2024年7月7日BODYMAKERpresents GLADIATOR 027 in OSAKAレポート

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■主催:GLADIATOR事務局
■名称:BODYMAKERpresents GLADIATOR 027 in OSAKA
■日時:2024年7月7日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25

メインイベントで勝利し王者となった竹中は対戦相手の竹本に感謝の言葉を最初に語り、今回の試合において濃厚な練習が出来たことに満足が出来ており、チャンスをくれた櫻井会長や応援してくれたファンの感謝を述べ、RIZINへ思い出作りで行きたいのでなく、勝負する為に行きたいと、GLADIATORの王者として更に高みを目指す姿勢を見せた。
GLADIATORは関西から世界へ通用する選手を輩出する事を目的としており、アジアから未知の選手を招聘しているのも、GLADIATORのレベルを上げるためであり、ファイトボーナスで総額100万円、フィニッシュボーナスなど破格のボーナスを選手へ配給しているのも、選手のモチベーションアップと更なる練習に打ち込める様にとの選手への思いの為である。

メインイベント GLADIATORバンタム級タイトルマッチ 5分3R

×竹本啓哉(ALIVE/第5代・8代GLADIATORバンタム級王者/王者)
〇竹中大地(パラエストラ和泉/挑戦者)
判定0-3(28-29、27-30、27-30)
※竹中が第9代GLADIATORバンタム級王者となる。

開始はパンチで始まり、竹本がバックハンドブローも見せるが、竹中も相手に蹴りで取り、グラウンドへ移行するとハーフを奪い、そのポジションから竹本は下から掌底で叩き、竹中は上から細かいパンチを入れてから1ラウンドが終了。2ラウンドはスタンド展開となり、竹中はサークリングしながらカーフを蹴り、パンチで攻める。竹本もケージ中央で陣取りながら、体を振りながらパンチを繰り出す。このラウンドは互いに決定打を許さず終了する。最終ラウンドも竹中はサークリングしながら、カーフを浴びせてパンチも入れる。竹本もパンチを返すが、竹中がアウトボクシングで常に動くので捉えるのが難しい。打撃戦で展開、判定はアウトボクシングでポイントを取った。竹中が勝利。

セミファイナル GLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準々決勝 5分3R

〇ダギースレン・チャグナードルジ(shandas Devjee/モンゴル/MGL-1フェザー級王者)
×アドニス・セビジェーノ(チームラカイ/フィリピン)
判定2-1(30-27、28-29、29-28)
※ダギースレンがGLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準決勝へ進出する。

打撃からアドニスが組みの展開に持ち込み、互いに細かい膝蹴りを入れながら、崩しを狙うが、ダギースレンが離れてから打撃に切り替え、三日月蹴り、右ハイを繰り出し、パンチからのダブルレッグでテイクダウンを奪うと、マウントを取りに行くが、やや強引でアドニスが切り返して、アドニスがハーフで奪い返す。ダギースレンもそれで終わらせず、スタンドに戻りながらアドニスへ腕絡みを狙うが、アドニスもスタンドから細かい膝蹴りをダギースレンに入れるところで1ラウンド終了。2ラウンドはアドニスが強烈なカーフを繰り出し、ダギースレンも強いパンチと三日月蹴り、右ハイなど返す。アドニスはパンチからタックルに仕掛け、ダギースレンは腕絡み、マウントと狙うがアドニスも正対に戻しながらスタンドへ。アドニスは再度ダブルレッグでテイクダウンを狙うが、ダギースレンにマウントを取られ、ダギースレンもパウンドなどで攻めたいが、アドニスがポジションを入れ替え、ダギースレンも下から腕十字を狙うが体勢が不十分で、アドニスがトップを奪う。スタンドではダギースレンがパンチでヒットを奪うが、アドニスはダブルレッグを仕掛け、ダギースレンもアナコンダチョークを狙うが、これも体勢が不十分で2ラウンドが終了。最終ラウンドもアドニスはカーフ、インローで足を削り、ダギースレンも三日月蹴り、右ハイ、バックスピンキックを繰り出す。グラウンド展開ではダギースレンがバックを奪うが、アドニスがトップを奪い返し、バックを取り返すが、ダギースレンもスタンドに戻りながら正対させ、ダブルレッグでテイクダウンを取る。ラストはアドニスもテイクダウンを狙い、ダギースレンは鉄槌を落とし、互いに決定打を許さず接戦となり試合が終了。判定でダギースレンが勝利。

