2025年6月15日株式会社神聖運輸presents AJKN 2025 SERIES AJKN.9レポート

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■主催:AJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)
■名称:株式会社神聖運輸presents AJKN 2025 SERIES AJKN.9
■日時:2025年6月15日(日)
■会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺)
■住所:大阪府堺市中区深井清水町1426

記事・写真:池田博紀

AJKN日本スーパーバンダム級(-55kg)王者決定トーナメントを制しベルトを巻いた善家は関係者に感謝を述べ、支えてくれている周りのお陰でベルトを獲ることが出来たとコメントし、自身の戦う姿で、周りへ日常における頑張りに寄与する様になりたいとチャンピオンとして、勇気を与える存在になりたいとコメントを締めた。
AJKN日本ライト級(-63kg)タイトルマッチで勝利したカストロに対して、「おめでとう」とK-1で戦う弘輝がリングに上がり、カストロに「次、俺とどう?」とベルトを懸けての戦いを呼びかけ、カストロも「(勝つのは)余裕」と返し、次のタイトルマッチでは、両者の激突に期待である。AJKN日本ウェルター級(-67.5kg)新人王決定戦に勝利したTOMOは、1ラウンドは自身の動きが固く、冷や冷やする場面もあったが、2ラウンドからリラックスして戦うことが出来たと振り返り、今後はもっと強い選手と戦い、メジャー団体で試合を希望したいと大きい舞台での活躍を求めているとコメントした。AJKN日本フェザー級(-57.5kg)新人王防衛戦に勝利したけんたろうは先輩が亡くなっており、その弔いでリングに挑んだと述べ、AJKN和田代表へ次、(AJKN日本フェザー級)タイトルマッチはどうですか?と呼びかけ、即座に和田代表はOKサインを出した。けんたろうの次の試合がタイトルマッチになる可能性が高く、注目である。
AJKNスーパーバンダム級王者小只の引退式が行われプロキャリア8年の中でK-1、RISEのリングも経験し、自身のキャリア終盤はAJKNで闘い、応援してくれたファンに感謝を述べ、今後は自身が出来る事でAJKN、格闘技界へ恩返しをしたいとコメントし、自身のベルトを返上し、キックボクサーとして今日で終わりを迎え、今後の自身に注目したいて欲しいと呼びかけ、リングに別れを述べた。
今回はAJKN vs 世界が4試合行われ、日本人ファイターと外国人ファイターが激突したが、日本勢が全敗すると言った由々しき事態となり、特にAJKN日本ライト級ベルトが海外勢の腰に巻かれたが、これもAJKN和田代表が、日本人ファイターが海外勢と拳を交え、その結果敗戦に繋がっても、それらを糧とすることで、一皮むける事が出来れば、それは長期的にAJKNの選手層の強化に繋がり、関西キック界に貢献できる事である。次の興行は9月7日に予定されており、AJKNの熱さに期待したい。

