2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

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2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

■主催:SAMURAI METHOD やわらぎ
■協力:オフィスアナザースカイ
■名称:サムライメソッド やわらぎ福岡セミナー
■日時:2019年2月10日(日)
■会場:レンタルスペース ヨカラボ
■住所:福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-1 小財金網舞鶴ビル4階

2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーは福岡で定期的に開催されており、伝説的な活躍を格闘家として達成し、現在は各格闘技団体のレフェリーとして試合を裁定、そして武術家として全国のセミナー等でサムライメソッド やわらぎの普及活動し、漫画グラップラー刃牙の主人公、範馬刃牙のモデルとなった平直行氏を講師としてセミナーは開催された。
今回のセミナーは参加者が10数名であったが、それだけに濃密な内容でセミナーが行われ、参加者が大いに満足した内容であった。

2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

第1部「5つの基本運動と筋絡の基本」
人間は身体の動かし方を知っている。昔の人たちはキチンと身体が使えており、現代人は、便利に慣れ過ぎて甘えている。
現代の世の中は西洋の空間となっている。ネクタイの巻き方でも、首に刺激を与える巻き方をすれば、大きな声を楽に出せる。
下駄などは土の上を歩くように作られており、靴はアスファルトの上を歩くことを想定されている。平氏が見せたテーピングでも足首に巻く際に工夫をすることで、皮膚に刺激を与え、歩くのが楽になる方法が見せられた。それらはボクシングではバンデージを巻く際の工夫と同じであり、皮膚に刺激を与え拳が固くすることが出来る。これらは数日前に発案した物である。

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これらをすることで足の指が動き、前屈などが変わる等、明らかに効果が出る。
それらは西洋の人たちは靴を履く際には毎回靴紐を絞めるが、日本人にはそう言った習慣が無いので、姿勢が悪くなる。ネクタイなども襟がシャツにあるのは、ネクタイが上に行かないようにして、首へ効果的な刺激を与えるためで無いかと言うのが平氏の説である。
テーブルマナーなども西洋人と日本人は違うが、それらは西洋の人たちは押す動作をし、日本人は引く動作をするので、マナーが全く違う。
それは西洋の人たちはテーブルで食べ、日本人は狭い住居で、食事の時だけ一人用の配膳をしているなど、文化が違うためである。
これらからも昔の人たちが使っていた知らないヒントが沢山得られる。

2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

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ドアの開け方、服の着方と言った西洋の人たちがしている動きから学ぶことも多くあるなど、サムライメソッド やわらぎの新しい展開である。
現代の日本人は日本的動き、西洋的動きなど、両方とも表面しか分かっておらず、その裏を理解せずに生活をしている。これらの本来持っている力を引き出すのがサムライメソッド やわらぎである。
骨を動かす骨絡だけでは調子が悪くなる、筋肉の奥を動かす筋絡、そして皮絡と言った物を動かす事で人は健康になれる。

2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

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平氏自身が格闘家として体を鍛えていたが、間違えた場所で鍛える格闘技は、身体が故障してしまう、例えば人が座るだけでも、身体の姿勢は、その時に応じた反応で変わる。ソファーなどは柔らかすぎて正しい反応は引き出せない。それらを無意識の運動指令と平氏は呼んでいる。理解を越えた世界でもあり、それらを身体で意識する為に、ジャンプをする。それだけで正しい立ち方が反応して、キチンとした姿勢が得られる。
走り方にしても、アスリートは間違えた場所でトレーニングをするので、故障してしまう、メダリストなどのトップアスリートは身体能力が高いだけでなく、故障に強いと言う面も持っている。
サムライメソッド やわらぎでは身体に正しい反応を引き出す走り方をすれば、身体は健康的な良い反応を引き出せる。足から動かす事により、細胞が動く反応をする。
また舌を動かし、呼吸で丹田に刺激を与える反応で、身体の捻じりなど回転が更に動くなど、これらは口伝で伝えられてきたことである。
例えばボクシングのマイク・タイソンなどは、フックを打つ際は、捻じりを入れながら、全身を動かしてから打っており、それらの強烈なパンチで対戦相手をマットに沈めてきた。普通の人では力が抜けるだけだが、格闘家エメリヤーエンコ・ヒョードルなども捻じりを入れており、一部の選手はその身体能力と武術の動きを無意識に使っており、その世界で頂点に立ちあがっている。
平氏が空手など武術の形は捻じる動きがあり、それらを簡単に理解する為に、正拳を突く際にグー、チョキ、パーなどを指の動きを取り入れ、その動きで捻じりを入れると言った理論を説いた。

2019年2月10日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

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第2部「やわらぎビューティーその3・棒を使ったやわらぎビューティー&ヘルス」
第2部では物を持つことで人間が持っている反応を引き出す。それらは棒を使う事で、捻じる運動を更に回転を加える事が出来る内容であった。棒で皮膚に刺激を与える事で、様々な局面で身体の動きの更に一歩動くと言った内容で参加者から大いに興味を引いていた。
また棒を使ったマッサージなども披露され、手で揉むよう簡単で、効果的な施術が行えるなど、平氏が発掘したサムライメソッド やわらぎと言える。

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他にも棒を棒で叩く動作で捻じりを更に入れる事が出来、捻る姿勢から肩甲骨を手で叩くことで捻じりが更に入り、第1部でも披露された舌を出すことで、身体が更に動く等、様々な技法を平氏が説いた。
更に興味深かったのは開脚ストレッチでも、棒を使う事によりストレッチで身体が大幅に動き、現代の人のストレッチは筋肉の表面しか動かしていない、身体の奥の筋肉を動かすのが正しい動きである。
その中で、これらの口伝で伝わってきた物を正しい方法でしないと、身体が不調になるだけでなく、逆に命に関わるなど、サムライメソッド やわらぎでは、それらの動きを正しい方法ですることが重視されてセミナーで教えを説いている。
平氏は術とは羅針盤であり、武術は地球から力を与えられていて、奥の力を引き出す物である。武術の形は宝の山であると説いた。
サムライメソッド やわらぎは回数を重ねる度に、新しい技法が解説されている。平氏の新しいDVDも今年4月発売予定であり、書籍も販売予定となっている。セミナー参加者のみならず、サムライメソッド やわらぎに興味がある方へ是非、手に取って欲しい。
次回のサムライメソッド やわらぎ福岡セミナーは2019年6月2日に開催が予定されている。

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