2024年5月26日株式会社神聖運輸presents AJKN 2024 SERIES AJKN.7レポート

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■主催:AJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)
■名称:株式会社神聖運輸presents AJKN 2024 SERIES AJKN.7
■日時:2024年5月26日(日)
■会場:堺市産業振興センター
■住所:大阪府堺市北区長曽根町183-5

AJKN日本スーパーライト級タイトルマッチで勝利した森本は自分の応援団はもちろん、相手側の応援団も自分の応援団であり、会場の盛り上がりが自身の力になっており、タイトルを返上した前王者である近藤拳成に対して「拳成君はいつか首を取りに行くので待っててください」と王者として前王者を狙い、AJKN日本スーパーライト級の最強王者を目指すと述べた。AJKN日本ライトヘビー級タイトルマッチではダニエル・ゴメスより頸椎損傷の診断書が届き、ソルジャーは計量をパスしており、この試合は不戦勝となり、AJKN和田代表より前回と同じ対戦カードであったが、2回目の試合で同じような事があり、ダニエル・ゴメスに対して「やる気がない」とバッサリと切り捨て、ソルジャーが暫定王者となり、9月の大会で統一戦が予定されることが発表された。
セミファイナル2で勝利した小只はRISEで失敗(体調不良で失格)してしまい、減量や日々の生活を見直し、一人では立ち上がることは出来ず、ファンや、支えてくれた人たちへ感謝の言葉を述べ、更に対戦相手の頼木と相手側セコンド陣営にも感謝し、最後はタイトルホルダーとして「9月僕とやりたい人リングでやりましょう」と王者として迎え撃つ心構えを見せた。
スポンサー賞では森本、Ryugoが獲得した。今回のAJKNは4階級でタイトルマッチが行われハイレベルな試合が展開された。特にAJKN日本スーパーフェザー級暫定王者決定戦は流血戦となり、ドクターチェックが何度も入る中、両者が最後まで戦い抜いた。更に、AJKN新人王決定戦W clutch-63kgタイトルマッチも行われ、若手にもスポットが当たるリングを作っており、ジュニア、アマチュア、そして新人王からタイトルマッチへの道筋を作っている。AJKNは海外からの選手を招聘しており、AJKNファイターが凌ぎを削っている。これら海外選手と戦え抜ける選手育成としてAJKNに期待したい。

メインイベント4 AJKN日本スーパーライト級タイトルマッチ 3分3R 延長1R

〇森本 現暉(猛者連精華支部華一門)
×龍(WORLD TREE GYM)
2R TKO(レフェリーストップ)
※森本がAJKN日本スーパーライト級王座を獲得する。

開始から削り合うような打ち合いを見せ、互いにパンチにボディブローを織り交ぜ、ロー、膝蹴りで前に出てから打ち合うが、ラウンド終盤に森本が龍をコーナーに詰める。2ラウンドも互いにパンチで前に出るが、森本がパンチから膝蹴りで攻め、徐々に龍をロープ、コーナーに詰めるなど、森本が優勢。そしてロープ際の打ち合いで森本がパンチからの左ボディブローを浴びせ、龍からダウンを奪う。龍も立ち上がるが、森本はとどめの左ボディブローを浴びせ、再度龍がダウン。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。TKOで森本が勝利しAJKN日本スーパーライト級王座を獲得する。

メインイベント3 AJKN OFG日本クルーザー級タイトルマッチ 3分3R 延長1R

×BIG HUMMER(DFC)
〇瀧川 翎(フリー)
1R TKO(レフェリーストップ)
※瀧川がAJKN OFG日本クルーザー級王座を獲得する。

開始はBIG HUMMERが圧を掛けて来るが、瀧川は左ミドルを返し、右をクリーンヒットさせてからダウンを奪う。立ち上がるBIG HUMMERも右ミドルを返すが、瀧川は再度右をクリーンヒットさせてからBIG HUMMERをダウンさせる。そして、BIG HUMMERの倒れ方が危険なので、レフェリーが試合をストップ。TKOにて瀧川が勝利し、AJKN OFG日本クルーザー級王座を獲得する。