第12試合 GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 5分3R

×中川皓貴(総合格闘技道場Reliable)
〇チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)
判定1-2(29-28、28-29、28-29)
※チハヤフルがGLADIATORフェザー級王座決定トーナメント準決勝へ進出する。

1ラウンドはスタンドのみで展開、チハヤフルが三日月蹴り、ハイ、ミドルを見せると、中川もミドル、インローなど打撃で返し、互いにパンチを振るってから容易に中に入らせない、ラウンド終盤にチハヤフルが左膝蹴りで飛び込み、組み合いになるがグラウンドへ移行せず、そこで1ラウンドが終了。2ラウンドも互いに打撃で攻め合うが、中川がパンチで前に出ると、チハヤフルもカウンターで迎え撃ち、ハイを繰り出して、組み合いになると、足を刈ってからテイクダウンを奪う。中川もスタンドへ戻ろうとするが、チハヤフルはバックスタンド、バックを奪い、ラスト近くに腕十字を狙うが、中川も外しチハヤフルがガブってから2ラウンド終了。最終ラウンドは中川がロー、三日月蹴りを繰り出すが、チハヤフルも打撃を返し、ケージでの攻防からグラウンドになると中川がバックを奪い、4の字フックを組んで、スリーパーホールドを狙うが、チハヤフルも正対に戻すと、中川もそれで終わらせず、再度バックを奪いスリーパーホールドを狙う。しかし、チハヤフルは正対に戻し上を取るとパウンド、肘を落としてから攻める。判定はスプリット判定となるが、チハヤフルが勝利。

第11試合 GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメントリザーブマッチ 5分3R

×ハンセン玲雄(総合格闘技道場Reliable)
〇パク・サンヒョン(MMA Story)
2R TKO(レフェリーストップ)
※パクがGLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメントリザーバーとなる。

1ラウンドは互いに打撃でパンチ、ミドル、ハイなど思いっきりの良い攻撃を見せ、ハンセンが左ミドルを多用するが、パクもパンチで圧を掛けて前に出て来る。2ラウンドもスタンド展開となり、ハンセンがタックルを仕掛け、パクがテイクダウンを取らせずショートでのパンチを返すと、パンチの打ち合いとなりパクがハンセンをケージに追い詰めてパンチを浴びせ、ハンセンの態勢が崩れてからパウンドを浴びせる。連打で浴びるハンセンを見てからレフェリーが試合をストップ。TKOでパクの勝利。

第10試合 GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメントリザーブマッチ 5分3R

〇水野翔(スタジオSTYLE)
×田口翔太(総合格闘技Asura)
判定2-1(29-28、28-29、29-28)
※水野がGLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメントリザーバーとなる。

1ラウンドは互いに距離を取り、出方を伺う田口のローも数発入るが、他のローは水野がバックステップで避け、水野がタックルを仕掛けても距離があるので、田口がバックステップで避けるなど、1ラウンドは様子を見る展開。2ラウンドでは水野がタックルを仕掛けてテイクダウンを狙うが、田口もそれを許さずケージなど使いながらテイクダウンを阻止し、そこで2ラウンドが終了。最終ラウンドも田口はパンチで牽制を見せ、水野はダブルレッグ、シングルレッグと足を取りテイクダウンに繋げたいが、田口の腰は重くて奪えず、ブレイクが入る。水野は左ミドルを繰り出し、再度タックルを仕掛け、遂にテイクダウンを奪うが、田口もスタンドに戻すと、水野は組み合いから左膝蹴りを田口へ浴びせ、ラストもテイクダウンを取る。判定は難しいが、テイクダウンを奪い、タックルで積極性を見せた水野が勝利。

第9試合 GLADIATORフライ級5分3R

×和田教良(ガイオジム)
〇オトゴンバートル・ボルドバートル(Shandas MMA Fitness Center)
2R TKO(レフェリーストップ)

