■主催:WARDOG CAGE FIGHT実行委員会
■名称:マリオンアパレルpresents WARDOG.41
■日時:2023年1月22日(日)
■会場:176box
■住所:大阪府豊中市庄内東町5丁目7−25
BODYMAKERpresents GLADIATOR 020 in OSAKAと初の合同開催となった今大会は全7試合で行われ、白熱した試合が展開された。メインイベントでは徳野が徹底したグランドの展開で、王者である拓MAXからベルトを奪取して男泣きを見せるなど、熱いものを見せた。そして、ウェルター級王者である八木はベルト返上し、ライト級戦線への乗り込みを表明。これに伴い、ウェルター級王者が空位となり、柿原代表は今後のウェルター級は全てがベルトへ繋がる可能性がありと語り、王者不在のWARDOG CAGE FIGHTのウェルター級戦線の過熱さを期待出来ると言えるだろう。
メインイベント WARDOG CAGE FIGHTフェザー級タイトルマッチ 5分5R
〇拓MAX (TEAM HAMBOLT/WARDOG CAGE FIGHTフェザー級王者)
×徳野”一心”一馬(UBF/挑戦者)
判定3-0(45-50、46-49、45-50)
徳野は開始から片足タックルでテイクダウンを奪いながら、拓MAXをケージへ押し込む拓MAXもケージを使いながらスタンドへ戻すが、徳野が組んでからテイクダウンを狙っており、拓MAXも首をクラッチするが、徳野がグランドを持ち込みクローズガードのトップを奪うなど開始から徳野グランドで有利に進める。2ラウンド、徳野は右ミドルからタックルに入ると、グランドでは拓MAXのバックを奪う徳野が執拗にスリーパーホールドを狙うなど、拓MAXを苦しめる。3ラウンドも徳野がタックルからグランドへ持ち込むと拓MAXは展開を作れず、ボディへパンチを細かく入れる程度しか反撃が出来ない。途中、拓MAXがバックを取る場面があるが、徳野はポジションを戻し、片足を取りに行くなど、拓MAXに流れを持って行かせない。4ラウンド、スタンドの展開から徳野がタックルを仕掛けるが、拓MAXはケージを使いながらテイクダウンを防ぐ、スタンドでは徳野が右ストレートをヒットさせると、拓MAXも組んで来るが、徳野がバックを奪いパウンド、スリーパーホールドを狙うなど、徳野が有利に進む。5ラウンドは拓MAXがタックルを仕掛け、バックを奪いスタンドへ戻ろうとする徳野のバックスタンドを取るが、徳野もスタンドへ戻し、拓MAXは右ローを浴びせ、徳野は右ストレートからタックルへ繋げる。グランドになると拓MAXは展開を作れず、徳野が有利なポジションをキープするなど、グランドで徳野がポイントを確実に取り、大差の判定で勝利。第4代フェザー級王者となる。勝利した徳野は歓喜の涙を流して男泣きを見せ、毎日しんどく仕事行って格闘技して報われなくて、でも白血病の鈴木道場長が病床から「お前ならチャンピオンになれる。誰よりも努力しているよ。絶対になれよ」と励ましを貰い。何回もやめようと思ったが、けどチャンピオンになれたよ。と嬉しさを再度、爆発させ。関係者へ感謝の言葉を述べ、33歳になるが、王者として更なる上のステージを目指すと王者に相応しいコメントをした。
セミファイナル MMAフェザー級 5分2R
〇天草ストロンガー四郎(チームソフトコンタクト)
×福田泰暉(TEAM STAKE)
判定3-0(20-18、20-18、20-18)
1ラウンド、天草は右ミドルを浴びせ、福田が左ストレートを繰り出すと天草も右ストレートを放つなど、スタンドの展開を見せ、天草がバックスタンドを奪うと、グランドに移りバックを取るが、福田もスタンドに戻そうとするが、天草は投げを繰り出し、バックスタンドからパンチを細かく浴びせる。スタンドに展開になると互いに打撃を繰り出し1ラウンド終了。2ラウンド開始に福田にローブローが入り回復のインターバルが取られる。スタンドではパンチが交差し、天草がタックルを仕掛けるが福田も切る展開。福田が蹴りを放つが、天草は蹴り足を掴んでからテイクダウンを奪うと福田もケージを使いながらスタンドへ戻し、スタンドで打撃の展開となると、福田は手を招いて、打撃勝負を仕掛ける。スタンドでは激しい打ち合いとなるが、天草はタックルを仕掛け、バックスタンド、グランドになるとバックを奪いスリーパーホールドを狙うなど、グランドでは天草が有利に試合を進める。判定で天草が勝利。