メインイベント2 AJKN日本スーパーフェザー級暫定王者決定戦 3分3R 延長1R

×丸山 晃毅(VICTORY GYM/W clutch初代ライト級王者)
〇乱太郎(猛者連愛媛支部teamOGRE/アクセル日本フェザー王者)
判定0-3(25-29、25-30、25-30)
※乱太郎がAJKN日本スーパーフェザー級暫定王座を獲得する。

1ラウンド、丸山はミドル、ロー、前蹴りと蹴りで組み立てて来るが、乱太郎は左ストレートなどパンチを伸ばして来る。そして両者が瞼付近をカットし、ドクターチェックが入るなど、1ラウンドから激しい試合となる。2ラウンドでは丸山もパンチの打ち合いにシフトしてくるが、打ち合いでは乱太郎が有利で、左ストレートからの右アッパーでダウンを奪い、その後もコーナーに詰めて丸山にガードを固めさせてからパンチを浴びせ、パンチの打ち合いにて、次は右ストレートをヒットさせ乱太郎がダウンを奪うなど、パンチでは乱太郎に分がある。3ラウンドは丸山もロー、ミドルで攻めるが、乱太郎はパンチを伸ばし、膝蹴りでボディを削る。そしてショートレンジからの打ち合いで右をヒットさせ乱太郎が丸山からダウンを奪うなど、パンチの主導権を譲らない。乱太郎も右脛もカットし流血するが、この流血戦を判定で制し、AJKN日本スーパーフェザー級暫定王座を獲得する。

メインイベント1 AJKN日本ライトヘビー級タイトルマッチ 3分3R 延長1R

×ダニエル・ゴメス(ブラジリアンタイ)
〇ソルジャー(TS-GYM)
※ダニエル・ゴメス負傷により不戦勝。
※ソルジャーがAJKN日本ライトヘビー級暫定王座を獲得する。

セミファイナル2 AJKN KICK-56kg契約 3分3R 延長1R

〇小只 直弥(TBF/ 9+ nine plus lab./AJKN日本スーパーバンタム級王者)
×頼木 瞬(FREE/初代AJKN日本バンタム級王者)
2R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドは互いにパンチ、ローを使いながら、ジャブで牽制し合うが、頼木が右ストレートをヒットさせ、小只からダウンを奪う。小只は効いていないとアピールするが、レフェリーはカウントを進める。小只も特にダメージが無く、次は逆にパンチの打ち合いで左をクリーンヒットさせ、頼木からダウンを奪い返すなど、1ラウンドから両者がダウンを奪う。2ラウンドは同じくジャブで牽制し合いながら頼木はパンチ、ロー、小只はパンチ、ミドルを使うが、小只は途中で笑みを浮かべるなど、戦いを楽しんでいる。そして小只が頼木をロープに詰めてからパンチをラッシュで浴びせてからダウンを奪う。レフェリーは途中でカウントを止め、試合をストップ。TKOで小只が勝利する。

セミファイナル1 AJKN新人王決定戦W clutch-63kgタイトルマッチ

〇Ryugo(DFC IWAKUNI/アマチュア三冠王)
×礼慈(WORLD TREE GYM/神戸アマチュア王者)
2R TKO(セコンドタオル投入)
※RyugoがAJKN新人王決定戦W clutch-63kg王者となる。

1ラウンドでは礼慈が前に出てから攻め、Ryugoはサイドにステップを使いながら打ち合うが、カーフへ集中的に浴びせてから、Ryugoが礼慈からダウンを奪う。立ち上がる礼慈に対して、徹底的にカーフで攻め立て、礼慈も確実にダメージがある中でパンチを返すが、圧倒的にRyugoが有利。2ラウンド開始、礼慈は前に出るがRyugoがカーフキックを浴びせ、礼慈がダウン。それを見た礼慈のセコンド陣営がタオルを投入。TKOでRyugoが勝利。AJKN新人王決定戦W clutch-63kg王者となる。

第7試合AJKN日本スーパーバンタム級 3分3R 延長1R

×帝征(FLDキックボクシングジム)
〇柴田 直哉(FFC)
判定1-0(30-29、29-29、29-29)延長0-3(9-10、9-10、9-10)