打撃戦となるが、オトゴンバートルが右バックスピンキックを放ち、重いパンチも見せると、和田もダブルレッグを仕掛けるが、オトゴンバートルもテイクダウンをさせず、ケージでの攻防となり、オトゴンバートルが和田の足を抱えてからグラウンドへ移行させるが、オトゴンバートルもすぐにスタンドへ戻り、打撃ではオトゴンバートルが強いパンチで攻めるなど、手数が有利で、グラウンドになると、オトゴンバートルもパウンドで攻めたいが、和田も上手く凌ぎながら、スタンドへ戻す。ケージ中央でスタンドとなるが、オトゴンバートルの圧は強く前に出ながら、左ハイを繰り出すと、それが和田にヒットし、和田が崩れると一気に上から肘の嵐を浴びせ、それを見たレフェリーが試合をストップ。TKOでオトゴンバートルが勝利。

第8試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

×藤原克也(SMOKER GYM)
〇土本暉弘(総合格闘技Asura)
判定0-3(18-20、18-20、18-20)

打撃のスタンドで展開、藤原がパンチで詰める場面もあるが、土本は冷静に対処、打ち合いでは土本が右をヒットさせる。藤原もパンチを纏めて来るが、土本は左ミドル、カーフキックなどを返す打撃戦となり、藤原が前進で詰めて来るのに対して、土本はステップを使いながらケージを回る。スタンド展開で1ラウンドが終了。最終ラウンド、藤原が更に圧を掛けて前進からのパンチで攻め、土本はステップを使いながらパンチを返す。土本が左瞼から出血でドクターチェックが入るが、試合は続行。土本は作戦を切り替え、組んでからテイクダウンを狙うが、藤原もそれを許さず、逆に足を刈ってからテイクダウンを取るが、次は土本がそのままバックを取りに行きスタンドバックを奪う。藤原も正対に戻し、打撃戦となり、土本のタックルも潰すが、土本の右が入り、藤原が崩れてグラウンドになると一気にパウンドを落とす。藤原もすぐにスタンドへ戻し、組んで来る土本に対して、グラウンドへ移行させず、スタンドへ戻して打ち合うなど腰の重さを見せる。ラストはパンチの打ち合いとなり、土本が「来いよぉっ!」と気合の掛け声を出すなど、激しい打撃戦を見せる。判定で土本が勝利。

第7試合 GLADIATOR 81kg契約 5分2R

〇森井翼(LIGHT CLUB)
×織田ジュラシックII(総斗會 三村道場)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)

打撃ではリーチが長い森井がロングジャブ等で打ち合いを有利に進め、組み合いになっても、ケージでの攻防で膝蹴りを織田のボディへ入れる。ケージ中央で打撃戦に戻ると、森井のロングのワンツーなどが有効で、リーチを活かした攻めを見せる。織田も前に出るが、森井が優勢で1ラウンドが終了。2ラウンドも森井はワンツーなど直線的に攻めると、織田はフックを振るう。組み合いでは森井は首相撲からの膝蹴りを見せる。パンチでは森井が有利だが、織田もヒットをされても効いてない両手を上げてアピールを見せるが、ケージでの攻防では森井は肩パンをしながら、反対の手では細かいパンチを何度も入れるなど、印象を残すが、ブレイクが入り打撃戦は変わらず森井が有利だが、織田も強打を返し、ラストは森井が両足を取ってからテイクダウン、ガードポジションからのパウンドで試合が終了。判定で森井が勝利。

第6試合 GLADIATORフライ級 5分2R

×古賀珠楠(スタジオSTYLE)
〇澤田政輝(矢田道場)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)

序盤は互いにパンチで牽制し合い、古賀もストレートを伸ばすが、澤田が一気にパンチで詰めてからグラウンドへ移行し、バックを奪いパウンドのラッシュで攻め、続けてからのスリーパーホールドを狙い極め、古賀がタップ。1本勝ちで澤田が快勝を収める。

第5試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

〇上田祐起(総合格闘技道場Reliable)
×福井竜郎(MTK FIGHT CLUB)
2R一本勝ち(スリーパーホールド)

1ラウンド、上田が圧を掛けながら、ジリジリと出ると福井は右にサークリングしながらパンチ、蹴りを返すが、上田の左ハイがヒットしてから一気に組んでからテイクダウンを奪い、ハーフ、バックを奪い4の字フックで組んでからゴング終了までスリーパーホールドを狙い攻める。最終ラウンドも打撃では上田が圧を掛け、福井も関節蹴りを放つと、上田も左ハイを見せ、組み合いになると上田がグラウンドで上を取りハーフ、マウントでパウンドを見せ、バックを奪いスリーパーホールドで攻めてから極めてから福井がタップ。上田が全般的に優勢に進めラストは一本勝ちを収める。

