマッチでは、もっと強くなる。そして10日後には娘が生まれるので、子供の為に勝てたと守るべき子供の為に父親としての強さを見せた。そして、王者である佐々木は、田中のタフさを称えつつ、じゅんとは交友があり、その弟である田中との闘い運命だと述べ、田中の試合を研究してから攻略して、流石チャンピオンと言って貰える試合をするとファンへ述べた。両者の激突に期待したい。

第13試合 GLADIATORフェザー級 5分3R

×チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)
〇河名マスト(ロータス世田谷)
1R TKO(パンチ)

河名は開始からミドルで入り、テイクダウンを狙い組んで入り、バックを取ろうとするが、チハヤフルも回転でバックを取らせないが、河名ががぶりの体勢を取る。更に河名が首を抱えてから持ち上げようとするなど、フィジカルの強さをマジマジと見せつける。グラウンドでは河名が有利で、チハヤフルも返し、スタンドへ戻るが、河名がパンチの打ち合いに持ち込み、チハヤフルも打ち合うが、ヒット数で明らかに河名が多く、チハヤフルをケージに詰めてからパンチをまとめ、チハヤフルが崩れ追撃のパンチを浴びせるとレフェリーが試合をストップ。河名がTKOで文句なしの完勝を収める。
勝利者インタビューでも、河名は「KOしちゃいましたっ~!」、「打撃が下手って言ってた奴、謝れっ!」と自身の会心のKOを喜び、ベルトへの道へ一歩確実に歩みを進めた。

第12試合 GLADIATORバンタム級 5分3R

〇竹中大地(パラエストラ和泉)
×テムーレン・アルギルマー(Shiqen Beelii/第6代GLADIATORバンタム級王者)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)

圧を掛けて来るテムーレンに対して、竹中はサークリングしながら、強烈なカーフキックを見舞う。テムーレンも前に出てからハイを繰り出し、互いに距離が詰めると、テムーレンが膝蹴りを竹中に浴びせ、竹中が崩れるが、竹中もすぐに立ち上がり、スタンドの打撃となる。テムーレンはカーフ、パンチで攻めると、竹中は左ミドルを返し、テムーレンが右ハイを浅く当てるが、竹中は蹴り足を掴んでから組んでケージに押し込むが、テムーレンも組み合いを外してからケージ中央へ戻る。しかし、スタンドの打撃で竹中が左ミドルをクリーンヒットさせ、明らかにテムーレンがダメージを負い後退し、竹中は距離を詰めてから組んでから、テイクダウンを奪い、ハーフ、バックから4の字フックなど有利にポジションを奪い、フィニッシュはバックからのスリーパーホールドでテムーレンがタップ。竹中が一本勝ちで勝利。勝利者インタビューにて、竹中は楽しかったと試合を振り返り、来年には娘が生まれる予定であり、(自身の)試合が終わったので、僕が(妻の)サポートして、もう一つの勝負(出産)に勝って欲しいと述べ、来年の格闘家のとしての展望は、RIZINで勝負したい、自分ならRIZINのトップクラスに勝負できると信じていると、RIZINへオファーを呼びかけた。

第11試合 GLADIATORバンタム級 5分3R

〇上久保周哉(Tri.H/頂柔術)
×ペ・ジョンウ(Extreme Combat)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)

開始から上久保は圧を掛けながら前に出てから攻め、ペはサークリングしながらサイドに動く、上久保がパンチを見せながらタックルを仕掛ける、ペも切るが上久保は何度もタックルで喰らい付き、スタンド状態でバックを取りグラウンドへ持ち込み、バックから4の字フックでガッチリと組んでから、スリーパーホールドを極めペがタップ。上久保が完勝で一本勝ち。勝利者インタビューにて6年ぶりぐらいの日本の試合で勝利した上久保は、関係者に感謝の言葉を述べ、UFCしか見ていない、UFCを目指し続けないと強くなれないと、真っすぐにUFCを目指すと高みを求めるコメントを述べた。

第10試合 GLADIATORフェザー級 5分3R

×中川皓貴(総合格闘技道場Reliable)
〇バットオチル・バットサイハン(StormTeam)
判定0-3(28-29、28-29、28-29)