互いにパンチ、ローを主体に展開するが、柴田は前蹴りも織り交ぜる。帝征が前に出てから攻める場面もあるが、柴田も打ち合いに応じるなど展開は互角。2ラウンドでは帝征が前に出てからのパンチが印象に残るが、柴田もパンチ、ロー、ミドル、前蹴りと手数を返す。帝征もミドルを使い、このラウンドもほぼ互角。3ラウンドは互いにパンチの打ち合いを止めず激しい攻防戦となる。ミドル、前蹴りを使う場面もあるが、ほぼパンチの打ち合いで展開し、最後まで打ち合いを見せる。判定ではドローとなり、延長戦へ入る。延長戦は帝征がパンチで攻めると、柴田は打ち合いながら前蹴りを多用する。互いに打ち合うが、判定はマストシステムにより柴田が勝利する。

第6試合AJKN日本スーパーフェザー級-60kg 3分3R 延長1R

〇聡一郎(道化倶楽部)
×松永 裕作(成輪会)
2R TKO(レフェリーストップ)

開始から強打で打ち合い、松永がパンチ、ロー、聡一郎はパンチを入れつつ、ローとそして何度も左ミドルを浴びせてから、松永のボディを削り、ボディストレートも使うなど、ボディ狙いを徹底する。2ラウンドは松永が何度もローを繰り出すが、聡一郎はコーナーに詰めてパンチで攻め、ラストは松永へロープに詰めてからパンチの連打と膝蹴りを浴びせてから、遂に松永がダウン。倒れ方が危険なので、レフェリーが試合をストップ。TKOで聡一郎が勝利する。

第5試合AJKN日本スーパーライト級-65kg 3分3R 延長1R

〇吉岡 由樹(HurricaneGYM)
×平山 将輝(COMRADE)
判定3-0(30-28、30-29、30-29)

互いに蹴りの間合いで展開、ロー、ミドルを使うが吉岡が何度も左ハイを繰り出す。このラウンドは様子見か、互いに強引に攻めに行かない。2ラウンドも距離を取るが、平山も詰めてからパンチで攻めるが、吉岡はロー、インロー、左ハイで攻める。特に左ハイを何度も繰り出し、バックハンドブローも繰り出す。3ラウンドは平山もパンチで攻めるが、吉岡が左をヒットさせ、ロー、ミドル、そして左ハイを繰り出すなど、印象で吉岡が残る。判定に入ると吉岡が勝利する。

第4試合AJKN KICK -59kg契約 3分3R延長1R

×蘭魔流(COMRADE)
〇NARIKI(成輪会)
判定0-3(27-30、28-29、28-29)

1ラウンドは、リング中央でパンチの打ち合いを見せる。NARIKIは右ローも入るが、蘭魔流もパンチをクリーンヒットさせるなど、互角の打ち合いを見せる。2ラウンドも、ほぼパンチの打ち合いに終始しており、互いにヒットを奪い合いながら消耗もしているが、打ち合う気持ちを見せる。3ラウンドもパンチを主体に打ち合うが、打ち合いの中でNARIKIの右ストレートがクリーンヒットし、蘭魔流がダウン。NARIKIも詰めに入りたいが、互いに消耗しており、それでも打ち合いを止めない。蘭魔流もガードを固めてから打ち合い、最後まで打ち合う。判定はダウンが決定打となり、NARIKIが勝利する。

第3試合AJKN日本ウェルター級 3分3R 延長1R

〇奥野 晴也(team晴)
×大垣 龍吾(広島キックボクシング協会三原支部)
1R KO(3ノックダウン)

開始から奥野は強烈なローを繰り出し、パンチ、組んでから膝蹴り等で攻める。そして大垣をロープに詰めてからパンチのラッシュを浴びせ、レフェリーがスタンディングダウンを取り、大垣も前蹴り等を使い凌ごうとするが、奥野がパンチを纏めて再度スタンディングダウンを奪い、最後も奥野のパンチのラッシュで攻め立てレフェリーがスタンディングダウンを取り、それと同時にゴングがなるが、3ノックダウンシステムで奥野がKO勝利となる。