第4試合 GLADIATORフライ級 5分2R

×しゅんすけ(OSC)
〇カーヴィ(BURST)
判定0-3(18-20、18-20、18-20)

開始はパンチの差し合いで様子を見るが、カーヴィが組んで来ると、しゅんすけも首相撲からの膝蹴りを浴びせ、ケージの攻防でも膝を出すが、カーヴィは片足に組み付いてから抱えてグランドへ持ち込み、ハーフを奪い細かい肘とパンチを浴びせ続け1ラウンドが終了。最終ラウンドも序盤はジャブで差し合いながら、右も使い打撃を見せるが、カーヴィが一気に組んでからグラウンドへ持ち込もうとし、しゅんすけも耐えるが、残り時間1分を切ってから、カーヴィがグラウンドでサイドを奪い、ラストはハーフでガッチリとポジションを作りながら、細かいパウンドでポイントを奪う。判定はグラウンドでペースを握ったカーヴィが勝利。

第3試合 GLADIATORフェザー級 5分2R

〇野口蒼太(SMOKER GYM)
×鶴屋健人(THE BLACKBELT JAPAN)
判定3-0(20-18、19-19、20-18)
※マスト判定は野口。

野口がカーフキックを繰り出し、互いにパンチで打ち合うが、鶴屋の右がヒットし、野口がグラつかせ、その後のパンチでもヒットをさせ、一瞬だが野口をマットに着かせるなど、パンチで鶴屋が攻勢を見せる。野口もタックルを仕掛けテイクダウンからマウント、バックを奪うなどグランドでは野口が優勢、ラストはスタンドでパンチの打ち合いとなるが、互いに激しく消耗してから1ラウンドが終了。最終ラウンドは野口がカーフキックを浴びせ、鶴屋に効かせるが、鶴屋もフルスイングのパンチで攻め、野口もグランドへ持ち込むと、バックを奪い有利なポジションを取る。ラストは互いに被弾しながらの気持ちの入ったパンチの打ち合いを見せるが、グラウンドの印象で常にバックを取り、スタンドでも打ち合い、カーフキックを効かせた野口が勝利。

第2試合 GLADIATORバンタム級 5分2R

〇ルキヤ(正道会館 大河道場)
×上野滉太郎(THE BLACKBELT JAPAN)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から上野がタックルを仕掛けるが、ルキヤもテイクダウンを取らせず、上からパウンドを浴びせ、上野も片足を取りながら、仕掛けようとするが、ルキヤはお構いなしでパウンドを浴びせ続け、上野も耐えるがレフェリーが試合をストップ。TKOでルキヤが秒殺勝利する。

第1試合 GLADIATORライト級 5分2R

開始は友實がローを見せるが、磯嶋はタックルを仕掛け、スタンドバックからグラウンドへ移行し、バックを取ってからパウンドを浴びせる。更に磯嶋は4の字フックを組んでからスリーパーホールドを狙い続け、友實もそれを防ぐが、ポイントは完全に磯嶋で1ラウンドが終了。最終ラウンドは友實が思いっ切りの良いパンチで攻め、磯嶋の態勢が崩れてから、ギロチンチョークの形で首に腕を巻くが、磯嶋も首を抜いてから立ち上がり、友實をケージに押し込み、グラウンド持ち込むと再度、4の字フックを組んでからバックを取るが、友實もバックを外してからスタンドへ戻し、スタンドで展開したいが、磯嶋は組んでケージに押し込み、そこで試合が終了。判定はグランドで主導権を握った磯嶋が勝利。

GLADIATORフライ級オープニングファイト 5分1R

〇藤原浩太(KING GYM KOBE)
×小早川大地(毛利道場)
判定3-0(10-9、10-9、10-9)

打撃戦では小早川は右に回りながらサークリングし、藤原はケージ中央で陣取りながらパンチを交差し、小早川は蹴りも使うが、組み合いになると、ケージに押し込んだ藤原がグラウンドへ移行させてからパウンドを放ち、小早川も下から三角、十字を取る動きを見せ、態勢が不十分であるが、隙を見てから素早くスタンドへ戻る。再度ケージでの攻防となり、藤原はタックルでテイクダウンを取ろうとするが、小早川は組み付き、足を絡めてからギロチンチョークを狙い、そこで試合終了のゴング。判定は藤原が勝利する。

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