バットオチルが速いスタンドの攻撃を見せ、左ハイを繰り出すが、中川もバックステップで避け、タックルからテイクダウンを奪うが、バットオチルはケージを使いながら立ち上がり、逆に投げでトップを取るなど、入れ替えが激しいが、中川がトップになり、パウンド、バックからスリーパーホールドを狙うなど、攻勢を強める。ラストはバットオチルがテイクダウンからトップを奪ってから1ラウンドが終了。2ラウンドは開始、中川がパンチをヒットさせ、互いにミドルを繰り出し、中川がバランスを崩しグラウンドへ移行、バットオチルがハーフからエルボー等で攻め、有利に進める。中川もガードに戻し、下から腕十字を狙うが、バットオチルは極めさせず、スタンドになるが、バットオチルがバックを取り、テイクダウンを取ったところで2ラウンド終了のゴング。最終ラウンドは互いにスタンドの打撃を見せてから、組んでから膝蹴りを互いに放ち、組み合いになると、バットオチルがテイクダウンを取ろうとするところを、中川はギロチンチョークを狙う。しかし、バットオチルもテイクダウンを奪い、ギロチンを外してからハーフを取り、グラウンドはバットオチルが有利、中川はケージを使ってからスタンドへ戻し、スタンドの打撃では中川がパンチで前に出るが、互いに打撃で有効打を取れずに、そこで試合終了のゴング。判定でバットオチルが勝利。

第9試合 GLADIATORフライ級 5分3R

×久保健太(GSB多治見)
〇チェ・ドンフン(チームMADポパン/DOUBLE GFCフライ級王者)
3R TKO(パンチ)

互いにパンチ、ローで牽制し合いながら、出方を見るが、久保が右ミドルを繰り出すと、チェは蹴り足を掴み、グラウンドへ持ち込むと、久保も素早くスタンド戻るが、チェがガッチリと首相撲を組んでおり、膝蹴りで攻め、久保も組み返してから膝蹴りを返すとチェは首相撲を外して、ケージ中央へ戻る。スタンドの展開となると、チェは圧を掛けて前に出ながら、久保にパンチをヒットさせる。久保も右を返し、互いにパンチ、ローの打ち合いで展開して1ラウンドが終了。2ラウンドはショートレンジで打ち合い、チェはスイッチを繰り返しながら、スタイルを変えてから、インロー、ミドルなど蹴り技で削る。久保も打ち返すが、チェはカーフキックも何度も入れ、組んでから膝蹴りをも入れるなど、チェが有利で2ラウンドが終了。最終ラウンドは久保が前に出るが、チェはパンチ、インロー、ボディブロー、ミドルで久保を削る。しかし、久保もガッツを見せてからパンチで打ち返すとヒットを奪い、チェがタックルで組んで凌ごうとするが、テイクダウンをさせずスタンドの打ち合いをするが、次はチェが左ハイをヒットさせ、続いてパンチでヒットを奪いダメージを与え、久保をケージに詰めてからパンチからの膝蹴り、ラストはパンチを集中的にヒットさせると久保が崩れてダウン。これ以上は危険と判断したレフェリーが試合をストップ。TKOでチェが高いスタンドスキルを見せて勝利。

第8試合 GLADIATORフェザー級 5分3R

×じゅん(総合格闘技道場Reliable/第3代GLADIATORバンタム級王者)
〇高橋孝徳(リバーサルジム新宿me.we)
2R一本勝ち(スリーパーホールド)

開始からショートレンジで展開し、じゅんが左ボディも入れながらパンチを繰り出すと、高橋が首相撲で組もうとすると、じゅんはケージに押し込み、ケージ際での攻防となり、互いに膝蹴りを使い、高橋が押し込みかえするが、そこから膠着しブレイクが入る。じゅんはパンチ、インロー、前蹴りと攻めると、高橋は詰めてから片足タックルを仕掛け、じゅんもケージを使って耐えるが、グラウンドになると、高橋がパウンドを入れ、じゅんが下からリバーサルで返そうとしても、再度トップを奪うなど、互いにアクションの多い1ラウンド。2ラウンドはスタンドの打撃では、じゅんはボディブローを使い、高橋はカーフキックを入れ、組み合いになると互い膝蹴りを放つ。じゅんがガードを下げて、前に出ながらパンチの打ち合いになると、じゅんがヒットを奪い、高橋がマットに片膝を着くが、じゅんのローにパンチを合わせ、ジャブも当て、それでも出て来るじゅんの前蹴りの蹴り足を掴みテイクダウンからグラウンドへ持ち込むと、ハーフからサイドを奪い、エルボー、パウンドを浴びせ、バックを奪うとスリーパーホールドで絞めるとタップをしない、じゅんは落ちてしまい、レフェリーが試合をストップ。一本勝ちで高橋が勝利。

第7試合 GLADIATORフライ級 5分2R

×澤田政輝(矢田道場)
〇イ・スンチョル(DK GYM)
1R KO(右ストレート)