第2試合AJKN日本バンダム級-53kg 3分3R 延長1R

〇獅音(M-BLOW)
×大坪 丈二(てるてる団)
判定3-0(30-29、30-29、30-29)

1ラウンドから獅音のパンチからのミドル、ハイミドル、ロー、カーフなど蹴り技を強打で繰り出し、パンチも思いっきりが良い。大坪もパンチ、カーフを返すが、手数では獅音が優勢。2ラウンドでは、獅音はステップを使ってからリングをサークリングしながら、展開を作り、大坪は前に出てから攻める。このラウンドは、互いに手数がやや少なめ。3ラウンドでは獅音はステップを使うが、大坪は前に出ながら圧を掛けてからパンチで攻め、獅音は左ハイキックを何度も繰り出し、バックキックも放つ。ラストはパンチで打ち合い、互いに気持ちの入った試合を見せる。判定では獅音が勝利する。

第1試合AJKN日本ウェルター級 3分3R 延長1R

×鯉太楼(TEAM女神)
〇宮川 孝治(K-STYLE)
2R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドは互いにパンチ、ロー、ミドルで打ち合いとなり、宮川は前に出る印象を残すが、鯉太楼が途中にパンチをヒットさせ、宮川にダメージを与えると、更にパンチの打ち合いとなるが、今度は宮川がパンチをヒットさせて、鯉太楼からダウンを奪う。2ラウンドでは、宮川がパンチで積極的に攻めてから、ダメージがある鯉太楼に対して、パンチでダウンを奪い、詰めに入った宮川が再度パンチでダウンを奪い、鯉太楼は前のめりに倒れ、レフェリーが試合をストップ。TKOで宮川が勝利。

オープニングファイト第8試合AJKN日本アマチュア-65kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

〇小路 賢也(TEAM BLOW/王者)
×大森 倭(BRIGHT/挑戦者)
判定3-0(20-17、20-17、20-17)
小路がAJKN日本アマチュア-65kg王座の防衛に成功する。

序盤は大森がパンチで前に出て来るが、小路も応戦して打ち合いを繰り広げ、小路のパンチがヒット数で上回り、1ラウンド終盤では小路がパンチを纏めて大森に浴びせてからダウンを奪うなど、小路が有利。2ラウンドは乱打戦となり、互いにパンチを繰り出しながら打ち合いを見せる。大森もヒットさせるが、小路の方がヒット数で有利。判定では大差で小路に軍配が上がる。

オープニングファイト第7試合AJKN日本アマチュア-45kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

〇大北 龍輝(BOSS GYM/王者)
×谷口 雪之慎(昇龍會/挑戦者)
1R TKO(レフェリーストップ)
※大北がAJKN日本アマチュア-45kg王座の防衛に成功する。

打ち合いを見せるが、大北が谷口をコーナー、ロープに詰めてからパンチを浴びせ、ミドル、膝蹴りも使う。谷口も打ち返すが、コーナー際で大北が右ミドルを浴びせると、ボディを効かされ谷口がダウン。レフェリーがカウントを取るが、谷口のダメージが大きく、カウントをストップさせ、試合が終了。TKOで大北が勝利する。

オープニングファイト第6試合AJKN日本アマチュア-40kgタイトルマッチ 2分2R 延長1R

〇大北 銀次(BOSS GYM/王者)
×里見 魁(TEAM S-joint/挑戦者)
判定2-0(20-19、19-19、20-19)
大北がAJKN日本アマチュア-40kg王座の防衛に成功する。

距離を詰めてからパンチ、ミドル、組んでからの膝蹴りとなるが、やや組んでからの膠着が目立つ展開。2ラウンドではパンチの打ち合いとなり、強打を振るってから我慢比べの様な激しい打ち合いを見せる。互いにヒットを奪うが、判定に入ると大北が勝利。

オープニングファイト第5試合AJKN日本アマチュア-35kgタイトルマッチ 2分2R延長1R

〇梶澤 明主(拳心會館/王者)
×片岡 來聖(team Light/挑戦者)
判定3-0(20-17、20-17、20-17)
※梶澤がAJKN日本アマチュア-35kg王座防衛に成功する。

