2025年9月21日RISE WEST.27レポート

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■主催:RISE WEST実行委員会
■認定:RISEコミッション
■協力:UPLIFT、RISEクリエーション株式会社
■協賛:フィットネスショップ
■名称:RISE WEST.27
■日時:2025年9月21日(日)
■会場:西鉄ホール
■住所:福岡県福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージビル6F

記事・写真:池田博紀

メインでは翔真は、負けが続いた中で、今回のメインイベンターは怖さがあったと述べ、今回の第5代DEEP☆KICK -70kg王者の実績がある本野からダウンを奪い判定で勝利し、過去にDEEP☆KICK王者に敗戦した経験があり、その王者に勝てたので借りは返せたと勝利を喜び、一歩一歩成長していると自身の成長を実感出来ており、次はKOで勝ちたい、福岡か中央に呼ばれるか分からないが、SNSで発信しているのでチェックしてくださいとコメントを述べた。
11月RISE WORLD SERIES 2025 FINAL出場する裕樹、12月RISE WEST.28出場予定の有松、10月RISE192出場の翔がリング上で挨拶し、裕樹はもう一度RISEスーパーフェザー級のベルトをもう一度巻きたいとキックボクシングが大好きとキックボクシング愛を語り、もう一度王者になれるんじゃないかと期待を持てる試合をするとコメントした。
有松は6年前の有松の方が強かったと言われるのではなく、過去一番強い有松作り上げており、技術の見せ合いを見せるのでなく、本物のリアルファイトを見せると観客に約束した。
翔はRISEのタイトルが射程距離に迫っており、必ずRISEのベルトを持って帰ると観客に約束をした。
RISE WSTではランカーがリングに上がるなど、九州地区から有望な選手が続々と参戦し、大いに盛り上がりを見せている。特に第6試合の俊vs中村の様に折れない心のぶつかり合いを見せる事で会場を熱気で包む試合を行い、今後も九州地区から中央のRISEへの道筋を作る事で、RISE WESTの熱気は今後も高まりを見せるだろう。

メインイベント ミドル級(-70kg)3分3R延長1R

〇翔真(SEED GYM/同級11位)
×本野有哉(照道会/第5代DEEP☆KICK -70kg王者)
判定3-0(29-28、29-28、30-28)

開始、本野はインロー、ローで入り、パンチで前に出るが、翔真はロー、前蹴りを返し、本野がパンチで攻めても確実にブロッキングで対処し、遠い間合いで1ラウンドが終了。2ラウンド、本野はパンチ、ローで攻め、翔真をコーナーに詰めてパンチで攻めるが、翔真はブロッキングで致命打を貰わず、パンチを返してからコーナーから脱出、リング中央で打ち合いとなると互いにパンチが交差するが、翔真のショートフック、アッパーが入り、本野がもたれ掛かる様にダウンし、レフェリーがダウンを宣告。翔真が一気に攻めに入り、本野にパンチ、膝蹴りで攻め、本野も打ち返すが、翔真は右ハイを繰り出すなど、ダウンを取ってから勢いに乗っている。最終ラウンド、翔真はロー、前蹴りを使い、本野は距離を詰めてパンチを繰り出すと、翔真はブロック、クリンチ、ローと上手に対応をしながら、本野の前進を阻むが、本野もパンチでヒットを奪い、前進してから攻めの姿勢を崩さない。判定はダウンを奪った翔真が勝利する。

セミファイナル スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R

〇将太(KSS健生館/同級13位)
×松尾康弘(達磨GYM/大和KICK65kg級王者)
2R KO(左ハイキック)

松尾がローを入れ、将太がすかさずミドルを返し、前蹴り、将太は松尾をコーナーに詰めてからパンチのラッシュを浴びせると、松尾もステップでコーナーから抜け出すが、将太は再度松尾をコーナーに詰めてからラッシュを浴びせダウンを奪う。松尾もパンチを返すが、将太は、またしても松尾をコーナーに詰めてパンチ、膝蹴りで攻めるなど将太が優勢で1ラウンド終了。2ラウンド、将太が左ストレートをヒットさせ、バックハンドブローも繰り出すと、松尾もバックハンドブローを打ち返すが、将太は再度左ストレートをヒットさせ、左ミドル、膝蹴りを浴びせ、松尾をコーナーに詰めてから攻め、松尾もパンチを打ち返すが、将太の優勢は揺るがない、ラストは将太の左ハイがクリーンヒットして、松尾がダウンし、レフェリーが試合をストップ。KOで将太が勝利する。

第7試合 バンタム級(-55kg)3分3R

〇クレイジーハスキー尚吾(REVOLT/第3代KPKBスーパーフェザー級王者)
×俊樹(All-out)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始から尚吾はジャブが冴えておりジャブでヒットを奪い、俊樹もパンチ、ローを返すが、ラストは左ストレートを俊樹にクリーンヒットさせダウン。レフェリーが試合をストップさせTKOで尚吾が勝利する。

第6試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R

×俊(GREED GYM/RISE Nova福岡大会 Aクラストーナメント-55㎏級優勝)
〇中村優志(MMA RANGERS GYM)
判定0-3(27-28、27-28、27-28)