ダブルメインイベント2 AJKN日本スーパーバンダム級(-55kg)王者決定トーナメント決勝 3分3R 延長1R

×帝征(FLDキックボクシングジム)
〇善家 智哉(FORWARD GYM)
判定0-3
※善家がAJKN日本スーパーバンダム級(-55kg)王者となる。

開始から善家がジャブをヒットさせ、左ミドルを見せると、帝征もパンチを返し、右ミドルを放つ。善家が左ストレートをヒットさせ、思いっきりの良い左ミドルを繰り出すなど、善家は仕上がりが高い動きを見せる。帝征もパンチ、インローを入れ、右ハイミドルも繰り出すが、全体的に善家の方がペースに乗りつつある。2ラウンド、帝征はスイッチを使うが、インローを蹴る際に、善家がカウンターで左ストレートを合わせ帝征がダウン。帝征は立ち上がるが、善家はパンチ、左ミドルで攻めてから、帝征をロープ、コーナーに詰めるなど、善家の圧が効いている。帝征もジャブを返すが、右瞼上をカットし出血があるので、ドクターチェックが入る。試合は続行となり、善家は圧を掛け、帝征はパンチ、ミドルを返してから、組んだら互いに膝蹴りを使う。善家は帝征をコーナーに詰め、左をヒットさせると帝征も右ストレートを返すが、ダウンの影響もあるが全体的に善家が有利。最終ラウンド、帝征は右ハイを繰り出し、善家は回転の速いパンチを見せる。互いにインロー、ローを繰り出し、パンチで打ち合いとなり、ここでも善家に分があるが、帝征も右をヒットさせ、一気に詰めるがパンチの打ち合いで、善家がカウンターで左ストレートを合わせ、帝征がダウン。更に再度出血でドクターチェックが入るなど、2回のダウンと瞼上からの出血で帝征も苦しい展開。だが、帝征の戦意は衰えず、逆に前進してから倒す姿勢で打ち合いを挑み、善家も応じる姿勢が打ち合いとなる。善家は左ミドル、帝征をロープに詰めてからパンチを浴びせ、最後まで攻めの姿勢が試合を有利に進める。判定では2度のダウンを奪った善家が勝利。AJKN日本スーパーバンダム級(-55kg)王座決定トーナメントを制し、ベルトを腰に巻いた。

ダブルメインイベント1 AJKN日本ライト級(-63kg)タイトルマッチ AJKN vs 世界 3分3R 延長1R

×石田 廉(Top UN)
〇カミロ・カストロ(SPORT FIGHT CENTER)
2R TKO
※カストロがAJKN日本ライト級(-63kg)王者となる。

カストロは圧を掛けてから前進すると、石田も右ミドルを浴びせ、前に出る姿勢で互いに打ち合いとなる。カストロも右のハイミドルを連打すると、石田も右ストレートをヒットさせ、前進するが、カストロも打ち返し、浅くだが左ハイをヒットさ、パンチ、膝蹴りを浴びせてからスタンディングダウンを奪い、石田がファイティングポーズを取ってから、すぐラウンド終了のゴングが鳴る。開始からカストロがパンチ、膝蹴りを浴びせ、カーフキックで石田からスリップダウンを奪い、石田は前進して攻めるが、カストロの連打を浴びダウン。立ち上がる石田だが、カストロは詰めに入っておりパンチで猛攻を浴びせ、石田がダウン。レフェリーが危険と判断し、試合はストップ。カストロがTKO勝利で、AJKN日本ライト級(-63kg)タイトルを獲得する。

ダブルセミファイナル2 AJKN日本ウェルター級(-67.5kg)新人王決定戦 3分3R 延長1R

×SHOUYA(FLDキックボクシングジム)
〇TOMO(TEAM S‐joint)
2R TKO(レフェリーストップ)
※TOMOがAJKN日本ウェルター級(-67.5kg)新人王者となる。

SHOUYAが胴回し回転蹴りを放ち、カーフキックでスリップダウンを奪い、思いっきりの良い右ストレートも見せる。TOMOも膝蹴り、カーフを入れ、跳び膝蹴りを放つが、SHOUYAはワンツーをヒットさせ、TOMOの右ハイを空に切らせ、立ち上がりの良さを見せる。TOMOの前進に対しても、SHOUYAはステップを上手に使うが、TOMOもラウンド終了間際に膝蹴りを浴びせ1ラウンドが終了。TOMOが前進してか圧を掛け、パンチで攻めてからSHOUYAを後退させ、膝蹴りを顔面に浴びせるとSHOUYAがダウン。ダメージが大きくレフェリーストップとなる。TKOでTOMOが勝利し、 AJKN日本ウェルター級(-67.5kg)新人王タイトルを獲得する。