開始は互いに距離を取り、ステップを使いながら距離を詰めて一気にパンチ、ミドルを見せるが、梶澤は膝蹴りも見せ、組んでから崩しも使う。2ラウンドで梶澤が左ミドル、続けての左膝蹴りを浴びせるとボディで片岡がダウン。立ち上がる片岡だがダメージがあり、梶澤は詰めに入り、一気に攻勢に移りパンチ、ミドル、膝蹴りを浴びせるが、片岡も耐えてパンチを返すが、梶澤が試合の主導権を握っており、判定で梶澤が勝利。

オープニングファイト第4試合AJKN特別マッチ-75kg契約 2分2R 延長1R

×村岡 宏汰(正道会館大河道場)
〇セバスチャン・コウイチ(EFFORT GYM)
2R TKO(レフェリーストップ)

開始からショートレンジからのパンチ、ローの応酬となるが、セバスチャンは組んでからの膝蹴りも浴びせる。ラウンド後半になるとセバスチャンの左右のフックを連打で繰り出し、村岡はガードを固めてから前に出てパンチを繰り出すが、手数では明らかにセバスチャンが有利。2ラウンドも同じくショートレンジからのパンチで打ち合い、互いに右ハイを繰り出すが、それは空を切る。パンチの打ち合いでセバスチャンがヒットを立て続けに奪い、村岡は手数が出ないが必死に耐える。しかしパンチを連打で浴びてからダウン。立ち上がる村岡だが、セバスチャンはパンチで攻めてから、再度連打を浴びせると村岡がダウンし、それを見たレフェリーは試合をストップ。セバスチャンがTKO勝利。

オープニングファイト第3試合AJKN日本アマチュア-30kg 1分2R延長1R

×田中 俊空(RKS顕修塾)
〇中村 陽友(FFC)
判定0-3(18-20、18-20、19-20)

田中は前進ファイトでパンチ、ミドルで前に出て来るが、中村はパンチ、ミドルを返しつつ、組んでから崩し、膝蹴りを使うなど、レパートリーが豊富である。2ラウンドも同じく田中は前に出るが、中村はパンチ、ミドル、崩し、組んでからの膝蹴りを使い、空を切るがバックスピンキックを繰り出すなど、ペースに乗っている。判定では全体的に優勢に進めた中村が勝利。

オープニングファイト第2試合AJKN特別マッチ-63kg契約 1分30秒2R 延長無し

〇國司 竜之介(FFC TEAM NEXUS)
×平谷 圭梧(総合格闘技道場 加藤塾)
判定3-0(20-17、20-17、20-18)

開始からギアMAXで打ち合いを見せ、平谷のパンチで國司が崩れてあわやダウンかと思われたが、國司も踏みとどまり、打ち合いとなり、國司のパンチがヒットして平谷からダウンを奪う。平谷も立ち上がり、打ち合いの姿勢を変えずパンチ、ミドルで攻めるが、國司も打ち合いに応じる形を崩さず両者打ち合う。2ラウンドは終始打ち合いを見せ、手数を止めないが、國司が平谷をロープに詰めるなど、印象では國司に残る。平谷もパンチ、ミドルを返し、互いに消耗しており苦しい中でもパンチの手を止めずに打ち合う。判定に入ると國司が勝利する。

オープニングファイト第1試合AJKN日本セミプロマッチ-70kg 2分2R延長無し

×北谷 よしき(K-STYLE)
〇ディーン(岩国米軍基地teamLEOS)
判定0-3(18-20、18-19、18-19)

開始からミドルレンジで打ち合うが、北谷がフルスイングのフックを振るい、連打で前に出ながら攻める。ディーンもパンチを返しながら、右ハイを浅くだがヒットさせる。2ラウンドでは開始早々に、コーナーを背にした北谷にディーンが右ハイをクリーンヒットさせダウンを奪う。北谷も立ち上がり、フルスイングのフック、ローで攻めるが、ディーンもパンチ、ローを繰り出し、北谷をロープ、コーナーを背にさせるなど、印象でディーンに残る。判定に入るとダウンを奪ったディーンが勝利。

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