開始、インロー、ローから始まりパンチで打ち合いとなり、中村がパンチでグラつかせてから、ラッシュを仕掛け俊からダウンを奪う。立ち上がる俊に中村は再度ラッシュを仕掛けると俊も必死に打ち返すが、中村の攻めは容赦なく再度ダウンを奪う。最後の詰めに入った中村はラッシュを仕掛け、俊は苦しいがガードを固め、パンチを打ち返し、逆に盛り返すなど、俊がタフネスから逆転の機会を見出し、ラウンド終盤に俊が際どいスリップダウンを奪う。2ラウンド、俊は右ローを浴びせ、中村はパンチ、ローで攻勢を仕掛け、俊も応じてからパンチで打ち合いを繰り広げ、一進一退の攻防となるが、俊がパンチを浴びせ中村からダウンを奪うなど、盛り返しを見せ2ラウンドが終了。最終ラウンド、俊的には後1回はダウンを取らないとポイント的に厳しいので一気に前に出てから攻め、中村もそれに応戦しパンチ、膝蹴りを返し、俊もパンチ、膝蹴り、ローで互いに前に出る展開となり、俊は顔面膝蹴りを中村に浴びせ、その後はノンストップでパンチの打ち合いとなり、最後まで勝ちに行く姿勢を見せて会場は大いに盛り上がる。判定は2回のダウンを奪った中村が勝利する。

第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R

〇銀二(SBHキックボクシングジム)
×永峯麗人(インタージム谷山)
1R TKO(レフェリーストップ)

開始はロー、ミドルと蹴りの間合いとなり、永峯がミドルを入れると銀二は即座にローを蹴り返す。銀二はパンチで際どいスリップダウンを奪い、パンチから右ハイで永峯からダウンを奪い、立ち上がる永峯へ再度パンチを浴びせてからダウン。レフェリーが試合をストップさせTKOで銀二が勝利する。

第4試合 フライ級(-51.5kg)3分3R

×渡邉 光(NEXT STEP GYM/2024年Amateur RISE Nova福岡大会 Aクラストーナメント-55㎏級優勝)
〇南原士龍(龍士會)
2R KO(右ハイキック)

開始からパンチ、ロー、ミドルとなり、渡邉はサークリングし、南原がリング中央で構える展開とある。互いにインローを入れ、パンチで打ち合いとなり1ラウンドが終了で互角の展開。2ラウンド、南原が強いミドル、ローを入れ、渡邉もパンチ、インローを返し圧も掛けて前に出る展開となり、ラストは南原が渡邉をロープに詰めてから右ハイをクリーンヒットさせ、渡邉がダウン。レフェリーは即座に試合をストップさせKOで南原が勝利する。

第3試合 ヘビー級 3分3R

〇坂本拓矢(UPLIFT)
×伊藤叶人(吉塚道場)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)

開始から坂本は左ストレートでヒットを奪い伊藤の腰が崩れるが、伊藤もステップを使ってからローを浴びせ、坂本は前に出てパンチ、膝蹴り、ロー、ミドルで攻める。伊藤は右ミドル2連打を浴びせると、坂本も左ストレートを返し、互いにパンチ、ローで打ち合いを見せるが、ラストでは坂本が左ハイから一気に詰めて攻め1ラウンドが終了。2ラウンド、伊藤はステップを使いつつ、前に出てから攻めると坂本も左ストレート、膝蹴りを浴びせ、伊藤も二段蹴りを繰り出すが、坂本がコーナーに詰めてから攻めるなど、坂本の圧が強い展開で、左ストレートを再三ヒットさせ、コーナーに詰めてからパンチ、膝蹴りを入れるなど坂本が優勢。伊藤もカーフ、ロー返すが坂本のパンチに捕まるなど苦しい展開となる。最終ラウンド、伊藤はパンチ、ミドル、膝蹴りで前に出てから打ち合うが、坂本も真っ向から打ち合いに応じてからパンチを繰り出し、インロー、ミドルに前蹴り、膝蹴りなど多彩な攻めを織り交ぜ左ストレートもヒットさせるが、伊藤も前に出てから攻める。しかし、坂本の左ハイが浅くだがヒットし、パンチで捉えるなど坂本の圧で前に出る展開で試合の主導権を握る内容。判定は坂本が勝利する。

第2試合 ライト級(-63kg)3分3R

〇陵太郎(リアルディール)
×小石淳裕(REVOLT)
1R KO(3ノックダウンシステム)

小石がパンチ、膝蹴りで攻めるが、陵太郎は左ストレートでヒット奪い、小石の腰が砕けてクリンチで組み付くが、陵太郎は左膝蹴りを顔面に浴びせ、小石がダウン。立ち上がる小石に対して陵太郎はコーナーに詰めてからパンチ、膝蹴りで攻め立てダウンを奪い、小石も決死で打ち返すが、陵太郎はパンチ、ミドルを浴びせてからラストは小石をロープに詰めてから膝蹴りをボディに浴びせてから小石がダウン。3ノックダウンにより陵太郎の勝利。

第1試合 -62kg契約 3分3R

×阿比留惇也(NEXT STEP GYM)
〇木村翔稀(ANCHOR GYM)
1R KO(タオル投入)

開始は互いパンチ、カーフで打ち合うが、木村がロープに詰めて阿比留にラッシュを浴びせダウンを奪う。立ち上がる阿比留だが、木村はパンチのラッシュを浴びせてから阿比留がダウンし、ダメージが大きくセコンドがタオルを投入。TKOで木村が勝利する。

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