ダブルセミファイナル1 AJKN日本フェザー級(-57.5kg)新人王防衛戦 3分3R 延長1R

〇けんたろう(OSC/王者)
×宗史(G.O.D/挑戦者)
判定1-0(30-29、29-29、30-30)、延長2-1(10-9、9-10、10-9)
※けんたろうがAJKN日本フェザー級(-57.5kg)新人王座防衛に成功する。

至近距離からのパンチ、ローで打ち合い一歩も退かない打ち合いを開始から見せる。けんたろうはボディへ入れ、宗史はカーフキックを入れる。パンチではけんたろうが徐々に上回り、宗史を後退させ、宗史もパンチ、ミドルを返し、カーフキックで相手の足を削りに入る。けんたろうは上下のパンチ、ボディへの膝膝蹴りで攻めるなど一進一退で展開する。2ラウンド、同じ開始から打ち合いとなり、けんたろうはパンチ、膝蹴り、宗史はパンチとカーフキックを浴びせる。宗史が前に出る展開で、けんたろうはパンチを上下に入れ、ローも織り交ぜ、宗史の前進を真っ向から応じる姿勢で打ち合う。ラストは宗史の前進を、サイドに動きながら真っ直ぐに下がらず、手数を返しながら応戦するなど、けんたろうが柔軟に対応する。最終ラウンド、宗史は前進するが、けんたろうはミドル、ローを返すと、宗史は左フックをヒットさせ、カーフキックを浴びせ、更に右ストレートも当てる。けんたろうはステップを使いながら打ち合い、至近距離での打ち合いに移行すると、けんたろうは膝蹴りを浴びせ、宗史はカーフを浴びせる。ラストは全力を出し尽くすかの如く打ち合いを見せ、退かない姿勢を互いに見せる。判定はドローとなり、絶対判定の延長戦へ突入する。延長戦では至近距離から打ち合いで宗史はアッパーを織り交ぜ、けんたろうは膝蹴りを入れてからパンチを織り交ぜる。宗史もフック、ストレートと攻め、けんたろうも打ち合いながら、膝蹴り、ローとパンチを入れるなど、リング中央で打ち合いを展開。互いにヒットを奪い合いながらも、打ち合いの手数を止めずに我慢比べの様な展開。延長判定では、ジャッジはけんたろうを支持し、けんたろうはAJKN日本フェザー級(-57.5kg)新人王タイトル防衛に成功する。

第11試合 スーパーファイト AJKN KICK -95kg契約 AJKN vs 世界 3分3R 延長1R

×安藤 優介(猛者連愛媛支部 teamOGRE)
〇ファリス・ルコビッチ(SAMURAI GYM)
判定0-3(28-30、29-30、27-30)

安藤が前に出るが、ルコビッチは速い連打を返し、特に膝蹴りを有効に使う。安藤もカーフキックを返すが、ルコビッチからのパンチ、膝蹴り浴びてしまう。それでも、安藤はパンチを振り回して前進し、ルコビッチをコーナーに詰めるが、ルコビッチはパンチ、膝蹴り、右ハイを繰り出すなど、手数ではルコビッチが有利で1ラウンドが終了。2ラウンド、安藤はからを繰り出し、ルコビッチはハイ、ミドル、接近戦での膝蹴り、パンチで攻める。安藤も攻めるが、ルコビッチは組んでからの膝蹴りを使い、手数で上回りポイントを稼ぐ。最終ラウンド、安藤は圧を掛けてからカーフキックを入れ、ルコビッチもハイ、膝蹴り、ミドルと蹴り技を多用し、パンチも上下に打ってから攻め、安藤もブロッキングをしながら、パンチで前に出てから、ボディストレートから上へのフック系パンチでヒットを奪うが、ルコビッチの右を浴び、膝蹴りを貰うなど、ルコビッチの優勢は揺るがない。判定でルコビッチが勝利。

