2024年7月28日MARRLIONAPPARELpresents WARDOG CAGE FIGHT 48レポート

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■主催:WARDOG CAGE FIGHT実行委員会
■名称:MARRLIONAPPARELpresents WARDOG CAGE FIGHT 48
■日時:2024年7月28日(日)
■会場:世界館
■住所:大阪府大阪市港区波除6-5-15

今大会よりWARDOGは柿原元代表から今村代表と新体制となり、今村代表はWARDOG第1回のアマチュア大会より選手として携わっており、今後はWARDOG代表として選手育成に努める事となる。そしてライト級王者である鈴木より、今後は選手育成に努めたいという思いによりベルト返上があり、メインイベントがライト級タイトルマッチとなったが、メインイベントではワタナベへの偶発的なローブローで試合続行が出来ず、ノーコンテストとなったが、すぐに運営より両者のリマッチが組まれる事となった。両者が全力を出す前に不幸な試合となったが、リマッチに期待したい。
そして、ノーコンテストとなったメインイベント以外は、全てTKO、一本勝ちとファンを喜ばせる試合となったが、この日はジンクスでもあったのか、全て青コーナー選手が勝っており、これは筆者にとっても、初めての試合結果であった。また第4試合で華麗な左ハイで試合を決めたDAIGOが試合後にマイクを取り、タイトルマッチ挑戦権に負けてからの悔しさから練習を打ち込んでおり、自身が5ラウンド戦えるとタイトルマッチへ思いを語った。

メインイベント ライト級タイトルマッチ 5分5R

-八木敬志(猛者連)
-ワタナベ関羽マサノリ(総合格闘技道場ALIVE)
※ワタナベに偶発的なローブローでドクターストップ、ノーコンテストとなる。

開始からワタナベがタックルを仕掛け、ケージへ押し込むと互いに膝蹴りを使うが、八木が体勢を入れ替えてから逆にケージへ押し込む。ワタナベも蹴りを繰り出し、八木の足を削ろうとするが、八木は押し込みの力を緩めず、膝蹴りを繰り出すが、それがワタナベのローブローに入り、ワタナベが悶絶してダウン。インターバルが取られ、ドクターチェックが入るがワタナベのダメージは回復せず、また吐き気を催すほどであり、ドクターストップ。この試合はノーコンテストとなる。

セミファイナル 80kg契約 5分2R

×SAIDER(修斗GYMS直心会)
〇輝也(BONSAI TEAM 豊明)
2R TKO(レフェリーストップ)

1ラウンドはスタンドの打撃が主体となり、パンチではSAIDERに印象が残る。特にSAIDERは気合の掛け声で自身を鼓舞させながら、打ち合い。輝也は押し込んでからケージ際での攻防になると互いに膝蹴りを繰り出す。ラウンド終盤に輝也がタックルで組んでからグランドへ持ち込み、サイド、サイドバックを奪うが、そこで1ラウンドが終了。
最終ラウンドは輝也がタックルを仕掛け、ケージ際の押し合いになるが、スタンド展開に戻り、輝也の3度目のタックルでは、逆にSAIDERにグラウンドでマウントを奪われるが、ブリッジで返し、スタンド展開のパンチでは右ストレートをSAIDERにクリーンヒットさせ、更にSAIDERを後退させると輝也はケージまで追い込み、そこからパンチの打ち合いになるが、SAIDERがクリンチで組もうとするのに対して、輝也は許さずパンチを浴びせ続け、SAIDERが防戦一方となり、それを見たレフェリーが試合をストップ。TKOで輝也が勝利する。

第5試合ウェルター級 5分2R

×上畑哲夫(WORLD FIGHT SPORTS)
〇前田慶次(BONSAI TEAM 豊明)
1R TKO(レフェリーストップ)

スタンドの展開で上畑の左ミドルを前田がキャッチしてからテイクダウンを取り、ガードポジションのトップを奪うと、上畑は下から十字を狙うが前田も外してからサイドバック、ハーフ、袈裟固めからのパウンドを入れるが、上畑はブリッジで返し、バックを取りに行くと前田もスタンドへ戻り、上畑はスタンドバック取るが前田は正対に戻し、グラウンドに移行すると下になった上畑はヒールフックを狙ってから足を取りに行くが、前田はローリグしながら極めさせず、逆にハーフを奪うと、そこからパウンドを浴びせてから、レフェリーが試合をストップ。TKOで前田が勝利。

第4試合フェザー級 5分2R

×ペレイラユウジラファエル(Bonsai jiu-jitu shiga)
〇DAIGO(kyoto SEIKENKAI)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始からDAIGOはガードを低くし、体勢も落とした構えをとる。ペレイラも打撃を見せ、組んでからケージ際の攻防では互いに膝蹴りを使い、ペレイラは投げやシングルレッグを狙うが、DAIGOは腰が重く、テイクダウンを許さず打撃ではボディストレートを放ち、ラストは左ハイをクリーンヒットさせると、ペレイラがダウン。そこへフィニッシュのパウンドを浴びせると、レフェリーが試合をストップ。DAIGOが会心のTKO勝利を収める。

第3試合バンタム級 5分2R

×奥野真利(POLARGYMOSAKA)
〇セイヤ(kyoto SEIKENKAI)
1R TKO(レフェリーストップ)

スタンドから激しい打撃を見せるが、セイヤがタックルを仕掛けてテイクダウンを奪い、ハーフ、マウントとポジションを奪い、パウンド、肘を落とし続けるとレフェリーが試合をストップ。TKOでセイヤが勝利。

第2試合フライ級 NGF5分1R

×工藤豪起(POLARGYMOSAKA)
〇塩川玲斗(修武館)
1R TKO(パウンド)

開始から工藤がシングルレッグを狙い、グラウンドへ持ち込むが塩川も工藤の首を抱えており、フロントチョークを狙いたいが、体勢が不十分で工藤が首を外したら、塩川もケージを使いながらスタンドへ戻ろうとすると、工藤はテイクダウン狙ってから組んで、グラウンドになるが膠着してからブレイクが入る。スタンドから再開となるが、塩川のスタンドのパンチでクリーンヒットが入り、工藤がダウン。そこを見逃さず塩川が追撃のパウンドで攻め、レフェリーが試合をストップ。TKOで塩川が勝利する。

第1試合フライ級 NGF5分1R

×辻本涼太(POLARGYMOSAKA)
〇PANTHERBOYショウ(UBF)
1R一本勝ち(スリーパーホールド)

スタンドで打撃から始まり、PANTHERBOYはタックルを仕掛けテイクダウンを狙い、辻本もケージを使いながら立ち上がりたいが、PANTHERBOYは執拗に組んでから、マウントを奪いパウンドを浴びせ、続いてバックを奪ってから4の字フックで組みを固めて、そこからスリーパーホールドを極めて、PANTHERBOYが一本勝ちを収める。

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