第5試合 MMAウェルター級 5分2R
×倉岡寿美津(UBF/JHS gym team Frere)
〇キム・ミンソク(韓国AWE/TeamMAD)
1R TKO(ドクターストップ)
スタンドも展開からミンソクが右ハイを繰り出し、倉岡もガードするが、そこからミンソクが組んでくるが、倉岡も投げでグランドに持ち込み、サイドから肩固めを狙うが、ミンソクもポジションを返し、倉岡はクローズガードとなり、ミンソクはパウンドを浴びせると倉岡は右目付近から出血し、ドクターチェックが入る。試合は続行となるがミンソクはパウンドで攻め、倉岡も出血が激しくなり、再度ドクターチェックとなり、試合は続行不可能と判断。TKOでミンソクが勝利。
第4試合 WARDOG女子MMA 50kg契約 5分2R
×マドレーヌ(ワールド女子プロレス・ディアナ)
〇新谷琴美(TEAM AGENT)
1R一本勝ち(腕十字)
マドレーヌは左ハイなど思いっ切りの良い蹴りを見せる。パンチが交差してからマドレーヌが新谷をケージに押し込みマドレーヌはボディパンチを放つと、新谷は膝蹴りを返す。ケージ中央でスタンドの展開に戻ると、マドレーヌの右ミドルを新谷がキャッチしてからテイクダウンを狙うが、マドレーヌも組んでケージを使いながら防ぐが、新谷がグランドに持ち込み、サイドを奪いパウンドを浴びせてからポジションを奪いながら続いて腕十字を極める。新谷が一本勝ちを収める。
第3試合 MMAフェザー級 5分2R
〇田中壱季(ENCOUNTER)
×たかあき(TEAMSTAKE)
2R TKO(パウンド)
たかあきが片足タックルからケージに押し込みテイクダウンを取るが、田中もケージを使いながら立ち上がり、たかあきがバックスタンドを取るが、再度グランドになると田中がトップを取り、たかあきがクローズガードとなる。田中はハーフ、サイドなど有利なポジショニングで攻め、たかあきもガードポジションに戻すが、田中はパウンドを浴びせるなど、田中有利で1ラウンドが終了。2ラウンド開始に、たかあきが右目尻から出血でドクターチェックが入るが、試合は続行。スタンドでフルスイングのパンチで打ち合いを見せる。たかあきが組んでからグランドに持ち込むが、田中にトップを奪われる。たかあきも田中の首をクラッチするが、田中はサイドを取り、続いてバックを奪いラストはマウントからのパウンドを浴びせるとレフェリーストップ。TKOで田中が勝利する。
第2試合 MMAフェザー級 5分2R
△DAIGO(京都政拳会)
△かずき(ブラザーフッドTEAM KZT)
判定0-0(19-19、19-19、19-19)
1ラウンドはスタンドの展開となり、かずきはミドル、右ハイを繰り出し、DAIGOもローを返し互いにパンチを繰り出し、グランドの展開とならずスタンドでの打ち合いとなる。DAIGOが左ボディストレートを放ち、すかさずかずきが右ストレートを返すなど、互いにパンチが交差する。かずきがタックルを仕掛けるが、DAIGOもケージを使いながら、スタンドの攻防に戻し、互いに強打のパンチで打ち合う。2ラウンドも同じく激しく打ち合いとなる。互いにヒットを奪い合いながら、打ち合うので両者鼻から出血をする。グランドにならず、ラストは両者激しいパンチの打ち合いで勝利への執念を見せる。判定はドローとなる。
第1試合 MMAフライ級 5分2R
〇しゅんすけ(OSC)
×上田一徹(GROUNDCORE)
1R一本勝ち(フロントチョーク)
スタンドの互いに蹴りを放つ展開から、しゅんすけがタックルを仕掛けると上田もタックルを切るが、しゅんすけがそのまま抱えてから投げでテイクダウンを奪う。上田も立ち上がってからケージに押し込むが、しゅんすけは首を抱えており、再度グランドになると、そのままフロントチョークを極める。しゅんすけが一本勝ちとなる。