第10試合 スーパーファイト AJKN KICK -80kg契約 AJKN vs 世界 3分3R 延長1R

×NORI(BLOW GYM)
〇エル・パプ(SAMURAI GYM/SERPIENTE DOJOS)
判定0-3

NORIが圧を掛けてジリジリと詰めるが、パプもロー、パンチを返し、NORIもインローを返しながら前に出るが、パプはタイミングを見てから前に出てからパンチをまとめる。NORIは左ミドルを入れると、パプが一気に前に出てからパンチで攻め、飛び込みのボディから切り返しの上へのパンチでヒットを奪い、NORIがミドルを返しても、お構いなしで、前進してパンチを繰り出し、思いっきりの良いフックを見せる。後半からパプが攻めて1ラウンド終了。2ラウンド、NORIはジャブ、左ミドルで圧を掛け、パプは上下のパンチで攻め、サイドに動きながら、前に出るスイングが大きく、速いフックを見せる。NORIのインローでダメージはあるが、パプはフックの連打で前に出てから、右フックを浴びせNORIをコーナーに詰めるなど、パプの攻勢が印象に残り、ラウンド終了間際に右フックがクリーンヒットし、NORIがダウン。NORIも立ち上がり2ラウンド終了。最終ラウンド、NORIは前に出てからインローを繰り出し、パプはステップで動きながら時計回りにサークリングし、フックを見せる。NORIのインローは入るが、パプも右ミドルを返し、ステップで動くので、NORIも的を絞りづらく、それでもミドル、インローを入れるが、パプもフックをヒットさせ、圧を掛けるNORIに対して、ステップを使い、左フックをヒット。判定はパプが勝利、世界勢が2勝目を飾る。

第9試合 スーパーファイト AJKN日本ヘビー級 3分3R 延長1R

〇ポール(Hurricane GYM)
×内田ノボル(翔拳道)
2R TKO(セコンドタオルを投入)

開始からポールが前に出てからローで削り、内田は前蹴り、ミドルを返す。だが、ポールは一切怯まずパンチで攻め、フックをヒットさせてから、ローでも削る。内田はジャブで牽制するが、ポールは前進してから、ミドル、パンチで攻め立てる。内田もパンチを打ち返すが、下がってしまい、ポールの方に印象が残る。途中、ポールが両手を広げ、挑発するなど自信に溢れており、ポールが前進してから攻める展開で1ラウンド終了。2ラウンド、ポールが内田をロープに詰めてからパンチで攻め、内田も組んでから膝蹴りを返し、リング中央でパンチで打ち合うが、ポールが前に出てからパンチ、ローで攻める。ポールのインロー、ローで内田の足にダメージが来ており、インローを浴びせてから内田からダウンを奪う。セコンド陣営が続行は不可能と判断し、タオルを投入。TKOでポールが勝利する。

第8試合 AJKN日本ミドル級(-70kg契約) AJKN vs 世界 3分3R 延長1R

×藤原 輝(Top UN)
〇ショーン・ホーク(米軍岩国基地/LEOS KICK)
判定0-3(29-30,29-30、27-30)

開始はリング中央でパンチ、ロー、前蹴り、ミドルと牽制し合いながら手数を増やしていく両者。ホークは速いジャブを上下に打ちながら攻め、藤原は前蹴り、カーフ、左フックで返し、ホークをロープに詰めると回転の速いパンチを入れるが、ホークもブロックして致命打は貰わず、コーナーに詰め返すと、左ハイ、パンチで攻める。パンチの差し合いでは、ホークが有利だが、藤原もボディへ膝蹴りを入れるなど、このラウンドは互いに攻め合う。2ラウンド、ホークが前蹴りを放ち、ジャブでヒットを奪うなどパンチを巧みに使う、藤原もジャブで打ち、蹴りではカーフキックを入れるなど、下を削りに入るが、ホークもミドルを入れ、打ち合いではホークが優勢。最終ラウンド、藤原はインロー、ミドル、スーパーマンパンチで前に出るが、ホークはロー、パンチで返し、右ハイを繰り出すと、藤原も膝蹴りをボディへ入れ、パンチの打ち合いになると、ホークの方が一枚上手でヒット数で藤原が、やや劣勢で、ホークはパンチの優勢で乗っている。判定はホークが勝利し、世界勢が初手で白星を飾る。