イが速いステップワークからパンチ、ミドルを使うが、澤田が組んでから投げでテイクダウンを奪い袈裟からサイドを取ると、イも体勢を入れ替えてから、澤田の両足を掴み押し込み、続いてマウントを取ろうとするが、澤田もギロチンチョークを狙う。イは首を外してから、バックを奪い、4の字フックでガッチリ組んでから、パウンドを浴びせると、澤田も立ち上がり、スタンドへ戻しケージ中央にてパンチが交差するが、イの右ストレートが澤田にクリーンヒット。澤田がマットに沈み、イが追撃のパウンドで攻めようするが、それをレフェリーが体で割って入り試合をストップ。KOでイが勝利。切れ味の鋭い打撃力を見せた。

第6試合 GLADIATOR60kg契約 5分2R

〇和田教良(ガイオジム)
×シン・ジェヒョク(Team Geek)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

パンチの差し合いから始まり、和田が首相撲を仕掛けるが、シンはケージに押し込みケージ際の攻防となり、和田がそこから投げでテイクダウンを奪いハーフからパウンドをコツコツ当てるが、シンもガードからクローズに戻す。シンがスタンドに戻しても、和田はスタンドバックを取ろうとするなど、組みの展開で攻める。ケージ中央に戻ると、シンはパンチを振るい、和田はジャブを返しつつ、タックルを仕掛け、ケージ際の攻防となり1ラウンドが終了。最終ラウンドはタックルを仕掛け、シンも耐えるが、和田が首投げからグラウンドへ持ち込みサイドを奪い、シンもハーフへ戻すが、和田もパウンド、エルボーを浴びせて攻めてから、ゴング終了まで有利なポジションをキープするなど、和田が有利に進め。判定で和田が勝利。

第5試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

〇南友之輔(BRAVE GYM)
×健太エスペランサ(TKエスペランサ)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

開始から南が飛び込んでから右パンチで攻めると、健太も前蹴りを返し、互いいローを見せるが、南は強打のパンチを繰り出す。健太はタックルを仕掛けるが、南もバックステップで避けてから、健太に組ませない。南はパンチで攻め、健太もパンチからタックルを仕掛けようとし、ケージ際で組み合いになると、健太は押し込みながら、膝蹴りを南の足へ入れる。しかし、そこから展開を作れず、レフェリーのブレイクが入る。南は変わらず、スタンドで強い打撃で攻め、健太がタックルを仕掛けても、テイクダウンを奪わせず、圧を掛けて前に出てから、健太の組みを潰してグラウンドでトップを取ると強烈なパウンドを入れるが、無理に攻めず、離れてから手で「立ってこい」と誘いスタンドへ戻る。南は前に出るが、再度、健太が組むと、グラウンドとなり、南がトップを奪うが、健太もクローズドガードで固め、南がパウンドを振るうが、健太は下から腕十字を仕掛ける。南の極めさせず潰してから、パウンドを小さく入れてから1ラウンドが終了。最終ラウンドは南が圧を掛けてから前に出理、健太もローを見せるが、南が強打のパンチを振るい、健太がタックルを仕掛けても切ってからスタンドの展開で圧を掛け、強烈なカーフキックを入れ、健太がテイクダウンを狙ってタックルを仕掛けるが、南はテイクダウンを奪わせず、逆にグラウンドでトップを奪い、パウンドを見せるが、そこで強引に攻めず、自分の得意なスタンドへ戻り、ボディストレート等でボディも攻め、更にパンチで健太からヒット奪う。健太もタックルを再三見せるが、テイクダウンが取れず、それでも組みの姿勢を崩さない健太が引き込みで三角を狙いながらグラウンドへ持ち込むが、そこから次の展開を作れず、南はグラウンドへ戻してから、パンチで打ち合おうとしたところで、試合が終了。打撃で有利な南が勝利。

第4試合 GLADIATORバンタム 5分2R

〇吉田開威(朋武館)
×フェルナンド(SMOKER GYM)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

