2024年7月12日GLADIATOR CHALLENGER SERIES02「Matsushima vs Sodnomdorj」レポート

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■主催:PROGRESS実行委員会
■名称:GLADIATOR CHALLENGER SERIES02「Matsushima vs Sodnomdorj」
■日時:2024年7月12日(金)
■会場:非公開
■住所:非公開

写真提供:PROGRESS実行委員会

GLADIATOR CHALLENGER SERIES02「Matsushima vs Sodnomdorj」はYouTubeで無料配信される観客を入れない大会であり、試合数も4試合となっているが、その全てが通常大会であればメインに起用されるレベルの選手がエントリーされており、ハイレベルな試合となった。特に4試合中3試合がKO決着となっており、今後もこの様な大会が開催されたら、無料で格闘技を楽しめる事ができ、それは格闘技界の認知度向上やファンの拡大に一石を投じる事が出来るだろう。PROGRESSとGLADIATORの今後に期待をしたい。

メインイベント GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 5分3R

〇松嶋こよみ(imaginary)
×ソドノムドルジ・プレブドルジ(マザーライ・ファイトセンター&シレンベーリ・ファイトセンター/モンゴル)
1R TKO(レフェリーストップ)
※松嶋がGLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝に進出する。

松嶋は開始、カーフキックを放ち、三日月蹴り、左ハイを繰り出し、スイッチも使いながら圧を掛けるが、プレブドルジも強打のパンチを振り回してから攻める。それでも松嶋は三日月蹴りを使い、スイッチしながら圧を掛け、プレブドルジがシングルレッグからグラウンド展開を狙うが、松嶋も切り返してからスクランブルでスタンドへ戻る。プレブドルジはカーフキック、パンチなど破壊力を感じさせる強打で攻めるが、松嶋は圧を掛け、パンチを返し、右ストレートをヒットさせ、三日月蹴りや左ハイを繰り出す。2ラウンドでも松嶋はスイッチをしながら圧を掛け、カーフキック、二段蹴りで攻め、松嶋が蹴りを繰り出し、バランスを崩しマットに着いてもすぐに立ち上がるが、プレブドルジもパンチで纏めてから前に出る。しかし松嶋はペースを掴んでおり、左ミドル、左ハイなど蹴り技とパンチを使い、ラストはプレブドルジをケージに詰めてから左テンカオをクリーンヒットさせると、プレブドルジが堪らずダウン。それを見たレフェリーが試合をストップさせる。TKOで松嶋が勝利。

セミファイル GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 5分3R

〇パン・ジェヒョク(KTT/韓国)
×石田拓穂(総合格闘技道場reliable)
1R TKO(パウンド)
※ジェヒョクがGLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝に進出する。

スタンドにてケージ中央からの打撃戦となり、互いにパンチを使い、ジェヒョクはカーフキックを浴びせる。石田もスイッチを見せ、パンチを使うが、ジェヒョクのパンチを貰いマットに尻を着く、すぐに石田も立ち上がり、組み付いてからテイクダウンを狙いたいが、ジェヒョクも離れてから、打撃に持ち込みパンチで石田からクリーンヒットを奪うと、石田がダウンしジェヒョクが追撃のパウンドを浴びせ、それを見たレフェリーが危険と判断しストップ。TKOでジェヒョクが勝利。

第2試合PROGRESSフェザー級選手権試合 5分3R

×竹内稔(カルペディエム/王者)
〇上久保周哉(TRI.H studio/頂柔術/挑戦者)
判定1-6
※上久保がPROGRESSフェザー級王者となる。

開始はスタンドで展開し、上久保が竹内をケージに押し込んでから、次はシングルレッグを狙いに行き竹内がマットに着くが、竹内もアナコンダチョークを狙いに行く。上久保も極めさせず、スタンドへ戻ると、すぐに組み付いてからシングルレッグを取りに行き、続いて足を払ってからバックを取り、バッククラブでポイントを取りに行くが竹内もそれは許さず1ラウンドが終了。インターバル中に上久保のテイクダウンが有効と認められ2ポイントが入る。2ラウンドは上久保が竹内をケージに押し込んでから、シングルレッグを取りに行き、足を刈ってからテイクダンを奪い、更にポイントを奪う。グラウンドでは竹内は柔軟に対応し、上久保も攻めるが、竹内は立ち上がってからスクランブルで1ポイントを奪い返し、続いて首投げを試みるが、それは強引で崩れてしまい、上久保がバッククラブでポイントを取りに行き、そこで2ラウンドが終了。最終ラウンドは竹内が攻めて来てから、グラウンドにて首を取りに行き、続いてバックを奪い、スタンドバッグも取るが、上久保は正対に戻し、それ以上攻めさせない、上久保がテイクダウンを取り、一瞬竹内がマットに着くが、すぐに立ち上がってから、それはポイントにならない。上久保は変わらず圧を掛けてから、竹内をケージに押し込みながらテイクダウンを狙う。竹内も距離を作るとタックルを仕掛けるが、上久保もバックステップで避け、逆にテイクダウンを奪い、更に2ポイントを奪い、抑え込んでから試合が終了。判定で上久保が勝利。

第1試合 GLADIATORバンタム級 5分3R

×テムーレン・アルギルマー(マザーライ・ファイトセンター&シレンベーリ・ファイトセンター/モンゴル)
〇南友之輔(BRAVE GYM)
2R TKO(レフェリーストップ)

南が圧を掛けてから左ストレートをヒットさせるが、アルギルマーも飛び込んでからパンチを放つ。パンチが交差し、南がマットに着くとアルギルマーが上からパウンドを落とすが、南も素早く立ち上がるが、アルギルマーは次に首相撲からの膝蹴りを浴びせ、左フックをヒットさせると南の腰が一瞬砕ける。南はケージを丸く使いステップしながら回復したいが、アルギルマーはバックエルボーなどを放ち、アルギルマーの有効打で南が右頬下付近から出血をする。アルギルマーがケージ際で組んでからテイクダウンを取るが、南もケージを上手く使いながらスタンドへ戻し、パンチ、カーフを返すが、アルギルマーもスイッチをしながらパンチ、カーフで応戦し、前に出る。2ラウンドは南が積極的にパンチを繰り出し、互いにケージ中央で打ち合うと、南のパンチがクリーンヒットし、アルギルマーがダウン。南が追撃のパウンドを浴びせると、レフェリーが即座に試合をストップ。TKOで南が会心の勝利を収める。

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