第7試合 AJKN日本ウェルター級(-67.5kg契約)3分3R 延長1R

×宮っち(FREE)
〇李(山下道場)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から李がミドルを浴びせ、宮っちもパンチ、ローを返すが、李は左ミドルでボディを削る。宮っちはパンチで攻めるなど、手数を繰り出し、李は左ミドルを返す。しかし、宮っちをコーナー近くに追い詰めてから左ハイ、続くパンチでダウンを奪う。立ち上がる宮っちだが、李は左ミドルを浴びせ、それがクリーンヒットし宮っちは崩れ、そこにフォローのパンチを李は入れてから、宮っちがダウン。ボディで苦悶しており、レフェリーは試合をストップ。TKOで李が勝利する。

第6試合 AJKN日本 Girls ミニマム級(-48kg契約)3分3R 延長1R

〇林 美菜(FORWARD GYM)
×こまち(Team TED)
1R TKO(3ノックダウン)

林がミドル、ローを繰り出し、接近戦では膝蹴りを入れるなど攻勢を見せる。互いにパンチで打ち合いとなるが、ヒット数で林が優勢で、こまちをコーナーに詰めてからパンチを浴びせダウンを奪う。立ち上がるこまちに対して、林はパンチで攻め立て再度ダウンを奪う。それでも、こまちだが、林は詰めに入っており、パンチを容赦なく浴びせてから、3回目のダウンをこまちから奪う。3ノックダウンシステムより林のTKO勝利となる。

第5試合 AJKNボクシングマッチ -65kg契約 1分30秒2R 延長1R

〇丸田 幸春(Hurricane GYM)
×西海 志文(FFC)
判定3-0(20-17、20-18、20-17)

互いにジャブを突きながら、丸田はスイングの大きいフックを繰り出す。西海も前に出てからフックを振るうが、丸田がフックをカウンターで合わせダウンを奪い、立ち上がる西海は怯まず、互いにフックで打ち合いを見せる。2ラウンド、互いにフックを振るうが、互いに大振りでクリーンヒットは中々、奪えないが、前に出ながらフックで打ち合いを繰り広げる。判定はダウンを奪った丸田が勝利、年を重ねても頑張れる事を観客の前で魅せた。

第4試合 AJKN日本 ‐72kg契約 3分3R 延長1R

×鯉汰楼(DFC TEAM女神)
〇稜(FLDキックボクシングジム)
1R TKO(セコンドタオル投入)

互いにリング中央で対峙し、互いにローを見せる。鯉汰楼が前蹴りを繰り出すと、稜は右ハイを放つ。稜はパンチを繰り出し、鯉汰楼をロープに詰めると左ハイをクリーンヒットさせが鯉汰楼ダウンし、危険と判断したセコンドがタオルを投入。稜がTKOで勝利する。

第3試合 AJKN日本スーパーバンタム級(-55kg)王者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

×柴田 直哉(FFC)
〇善家 智哉(FORWARD GYM)
1R TKO(レフェリーストップ)
※善家がAJKN日本スーパーバンタム級(-55kg)王者決定トーナメント決勝戦へ進出する。

善家が開始からパンチ、ミドルを繰り出してから積極性を見せる。柴田はスイッチを行い、ミドル、組んでから膝蹴りを繰り出し、互いに前に出てから打ち合いとなり、柴田はパンチや、二段蹴りを見せるが、善家は強いパンチ、ミドルを繰り出す。勝負は善家が跳び膝蹴りを繰り出し、それが柴田にクリーンヒットし、ダウン。レフェリーはカウントを取るが、柴田は動ける気配を見せず、カウントをストップ。TKOで善家が勝利し、AJKN日本スーパーバンタム級(-55kg)王者決定トーナメント決勝戦へ駒を進める。