序盤は吉田が圧を掛け前に出ながら左ローを見せるが、フェルナンドもサイドに動きながらローを見せる。吉田がパンチから右ハイを繰り出し、その後もローなど攻勢を強めると、フェルナンドも前に出てローを返すが、打撃では吉田がパンチでヒットを奪うなど上手さが見える。吉田は切れ味のあるミドル、前蹴りを繰り出すが、フェルナンドは、その前蹴りの蹴り足を掴んでグラウンドへ持ち込もうとするが、吉田はケージを使ってからテイクダウンを奪わせず、ケージで組み合いになっても、素早くケージを離れ得意のスタンドの打撃勝負から土俵を譲るつもりはなく、フェルナンドのパンチで攻めても、クリーンヒットを許さず、逆にバックハンドをフェイントに使い、左ミドルを浴びせ、ケージ際の打ち合いで吉田がパンチをヒットさせると、フェルナンドもパンチを返してヒット奪ったところで1ラウンド終了。最終ラウンドは組みたいフェルナンドが前に出るが、吉田は軽快なステップでサークリングしながら、ボディパンチ、左ローを入れるなど、打撃で有利。更にパンチをヒットさせ、フェルナンドが後退すると吉田は前に出るが、フェルナンドが自分からマットに背を着けてグラウンドを誘うとするが、吉田は誘いに乗らず自分の土俵に戻り、左カーフを何度も浴びせ、フェルナンドにダメージを与える。フェルナンドもタックルを何度も仕掛け、遂に吉田の足を掴むが、吉田はケージを上手く使ってからテイクダウンを取らせず、フェルナンドは腰にクラッチを組み、肩パン、スタンドバックを取ろうとするが、吉田も正対に戻し、フェルナンドが引き込んでグラウンドへ持ち込もうとするが、吉田は付き合わないなど、徹底的に自分の土俵から出ない冷静さで進める。フェルナンドもラストはフックで攻めるが、吉田は前蹴りとステップワークを使い、一度もグラウンドにならないなど、自分のペースで試合を支配し、判定で勝利。

第3試合 GLADIATORライト級 5分2R

〇八木敬志(猛者連)
×スモーキー(TKエスペランサ)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

開始は互いに牽制をし合いながら出方を見る展開で、八木は右ロー、左ミドルを繰り出すと、スモーキーもローを返し、パンチで打ち合いも見せるが、打ち合いになると、八木はタックルを繰り出し、得意のグラウンドへ持ち込む。スモーキーもクローズガードでガッチリ組み、解いてから踵で蹴るが、八木が上からパウンドを大きく入れに行こうとして空間が出来たところを、スモーキーは足で突き放してスタンドへ戻るが、八木は距離を詰めてパンチで打ち合い、組んでから膝蹴りを見せるとスモーキーも離れ際に右ローを返す。スモーキーはパンチを見せながらタックルを仕掛けるが、八木が切ると、そのまま押し込もうとするが、八木はパウンドを細かく入れ、そこで1ラウンド終了。最終ラウンドはスタンドで打ち合い、スモーキーが蹴りを使うが、八木は距離を詰めてからパンチで打ち合い、ヒットを奪い、そのままタックルでテイクダウンを取る。ガード、ハーフと八木がポジションと奪い、パウンド、エルボーで攻める。スモーキーも足で蹴ってから、八木もスタンドへ戻り、スモーキーがタックルを仕掛けても、八木は切りながら、次はサイドを奪うなど、試合全般を八木が有利に進め、判定に入ると八木が勝利。

第2試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

×田口翔太(総合格闘技Asura)
〇木村柊也(BRAVE GYM)
1R KO(パンチ)

ゴングが鳴ってから、木村が鋭い右ストレートを田口に浴びせ、右ミドルを放つが田口は、それに右を浴びせ、木村がマットに背を着けるが、木村にすぐにスタンドへ戻り、互いに強打でパンチの打ち合いを見せる。田口がタックルを仕掛けようとしても、木村はバックステップで避け、パンチの打ち合いで木村が右の強打を浴びせる。田口が組んで来るが、逆に木村は投げを繰り出し、グラウンドとなり、木村がハーフ、マウントを取るが、田口も返してから足を取りに行くと、木村はスタンドへ戻ってから、右カーフを浴びせ、ラストは木村が右をクリーンヒットさせると、田口は糸が切れた人形の様にマットに沈み、レフェリーが即座に試合をストップさせ、KOで木村が会心の勝利を収める。

第1試合 オープニングファイト アマチュアフライ級 3分2R

〇伊藤琥太郎(総合格闘技道場reliable)
×辻本涼太(POLARGYM OSAKA)
1R TKO(パウンド)

スタンドで打撃が交差し、互いにパンチ、ローを繰り出すが伊藤はミドルを入れ、浅くだが右ハイも繰り出すと、組み合いになり、辻本がグラウンドでトップを奪いパウンドで攻めようとするが、伊藤も足で蹴ってから突き放して距離を作り、素早くスタンドに戻る。ケージでの組み合いから、伊藤がグラウンドへ持ち込み、サイドを奪うなどポジショニングで有利に進め、マウントを奪ってからパウンドをラッシュで浴びせるとレフェリーが試合をストップ。TKOで伊藤が勝利。

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