第2試合 AJKN日本スーパーバンタム級(-55kg)王者決定トーナメント準決勝 3分3R 延長1R

〇帝征(FLDキックボクシングジム)
×成樹(成輪会)
判定2-0(30-29、29-29、30-29)
※帝征がAJKN日本スーパーバンタム級(-55kg)王者決定トーナメント決勝戦へ進出する。

開始はリング中央で互いに出方を見て、帝征が牽制のローを見せるなど、静かな立ち上がりだが、帝征が左ミドルを繰り出すと、成樹はローを返し、パンチの打ち合いでは、成樹が左ジャブをヒットさせ、カーフキックも入れると、帝征も前蹴り、パンチを見せ1ラウンド終了間際にカーフキックを入れラウンド終了。互いに出方を見てから間合いを測る展開となる。2ラウンド、距離が縮まりパンチ、ローを繰り出し、至近距離で互いにパンチを繰り出し、カーフキックも入れ、成樹がパンチを繰り出すと、帝征も右ハイを浅くだがヒットさせる。このラウンドから距離が近くなり、手数が増える。最終ラウンド、帝征がリング中央で構え、成樹がサークリングしながら、パンチ、ミドル、カーフで攻め合い、帝征が距離を詰めて打ち合うと、成樹もパンチ、ミドルを浴びせる。帝征は跳び膝蹴りも繰り出すが、成樹もヒットさせず、ステップを使いながら距離を詰めると回転の速いパンチを見せる。帝征はパンチ、ローを繰り出し、バックスピンキックを見せるなど、大技も繰り出す。判定は僅かな差だが、帝征が勝利。AJKN日本スーパーバンタム級(-55kg)王者決定トーナメント決勝戦へ駒を進める。

第1試合 AJKNセミプロマッチ -60kg 2分2R 延長1R

×清本 一葉(FORWARD GYM)
〇大岩 祐輝(EFFORT GYM)
2R TKO(レフェリーストップ)

清本が開始にハイを見せ、膝蹴りを浴びせると、大岩もローを返す。清本は左ミドルで肩口を狙い、右ハイも繰り出す。大岩もロー、インローを浴びせ、パンチで打ち合いを見せる。2ラウンド、清本はミドル、大岩はローを返す。清本が前に出て来るが、そこに大岩の右のオーバーハンドブローがまともに入り、清本がダウン。清本は立ち上がるが、大岩が詰めに入り、猛攻を浴びせると、清本も組んでから膝蹴りを浴びせてから、立ち直りをしたいが、大岩はパンチのラッシュを浴びせると、レフェリーが試合をストップ。TKOで大岩が勝利する。

オープニングファイト第7試合 AJKNアマチュア -33kg王者決定戦 2分2R 延長1R

〇滉(総合格闘技道場 加藤塾)
×宮永 一真(FFC)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)
※滉がAJKNアマチュア -33kg王者となる。

開始から滉が前に出てから仕掛けてパンチで攻め、宮永もミドルを返すが、滉は前に出てから速攻でパンチ、ミドルを繰り出す。最終ラウンドも同じく滉が速攻で前に出てからラッシュを繰り出し、宮永もミドルを返すが後手に回る印象は拭えない。全体的に滉が前に出てからパンチ、ローで攻めてから優勢に試合を進め。判定では滉が勝利し、AJKNアマチュア -33kgタイトルを獲得する。

オープニングファイト第6試合 AJKNアマチュア -25kg王者決定戦 2分2R 延長1R

〇筒井 湊也(猛者連八幡支部キクリンジム)
×今中 颯斗(G.O.D)
判定3-0(20-18、20-19、20-19)
※筒井がAJKNアマチュア -25kg王者となる。

打ち合いから距離を詰めて組みの攻防となると、筒井が崩しを使ってからスリップダウンを奪う。最終ラウンドはリング中央で打ち合いなるが、筒井が組んだ際には膝蹴りを入れ、全体的なヒット数で上回る展開、ラストでは今中も崩しを使うが、判定に入ると筒井が勝利。AJKNアマチュア -25kgタイトルを獲得する。

オープニングファイト第5試合 AJKNアマチュア -23kg王者決定戦 2分2R 延長1R

〇田中 虎空冴(RKS顕修塾)
×鳥住 空飛(TEAM.K)
判定3-0(20-19、20-19、20-19)
※中田がAJKNアマチュア -23kg王者となる。

開始から打ち合いから組みとなり、崩しを互いに使うが、田中は前進ファイトで前に出てから攻め、崩しを使うなど、田中が優勢。最終ラウンドは、互いに前に出るが田中の方が圧が強く、鳥住が下がってしまい、組んだ際では田中が崩しを使うなど、田中が主導権を握っている。判定で田中が勝利し、AJKNアマチュア -23kgタイトルを獲得する。

オープニングファイト第4試合 AJKNアマチュア -30kg王者決定戦 2分2R 延長1R

〇辻本 大和(総合格闘技道場 加藤塾)
×平松 秀寅(トリニティサンズ)
1R TKO(レフェリーストップ)
※辻本がAJKNアマチュア -30kg王者となる。

開始から打ち合いとなり、互いにヒットを奪い合う。辻本がミドル、前蹴りを浴びせ、組んでからも膝蹴りでボディを削る。ミドル、膝蹴りを浴びせるとボディが効いており、平松がダウン。レフェリーはカウントを取るが、ダメージが大きいと判断し試合をストップ。TKOで辻本が勝利し、AJKNアマチュア -30kgタイトルを獲得する。

オープニングファイト第3試合 AJKNアマチュア -28kg次期挑戦者決定戦 2分2R 延長1R

〇田中 空彪(RKS顕修塾)
×上村 帝琥(総合格闘技道場 加藤塾)
判定2-0(20-19、20-20、20-19)
※田中がAJKNアマチュア -28kg王座挑戦権を獲得する。

パンチ、ミドルで始まり組んでからの攻防なると田中は組んでからの膝蹴りも入れる。最終ラウンドは打ち合いから組みとなり、田中は崩しでスリップダウンを奪う。互いに距離を取り、一気に間合いを詰めてから打ち合いを見せるが、崩しで田中が印象を残し、判定で勝利。AJKNアマチュア -28kgタイトルマッチ挑戦権を獲得する。

オープニングファイト第2試合 AJKNアマチュア -25kg次期挑戦者決定戦 2分2R 延長1R

〇和田 楓介(Hurricane GYM)
×山根 悠(FFC)
判定3-0(20-19、20-18、20-19)
※和田がAJKNアマチュア -25kg王座挑戦権を獲得する。

リング中央でパンチ、ミドルで打ち合いとなるが和田がパンチでヒットを奪う場面が印象に残る。山根が前に出ても、和田はステップを使い、打ち返す。最終ラウンドもリング中央で打ち合い、山根が前に出ても、和田は打ち返しで応戦し、ミドルで飛び込み、山根も前蹴りを顔面に浴びせてから前に出るなど、互いに前に出てから打ち合いを見せる。判定では和田が勝利し、AJKNアマチュア -25kgタイトルマッチ挑戦権を獲得する。

オープニングファイト第1試合 AJKNアマチュア -33kg 1分30秒2R 延長1R

×秋山 怜大(RKS顕修塾)
〇川西 八優心(FORWARD GYM)
判定0-3(19-20、19-20、19-20)

開始はミドルレンジからパンチ、ミドルで打ち合いとなり、接近戦になると川西は組んでからの膝蹴りを入れる。最終ラウンドは互いに前に出ながらパンチ、ミドルを繰り出し、組み合いになると川西は膝蹴りを浴びせ、組み際でポイントを稼ぐ。判定では川西が勝利。

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